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育苗箱おすすめ7選|種まきや育苗ポットの管理に人気!

引用:アマゾン
育苗箱は、植物の種が発芽し易い環境を手軽に整えることが出来るため、ガーデニングや家庭菜園を楽しむ方から、プロの農業関係者の方まで幅広く使用されている園芸、農業用品です。最近は本体素材にプラスチック製のタイプから、そのまま苗と一緒に土の中に植えることが出来るタイプなど、さまざまな種類がリリースされています。今回は育苗箱の種類など各種情報をはじめ、おすすめ7選をご紹介します。

育苗箱の種類と使用方法について

育苗箱は、花や作物などの種子を蒔いて発芽、植え替えまでの苗を育てるために使われます。植物が発芽し易い環境を整えることで、育成が早くなったり、害虫などの被害から守ることが出来るため、非常に便利なアイテムです。簡単に育苗箱の種類や使い方をご紹介します。

育苗箱の種類について

育苗箱には、区切りのない面だけのトレータイプと細かく区画分けされたセルトレータイプの大きく2種類があります。それぞれに特徴がありますので、ご紹介します。

1:トレータイプ

区画分けされていないため、セルトレータイプと比較すると種子を蒔く量を調整出来るため、同一種で多くの苗を育てたい場合に向いています。

2:セルトレータイプ

区画分けされており、種の種類を区画ごとに変更することが出来ます。少量、多品種の苗を育てたい場合に最適です。

育苗箱の使い方について

種苗箱の使い方については、トレータイプもセルトレータイプで若干の違いがありますので、併記してご紹介します。

  1. 育苗箱の中に種蒔き用の土を入れます。
  2. トレータイプの場合、土に種蒔きのために割り箸などで、浅い溝を作ります。セルトレータイプの場合は、区画の中心部に種蒔き用の穴を作ります。
  3. 種子をそれぞれの溝と穴に蒔き、適度に土で覆います。
  4. トレーの入る大きめの水箱があれば、水を貯めてトレーを入れ土に給水を行います。水箱がない場合には、霧吹きなどで被せた土が流れないように水を撒きます。後は芽が出るまで土が乾燥しないように、小まめに水やりをすればOKです。

種蒔きが終わったら、何の種を植えたのか分かるように、プレートなどに記載し土に差しておきましょう。

次項から、おすすめの育苗箱ををご紹介します。

大和プラスチック 育苗箱 C型

大和プラスチック 育苗箱 C型

サイズ(mm):345×270×H75
容量:3.5L
カラー:ブルー
穴:2ミリ角穴

奈良県大和高田市に本社を構える「大和プラスチック株式会社」は、園芸用プラスチック製品を製造、販売しているメーカーです。

ご紹介する「育苗箱 C型」は、本体サイズが長さ345×幅270×深さ75mmと大きめのトレータイプの育苗箱となります。

深さがあるため、種蒔きからの発芽だけでなく苗ポッドなどを入れて置くことも可能なモデルとなり、内側の底面には約2.0mm角の小さな穴が全面に開いていますので、給水や水やり時の排水などに便利な工夫がされています。本体素材にはポリプロピレンを採用することで、高い強度と耐薬品性を備えており、長く愛用することが出来ます。

アップルウェアー 育苗箱 51型

アップルウェアー 育苗箱 51型

サイズ:長さ505×幅360×深さ107mm
重量:450g
容量:10L

大阪府八尾市に本社を構える「アップルウェアー株式会社」は農園芸用生産資材の製造、販売を行っている専門メーカーです。

ご紹介する「育苗箱 51型」はトレータイプの育苗箱となり、本体サイズが長さ505×幅360×深さ107mm、土を入れられる容量は10Lと大きく、種蒔きからの育苗だけでなく、挿し木や挿し芽などにも使用出来る汎用性の高いモデルです。

底面が小さなメッシュ状になっていますが、本体素材にポリプロピレンを採用しており、十分な強度を備えていますので、抜群の通水性と通気性を備え、苗の育成まで十分に対応することが出来ます。

