引用:アマゾン
大塚刷毛(おおつかはけ)とはマルテー印でも知られる、大正3年(1914年)創業、大塚刷毛製造株式会社の刷毛など塗装用品のブランドです。大塚刷毛の刷毛は、原毛の処理から完成・検査に至るまで一貫生産体制を採っている日本唯一の体制で生産されています。今回は、その大塚刷毛の刷毛や、ローラーをはじめとした塗装用品をご紹介します。
目次
大塚刷毛の塗装用品には、どんなものがあるのか、提供されている主な種類をご紹介します。
塗装と言えば刷毛が無ければ始まりません。大塚刷毛では、熟練の職人芸から生み出される最高級の仕上げ用刷毛から、水性塗料や合成樹脂用塗料用の刷毛など、塗料の種類や、使用する場面ごとに様々な刷毛を提供し、プロのニーズに応えています。塗装前の砂やほこりの除去にも使えます。
外壁の防水塗装や、内装の壁塗装などに活躍するローラーは、大塚刷毛でも多くのラインナップが発売されています。大塚刷毛は、塗装用のローラーを60年以上研究開発しており、その実績から生み出すローラーは品質と高機能であらゆる塗装の現場を支えています。
大塚刷毛では、刷毛やローラーなどの塗装用品以外に、刷毛保存缶や、ストレーナー、布ずきんなども提供しています。
次からは、実際の商品の中から、おすすめ商品をご紹介します。
補修や部分塗装から小物や工作など、きめ細かな仕上げができる品質のいい豚毛を使用しています。毛が柔らかく、抜け毛もないため、ニス塗りなどの仕上げ塗りに最適です。毛が長く細かいので、細かい部分の掃除などにも向いています。
「ヌメ革にニートフットオイルを塗るのに使っています。値段も安くて良い。」
「つげブラシに椿油を塗って掃除と油を染み込ませるのに丁度いい長さだった」
出典:アマゾン
豚毛を使用。特殊加工によって毛の腰と、弾力を強化しています。塗装準備や、印刷や工場作業の掃除用として最適なラスター刷毛です。塗装用や接着剤の塗付用など、さまざまな用途で活躍しています。
「ブラシにほこりが付かず、ホコリだけぱぱっと落とせて地味にとっても活躍しています。」
「豚毛で適度なコシがあり、抜け毛も少なくとても使いやすいです。」
「刷毛はさほど汚れずホコリだけ落とせます。」
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特殊加工によって強化された腰と毛の弾力性は、海外でも人気があり、細かなチリやほこりを舞い上がらせずに集めることができると高評価です。その特性を利用し、溝やサッシのすき間などの掃除にも最適です。腰が強いにもかかわらず、しなやかなのでキズが付きやすいものにも使用できます。
「DIY作業のほかにも、ベランダガーデニングでも使いやすく、土間や下駄箱の掃除、クツのホコリ落としなどにも便利」
「エンジンフィンの間、長めで腰のある毛先が、部品なども傷を付けずに、いい仕事をしてくれます。」
出典:アマゾン
塗料の含み、吐き出しを重視し、軽快な作業性と滑らかな塗りを追求した合成樹脂塗料用の刷毛です。その快適な作業性は、一液ウレタン塗料に最適です。型式は筋違いで毛は白毛の山羊毛を使用しています。このほかに、10・15・20・25号サイズがあり、さまざまな材料に対応できます。
ダメ込みとは、外壁や屋根などを塗装する場合に、ローラーで塗れないような、細かい部分を刷毛で塗ることを指します。ダメ込み刷毛は、毛がまとまって絶対に広がらないことと、腰が良い事が条件で、この天空はこれらの条件を満たし、プロの要求にこたえることができる良質な山羊毛をふんだんに使用した刷毛です。
目地・サッシュ用刷毛とは、レンガやタイル、コンクリートのブロックなどの継ぎ目部分のすき間を塗るのにつかわれる刷毛です。「ひよこ」は、速乾水性塗料用刷毛で、塗料含みに優れており、耐久性抜群のダメ込み、隅切りに最適です。水性塗料・弱溶剤塗料に対応し、耐久性に優れた化繊毛で、筆のような感覚で使用できます。
水性塗料用刷毛は、ソフトで腰があり返りが良い事が条件で、地方により、ベタ刷毛、平刷毛、なこ刷毛などとも呼ばれます。この白鳥水性は、毛の抜けないたっぷりした毛厚に加え、しっかりした造りで、塗料の含みやまとまりのいい刷毛です。刷毛目が出ず均一な仕上がりが効率よく得られます。馬のタテガミである振毛を使用しています。
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FRPを補修する場合に欠かせない積層ローラーです。このFRP-Gローラーは、樹脂塗付と脱泡兼用で、樹脂をムラなく含浸させるのに効果的です。アンゴラヤギの毛をていねいに織ったモヘアを使用しているため、毛足が長く通気性がよく、繊維の腰が強いのが特徴です。
「FRP艇の修理に欠かせないツールで、このローラーのお陰で生き返っています。」
