建設現場、工事現場やアウトドア活動、キャンプ場などで、電源がなくても電源を確保できるインバーター発電機。最近ではカセットガスを使った簡易のものや、震災時の防災グッズとしても注目を集めています。特に離島や、地方では台風の際の停電の場合、数日間に渡って電気が供給されない場合も多い。そんな時に、臨時で電気や食料保存の冷蔵庫などライフラインを維持するために検討してもよいのではないだろうか。
今回はそんなインバーター発電機をメーカー別で50種類まとめてみました。ヤマハやホンダ、デンヨーなど有名メーカーの発電機など幅広くピックアップ。防音&静音型、小型なものから、大型発電機まで、amazonやホームセンター、モノタロウで購入する前にはぜひチェックして、スペックの違いや、用途別にどのサイズがいいのか、など勉強してみてください。
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目次
今回の記事で取り上げている発電機です。インバーター発電機は、発電された電気の周波数を整え、常に一定の出力で良質な発電ができます。家庭用の電気とほぼ同じくらい質が高いため、パソコンやゲーム機などの精密機器や、蛍光灯なども問題なく使うことができます。
なお、これらの家電をインバーター発電機以外の発電機で動かすと、精密機器であれば電子制御系が誤作動を起こして故障する可能性があり、蛍光灯などは、過負荷から性能を十分に発揮できない可能性があるので注意しましょう。
名前のとおり汎用性が高く、また構造も単純なため、メンテナンス性と耐久性に優れています。価格も比較的安価に抑えられているため、入手もしやすいです。頑丈に作られているので、主に電動工具を動かすのに使われます。なお、インバーター発電機と違って良質な電気ではないため、電子制御機能がついた精密機器の使用はしないでください。
インバーター発電機、スタンダード発電機よりも電気を発生させる効率が良いため、高い出力が出せます。主に大型のモーターを駆動させるような電動工具を動かすのに使われるため、プロユース向けと言えます。なお三相200Vの発電機は使用するに当たり契約が必要です。
各社競って、高品質な発電機をリリースしていますが、ホンダからは「サイクロコンバーター発電機」、ヤマハからは、FW(フューチャーウェーブ)方式という、インバーター発電機とスタンダード発電機の中間程度の特性を持つ発電機がリリースされています。
発電機を使う環境と機器をしっかりと決めてから選びましょう。基本的に、インバーター発電機は電動工具の他に、精密家電も動かしたい場合、スタンダード発電機は電子制御機能がついていない家電や電動工具を動かす場合、三相発電機は大型のモーター機器を動かす場合と考えるのがおすすめです。
動かす機器の「起動電力」と「消費電力」も把握しておきましょう。起動電力とはその名のとおり、機器が起動するのに必要な電力で、消費電力は動き続けるために必要な電力です。
例えば、電球(起動電力100W、消費電力100W)と冷蔵庫(起動電力240W、消費電力60W)を同時に使いたい場合は、100+100+60+240=500Wとなります。この場合は500Wよりも大きな出力を持つ発電機が必要となります。なお、発電機のスペックには出力電力としてVAという単位が用いられていますが、1W=1VAとなります。
主にガソリンタイプとカセットボンベタイプに大別されます。ガソリンタイプは発電にかかるコストを安く押さえることが出来、長時間の稼動にも耐えることができます。カセットボンベタイプは燃料の保管がしやすく、ガソリンと比較して燃料の使用期限が長いため、防災目的に向いています。
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これらのポイントを押さえることで、使用目的にぴったりの発電機を見つけることができます。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、次項からは各メーカーのおすすめインバーター発電機をご紹介します!
