不要になった着物が、たんすの中にしまわれたままになっていませんか?どんな着物であっても眠っている状態というのはもったいないものですし、お金に換えられる可能性があるので買取業者に売りに出すのをお勧めします。今回は、東京で利用できるお勧めの着物買取店をご紹介します。
目次
着る機会が無くなった着物は、買取店に売りに出すのがお勧めです。しかし、着物を売ろうと決めても「着物買取サービスをどう選べばよいのか?」と悩むこともあるでしょう。ここでは、数ある業者の中から適切な業者を選ぶ方法をご紹介します。
まず、自分が希望する買取方法を選べるかどうかです。買取店の買取方式には、店頭持込買取、出張買取、宅配買取の3つがあります。店頭持込買取は名前の通り実店舗に持って行く方法で、自分の目の前で査定をしてくれます。
出張買取は、業者の査定員が自分の家まで着て自宅で査定をする方式になります。自分から出向く必要が一切なくなりますので楽ですし、特に売りたいものが多かったり大きいものであった時には便利です。
そして宅配買取は、段ボールや買取キットなどを利用して品物を業者に送り、査定をしてもらうものです。査定員とは一度も会う必要がありませんし、自分が都合の付くタイミングで手軽に売りに出せます。
続いては、査定に関して費用がかかるかどうかです。買取店の中には、完全に無料で査定などを行ってくれるところもあれば、諸々の手数料が発生するところもあります。
例え着物を無事に買い取ってもらえたとしても、そういった費用がかかれば当然買取額からマイナスしなければなりませんし、最悪の場合には査定額よりも費用が高くなってしまった、という可能性すら考えられます。
特に出張買取の場合には査定員が出向きますので出張費用がかかったり、宅配の場合には送料が発生する可能性があります。また、売却をキャンセルした場合のキャンセル料などもかからないかを確認しましょう。
その買取店の販路が幅広く設けられているかどうかも大切です。着物に限らず、買取店舗が品物を買い取っているのは、その先にその品物を欲しがっている相手がいるからこそであり、すなわち需要があるから買取をしてくれるのです。
この販路は、幅が広ければ広いほどに確実に売り先を確保しやすくなってくるわけですので、広い方が買取価格も期待できるというものです。日本国内だけではなく、海外にも販路を設けているところもあります。
そして、アフターフォロー体制の有無も重要です。これも着物に限った話ではありませんが、買取店はクーリングオフ制度を設けています。そして、買取をする際にはこの制度を利用者に説明するのが法律によって定められています。
すなわち、正しい買取業者は十分に買い取った後の制度について説明を事前にしてくれるのです。売った物の価値を知って、後から手元に残しておきたいと思った時、クーリングオフがあれば期間中なら戻す事が出来ます。
その他にも、お客様相談室を設けて、利用者からの質問や買い取られた品物のその後などを受け付けてくれる業者もあります。こういった対応をしてくれるところを選ぶと、より安心できるでしょう。
この様に、どの買取店を利用するとしても、買取の方式や利用者を考量した体制が用意されているかはとても大切なのです。ここからは、東京で利用できるお勧めの着物買取店をご紹介しましょう。
まず最初にご紹介するのは、バイセルになります。こちらは全国を対象として豊富な品物の買取を行っており、業界内でも規模の大きな所謂大手になります。ブランド品各種を始め、貴金属類や切手などが対象になります。
店頭、出張、宅配買取と3つの買取方式全てが利用可能で、東京でもサブナード店に持ち込んでの買取が出来ます。着物に限らず、どんな物品を売りに出したとしても、価値はプロフェッショナルの目によって1点ずつ見定められます。
仮に査定を依頼して、提示された査定額に利用者が納得できなかったという事態になった時には、バイセル側から無理な価格の交渉等を行ったりは一切しません。また、無事成約した後のサポートについても整っています。
日曜日の午後に来店。山のようにお品を出していただいて相談しましたが、長時間ずっと丁寧に接客いただき大感謝。 引用：Googleマップ
きっと、このようなお店が普通なんでしょうけど、売ることを慣れていない私にとっては非常にありがたい対応でした。 引用：Googleマップ
続いては、てまり屋になります。てまり屋は、もう着る機会がなくたんすにしまわれたままの着物、そして和装小物や帯といった関連品を買い取っている呉服店です。査定を行うのはもちろん着物に関して詳しい方が担当し、1点ずつ丁寧に価値を見定めてくれます。