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ガラス繊維に樹脂を完全に浸透させ、気泡の残りがでないように充分なじませる脱泡用ローラーです。材質や形状別にアルミローラー・テツネジローラー・ワッシャーローラー・ステンレスローラーの4種類がありますが、これは適度な重量で普及型であるテツネジローラーです。
「気泡の押し出しに、均しに最適です」
「生簀ハッチが破損したので修理に使用。ちょうどよい大きさで作業しやすかった。」
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ウーローラーシリーズは、塗り面や塗り材に合わせ均一で美しい塗布効果が得られるように、毛状や素材、形状やサイズが異なるバリエーションが豊富に揃っています。このウーローラーBは、故クリートやモルタル、サイディング、トタンや鉄部など幅広く使用できるベストセラーです。
ピーチは、ナイロン繊維を混毛した外装用ローラーで、抜群の耐久性を誇ります。まさにピーチ(桃)色のローラーなので、現場でもわかりやすく、他の用途のローラーと混同する事はありません。塗料の含み、吐き出し性能が高く、模様面の塗り替えなどで安定した膜厚の塗面を確保できます。
Micro ACEは、極細繊維のマイクロファイバーをパイル糸に採用したローラーです。極細のマイクロファイバー線維が各種水性塗料、弱溶剤塗料に相性抜群で、よりよい作業性と仕上がりの良さになっています。塗料の飛散が少ないローラーですので、軒天や天井の作業にも向いています。このMICは、塗料含みに優れ、作業性に差が付く短毛タイプです。
パターンローラーなどで塗装した表面の凸凹を押さえ、滑らかに仕上げるのがヘッドカットローラーです。パターンが自然な感じで優しく仕上がります。このシールドヘッドカットローラーは、硬度のある特殊プラスティックを採用した完全密封構造のローラーなので、替筒のすき間に塗料が入り込みません。
大塚刷毛は、刷毛やローラーなどの塗装用品とともに、関連品も多数提供しています。ここでは、刷毛やローラーと一緒に揃えておきたい関連品をご紹介します。
水性、油性塗料、ニス、接着剤などに使用可能な、手軽に使用できるローラー皿です。容器内のくぼみでローラースポンジ付いた余分な塗料を落として使用できます。
「使用しましたが角度も良く、切れが良く液だれに考慮されています。」
「想定していた通りの商品で、DIYで重宝して、作業が捗ります。」
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継柄の先端にローラーを付け利用することで、作業台や脚立無しで、屋根、天井、外壁などの高所や床の塗装をすることができます。長さが調整できますので、場所などに応じ調節できます。
「高所の塗装が楽にでき、梯子に登って不安定な作業をしなくてすむので安全です」
「構造・操作性ともに期待した以上のもので、重宝してしています。」
出典:アマゾン
大塚刷毛の刷毛やローラーを紹介してきましたが、参考までに大塚刷毛以外のブランドもご紹介しておきます。
ハンディ・クラウンは、東京に本社を置く、1914年創業の刷毛やカー用品などを取り扱うメーカー、ベンダーです。創業年が大塚刷毛と同じですが、実は、大塚刷毛の同じ、マルテー大塚グループで、元々は同じ会社でした。大塚刷毛が産業用製品が多いのに比べ、このハンディ・クラウンは、DIY用品やカー用品など一般商品者向け商品を多く取り扱っています。
アサヒペンは、大塚刷毛と同じ大阪に本社を置く、1940年創業の各種塗料メーカーです。家庭用塗料のトップメーカーとして、ホームセンターでもよく見かけ、CMなどもよく放送されているのでなじみが深い方が多いのではないでしょうか?このアサヒペンでは、自社の塗料に最適な刷毛やローラーも提供しています。
大塚刷毛に限らず、刷毛やローラーは、塗料や塗装する材料に合わせて選ぶことが大切です。
塗料には、水性、溶剤系、合成樹脂など様々なものがあり、それに応じた刷毛やローラーを選ぶようにします。多くの塗料をカバーする多用途品もありますが、専用品とは仕上がりに差が出ますので、よく検討しましょう。
細かいところ塗りこむ目地用や、狭い箇所、ローラーで塗れない端などを仕上げるための隅切りやダメ込みなどの刷毛も揃えるようにしましょう。
屋内の壁に塗る場合と、外壁や屋根を塗る場合では、建材が違いますので、使用する刷毛やローラーが違います。建材に合わせ適切に選ぶことで仕上がりがよくなります。
大塚刷毛のおすすめ刷毛や、ローラー、関連品をご紹介しました。ご紹介した製品はごく一部で、大塚刷毛では、もっと様々な用途の刷毛やローラーを提供しています。長くプロの現場を支えてきた実績がある塗装用品は、DIYでも使用されて高評価です。ぜひ、今度、塗装する時には、大塚刷毛の刷毛やローラーを使ってみてください。きっと、ワンランク上の仕上がりで満足するはずです。
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