キャンプは現在様々な人から親しまれており、ソロ、そして女子キャンプといったように楽しみ方も様々です。女子でキャンプをする際にも、醍醐味である焚火を楽しみたいところでしょう。そこで今回は、女子キャンプでおすすめの便利且つお洒落な焚き火台をご紹介します。
目次
キャンプを楽しむ方が多くなった現代では、ソロやツーリング、そして女子キャンプとさまざまなスタイルが定着しています。女子のみでキャンプを行う際でも調理や暖を取れる焚火台は便利ですが、選び方のポイントというものがあります。
まず、焚き火台が一人でも扱いやすいサイズかどうかです。ファミリーで使用するようなサイズの焚火台は、その分火も大きくてそそられるかもしれませんが、ソロでキャンプをする事を想定した場合には現実的とは言えません。
女性が一人で設営等を行う以上は、焚き火をする際にもその手間を考慮する必要があります。だからこそ、基本的には焚火台もソロ用か、調理などの為に少し余裕を持たせたい場合でも2~3人用を選びましょう。
続いては、持ち運びのしやすさ、携帯性や収納性といった面についてです。ソロキャンプもツーリングキャンプや公共交通機関を使用したものなど、やり方は様々ですがどんなやり方でも持って行けるギアの数は限られています。
当然ながら、サイトでの設営や撤収の際の片付けも自分1人で行わなければならない以上、収納時に分解出来たりコンパクトにして嵩張らない焚火台が向いています。
単に焚火を楽しむために焚火台を持って行ってももちろん良いですが、昨今では火力源として使われる事も珍しくありません。もし焚火台を調理などに使用する予定ならば、網や五徳が付属しているような製品だと便利です。
網があれば焼き物もそのまま出来ますし、五徳があればオーブンなどを使用した料理も作れるなど、調理の幅が広がります。ただ、そうした調理ができるような焚火台は大抵サイズが大きくなりがちですので、事前に確認しましょう。
もう1つ、ロストルや灰受けがあるかもチェックしましょう。まずロストルとは、火が効率的に燃えるように焚火台の下部に設けられる穴の開いた鉄板などの事です。これがあれば、空気を送り込んで素早く焚火が出来上がります。
アッシュパンとも言われている灰受けは、名前の通り焚き火で生じた灰を回収してもらえる部品です。わざわざ本体を持ち運ばなくても、灰受けだけを取り出して処分すれば良いので手間が省けます。
この様に、女子がソロキャンプをする際にも焚火台はもはや必須とすら言えますが、実際のシーンをしっかりと考えて実用的なものを選択する必要があります。ここからは、女子ソロキャンプにお勧めのお洒落な焚き火台をご紹介します。
まずは、アウトドアメーカーとして有名なコールマンのファイヤーディスクソロです。3秒で簡単設営・撤収の焚火台であり、名前に「ソロ」とある通りにソロキャンプで焚火をする事を想定して設計されている製品です。
1人でも持ち運びやすい900gの軽量さで、 持ち運び用の収納ケース付きです。直径30㎝の特徴的なディスクの台より大きな薪でも、そのまま載せて問題なく使えます。また、耐荷重25kgでダッチオーブンも10インチまで使用可能です。
非常にコンパクトです。使用時に、アルミホイルを敷いてから使用すると、終了時にホイルを取り除くだけで、本体は綺麗なままです。 引用:Amazon
実際にキャンプで使って見た感想ですが、組立一瞬、燃えカスの処理もそのまま灰捨て場に持って行けて楽ちんとかなり扱いやすいです。 引用:Amazon
総重量:(約)1.6Kg
組立サイズ(完成時):(約)幅19.5×奥行19.5×高さ15.5+4.0cm
サイズ(収納時):(約)幅20×奥行20×高さ6cm
続いては、キャンピングムーンのバーベキューコンロ・焚火台になります。しっかりした作りなので、ダッチオーブンも使用可能です。バーベキューや少人数でのキャンプなど用途は様々で、勿論女子ソロキャンプでも有用です。
簡単に組み立てられ、セットの収納袋に折り畳みも楽々です。一度組み立ててしまえば、説明画像がなくても組み立てることができるレベルで楽に設営と回収が行えます。網が付属しており、使えば焼き料理、外せば炭や薪を入れ焚火台として使用可能です。
セットのパーツ類は水洗いでき、手入れについても容易に行えます。運搬時には収納バッグが付いており、コンパクトに折り畳んで持ち運べます。
1回めの使用なので耐久性はまだわかりませんが、作りはしっかりしてます。炭が当たる部分はアルミホイルを敷いたほうがお手入れが簡単になると思います。 引用:Amazon
機能的には優れていて、ちゃんと大型の持つ特徴を引き継いでいます。ソロが多い人はひとつ持っていても損はしないと思います。 引用:Amazon
コンパクトで軽量、組立、持ち運び簡単な耐久性に優れたステンレス製の焚火台です。焚き火はもちろん、網付きで網焼き、鉄板やケトル、ダッヂオーブンなども置ける安定感を有しており、用途は多岐にわたります。
収納ケースはこちらにも付属しており、折りたたんでしまえば非常に薄くなるので運搬時にも嵩張ることはないでしょう。網などもコンパクトに作られており、ソロ用として申し分ないサイズ感となっています。