一般的に着られる着物や付属する品物だけではなく、夏物に麻製、琉球絣などに関しても買取の対象となっています。出張、店頭、宅配と全ての方式が利用可能で、出張買取も費用等が発生する恐れはありません。
また出張買取に関しては関東圏が対象エリアになっていますが、本店があるだけあって勿論東京は対象エリア内に入っています。
いつも安心してお取引をさせて頂ける着物屋さんです。着物の目利きはトップクラスで毎回勉強になります。 今後も末永くお取引をさせて頂きたい業者さんです。引用：Googleマップ
業者として取引させていただいてますがとても信頼できる業者様です。引用：Googleマップ
株式会社きものおおば は、東日本橋に本店のある着物の専門買取店です。一流作家物や各産地染織品、アンティーク着物などの特選呉服に特化しているのが特徴で、高級着物買取り専門店となります。
「大切なお着物を大切にしてくださる方へ」とのコンセプトのもとに、工芸染織として優れた和服を主流に扱っています。特に作家ものや産地作品の高級呉服を、それらの価値に見合った価格で買い取っています。
総合的に色々と買い取っている業者もいますが、やはり着物関連を専門にしている以上、深く豊富な知識を有している方に査定をしてもらえるので、着物や帯、反物などを処分したいと考えている方にとってはとてもお勧めできる買取店と言えます。
迅速、丁寧な対応、大満足しました。 引用：Googleマップ
業者として取引させていただいてますがとても信頼できる業者様です。引用：Googleマップ
ザ・ゴールドは、バイセルと同様の形式で多数の物品を取り扱ってきた、日本各地を対象としている買取業者になります。メインとして扱っているのは骨とう品といった美術品関連ではありますが、特に着物関連の品物には注力しています。
こちらも出張、宅配、店頭と全ての買取方式に対応していて、仮に査定を受けてねだんを付けられないものであった場合でも、寄付もしくは完全な処分という形で引き取りが可能です。もう着る機会がなく、手放す前提の着物があるなら利用してみても良いでしょう。
初めて硬貨類を買取査定させて貰ったのですが、親切丁寧に説明して下さり、また接しやすく話し掛けてくれたりと対応もとても良かったです。 引用：Googleマップ
接客がとても良く、一点一点しっかり丁寧に査定していただけました。 また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。 引用：Googleマップ
きもの青木は、名前の通り銀座に実店舗を有し、そして世田谷に事務所を構える呉服店になります。こちらでは主に呉服屋として着物関連品の販売を行っていますが、買取に関しても請け負っていて、世田谷の事務所への持ち込み、または出張買取が利用できます。
公式のオンラインストアもあり、もし着物を新しく購入したい場合でも、銀座の実店舗に足を運ぶことなくチェックできるでしょう。
こちらでは、買取をした着物をそのまま販売しているのが特徴的です。店舗独自で販路を擁しているだけあって、その分を高い買取価格として還元している訳です。
大変質の良い商品で、着物に理解がある人なら分かると思いますが、価格も良心的です。新しく買った訪問着の帯選びに、色々な視点からしっかり相談に乗っていただき、満足できる買い物ができました。また伺いたいと思います。引用：Googleマップ
リサイクルとは思えない良質な着物を扱っている。趣味が良い。接客も押し付ける感じでなく、豊富な商品知識で安心して買い物が出来る。お値段はそれなりなので、良いものが欲しいときにおすすめ。引用：Googleマップ
きもの あさぎでは、着物を着る方がそれぞれの場所、主役・ゲストとして最もふさわしい着物を選べる手伝いをしています。人間国宝から有名作家作品、全国の染色工芸品など幅広く取り扱っています。
好みが変わり、着る機会が少なくなってしまった着物や成人式の思い出の振袖といったように、買取では着物を専門として鑑定をしてくれます。着物買取が初めての方や着物に詳しくない方でも分かりやすいよう、スタッフから逐一丁寧な説明をしてもらえます。
着物をこよなく愛する鑑定歴20年の女性着物鑑定士が、着物をただ買取るだけの業者とは違い、手元に残った着物の完璧なコーディネイトまで提案をしてくれますし、手入れや寸法直しなども受け付けています。
本当に素敵なオーナーさんと素敵な空間でした。 今後とも宜しくお願い致します。 引用：Googleマップ
続いては、東京きもの買取処になります。東京、神奈川と首都圏2県で着物買取を行っている店舗であり、東京は二子玉川に本店を構えていますので出張買取と店頭買取の2つの方式どちらも利用可能です。