ホンダ製インバーター発電機で最も軽く、その重量わずか13kg。一般的な発電機は30kg~50kgなので携帯性が非常に高いです。また、エコスロットル機能(使用電力に応じてエンジン回転数をコントロールし、エンジン負荷を減らす機能)が装備されており、低燃費です。なお、最大連続運転時間は7.1時間となっています。
エンジン式のインバーター発電機です。耐久性に強く、コンセントを強く引いても本体が倒れにくい構造です。この製品にもエコスロットル機能が採用されています。なお、エコスロットルは低騒音効果もあります。最大連続運転時間は8.1Hとなっています。
車に乗るサイズなため、キャンプはもちろん、DIYやちょっとした現場での作業にも向いています。海外でも使われているようです。安定した品質と堅牢性が人気の秘密かもしれませんね。
ホームセンターやドラックストアーで売られているカセットガスボンベを、そのままセットし稼働させるお手軽なタイプです。持ち運びが便利で使いやすく、口コミでも高い評価と信頼を得ています。インバーター発電機を使用するのが初めての方でも簡単に使うことができるので安心です。
そのコンパクトさから、防災用の非常電源、キャンプ用の電源にも重宝され、非常に高い人気を誇ります。もちろん屋外作業にも使えます。
低格出力が2.5KVAと高出力なため、農作業や工事現場で使えるモデルです。もちろん家庭用のPCや業務用の精密機器にも対応しており、複数台接続しても安定動作させることが出来ます。エコスロットルを装備しており、低燃費・低騒音・安定した発電効率を誇ります。重量は29㎏で、手軽に持ち運ぶのはやや難しいですが、仕事用に十分使えるスペックを持っています。
ポーダブル発電機の中ではかなり大型で重いですが、出力2.4kVAと、プロユースに十分耐えうる性能を持っています。連続稼働時間は22.3時間で、息切れすることなく長時間作業するのにも向いています。また、過負荷を知らせる警告灯、燃料切れを未然に防ぐオイルアラートも搭載しています。
樹脂製ボディーと、マグネシウム製フレームを採用し、先にご紹介したEU24iK1よりも重量がかなり軽く作られています。大型タイヤとキャリー用ハンドルを装備しているため機動力も高いモデルです。2.6kVAで、連続運転時間は3.5時間と短めですが、小回りが利き、短時間で複数の電化製品を使う際に重宝します。
出力電力が2.8kVAと、先にご紹介したEU24iK1 JNA3(2.4kVA)よりも高くなっており、プロも納得のハイパワー機に仕上がっています。セルスターターが付いており、エンジン始動が非常に簡単になっています。出力が高いため、連続作業時間は17.3時間とやや短くなりますが、業務用途に十分耐えうるスペックです。過負荷警告灯、オイルアラート、エコスロットルを装備しています。
FI(フューエルインジェクション)を採用し、燃費とメンテナンス性が向上したモデルです。サイズは大型で、重量は100kg超えとヘビー級の発電機ですが、出力電力5.5kvaと、そのボディに見合った性能を持っています。連続稼働時間も、最大15時間と、長時間にわたり電気工具を動かすことが出来ます。
少し脱線しますが…しばらく前に話題にもなった「ふるさと納税」で発電機がもらえるということをご存知でしょうか?
本来は自分の住んでいる自治体に納めるはずの税金を、任意の自治体に納めるのがふるさと納税です。
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パワーがある上に小型で防音タイプのガソリン式インバーター発電機です。圧倒的な静粛性能は、キャンプ場の静かな中で使っていても違和感がないほど。小型のため持ち運びが便利で邪魔にならず、災害やもしもの時の防災グッズとしても利用できます。最大4.2Lの大容量燃料タンクで約10時間まで連続使用が可能ですので、災害や停電など、いざという時に役立つ製品です。
アウトドアやDIYでの稼動に十分なスペックを持っています。重量が同スペックの他機種より若干重いですが、非常に稼動が静かです。出力電力も2.0kVAと、なかなかの出力で、バッテリーの充電も可能なため、遠隔地でバッテリー工具を使用する業種にも使われています。ただし大型電動工具を動かす際は出力不足になる可能性がありますので、手持ちの工具をよく調べてから購入してください。
一般的なビジネスバッグより一回り大きいくらいのサイズで、非常に小回りがきき、重量はたったの12.7kg、さらに防音性が高く作られており、エコノミー運転スイッチをオンにすると一気に静かになります。出力が0.9kVAと、やや低めなので、ホットプレート等の消費電力が高いものは苦手ですが、ちょっとした工具や家電を動かすには十分な出力です。
自動車用ガソリンが燃料というところもポイントです。緊急時に自動車からガソリンを抜いて給油することができます(取り扱いには注意です)小さい・軽い・静かと三拍子そろった超おすすめ品です!防災用にどうぞ!
こちらはEF900iSの同型機ですが、カモフラージュバージョンとなっています。家庭用、業務用と使用できますが、真価を発揮するのはもちろんキャンプ場での使用でしょう!発電機は単色デザインが多いので、このカラーリングはかなり個性的でカッコいいです!自然の中で使用すると周囲に溶け込んでしまうかもしれません。うっかりキャンプサイトに置き忘れないように注意したいですね!
こちらは先にご紹介したEF900iSの官公庁仕様となります。スペックはほぼ同じですが、本体カラーリングがOD(オリーブドラブ)となっています。渋い深緑色が心の琴線をくすぐります!汚れが目立ちにくいため、現場やアウトドアで活躍してくれること間違いなしです。
こちらはEF900iSの同型機で、消防署仕様となります。赤いボディーカラーが目を引きます。使用工具と色を合わせて統一感を持たせたりしてもいいですね!