この商品の気にいった事は、とにかくクールでカッコいい事!実際の使用感は、自宅で5〜6回組み立てを練習するとキャンプ場でカッコ良く組み立てられます。 引用:Amazon
火床にはピコグリルやピコグリルの亜種のようなスリットこそはいって無いですけど。その名の如く蓮のような形状の火床ゆえに燃焼効率は良いです。 引用:Amazon
キャプテンスタッグの、ヘキサステンレス焚き火台もお勧めです。網をのせ、炭火でバーベキューをしても、網を外して薪を燃やせば、焚き火台にでき、ダッチオーブン25cmがスッポリ入るサイズなのでそのまま上で調理ができるなど、1台3役を兼ねます。
名前の通りヘキサゴン、すなわち6角形の形状をしており、比較的展開した時のサイズも大きめなので、ソロキャンプでの使用であれば十分に余裕を持って調理などに使えますし、2,3人程度でのキャンプでも実用的でしょう。
薄型なので収納もコンパクトに折りたたみが可能で、持ち運びや収納時に便利なバッグ付きです。組立はスタンドと本体をセットするだけで簡単ですから、手間のかかるものを使用したくない方にもお勧めできます。
キャンプ場で販売している薪の長さが大体40cm位なんですが、それがそのまま入る点が良いですね。安定感も問題無いです。 引用:Amazon
ソロテントでキャンプをする為、焚き火台の良し悪しが重要なんですが、この焚き火台は大きい為
多少火を大きくしても問題無く、暖も取れるので私の中の焚き火台ランキングでは今の所一番ですね。 引用:Amazon
旧ドッペルギャンガーのDODからは、めちゃもえファイヤーをお勧めします。ソロからグループまで一味違う焚き火を楽しみたい方にお勧めの変わった名称が特徴的な焚き火台で、二次燃焼の炎を見られる設計です。
通常の焚き火では見ることのできない二次燃焼の炎がきれいに見える特殊構造の焚き火台となっており、一次燃焼で燃えきらなかった可燃性ガスに、高温に熱した空気を吹き付けて二次燃焼をさせるのが特徴なのです。
燃焼効率が高く作られているので、少しの薪で大きな炎になって楽しめます。付属品のテーブルもきれいに重なるように設計されており、コンパクトに収納することが可能、持ち運びやすく車の積載スペースを圧迫しません。
雨風に対する強さ(重さも含めて)、切らずに市販薪をぶっ込めるラクさ、燃焼効率の良さ=使用後の灰の少なさ、etc…の良い点が重さのハンディを補って余りある! 引用:Amazon
めちゃくちゃ燃えて最高す!もう1つ並べて使いたいので追加買いしました。風のある日は灰が飛びにくいので気に入ってます。 引用:Amazon
収納サイズ(収納ケース):約285×375mm
組立サイズ(完成時):高さ28.5cm、横31cm×縦31cm
重さ: 約0.9kg(ケース込み時約1.05kg)
コンパクトでシンプルな設計をしている、キャンピングムーンのB4型焚火台です。このブランドは2011年に設立され、グローバルに展開しているアウトドアブランドで、 高品質で機能的なアウトドア、キャンプ用品を製造販売しています。
本製品はマルチに使える、焚き火台&ゴトクセットとして展開されていて、ソロから3人用の大きめのB4サイズとなっています。 火床はステンレスメッシュになっており、メッシュ網によって燃焼効率を上げつつ錆びにくい設計です。
ハードタイプのゴトク付きなので、炭火、焚き火でコンロとしても使えるなど仕様幅は広いものです。ほぼ平面の縁の無い焚き火台ですので、薪や炎が良く見え、火いじりを楽しみたい人にとっても最適と言えるでしょう。
良い!快適な焚火!組み立ても楽だし、畳んだら薄いし、そして使用時の形が良い!大きさも問題なしでした。 引用:Amazon
ピコグリル、メッシュ焚火台、B6君など使ってみましたがこれが一番の焚火台となり、エースです。 引用:Amazon
1~3人のアウトドアや料理に最適のソロキャンプ、複数人仕様の焚火台です。収納時サイズ 約31㎝×23㎝、サイズはA4サイズになり、収納時の重量は約1.15kgと、アウトドアにおける携行性を十分に備えています。
ステンレス板とフレームを組み合わせた独特の形状になりますので、組み立てについても容易に行えます。市販の焚火台より火床の固定点を改良していて、不意の滑りなどを発生させず安心しながら焚き火を楽しめます。
スピッドは3枚分としっかりしているので、焚き火だけではなく重いフライパンや鍋なども置いて料理が可能です。耐荷重は6.5kg、市販の薪もそのまま載せられるので、総じて使い勝手の良いマルチ仕様な焚き火台と言えます。
2束分の薪を燃やし重さによって支え部分に当たってる薪を置く皿が変形しましたが、仕様に問題ないレベルです。 引用:Amazon
これはバッチリそれを解消してくれる商品です。1回目にして味が出たぐらいに思っております。 引用:Amazon