一点からでも買取をしてもらえる可能性は十分にありますし、袋帯や名古屋帯、帯締め帯揚げなどの和装小物、着物関係の品物はすべて買取対象です。サイズや色、保管の状態によっても価格は変わることを把握し、常に正しい価格で査定をしてもらえるでしょう。
評判・口コミは見つかりませんでした。
箪笥の寶 松美屋は、リサイクル着物・帯・和装小物や着物をリメイクしたオリジナルのアロハシャツを販売している店舗になります。買い取った着物はもちろんそのまま販売をしても居ますが、これをオリジナルのアロハシャツにしているのは松美屋の他に見られません。
着物買取には、店頭買取と出張買取の2つの方式を用意しています。どちらの方法を選択するにしても、電話で日にちの問い合わせが必要となりますので、アポイントメントを取ってからの利用という流れです。
初心者の方には着物の楽しさを、既に既に十分に楽しまれている方に向けては新しい発見、こだわったプラスアルファの満足をしてもらえるよう、色々と催し物も開催しています。
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着物の整理、処分で困っている方にお勧めの、月見のくらです。これまでに利用者が大切にしてきた着物を買い取りたいという思いで着物買取サービスを提供しており、今となってはタンスに眠った着物であっても必要とする誰かへのリユースを目的としています。
買取については、店頭、出張、宅配と3つの方式から利用者ごとに自由に選択が出来ますし、出張または宅配については公式サイトから無料査定を依頼する事も可能です。
実際の買取については、資格を保有しているスタッフが専門的な知識によって価値を見極めてくれます。地方でのメリットを活かした運営で査定額強化や買取幅の拡大に綱経ており、買取を申し込むと記念品も贈呈されます。
出張買取にて査定をお願いしたところ、近所の質屋より2割ほど高く買い取って頂けるということで、そのまま売りました。送料も査定額も無料というのは実にうれしいですね。 引用：月見のくら
着物買取ファンタジスタは、名前からも想像しやすいように着物または付随するアイテム等を専門的に買い取っている店舗になります。査定については確かな技術を有している専門員が対応してくれ、古さや汚れといった買取を諦めがちな要素のあるものでも対象です。
こちらも出張と宅配、そして店頭持込と全ての方式から自由に選択ができますし、電話かメールから問い合わせればスタッフから自分に合ったベストな買取の仕方も提案をもらえます。もし納得ができなかったとしても、査定費用等はかかりません。
無料査定では着物を1点ずつ丁寧に査定してもらうことができ、思っていたより良い価格となりましたので、そのまま買い取ってもらうこととなりました。 引用：ファンタジスタ
大事に保存していた着物を良い金額で買取してもらうことができたので、こちらのお店にお願いしてよかったと思っています。 引用：ファンタジスタ
着物に関連する品物を対象として各種買取をしているのが、キモノ和楽市 銀座店になります。創業50年の呉服店を母体とした着物セレクトショップとして、手持ちの着物を売りたい方向けに出張、宅配、店頭と自分に合った方法で着物を売却できます。
出張買取は東京を中心として静岡などでも行っており、仕入れ・買取りから販売まで一貫した着物専門店ですので常に適正価格にて買取を行っています。見積もり査定については、費用は発生しません。
着物・帯のほか、帯〆・帯揚げ、帯留め、ショールなどがある場合でもまとめて査定をしてもらえます。静岡に本店を構えていて、東京では銀座の店舗が利用できます。
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専門店を頼りたいなら、たんす屋もおすすめです。たんす屋自体国内に100以上の実店舗を展開しており、和服関係は主にリユース物、つまり使わなくなった中古の着物などが対象になります。宅配買取がメインで、都合の良いタイミングで要らなくなった和装を査定してくれます。
店員の方が優しく接客してくれました！クリーニングも着物専門の方がいらっしゃって、丁寧に教えてくれます。販売がメインのようですが、幅広く使える着物が取り揃えています。 引用：Googleマップ
店員さんの感じが良い上に、時々正絹(作り帯3千円や、刺繍や染めの道行きが千円など)が破格で売ってます。状態が良く、除菌加工までさせてるので安心して購入できます。 引用：Googleマップ
続いては、呉服おおくらになります。家で眠っているあなたの着物・帯・小物・草履など和服に関するものを買い取っていて、着用品や、少々のシミ・汚れがあるものなども買い取りの対象に入っています。
