引用:アマゾン
玄米や精白された白米などのお米は、イメージし難いですが生鮮食品となります。通常は直射日光の当たらない風通しの良い場所に保管するのが良いといわれますが、これだけでは温度や湿度管理が出来ずに、お米が酸化してしまい味が悪くなったり、さらに虫やカビが発生する可能性もありますので、適切な保管をするには玄米保冷庫が最適です。今回は玄米の保管に最適な保管庫の種類や使用方法、おすすめ4選を合わせてご紹介します。
目次
玄米は、もみ殻を落とした状態で精白されていない状態のお米のことをいいます。玄米や白米などのお米は生鮮食品になりますので、きちんとした保管をしていないと酸化してしまい味が落ちたり、虫やカビが付いてしまうことがありますので注意が必要で、一般的に直射日光の当たらない、低温の場所で保管すると美味しさを損なわずに、長期間保存出来るといわれています。冷蔵庫の野菜室などが良いといわれますが、保管スペースの問題から現実的ではありません。そこで活躍してくれるのが玄米保冷庫で、さまざまなメーカーからリリースされていますので、簡単な使い方やお米の保管方法についてご紹介します。
玄米保冷庫には大きく2種類がありますので、簡単にご紹介します。
1:保冷米びつタイプ
ご家庭にある「米びつ」に保冷機能を追加したタイプで、計量機能なども装備しているもの多くあります。
2:保冷庫タイプ
玄米やお米を30kgの紙袋ごと保管出来るモデルで、大量の玄米を保存する場合や、先にご紹介した保冷米びつタイプへ移し替える前の保管に適しています。
玄米保冷庫は、約12~15度前後の低温で、湿度を55~75%前後で玄米を保管出来ますので、虫やカビの発生を防ぎ、玄米の呼吸作用を低下させることで美味しさを保ちます。冷蔵庫を利用するように、保冷庫内部に玄米を収納しておくだけと使用方法は簡単で、長く美味しさを逃さずに保管することが出来ます。ただし、保冷庫を使用した場合でも、保管期限は1年程と言われていますので注意が必要です。
次項から、おすすめの玄米保冷庫ををご紹介します。
長野県千曲市に本社を構える「エムケー精工株式会社」は、洗車機や高圧洗浄機などをはじめ、玄米保冷庫などの生活関連機器を製造、販売しているメーカーです。
ご紹介する「クールエース HK-131W」は保冷米びつタイプの保冷庫となり、スライド式計量方式を採用し、1合(150g)と2合(300g)の2レバー方式にすることで、通常の米びつと同様に簡単に計量が出来るモデルです。
収納容量は約31kgと大きく、米袋1袋分をしっかり収納すると共に、冷気強制循環方式を採用することで、室温が30度の場合でも内部を約15度に保つように設計されています。本体サイズは幅390×奥行630×高さ980mmで重量が約18kgと、コンパクトに作られておりキッチンで場所を取らず、さらにお米の投入口を大きく、取り出し口はパッキンでしっかりと密閉されていますので、虫の侵入を防ぎ安心して使用出来ます。
大阪府高槻市に本社を構える「アルインコ株式会社」は仮設足場のレンタルリースなどをはじめ、保冷庫などの住宅機器を製造、販売しているメーカーです。
ご紹介する「定温米びつクーラ TTR30」は、保冷米びつタイプとなり、収納容量が30kgと大きく米袋1袋分をしっかりと保管出来ます。
本体サイズは幅320×奥行530×高さ890mmとコンパクトに作られており、場所を取りませんのでキッチンの何処にでも設置することが可能で、稼働時の騒音値も34dBと静音タイプとなり、夜間の稼働音も気になりません。
室温が30度の場合には内部温度と16.5度以下、湿度を50~75%とお米の保存に最適な条件で保持してくれますので、長期間の保存でも酸化することなく、いつでも美味しく頂くことが出来ます。
次項から、保冷庫タイプのおすすめをご紹介します。
先に保冷米びつタイプをご紹介したエムケー精工からも保冷庫タイプがリリースされています。
ご紹介する「マルチクールストッカー MC-250SN」は、本体サイズが幅817×奥行555×高さ1,190mmとコンパクトですが、定格内容積は240Lの大容量を備えており、米袋のまま玄米を保管することが可能で、最大収納可能数は30kgの袋で3袋の計90kgとなっています。お米以外にも野菜類や漬物なども保管出来るようになっており、汎用性の高いモデルでもあります。
また内部温度も2度~18度の間であれば、1度単位で調整することが可能で、さらに玄米の保管に最適な「お米コース」と呼ばれる温度を13度、湿度を60~70%に保持する特殊モードが搭載されており、ボタン一つで設定することが出来る簡単設計となっていますので、初めて保冷庫を使われる方でも気軽に使用出来るのが最大の特徴です。