最後は、東京クラフトのマクライト焚火台です。収納サイズは21×40cm、横幅が狭いスリムな形状でバックパックに難なく収納できるアウトドア向けの焚火台であり、本体の重量もわずか794gの軽量さで嵩張ることも無駄な重さを加える事もありません。
ゴトクをスタンドに置いたり、本体側面のパネルの上に置いたりすることで火床との距離を調整可能、本体を構成するパーツは3つだけですので、組み立ても片付けも容易でスムーズに焚き火の準備を始められます。
片側の風防を取り外して灰を捨てると、手を汚さずに楽に捨てられる設計になっています。熾火や炭でジックリ調理したいときは側面のパネルに五徳を設置して、遠火で調理したいときはスタンド側に設置できるなど、自由に調整が効きます。
薪をそのまま乗せられ、燃焼効率も良くほぼ燃え付きました。組み立ても簡単、火力に合わせて付属の五徳を置く位置も変えられ調理はしやすかったです。 引用:Amazon
何台か焚き火台を使って来ましたが、今回こちら購入しました。軽さは文句なしです。慣れは必要ですが、組み立ても比較的容易に出来ます。 引用:Amazon
焚火というのはキャンプにおける醍醐味でありますし、今回ご紹介してきたようにソロキャンプ向けの焚火台も多くラインナップしていますので、これからキャンプを始めたいという女性の方からすれば是非とも焚き火も楽しみたいところでしょう。
ですが、火を扱うものですし、危険性があるのは変わりありません。しかもソロですので、万が一の時の対策もしっかりと考えておく必要がありますので、ここからは焚火台を実際に使用する際の注意点をご紹介します。
まず、事前に焚火台の設置場所の確認をしておくようにしましょう。焚き火と言えば薪を組んで火をつけ楽しむものですが、どこでもできるものという訳ではありません。火を使う以上は、相応のリスクがつきものです。
キャンプを行うキャンプサイト側も無論そういった点については考慮していて、許可をしている場所とされていない場所があります。当然、許可のない場所で焚火をすればルール違反ですし、トラブルを引き起こしかねません。
焚火が許されている場所を挙げれば上記のようなところがありますが、見て分かる通り以外にも焚火が出来る場所は限られています。キャンプ場で行う場合にも、そのサイトで焚火をしても良いかは必ず事前にチェックしてください。
続いて、安全対策を怠らないようにしてください。すでに何度も述べている通り、焚き火は楽しいアクティビティの1つではあるものの、火を使用するものには違いありませんので当然火事ややけどといったリスクが潜んでいます。
火事に対する備えとして、消火用の水を用意するのはもちろん、燃えやすいものを周りに置いたまま焚火をするのも危険極まりないので、そこから離れた場所を選択したり、事前に遠ざけておくといった配慮も必要です。
目安としては、焚き火台の設置する場所から3メートル圏内には燃えそうなものを置かず、離れさせてください。テントなどは特に燃える可能性が多いので注意し、また風の日には火の粉が飛ぶこともあるので天候によっては中止する判断も行うべきです。
また、自分が着用する衣服についても、火や熱に弱い素材のものにはしないようにしましょう。例えばキャンプでは、居住スペースを確保するタープやチェア、アウトドアウェアといったアイテムが多く用いられています。
こういったギアというのは、基本的にポリエステルが素材に用いられています。普通に使用する分には便利な反面、熱に弱く燃えやすい性質も持っていますので、火の粉や焚き火の熱が当たるだけでも火事につながる可能性があります。
その為、焚き火をするときにはキャンプで使用するギアについてもポリエステル製のものは避けるのが無難とされています。特にタープは面積が大きく、風邪による影響も受けやすいですから十分に注意をしてください。
また、焚き火がアクティビティとして親しまれているのをメーカー側も認知して、燃えにくい素材を使ったテントやタープも販売されています。最初から焚火をする予定なら、ギアについても素材からこだわってみると良いでしょう。
焚火に必須のアイテムと言えば、今回ご紹介した焚き火台や薪、調理をするなら調理用器具などがありますが、それらと併せて焚き火台用のシートやグローブなどについても併せて用意しておくのが推奨されています。
焚火台シートは、焚火による火の粉や熱が地面に伝わるのを防止するためのアイテムです。使う予定の焚き火台の約4倍の面積を持っているシートを選択し使用すれば、環境への負荷も少なく焚火が行えるでしょう。
焚火の世話や調理をする際には日に近づかなければならないので、手を守ってくれる耐火グローブも大切です。また、火をつける際には火吹き棒というアイテムを使ってあげると、すぐに薪を燃やせるので便利です。
焚火台1つあれば、メインの焚き火はもちろんの事、フライパンやダッチオーブンを使用した様々な調理ができるようになるなど、キャンプ自体の面白さをより一層高めてくれるのは間違いありません。
勿論安全の対策や事前の確認は危険性がある以上必須ですが、それらをしっかりと押さえておけばとても楽しいキャンプになるでしょうから、是非とも次のキャンプで使ってみてください。