そして、直接利用者から買い取った品物をそのまま商品として販売しており、市場等からは一切買っていません。寸法直し・シミ取り・シミヨゴレ加工など、特殊技術で古い着物を生まれ変わらせ、新しい着物としています。
利用者と直接会って、年齢・体型・好み・似合う色柄、そしてプロのコーディネート、和服のA.B,Cの相談に乗り、現品を手に取って良し悪しを見てもらえるようにしているのです。
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東京で家具・家電の高額買取No.1をめざす中古買取り専門店、チェリーズマーケットです。ノーブランド家具からデザイナーズ・ブランド家具、デジタル家電を中心に、骨董品や高級オーディオ、あらゆる不用品の出張買取りをしています。
年間買取件数2万件以上の実績を持ち、部屋の模様替え・引越の不用品・家の中にたまったいろいろな不用品を片付けてしまいたい時には、それらをまとめて買い取ってもらえます。
メンテナンスのプロが経年劣化などダメージのある製品を、非常に高い精度で修復する為、高価買取に繋げています。出張、宅配、店頭全ての方法に対応しています。
スタッフの方と2人でいらして、作業も手際良く アッという間に終了し、コロナ対策もしっかりしてました。 引用：Googleマップ
とても感じの良い方たちで、納得のいくお値段で買い取りして頂きました。 引用：Googleマップ
最後にご紹介するのは、大黒屋になります。全国240以上の実店舗をもつ買取チェーンであり、豊富な資金力で他社には出来ない高額買取を実現します。買取品目は多岐にわたりますが、実際に数百万円の取引も数多く行われています。
長年培ってきた独自のノウハウによって、年間買取実績は150万件以上に上ります。査定を行うのは規定の難関査定試験クリアの専門査定士のみであり、ブランド物や時計などと同じように着物も正しい価値を見定めてくれる事は間違いありません。
買取は迅速。 特にサービスの良さなどは特筆すべき点はないが、目的からすればこれで十分。 引用：Googleマップ
買取最強との宣伝でしたがその通り。最強の買取価格でした。 引用：Googleマップ
東京都内ですので、今回ご紹介した店舗以外にも非常に多くの買取業者を利用する事が出来ます。勿論、着物を売りに出す以上はできる限りの高い値段で買い取ってもらいたいところでしょうから、最後に高く売るためのコツをいくつかご紹介します。
まずは、需要が高くなる時期を見計らって売る、というものです。学校の制服などにも買取のシーズンと呼ばれる時期がありますが、着物にもそれが存在していて、それが3月から4月、そして1月ごろの2つのタイミングが該当します。
まず3月から4月は、卒業と入学の真っただ中になりますし、1月は成人式の時期です。卒業式や入学式では父兄が着物を着るタイミングとなりますし、成人式でも主に女性が振袖を着るまたとない機会となります。
こういった時期には着物関係の需要も高まりますので、事前に見計らって売りに出すのをお勧めします。また、着物は普通の衣類とは違って、絹が用いられている着物は湿気などによって劣化の影響を大きく受けることになります。長く持っていればどんどん傷んでしまうので、その前に売りに出しましょう。
証紙、または落款の存在は非常に重要となります。そもそも証紙、落款というのはその着物の生産地や製作者、使われている生地などを示すいわば証明書のようなものであり、着物自体の価値を保証するものであると言っても良いものです。
特に伝統工芸品や高級生地を使った物、製作者が人間国宝の物の場合にはほぼ必ずと言っていいレベルで付属しています。無い場合であっても金額を付けてもらうのはできますが、あるのと無いのとでは倍近い差が出るとまで言われています。
分かりやすくこれが記載されている訳ではなく、着物の端切れを下地に使っているケースが多いです。不要なものだと間違えて処分してしまわないようにし、ある場合には必ず合わせて売りに出してください。
もう1つ、複数の業者に査定をしてもらうのも有効です。いくつかの業者に見積もってもらえれば、1か所だけでは満足のいく査定額を提示してもらえなかったとしても、別の業者からは納得できる金額を提示してもらえる可能性があります。
これまでにご紹介してきた業者もそうですが、見積もり査定自体には費用が発生しないところも多いですし、LINEなどから簡単に依頼が可能な店舗も珍しくありませんので、複数に査定をしてもらってください。
思い入れのあるものであっても、あるいは故人の残した遺品として見つけたとしても、着なくなった着物を捨ててしまうのは、あまりにも勿体のない話ですので、是非とも価値をしっかりと見極めてくれる買取業者を利用してください。