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グリップの部分をハンマーで叩いても大丈夫なように設計された貫通ドライバー。その名の通り、グリップ部分の端までドライバーの軸が通っていることが特徴です。普通のドライバーと比べると重いですが、頑丈であり錆びついたネジなどに衝撃を与えて緩めることもできます。今回は、貫通ドライバーについて情報をまとめてみました。人気のアイテム9つと一緒にご紹介します。
目次
一口にドライバーと言っても様々な種類がありますよね。ドライバーは、わかりやすく言うとネジ回しのことです。ネジを緩めて外すことができます。ただし、うっかりネジをきつく締めすぎてしまったり、時間が経ってネジが錆びついてしまうこともあるでしょう。そんな時に便利なのが貫通ドライバーです。
普通のドライバーはグリップの中央くらいまでしか軸が通っていませんが、貫通ドライバーは端まで通っています。グリップエンドを叩いてネジに衝撃を与え外せるようにすることが可能です。握った時に手にズシッとくる重さが好きというユーザーも多くいます。
ただし、鉄が先端から手で握るグリップの部分まで繋がっているので電気を通すという特徴があり、基本的に電気を使う現場では使われません。
ドライバーなどの工具メーカーとして有名なベッセルの貫通ドライバーです。比較的お手頃な価格帯ながら、機能性が高くコストパフォーマンスの良いアイテムとして知られています。
こちらのドライバーは、刃先の先端にマグネットが入っており、先端にネジをくっつけて使うことが可能です。狭い場所でも使いやすく重宝します。刃先チップ形状なので、十字ねじ特有のドライバーの浮き上がり現象を防ぐ構造である点も魅力的です。
こちらの貫通ドライバーは、電気を通さないという特徴があります。そのため、電気工事の現場でも使用可能。もちろんハンマーで叩くこともできる便利なアイテムです。貫通構造にセラミックボールが加えられているので電気を遮断する仕組みとなっています。
セラミックボールにもこだわりがあり、セラミックの中で非常に高強度の高剛性・高摩耗性があるジルコニアセラミックを使用しているので安全です。刃先はブラックポイント刃先なので、メッキの影響を受けません。持っておいて損のないアイテムです。
貫通ドライバーにも様々なタイプがあり、どれを選んでよいのか迷ってしまうという方にはこちらのセットがおすすめです。頑丈で使い勝手がよくコストパフォーマンスが高いです。先端はマグネット付きとなっています。
こちらの商品はKTCの工具です。1950年に創業したKTCは国内屈指の大手工具メーカーであり、トヨタ自動車の車載工具に採用され一気に知名度と人気を高めました。国内トップメーカーが愛用している工具を作る実力は折り紙付きです。このドライバーセットも多くの人から支持されています。
先端特殊形状を有しており、ネジ穴がなめた(潰れた)ネジも回すことができるドライバーです。2本組セットとなっているので状況に応じて適したドライバーを選ぶことができます。もちろん新しいネジも正確に回すことが可能です。刃先が薄く、食い込みやすい設計であることも特徴的と言えるでしょう。
エラストマー樹脂ハンドルなので、滑りにくくしっかり力を加えることができます。一般的なドライバーよりも回しやすいという意見もあるので、これまでのドライバーに満足できていない方は、こちらのドライバーを試してみるとよいでしょう。
特殊先端形状が採用されており、新しいネジだけでなく、なめてしまったネジも回すことができるドライバーです。座金をハンマーで叩くことができ、打撃によって刃先が新たな溝を付け押し付けながら回転させることができます。先端はマグネット付きで下向きに使う時も作業しやすいです。
特殊なゴム素材を利用したグリップ部分はノンスリップハンドル。滑りにくいので作業効率がアップします。特殊樹脂は耐薬品・耐油性に優れています。
家具調塗装が施された、一回り大きなグリップが特徴的な貫通ドライバーです。見た目にも高級感があり、使う楽しみが増します。適度なスベリ止めが付いており、使いやすいだけでなく壊れにくいので、1本持っておくと重宝するアイテムです。
大型ナットを採用しており、ハンマーの打撃を確実に伝えることができます。これまで貫通ドライバーが上手く使いこなせなかったという方にもおすすめの商品です。一度使えば、便利さを実感できるでしょう。愛用しているユーザーも多いです。
流線型の美しいデザインが特徴的な貫通ドライバーです。刃先にはマグネットが付いています。ねじとのギャップを極限まで小さくしており、トルクを確実に伝えることができる便利なアイテムです。
KTCのドライバーなので安心して使うことができることも魅力的でしょう。マイナスは緑系色に仕上げられています。クロムバナジウムのオリジナル鋼材を使用している点もポイントが高いです。
