これからキャンプを楽しもうと考えている方は、焚き火台も揃えておきましょう。焚き火台はキャンプのさまざまなシーンで活躍するマストアイテムです。素材やサイズも豊富で、一つ持っておくとキャンプの楽しみも広がるでしょう。当記事ではおすすめの商品や焚き火台の上手な選び方を取り上げていますので、アウトドアプランにぴったりのアイテムを見つけてみてください。
秋冬キャンプの醍醐味のひとつである焚き火ですが、この季節に楽しみたいキャンプの定番のひとつですが、最近焚き火に関するトラブルをよく耳にするようになりました。
特に気をつけたいのが、各キャンプ場が定める焚き火のルールです。最近では、ほとんどのキャンプ場が直火を禁止し、焚き火台の設置を義務付けています。
キャンプ場によって焚き火のルールは微妙に違うので、よく確認しましょう。直火禁止のキャンプ場もありますので、注意が必要です。
キャンプ初心者の方の中には、どんな焚き火台を選べば良いのか迷うという方もいらっしゃることでしょう。そこでまず、焚き火台を選ぶ際のポイントをご紹介します。
焚き火台は主に「焚き火料理」と「焚き火鑑賞」に使うことができ、どちらをメインに焚き火料理を楽しみたいかで焚き火台を選ぶポイントが変わってきます。
焚き火料理を楽しみたい場合は、風の影響を受けにくく火が通りやすい深型の焚き火台がおすすめです。燃え始めると炎が安定するので料理がしやすくなります。
焚き火台本体のほか、調理器具を置くコンロやBBQを楽しむための網なども必要です。焚き火台にコンロや網が付属しているか、付属していない場合は別売りになっているかを確認しましょう。
また、ダッチオーブンやスキレットなど重い調理器具を使う場合は、耐荷重も確認が必要です。使いたい調理器具の重さを量り、食材の重さ+調理器具の重さが焚き火台の耐荷重を超えないかどうかを確かめましょう。
調理器具の重さが5~6kgであれば、耐荷重が10kg程度の焚き火台であればストレスなく調理を楽しむことができます。
一方、火を眺めて楽しみたい場合は、薪をくべたり、火をいじったりしやすい浅い焚き火台がおすすめです。
焚き火台が広いと様々な種類の薪を使うことができるので、より焚き火鑑賞を楽しみたい方は焚き火台の大きさもチェックしてみてください。
市販の薪は直径30~40cm程度なので、焚き火台の幅が40cm程度あれば、キャンプファイヤーのような薪の配置(ウェルベッドスタイル)ができ、焚き火鑑賞を盛り上げることができます。
浅いタイプの焚き火台は、炭床の面積が広く、火加減の調整がしやすいのが特徴です。浅いタイプの焚き火台は深さがないため、薪に火をつけやすく、こまめに火をつけたり調整したりしやすいのが特徴です。
シンプルなタイプが多く、設置や撤収がしやすく扱いやすいので、キャンプ初心者におすすめです。ただし、薪の量には注意が必要です。
換気の良し悪しにもよりますが、薪の量が多すぎると火が広がったときにバラバラになりやすく、火花や灰が飛び散りやすくなります。周囲に気を配りましょう。
深型タイプのメリットは、焚き火としてだけでなく、調理にも使えることです。炭床の深さがある分、薪を多く置くことができ、側壁に網やコンロを置けば、大きな火で調理することも可能です。
暖をとる目的でも使えます。側壁が高いので灰が飛び散らず、火をしっかり閉じ込めることができます。一方、奥行きのある形状のため、薪に火がつきにくいというデメリットがあります。
また、薪を動かして火力を調整するのに時間がかかってしまいます。選ぶ際には、底面や側面に空気穴が少ないものを選ばないように注意しましょう。
通気性が悪いと着火性や火の持続性に影響します。焚き口に網目や空気穴があるものは、薪に空気を通しやすくなりますので、押さえておきましょう。
持ち運びができる軽量な焚き火台を選ぶ際には、使用する焚き火台のサイズも必ず確認しましょう。サイズを選ぶとき、まず確認するのは使用する人数です。これによって、どのサイズを購入すればいいのかが決まります。
ソロキャンパー用とファミリーやグループキャンパー用でサイズが異なるのが普通です。ソロキャンパーには軽量でコンパクトなタイプ、ファミリーやグループには調理もできる大きめのタイプが好まれます。
焚き火台はキャンプ場まで運んで使用するため、携帯性や軽量性も重要なポイントです。特にソロキャンパーは一人で運ばなければならないので、軽量でコンパクトな焚き火台を選ぶとよいでしょう。
焚き火台は軽ければ軽いほど持ち運びが楽ですが、焚き火台や焚き火台の大きさも小さくなってしまうことがあります。
焚き火台や焚き火台が小さいと、薪が燃えにくく、料理もしにくいので、火を楽しむことができなくなります。
また、気に入った焚き火台が重い製品であれば、付属品として収納ケースがあるかどうかをチェックしておくようにしてください。