最大で約6時間まで連続使用が出来て、高品質な出力数、ガソリンを600mlまで入れられるエンジン式のインバーター発電機です。ヤマハの発電機ならではの信頼度が高い製品です。
多極オルタネータを採用しており、2.5KVAと大容量の電気を供給できます。重量29kgと同スペック機と同等の重量で、一般家庭向きというより、業務用ですが、発電効率や安定感はエンジンメーカーの発電機だけあって最高級です。口コミでは堅牢性と安定感が評価されています。
先に紹介したEF1600iSのホームセンター専用モデルです。割と目にすることも多いのではないでしょうか?本体スペックはiSと同様ですが、こちらにはバッテリーに直接充電できる直流用充電コードが付属しています。口コミでは燃費のよさが特に高く評価されています。
小型で軽量なインバーター発電機ですが、特筆すべきは燃料がカセットボンベ2本で済むという点です。カセットボンベはコンビニ、スーパー、100円ショップで簡単に手に入りますし、使用期限もガソリンと比較して長いため、防災用の非常電源として最適なモデルです。
なお、ボンベ2本で1時間ほどの発電が可能です。ボンベは少し多めに備蓄しておいたほうがよさそうですね。出力は0.85kVAとなっていますので、使用機器には注意しましょう。
大型で重量も67kgと、小回りが利くサイズではありませんが、それに見合った出力2.8kVAをたたき出す発電機です。エンジン始動はリコイルとセルスターターの併用式となっています。エンジン回転数の制御機能(エコノミーコントロール機能)を採用しているため燃費が良く、さらに不必要な回転をさせないため、同スペックの他機種より騒音も非常に小さく快適に使用することが出来ます。
プロユースの屋外作業、アウトドアでのイベント機材稼動、災害発生時の長期停電対応用などなど、シチュエーションを選ばずに使用できます。
驚異の出力4.0kVAを誇るハイパワー発電機です。その分大型かつ、重量も94kgとなっていますが、エコノミーコントロール機能をONにすると連続運転時間が15時間と、長時間の発電が可能です。もちろん防音性も高く、オフィスで非常時バックアップ電源として購入した事例もあります。気軽にレジャーで…という使い方は難しいですが、複数の電気工具を使用する現場作業や、災害発生時に社内の電力確保をしなければならない場合におすすめです。
工進製のインバーター発電機で最も人気が高いのがこちらのGV-16iです。駆動音も59~65Ddbと比較的静かで、場所を問わずに使うことが出来ます。シガーソケットが付いており、車載用の機器が使えるのもポイントが高いです。なお、このモデルにはエコモード(静音・低燃費モード)と、パワーインジケーターが付いており、大まかな電力使用量も視認しやすい親切設計となっています。ホンダのEU16iとも遜色ないスペックですね。
こちらは先にご紹介したGV-16iよりも出力電力が小さいモデルで、パワーインジケーターもついていません。その分サイズが若干コンパクトになり、重量も14kgとかなり軽く仕上がっています。取りまわしが非常に良く、発電機を頻繁に持ち運ぶような業種に人気があります。
こちらはGV-16iの上位モデルで、出力電力が2.8kVAとなっています。重量は38kgとやや重くなっていますが、ハンドルとキャリーが付いているため、持ち運びにストレスを感じません。特筆すべきはそのコストパフォーマンスで、出力2.8kVA程度の他社製品と比較すると、圧倒的に安くなっています。口コミでは静音性と、エンジンのかかり易さに高い評価を得ています。
重量が軽めで大きさもコンパクトに収まった、カセットボンベ式のインバーター発電機です。入手が容易で、消費期限も長いガス型ですので、災害発生時の緊急電源として最適です。キャンプ等アウトドアで、ガスコンロの燃料とも併用できますね。出力は0.85kVAと、やや少なめですが、必要最低限の家電を動かすための、万が一の保険としては十分なアイテムです。
大きさは横が1m弱、重量は170kgと大サイズです。タイヤが4つ付いていますが、頻繁に移動させての利用はすこし難しいかもしれません。家庭用というよりは、電動工具を多数使う現場用、もしくは野外イベント等、電力消費量の高い機器を稼動させる際に向いています。ディーゼルエンジンを搭載しているため、軽油で発電することができ、燃料コストを若干抑えることができます。