こちらのドライバーの刃先はブラックポイント加工が施されており、精度を保つことが可能です。大型ナット付きなので、慣れていない方も確実にハンマーで力を加えることができます。グリップは先細形状なのでサックに入れやすいです。
貫通ドライバーはしっかりした造りのものが多いと言っても、実際に使ってみると弱いと感じるものもあります。その点、こちらのドライバーは頑丈なので安心して使い倒すことが可能です。精度もよくグリップの握りやすい、とてもおすすめできるアイテムに仕上がっています。
DIYや現場で油を使うこともありますよね。手に油が付いていると滑ってグリップが握りにくいです。しかしこちらのドライバーは、油がついても滑らないノンスリップ構造を有しており、使いやすいです。木樹脂のハンドルは、木肌が抜群のノンスリップ効果を発揮してくれます。滑らない貫通ドライバーを探している方には特におすすめですよ。
実際に現場で作業していると「この場合はあの形状のドライバーが欲しい」と思うこともありますよね。様々な形状のドライバーを使い分けたいなら、差し替え式のドライバーセットが便利です。貫通ドライバー付きのセットも販売されています。機動性を重視したい方は、単体ではなくセットを選ぶと良いでしょう。
また、iPhoneなど小さな部品の修理にドライバーを使いたい時は、デジタル製品に適したドライバーセットを使用することが有効です。近年では比較的お手頃な価格のドライバーセットも販売されており、1セット持っておくといざという時に重宝します。
ドライバーセットの中でもイチオシなのがこちらのアイテムです。ビットには高品質のCRVを採用しており、高強度、高靭性、高耐久性を兼ね備えています。先端マグネット付きなので使いやすいです。ハンドルは人体工学に基づいた滑り止めグリップが採用されており、握りやすく作業しやすいです。迷っているならこちらのセットを購入してみると良いでしょう。
ほとんどのデジタル製品に適した便利なドライバーセットです。18種類の豊富なビットが含まれていながら、お値段がお手頃なのでコストパフォーマンスが高いと言えます。日頃、デジタル製品を愛用している方は持っておくことをおすすめします。
ドライバーは多くの工具の中でも比較的身近な存在です。あまりDIYに詳しくないという方も一度は目にしたことがあるでしょう。そのため、ドライバーを作っているメーカーはたくさん存在します。ただし、海外メーカーの多くは貫通ドライバーを作っていないか、製造していたとしても数が少ないです。
実は貫通ドライバーは日本では人気が高いですが、海外ではそれほど高い人気があるとは言えません。海外では、精密なドライバーを叩くということに抵抗感がある人が多いのです。国産メーカーの方が、貫通ドライバーに力を入れて製造しており、ラインナップが豊富な傾向があります。「KTC」や「ベッセル」などが特に有名です。
KTCはプロから一般の方まで多くにユーザーから支持されています。ラインナップが豊富なので、自分にあったドライバーを見つけることが可能です。最近ではホームセンターで見かけることも多く、気軽に入手できるようになりました。
ベッセルは、大阪府に本社がある工具メーカーです。比較的お手頃な価格帯にも関わらず、機能性とコストパフォーマンスの良いアイテムが多いことで知られています。中でもドライバーはベッセルの主力商品です。貫通ドライバーも使いやすく便利なアイテムが揃っています。
貫通ドライバーを選ぶ時にまずはじめに着目したいのは重さです。貫通しているので、非貫通タイプのドライバーよりも重いアイテムとなっています。力のない方の場合は、非貫通タイプの比較的軽いドライバーの方が使いやすいでしょう。作業の頻度などを考えて、自分に負担の少ない重さの貫通ドライバーを選ぶことがポイントです。
また、回すネジにあった刃先のドライバーを選ぶことも肝心と言えます。中には潰れたネジに使える特殊なものもありますが、しっかり回したいならネジにあった刃先の貫通ドライバーを選びましょう。
また、磁化してあるドライバーかどうかも選ぶ際のポイントです。国産メーカードライバーの多くが、先端が磁化しています。磁化していないから悪いというわけではありませんが、磁化しているものだと狭い場所や下向きの際も使いやすいという特徴があります。どちらが良いかについては好みもあるので、自分にあったタイプを選ぶことが大切です。
ハンマーで叩くことができる貫通ドライバーには、貫通ドライバーならではの良さがあります。非貫通のタイプを叩いて使うことはできませんので、ドライバーをよく使うという方は貫通タイプを1本用意しておくと良いでしょう。どれにするか決めかねるという場合は、セットを選ぶ方法もあります。自分にあった貫通ドライバーを選んでどんどん作業しましょう!
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