部品類も確認しておきましょう。例えば、ロストルは、焚き火台と薪の間に空気の通り道を作り、薪の燃焼を安定させる役割があります。
焚き火の途中で炎が消えたときに何度も火をつけるのは手間がかかるので、ロストル付きの暖炉を選び、ゆっくりと炎を楽しむとよいでしょう。
焚き火の後始末を楽にしたい場合は、灰皿付きのものを選びましょう。灰皿がないものを選ぶと、焚き火台に残った灰を取ったり、本体ごと移動させたりする必要があり、後片付けに時間がかかってしまいます。
また、灰受けがあれば、灰が地面に落ちにくくなるので、キャンプ場やバーベキュー場を汚さずに焚き火をすることができます。
場所によっては灰の処理に厳しいルールがあり、粗末な灰の処理をしていると注意を受けることがあります。後片付けのしやすさやマナーの面からも、灰受けを選ぶことをおすすめします。
せっかく焚き火台を購入するなら、機能だけでなく見た目も気に入ったものを選ぶことが、長く使い続けるためのポイントになります。
現在では、ガレージブランドから個性的でおしゃれな焚き火台がたくさん販売されていますので、定番のアウトドアブランド以外のブランドの製品もぜひチェックしてみてください。
「ガレージブランド」とは、品質やデザインにこだわり、オリジナリティ溢れるアウトドア用品を販売する小規模な独立系企業のことです。
大手メーカーが一般受けしやすい製品を販売しているのに対し、ガレージブランドは個性的なデザインの製品や使いやすさにこだわった製品など、「キャンパー目線」で開発された製品を販売しています。
オリジナルデザインの焚き火台が多く、人とかぶることがなく、自分だけの焚き火台を持つ特別感を味わうことができます。
ただし、小規模で開発しているため、在庫数に限りがあったり、入荷待ちが続いたりすることがあり、欲しいと思ったときに手に入らないことがあります。
SNSや公式サイトなどで情報公開されている場合も多いので、気に入ったブランドが見つかったら、定期的に新商品や入荷時期をチェックするようにしましょう。
日本製の方が安心という方も多いですが、海外ブランドでも品質が良く、おしゃれなデザインのものがたくさんあります。海外ブランドのおしゃれな焚き火台をチェックするには、SNSも便利です。
特に、InstagramやTwitterに投稿されているものが多いので、海外ブランドの製品を販売している販売店のSNSは要チェックです。
新商品や再入荷の情報を写真付きで発信しているSNSも多いので、海外ブランドの焚き火台が気になる方は、SNSで検索してみることをおすすめします。
ここではソロキャンパーにおすすめのおしゃれな焚き火台をご紹介しています。ソロスタイルでもおしゃれなキャンプ用品にこだわりたい方は必見です。
ガレージブランドの焚き火台もピックアップしていますので、気になる焚き火台があればぜひチェックしてみてください。
焚き火台の常識から外れた3.2mmという極厚の鉄板でできたタフな焚き火台です。大小2枚ずつの4枚のプレートで構成されており、組み立ては4つのパーツを組み立てるだけと簡単です。
重ねて収納できるほか、収納ケースを兼ねた灰受けに収納することで、収納時の厚みが1cm以下になるコンパクトさも魅力的です。
荷物を減らしたいソロキャンパーやツーリング旅行者におすすめの焚き火台です。コンパクトなサイズなので、バッグやリュックに入れて持ち運ぶことができて便利です。
一次燃焼で燃え尽きなかった可燃性ガスに熱風を当てて二次燃焼させる構造なので、コンパクトながらパワフルな炎で暖を取ることができます。
燃焼効率が高いので、拾った枝も燃やせますし、二次燃焼は煙や灰が少なく、快適に使えるだけでなく、後始末も簡単です。
ストーブには小さな鍋が入るバーナーがついているので、お湯を沸かしたり簡単な調理をするのにも便利です。小さくても火力の強いものをお探しの方におすすめです。
ステンレスボディは、頑丈そのもので、置き台もしっかりしています。重いですが、その分、幅の薄い本体でも安定感があり、簡単には、倒れるような心配はなさそうです。引用:Amazon
「FUTURE FOX Confire Oar」は、ソロキャンパーに向けたデザインと機能性を兼ね備えたメッシュの焚き火台です。
メッシュなので通気性がよく、火が安定しやすく、包んで捨てるだけなので後片付けの手間も少なく、ソロキャンパーに特におすすめです。収納は、ストーブとフレーム、メッシュシートを袋に入れ、丸めるだけで簡単に持ち運べます。
重さ、コンパクトさ、デザインどれも評価高いです。地面とシートの下面が高さあまり無いので薪を下に置くことは出来ませんがピザを置いて焼くのにちょうどいいです。引用:Amazon