セロン工業 育苗箱 深L型

セロン工業 育苗箱 深L型

サイズ:長さ506×幅352×高さ107mm

東京都渋谷区に本社を構える「セロン工業株式会社」は、日本で初めてプランターを開発した会社としても有名で、園芸花材用品の製造、販売を行っているメーカーです。

ご紹介する「育苗箱 深L型」はトレータイプの育苗箱となり、底板部分にはセロン工業が独自開発し特許を取得した特殊な逆台形の穴が全面に施されており、優れた通気性と通水性を備えているのが最大の特徴です。

トレー本体のサイズは、長さ506×幅352×高さ107mmと大きめで、種子の育成をはじめ、挿し木などにも使用出来る汎用性の高いモデルでもあります。

次項から、セルトレータイプの育苗箱をご紹介します。

サカタのタネ ジフィーストリップ 角型5cm

サカタのタネ ジフィーストリップ 角型5cm

素材:ビートモス
タイプ:セルトレータイプ

神奈川県横浜市に本社を構える「株式会社 サカタのタネ」は種子や苗木をはじめ、農園芸用品を製造、販売している専門メーカーで、園芸や農業をされている方であれば知らない人は居ないほどの知名度を誇ります。

ご紹介する「ジフィーストリップ 角型5cm」は、土に還元される天然素材で作られており、種蒔きをしてから苗木に成長した際に、そのままジフィーストリップに入った状態での植え替えが出来るため、根を傷付けることなく作業効率の良いセルトレータイプの育苗箱となります。

またプレートからの切り離しには、道具を使用する必要がなく簡単に行うことが出来ますので、便利なことも特徴の一つです。

農業屋 ペーパーポット V-5

農業屋 ペーパーポット V-5

サイズ:5.0×5.0cm/鉢
総数:72鉢

三重県松阪市に本社を構える「クラギ株式会社」が展開する「農業屋」は種子や種苗、農業資材などを製造、販売する専門メーカーです。

ご紹介する「ペーパーポット V-5」は、土の中で自然分解されるように、天然素材を使用したセルトレータイプの育苗箱です。

1鉢のサイズが5cm角となり、総数72鉢を同時に育成に使うことが出来ますので、さまざまな種を植えてガーデニングなどを楽しむのに最適なモデルとなります。また先にもご紹介しましたが、ペーパーポット V-5は土の中で自然分解されるため、植え替え時に苗をポットから取り出すことがないため、根を傷めず安心して作業を行えます。

農業屋 セルボックス 16穴

農業屋 セルボックス 16穴

素材:プラスチック樹脂
サイズ:62×62mm/鉢

先にご紹介した「農業屋」からは、さまざまなタイプの育苗箱がリリースされています。

ご紹介する「セルボックス 16穴」は1鉢のサイズが62×62mmと大きめに作られたセルトレータイプの育苗箱で、家庭菜園などで野菜やハーブなどの育成をするのに最適な大きさとなっています。

また育成中の根への直射日光を遮るように、本体は黒のプラスチック樹脂素材で作られており、熱変形に対する耐熱温度も従来品の60度から100度まで、大幅に向上していますので夏の炎天下でも安心して使用することが出来ます。さらに底部の底穴寸法が10mmと大きく、抜群の通気性と通水性を誇ります。

第一ビニール 種まきハウス 9穴トレー

第一ビニール 種まきハウス 9穴トレー

サイズ:幅230×長さ445×深さ85mm
素材:ポリスチレン素材

福井県坂井市に本社を構える「第一ビニール株式会社」は家庭菜園をはじめ、農業用品や園芸用品を製造、販売している専門メーカーです。

ご紹介する「種まきハウス 9穴トレー」は、種まきポット、アンダートレイ、種子を保護する透明カバーの3つがセットになったお得なセルトレータイプの育苗箱です。

本体サイズは幅230×長さ445×深さ85mmと大きめで、特に深さを確保したことにより、ポット内部でしっかりと根を張ってくれますので成長も早く、また透明カバーを装着することで、ビニールハウスのように温度を保つことが出来ますので、朝晩の寒い時期でも安心して使用出来ます。

育苗箱と一緒に買いたいアイテムは?