こちらはガソリンエンジン搭載のインバーター発電機です。出力は3.8kVAと、プロでも安心して使えるスペックとなっています。重量が同スペック品と比べて若干軽く、また移動用の車輪とハンドルがついているため機動性も高いです。
サイズも重量もヘビー級のインバーター発電機です。当然出力も非常に高く、5.5kVAを誇ります。100kg近くあるので積み下ろしは2人以上居ないとできなさそうです。燃料はガソリンですので入手がしやすく、圧倒的な出力で現場での作業をサポートします。
ガスエンジンで動作する、コンパクトで低燃費なインバーター発電機です。出力電力は0.85kVAなので、動作させる機器には注意が必要です。燃料がガスなので、ガソリンや軽油と比較して排気ガスがクリーンなのもポイントです。
なお、燃料となるプロパンガスは、ガス会社や地域によって違いますので、何社か比較してから購入することをおすすめします。
やや大きめサイズですが、出力2.8kVAと、消費電力の心配が少ないスペックです。低騒音・低燃費設計されており、移動用のハンドルと車輪、車輪ストッパーが装備されています。
出力電力が2.0kVA、重量32kgと、同スペックの他機種より若干軽く、高出力に作られています。持ち運びがらくらくなので、アウトドアやちょっとした現場仕事に良いモデルです。
同型の他機種と比べてやや重く作られていますが、バッテリー内臓のためスイッチで簡単に起動することができます。出力が高い割りに安価なので、コストパフォーマンスにも優れています。エコモードと、オイルアラート、自動停止機能を装備しています。付属品も豊富で、持ち運び用のキャスター・ハンドルが付いています。口コミでは、重さは気になるが、値段の割りに性能が高いと評価されています。
カラーバリエーションが3種あるのも嬉しいですね。以下は同型の色違い商品です。
樹脂製カバーを採用し、コンパクトかつ軽量に作られた発電機です。駆動音もそれほど大きくなく、価格も安価なので手軽に購入できます。ただし、連続6時間以上の稼動は本体に不具合が生じるため避けたほうがよさそうです。とにかく安価なインバーター発電機を探すならこれがぴったりです。なおこちらもカラーバリエーションが3種あります。
先にご紹介した2品よりも、さらに小型化、低価格化したのがこのSF-600です。出力はだいぶ落ちてしまいましたが、サイズと重量が携帯性に完全特化しています。車載しておいて、緊急予備電源に使ったり、アウトドアやキャンプでも消費電力が非常に低い機器しか動かさないのであれば、選択肢としてアリ!です。こちらもカラーバリエーションは3色となっています。
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海外メーカー製の、小型で低価格なインバーター発電機です。最大出力は0.8kVAですが、定格は0.7kVAなのでご注意ください。特徴はとにかく軽いということ。たったの8.5kgなので、頻繁に持ち歩く人や力の弱い方でも楽に運搬することができます。口コミでは若干駆動音が気になるという意見が出ていますが、それを補って余りあるコンパクトさが光ります。
出力は1.6kVAですが、価格がかなり安く抑えられており、コストパフォーマンスに優れています。エコノミースイッチが付いており、ONにすると接続された機器の消費電力に合わせ自動的に回転数を調整するため、低燃費化動画可能です。操作パネルのランプが明るく、暗所でも操作が楽にできます。
重量も21.5kgと、一般的な1.6kVAモデルと同等ですので携帯性が高いです。非常用、作業用、アウトドア用とシチュエーションを問わず使えるので、入門用として購入するのもいいかもしれませんね。
自動車で有名なホンダもインバーター発電機をリリースしています。オートパワーセーブで最適な回転数を自動設定するため、低燃費です。その他にも、過負荷がかかると自動的に運転を停止する電子ブレーカー機能、オイル残量が少なくなったら自動停止するオイルセンサーを装備しており、焼き付け等を防ぐ安心設計となっています。出力は1.35kVAと、一般的な0.9kVAでは足りないが、1.6kVAだと多すぎる…という方には、こちらを検討してみては?