S’moreでは、従来のキャンプ用品をより身近に、使いやすく、オシャレに、かわいくすることをモットーに、常に新しい商品の開発を進めています。
この商品は軽量で燃えやすく、枚数によって大きさを変えられる新しい焚き火台です。和柄のデザインで、焚き火をより美しく演出します。組み立てや収納は、プレートを組み合わせるだけですっきりコンパクトなデザインになります。
キャプテンスタッグのヘキサファイヤグリル→ヒューチャーフォックスのナバホと使ってきました。綺麗な炎が見たくて、マクアケで初めて見た時から一目惚れでしたが、躊躇している間に終了しており、再販を見つけて即決です。引用:Amazon
ワンティグリスは、ミリタリーテイストのアウトドア実用品を中心に展開しています。素材はすべてステンレス製で、しっかりとした頑丈な作りです。
重さは約550gと軽量で場所を取らず、持ち運びも簡単です。調理器具はバランスよく、薪ストーブの上に置くことができます。
どこでも気軽に焚き火や料理が楽しめますし、燃料や用途に合わせて、チャコールホルダーの高さを2段階に調節可能です。
ファミリーキャンパーやグループキャンパーに最適なのは、設営が簡単で調理や焚き火を楽しむのに十分な広さのある焚き火台です。
ある程度の耐荷重があり、網を設置したらBBQをしたりダッチオーブンを置いたりできる、安定感のあるしっかりした作りの焚き火台がおすすめです。
焚き火に必要なアイテムをセットにした便利な商品です。草や土に熱が伝わらないように、本体の下に敷くベースプレートが付属しています。
炭の底に敷く鋳鉄製のプレートは、炭や薪の燃焼効率を高め、火力の強い焚き火を楽しむことができます。焚き火台は丈夫なステンレス製で、衝撃や熱をしっかり受け止めてくれます。
パイプはしっかりと溶接されていますので、タフな使用でも心配いりません。使用後は折りたたんで付属の収納ケースに入れれば、後片付けや持ち運びも簡単です。使いやすさを追求した焚き火台と言えるでしょう。
他のメーカーに比べて少し高いですが、持ち運びが楽で丈夫なので重宝しています。キャンプ場に行って、近隣を見回しても、夕食の後はみんなこれでたき火をしてますね。みんな使っているのに納得です。引用:Amazon
キャンプやアウトドアで一日中便利に使える機能が満載の焚き火台です。焚き火台としてだけでなく、バーベキューや串焼きなどにもお使いいただけます。
焚き火台、アイアンロストル、焼き網がセットになっているので、1台で様々な用途に使えて便利です。焚き火台を使えば、鍋料理も可能です。
また、付属の仕切り板で焚き火台を仕切ることができるので、焚き火、鍋料理、バーベキューを同時に行うことができます。
灰皿も付属しているので、マナーを守って焚き火を楽しむことができます。本体と付属品は収納袋に収まるので、移動もラクラクです。
10インチのユニフレームをゴトクの上に載せて使っても特に安定性は問題ありません。たたむとスペースも取りませんし、組み立ても片づけも簡単で、見た目も気に入ってます。引用:Amazon
腕の太い丸太を2本平行に並べ、その間に薪を置くロングファイヤータイプの焚き火台です。燃えカスや灰が地面に落ちないようにする「アッシュキャッチャー」には、特殊な不燃性の布を使用しています。
両側のログが壁となり、薪から発生する可燃性ガスを加熱し、安定した燃焼を維持してくれます。フレームにはステンレス素材を採用していますので錆びや腐食に強く、最小限のメンテナンスで酷使できる設計になっています。
初見で組み立てるときにフレームをどう開くか迷ったが、組み立て自体は簡単にできた。フレームのつまみネジ2つは緩めすぎると外れるため要注意。引用:Rakuten
ミニマルワークスのバルカンは、折りたたんで持ち運びができる新しいスタイルの焚き火台です。ミニマルワークスが長い時間をかけて開発した製品です。
独創性と使いやすさから人気の商品となっています。潤滑な空気の流れを保つために、火袋状の開口部を多く設けています。
beyond self 大型焚き火台は、強度の高い熱間圧延鋼材を使用し、高温塗装を施すことで外観の美しさを高めています。また、耐用年数も長いため、安心して購入することができます。脚部は本体にすっぽり収まるので、収納袋にまとめて収納できて便利です。
レビューが少なく不安でしたがデザインが良かったので購入してみました。
接続部分に多少荒削りなところはありますが、作りがしっかりしていました。引用:Amazon
いかがでしたか?バーベキューやキャンプなど、アウトドアシーンに欠かせない焚き火台ですが、調理や焚き火など使用目的によって適切なタイプが異なるので、自分のプランに合ったものを選ぶことが大切です。
サイズや扱いやすさなどの特徴を確認し、快適なアウトドアシーンを楽しめる1台を探してみてください。