ご紹介する「玄米専用保冷庫 LHR10」は、先にご紹介したアルインコ社からリリースされている保冷庫タイプとなります。
本体サイズが幅900×奥行800×高さ1,586~1,626mmと大きく、30kg袋入りの玄米を10袋、合計300kg(5俵)を一度に保管することが可能なため、農業をされているお宅に向けのモデルとなります。内部温度も7度~15度の間で、自由に設定することが可能なことで、シーズンを問わずに安定した玄米保管が可能となっています。
またオプション設定ですが、内部に棚を追加設置することが可能となっており、1枚当たりの耐荷重も60kgと高い強度を備えていますので、小分けにしたお米の保存や野菜の保存など、汎用性の高いモデルでもあります。各種操作も本体上部に設置された、コントロールパネルで簡単に出来ますのでおすすめの玄米保冷庫です。
玄米を保冷庫に入れて保管する際に、虫よけを一緒に入れておくと停電や保冷庫が故障した場合でも非常に安心です。人気のある米びつ用の防虫剤をご紹介します。
各種家庭用防虫剤などを製造、販売している「エステー株式会社」から、米びつ用防虫剤がリリースされています。
ご紹介する「米唐番 米びつ用防虫剤 5kgタイプ」は、米びつの中に入れて使用するゼリー状タイプの防虫剤で、天然唐辛子を主成分にして、発酵アルコール(酒精)やクミンアルデヒドを配合しており、臭いうつりもなく安心して使用出来るのが最大の特徴です。
また有効期間も季節によって、若干の違いはありますが約6か月の長期間に及びますので、入れ忘れによる虫付きなどもありません。防虫剤のゼリーが小さく収縮したら、交換時期となりますので一目で確認することも出来ます。
キンチョウの愛称で知られる「大日本除虫菊株式会社」は、大阪市西区に本社を構え、防虫剤を製造、販売している日本有数の専門メーカーです。
ご紹介する「お米に虫コナーズ 15kgタイプ」は、米びつの蓋に貼り付けて使用するタイプの防虫剤となり、レモンユーカリの葉に含まれる天然由来成分を配合しており、食品への影響がないので安心して使用することの出来るモデルです。
また炭配合ビーズと緑茶エキスも配合されており、米びつ内の嫌な臭いなども吸着、除去してくれますので、内部が常に清潔な状態に保たれるのも特徴の一つです。
玄米やお米の保冷庫を製造、販売しているメーカーは数社ありますが、おすすめの保冷庫4選でご紹介した2社は、特に有名なメーカーとなりますので簡単にご紹介します。
1:エムケー精工株式会社
長野県千曲市に本社を構え、自動車の洗車機や高圧洗浄機をはじめ、情報機器、保冷庫や餅つき機などの生活機器など、幅広く製造、販売してるメーカーとなります。ご紹介した玄米保冷庫も保冷米びつタイプや保冷庫タイプなど、十数種類をリリースしていますので、ウェブサイトを覗いてみると、ご自身にピッタリのモデルが見つかるのではないでしょうか。
ウェブサイト:https://www.mkseiko.co.jp/seikatu/
2:アルインコ株式会社
大阪府高槻市に本社を構え、仮設足場などの資材販売やレンタルをはじめ、ご紹介した保冷庫のような住宅機器など数多くの機器をリリースしているメーカです。保冷米びつタイプ、保冷庫タイプをあわせて9ブランド、十数種類がリリースされており、一般のご家庭で使用されるものから、農業をお仕事にされているプロの方まで、幅広く対応出来るようになっています。一度、ウェブサイトを覗いてみては如何でしょうか。
ウェブサイト:http://www.alinco.co.jp/index.html
玄米保冷庫の選び方は、ご自身の使用用途によって選ぶタイプが異なりますので、簡単にご紹介します。
一般のご家庭で、米びつと同様に使用される場合には、先にご紹介した「保冷米びつタイプ」を選ばれることをおすすめします。通常のお米屋さんで購入した、玄米や白米を消費する間でも、しっかりと温度と湿度を管理することで美味しさが長持ちし、さらに虫が付くことも殆どないため、安心です。
ご自宅でお米を作られている場合には、一般家庭と比較しても保管量も多く、消費期間が長いため、大きめの保冷庫タイプで出来るだけ良い状態を維持しておくことで、美味しさが長持ちしますのでおすすめです。
引用:アマゾン
玄米保冷庫の使用方法やタイプ、おすすめ4選などをご紹介しました。ご家庭で気軽に使えるものから、農業をされている方まで、幅広く使用出来るモデルが数多くリリースされていますので、ご自身の使用用途によって選ばれることをおすすめします。美味しいお米を何時でも食べられる玄米保冷庫を、この機会に購入してみては如何でしょうか。