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新潟県燕市に本社を構える「株式会社エビス」は建築、土木関係で使われる水平器や水準器を製造、販売している専門メーカーです。
ご紹介する「ポストレベル ED-POSMR」は、L字型になっているブックエンドのような形状をした水平器で、木製の柱やスチール製の角パイプなどの角に取付けて水平と垂直を確認することが出来るモデルとなります。
アクリル製の気泡管には水平、1/100勾配、2/100勾配の3段階を簡単に確認出来るように6本線が記載してあるのも特徴の一つです。本体重量も約101gと軽量で、裏側にはマグネットも装備されていますので、気軽に配管に取付けて確認が可能で使い勝手の良い水平器です。
各種測定器具や検査器具を専門に製造、販売している「新潟精機株式会社」からも水平器がリリースされています。
ご紹介する「アルミ水平器 ALM-450」は水平、垂直、斜め45度の3方向を計測することが可能で、さらに、それぞれの気泡管には左右3本計6本の確認線が入っており、0度、1/100勾配、2/100勾配の3つのレベルを一目で確認できるようになっています。
本体素材がアルミニウムで出来ており、本体下側に備えられた強力マグネットとの組み合わせることで、スチール製の柱などに貼り付けることが出来ます。
直定規をはじめ、各種計測機器を製造、販売している「シンワ測定株式会社」からは、さまざまな水平器がリリースされています。
ご紹介する「デジタル水平器 76327」は水平、垂直の他に1mあたりの立ち上がり、角度、道路などの勾配まで計測することが可能で、バックライト付きの液晶画面に数値が表示されるモデルです。
本体側面に、配管測定に便利なスリットとマグネットが内蔵されており、スチール製の配管や柱などに気軽に取付けて計測することが出来ます。またデジタル表示だけでなく、通常の気泡管も備えていますので、バッテリー切れなどの時も安心です。
アメリカのロスアンゼルスに本社を構える「Tacklife」は、各種電動工具をリリースしている工具専門メーカーですが、計測機器もリリースしています。
ご紹介する「MT-L01」は水平、直角、45度の3方向を計測することが可能で、気泡管の感度も0.5~0.75mm/mと高い感度を誇り、精密なレベル確認が出来るのも特徴の一つです。
また気泡管部分はTPRの柔らかいゴムで保護されており、耐久性のあるアルミニウムフレームとの組み合わせにより、過酷な環境での使用も可能になっています。
アメリカのカリフォルニア州に本社を構える「Digi-Pas」は、精密測定機器を製造、販売しているメーカーです。
ご紹介する「DWL280Pro」はデジタル式の水平器で、国際防水規格であるIP67を取得しており、屋外での雨天作業をはじめ、粉塵の多い過酷な現場でも安心して使用することが出来るのが最大の特徴です。
またアメリカの会社らしく、計測値の切り替えがありmm(ミリ)表示をはじめ、インチやフィートでの表示まで対応しています。また自己校正機能も搭載していますので、計測数値について高い正確性を備えています。
シンワ計測からリリースされている「ハンディレベルLight100mm」は、本体サイズが100×50×90mm、重量が約39gと非常に軽量コンパクトで、何処にでも持ち運べるハンディタイプの水平器です。
計測も水平と垂直の2通りとなり、シンプルな操作性ですが計測精度は±2.5mm/m(±0.1432度)、感度は0.5mm/m(0.0286度)と十分な性能を備えており、さらに気泡管は視認性の高いブルー系の配色となっています。
タジマデザインからリリースされている「オプティマレベル OPT-170S」は、本体上下にV字溝を施し、内部に約330mTの強力磁石を設置しており、配管や足場などスチール製の丸鋼管の水平、垂直などを計測することが出来ます。
本体全長は170mmで、側面には衝撃吸収バンパーを設置し、本体材質にアルミ合金を採用することで高い耐久性を備えています。また気泡管には左右3本計6本のラインが入っており、水平、1/100勾配、1/50勾配の計測が一目で確認出来るように工夫がされています。
センムレスからリリースされている「レベルレーザー付き水平器」は、水平器にレベルレーザーと2.5mのコンベックスが一緒になった多機能型水平器です。
水平器としては水平、垂直、45度の3方向の確認が可能で、さらにレベルレーザーを離れた場所にある対象物に照射することで、穴あけ位置合わせやタイルなどの施工時の墨線代わりに使用することが出来るなど、使い方によって非常に便利なアイテムです。
これだけ多機能ながら、本体サイズは長さ200×幅25×高さ60mm、重量が約190gと軽量コンパクトなので、腰袋に入れて、気軽に持ち運ぶことが出来ます。
電動工具の有名メーカーであるボッシュからも水平器がリリースされています。
ご紹介する「ミニレーザーレベル GLL1P」は、水平器にレベルレーザー機能を搭載しており、DIYをはじめ業務でも十分に使用出来るモデルです。水平器として水平、垂直の2方向の計測が可能で、本体側面から照射するレベルレーザーにより、離れた位置にある対象物との水平を確認することが出来るため、オーディオのスピーカーを壁に取付ける際など、汎用性の高いことが最大の特徴です。
また背面側に強力なマグネットを備えていますので、壁に締め込んだビスなどでも固定することが出来ます。
シンワ測定からリリースされている「ブルーレベル 76379」は、本体サイズが長さ300×幅25mm×高さ55mmと大きく、気泡管の精度も±2.5mm/m(±0.1432度)、感度は0.5mm/m(0.0286度)となっています。
また気泡管も直径12mmと大きく作られており、一目で確認が出来る視認性の高さも特徴の一つです。また本体側面にはパイプの水平、垂直が計測できるV字溝と強力なマグネットを装備しており、施設内のガス管や水道管などの配管施工時に非常に便利に使うことが出来ます。
水平器は測定機器となりますので、さまざまなメーカーから数多くのタイプがリリースされています。この項では、簡単に検査機器メーカーについて、ご紹介します。
新潟県三条市に本社を構える「シンワ測定株式会社」は、1971年に設立された検査測定機器を専門に製造しているメーカーで、よく加工工場で使われるサシと呼ばれる直定規など非常に有名なメーカーです。実際、筆者も検査用としてシンワ測定のサシを2本、常に持ち歩いています。また水平器だけで15ブランドを販売しており、性能の高さから定評があります。
ウェブサイト:http://www.shinwasokutei.co.jp/
新潟精機株式会社も先にご紹介したシンワ測定同様、新潟県三条市に本社を構え、ピンゲージやノギスなどの測定器具を製造している専門メーカーです。水平器は6ブランドをリリースしており、気泡管水平器からレーザー水平器まで幅広く取り扱っています。
ウェブサイト:https://www.niigataseiki.co.jp/
水平器のおすすめ10選をはじめ、種類や計測の仕方などをご紹介しました。対象物の水平、垂直を簡単に確認出来るのが水平器で、一般的な気泡管水平器をはじめ、レーザーポインター搭載タイプやデジタルタイプなど、さまざまなモデルがリリースされています。プロの方だけでなく、DIYで棚を作る際などにも使用しますので、1台あると何かと使い勝手の良いのが特徴です。是非、この機会に1台購入してみては如何でしょうか。
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