おすすめの育苗箱7選をご紹介しましたが、ガーデニングには、種子や苗の育成に最適な土が必要となります。最近は、肥料や発芽促進剤などが配合されたものも多くリリースされており、購入後に直ぐ、気軽に使用出来るため、手軽でガーデニングや家庭菜園を楽しむ方に人気があります。幾つかご紹介しておきます。

1:プロトリーフ さし芽種まきの土

プロトリーフ さし芽種まきの土 5L

サイズ: 幅240×高さ60×奥行390(mm)
重量: 3000g
素材: 鹿沼土、赤玉土など

東京都港区に本社を構える「株式会社プロトリーフ」は、園芸資材でも特に各種培養土を製造、販売している専門メーカーです。ご紹介する「さし芽種まきの土」は赤玉土をはじめ、鹿沼土やピートモスなどを配合し、保水性に重点を置いた種蒔き用の専門培養土となっています。販売容量も2L、3L、5L、14Lの4種類がリリースされていますので、ご自身の用途にあったものを選ぶことが出来ます。

2:自然応用科学 ACE(エース) 花と野菜の培養土

自然応用科学 ACE(エース) 花と野菜の培養土 5L

配合原料: バーク堆肥 鹿沼土 パーライトなど
適用植物:草花・野菜・ハーブなど
肥料配合の有無:有
充填時容量:5L
重量:約2Kg

愛知県名古屋市に本社を構える「自然応用科学株式会社」は園芸、農業関連資材を製造、販売している専門メーカーです。ご紹介する「ACE(エース) 花と野菜の培養土」はバーク堆肥をはじめ、鹿沼土やパーライトなどを配合した土に、肥料を混ぜることで手軽にガーデニングに使用出来るようになっています。家庭菜園をはじめ、育苗箱での苗育成まで幅広く使えるため、おすすめです。

育苗箱で有名なブランドは?

育苗箱をはじめとする、ガーデニング、農業用品を製造販売している専門メーカーは数多くあり、各社それぞれに工夫を凝らした製品作りをされています。代表的なメーカーについて、ご紹介します。

1:株式会社 サカタのタネ

神奈川県横浜市に本社を構え、東証第1部にも上場をしている日本でも有数の種子メーカーです。園芸農業用の種子や苗木などをはじめ、ご紹介した育苗箱など各種用品も自社で製造しており、農業関係の方で同社の名前を知らない方はいない程の知名度を誇ります。ウェブサイトには、さまざまなアイテムが紹介されていますので、覗いてみると面白いので、おすすめです。
ウェブサイト:http://www.sakataseed.co.jp/index.html

セロン工業株式会社

東京都渋谷区に本社を構える「セロン工業株式会社」は、日本で初めて「プランター」を開発し、販売したメーカーとして有名で、ガーデニング用品を中心に鉢植えやプランター、液体肥料など数多くのアイテムをリリースしています。ウェブサイトには、カテゴリー別に同社の製品が紹介されていますので、覗いて見て下さい。
ウェブサイト:http://www.e-selon.com/

育苗箱の選び方について

先に育苗箱には大きく2つの種類があることをご紹介しました。育苗箱の選び方は、ご自身の育成したい種子や苗が、どの位の数量なのかによって変わって来ます。

家庭菜園などで、同一品種を数多く育成する場合には、大きなトレータイプがおすすめで、逆に少量多品種を育成する場合には、セルトレータイプとがおすすめです。ご自身の用途に合わせて、育苗箱を選ばれることをおすすめします。

ガーデニングや家庭菜園の必需品

ガーデニングや家庭菜園で便利に使うことの出来る育苗箱の種類や使い方をはじめ、タイプ別のおすすめ7選などをご紹介しました。畑に種蒔きをしても、発芽して通常通りのガーデニングや家庭菜園を楽しむことは出来ますが、育苗箱は種の発芽に適した条件を手軽に満たしてくれますので、発芽し易く直播きよりも短期間で苗まで育てることが出来ますので、この機会に一度、試してみては如何でしょうか。

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