こちらは2.8kVA出力のタイプとなります。マルチモニターと、ダイヤル操作機能を装備し、ユーザーインターフェースが秀でています。始動はセルスタート・リコイルスタートの2種類です。やや駆動音が大きいですが、剛性の高いフレームを採用し頑丈に作られています。
こちらはHAIGE(ハイガー)のガソリン式インバーター発電機です。出力は1.5kVAで重量18.6kgと、コンパクトに作られており、携帯性に優れたアイテムです。
先ほどご紹介した DY1500LBIの上位機種です。幅600mm弱・高さ500mm弱、重量が29kgと、一般的なポーダブル発電機と同程度のサイズですが、出力電力が3.5kVAと、サイズでみるとかなりのハイパワー型に作られています。稼働時間は3.5時間ですので、短時間でたくさんの電気工具をつかう場面などに最適です。
低価格かつコンパクトにまとまったインバーター発電機です。12.8kgとかなり軽く作られているので、女性の方でも持ち運びが簡単です。燃料はガソリンとエンジンオイルの混合油ですので、給油の際は注意が必要です。車に乗せっぱなしにしておいて、緊急用の電源として使用できます。
他機種と比べて、本体カバーがないためエンジン音がやや大きく、排気ガスも気になりますが、安さと小ささを重視し、割り切って使用するなら検討対象になりそうです。なお、こちらは60Hz商品となりますので、購入の際は注意してください。
GT800 の50Hz機になります。東日本の方はこちらをどうぞ。
赤黒と黒を基調としたデザインにゴツいガードフレームを装備した高出力インバーター発電機です。特徴は積み重ねる事ができるため、複数台を保管する際にスペースをとりません。出力は3.0kVAと大きく、プロユースでも十分使えるスペックです。
農機具で有名なヤンマーも発電機をリリースしています。土木作業用の大型機が多いですが、こちらのモデルはコンパクト発電機です。同型機とくらべて少し重いですが、サイズが小さくまとめられています。エコノミーコントロール機能も付いているため、燃費がよく駆動音も小さめに作られています。
エコノミックモードを搭載し、燃料の無駄を少なく抑え、使用時以外は回転数を少なくするため騒音も抑えられます。重量は28kgです。同等品はハンドルを持って移動させますが、この商品には付属品に専用キャリーがついているので楽に移動できます。オーバーロード保護機能も付いているので過負荷がかかったときも安心です。
サイズと重量は一般的ですが、出力が3.5kVAとやや高めに作られたインバーター発電機です。短時間でたくさんの電力を使う現場作業等に向いていますが、防災用、アウトドア用にももちろん使えます。ハンドルと車輪が付いているので、キャリーバッグのように立てて運べるところが長所です。
インバーター発電機は、各メーカーによって使用方法が異なります。また、使い方を誤ると思わぬ事故や故障の原因に繋がります。そこで、インバーター発電機を使用する前に守って欲しい注意事項について説明します。
発電機の排気ガスには一酸化炭素が含まれています。知らずに吸引すると一酸化炭素中毒になる可能性が高く、非常に危険ですので屋内では絶対に使用しないで下さい。
ガソリンやオイルなどの燃料は非常に揮発しやすく、引火しやすい性質を持ちます。引火すると爆発して事故を引き起こす可能性があり、大変危険です。燃料を補給する際には、エンジンを停止させ、換気の良いところで行いましょう。
発電機を使用する際には、本体や付属品がそろっているかどうか確認し、どんな場所で使用するべきなのかを確認しましょう。燃料の補給方法やエンジンのかけ方、電気機器の接続方法、発電機の停止の仕方や発電機を使用する際の注意点についてもをしっかりと理解した上で使用しましょう。
メーカーによっては、YouTubeなどの動画で使い方を丁寧に教えてくれることがありますので、正しい使い方を理解し、事故やケガなどに十分に注意して使用する必要があります。
また、事前に動作テストをしておくと、いざ使用する際に動かなかった…という事態を避けられます。せっかくアウトドアで使用するために持っていったのに、うまく動かないと残念ですよね。購入したら、軽く動かしておきましょう。
各メーカー人気のインバーター発電機をまとめてみましたが、いかがでしたか?インバーター発電機は家庭用の電源とほぼ同等の、質が高い電気を作れるので、一般家電やパソコンなど精密家電も動かせる非常に便利な発電機です。
業務用やアウトドア用に使われてきましたが、昨今は災害対策のために、ご家庭に1台、オフィスに1台と購入される方も増えてきています。
ですが、使う目的と接続機器をしっかりと決めておかないと、せっかく購入したのに電力が足りなくて動かない…とか、オーバースペック過ぎた…。といった失敗が起こってしまいます。発電機の性能と特性をしっかり理解した上で、目的をしっかり決めて購入してください。
意外と見落としがちなのは騒音レベルです。もし実機を動かせるのであれば、購入前にどれだけの音が出るのかを確認しておくといいですね。
また発電機は中古としても価値が高く買取してもらえますので、不要になった場合は買取業者に出すことをおすすめいたします。
この記事が皆様の発電機選びの一助になることを祈っています。
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