キャンプと言えば、様々なアイテムを持って行くこととなります。特にソロキャンプの場合、持ち運びに使用するバックパックなども出来る限り利便性に優れるものを使用したいところです。そこで今回は、ソロキャンプ向けのお勧めのバックパックのモデルをご紹介します。
キャンプの楽しみ方は様々で、グループで行うこともあればソロで楽しむこともあります。特にソロキャンプの場合、自分一人で荷物を持って行って設営や撤収をする必要があるので、積載するバックパックなども十分に吟味して選んでほしいところです。
選び方の基準の1つとして、まず宿泊する日数に合わせるようにしましょう。一般的にバックパックの容量はリットルの数値で表されており、目安としては日帰りであったとしても最低20リットル程度は必要と言われています。
宿泊をするのであれば当然ながらそれ以上の容量が必要になりますし、テントにマット、シュラフなど様々なアイテムを持って行く必要が出てきます。よって、1泊するのであれば最低でも30リットル以上の容量のバックパックがお勧めです。
それ以上の宿泊日数となる場合には、やはりそれだけ事前に用意する荷物の量も大幅ではないにしても多くなりますので、最大60リットル程度の大型のバックパックを用いることになります。
続いて、バックパック自体の背負いやすさや使いやすさです。背負いやすさにつながってくるのはショルダーハーネスやウエストベルトといった点で、リュックと体のフィット感を調整して背負いやすくさせてくれます。
安定感も増しますので、全ての荷物を自分で積載しなければならないソロキャンプにおいて自分の負担を軽減してくれます。また、荷物を取り出しやすくするためにも、ポケットの位置や荷室へのアクセスの良さといった点も事前にチェックしておきましょう。
ソロキャンプ向けのバックパックには、例えば防水仕様のものもラインナップしています。キャンプサイトは自然の中である以上、急な天候の変化も十分に想定されますので、そうした時に事前に防水のバックパックを使えていると安心です。
また、キャンプ向けという位置づけでは無かったとしても、登山用品を装着させられる機能が付帯しているモデルもあるなど、製品ごとで機能性は異なっています。自分が使用するソロキャンプでも活用できそうな機能があると、より快適になるでしょう。
この様に、自分ですべてを管理しなければならないソロキャンプであるからこそ、荷物を収納しておくバックパックもそれ相応に機能のあるモデルを選択するべきなのです。ここからは、ソロキャンプにお勧めのバックパックをご紹介します。
有名ブランド、カリマーのプレデター30です。モールシステム搭載のコンパクトモデルで、胸部ストラップ、コンプレッションストラップやパッド入りウエストベルトなど、装備する際の負担を軽減する機構を多く備えています。
人間工学に則した優れた基本構造を持ち、耐久性、耐水性に優れた繊維素材を使用しています。通常の登山ザックよりも丈夫で太い繊維が採用され、ミリタリー用途にも答えられる高い耐久性能によって、ソロキャンプでも十分に丈夫なバックパックとして使えるでしょう。
生地はしっかりしていました。縦に沢山入る感じで、幅は思っていたより小さく感じました。 引用:Amazon
自転車通勤用に購入しました。荷物が多いのでたくさん入るし、迷彩がカッコいいです。ウエストベルト、チェストベルトがついていて走ってもずれないです。 引用:Amazon
同じくカリマーのリッジ40です。こちらは40リットルの容量のモデルで、数日の小屋泊まりからソロテントを使ったテント泊まで、より広いトレッキングシーンに対応する容量とスペックを持っています。
身体に触れる部分には「活性炭加工」を施したエアメッシュ素材を配置し、吸汗・速乾性に優れ快適さが長続きします。マチ付きのフロントギアポケットは収納性に優れており、表面にはジッパーマップポケットも配置されています。
某メーカーと比べるとメインの荷室が広く幅も多少広い気もします。何しろ背中にフィットする感じがいいですね。 引用:Amazon
しっかりと腰、背中にフィットし安定感は抜群です。収納面でも優れており使い勝手の良いザックです。 引用:Amazon
タテ:80 cmX ヨコ:30 cmX マチ:26 cm
縦走に適した背面システムを採用し、全体的な軽量化を図った快適なシリーズ、エアコンタクトです。縦走に適した背面システムを採用し、全体的な軽量化を図った快適なライトシリーズで、容量は50リットルプラス10と最大60リットルの余裕を備えています。
山でテント泊するときに使ってます15kgくらい入れることありますがしっかりしている。 引用:Amazon
テントを担いでの縦走用に買いました。50+10リットルということでしたが想像よりも小さかったです。短期間のテント泊なら大丈夫でしょう。 引用:Amazon
小屋泊から1泊程度のテント泊まで対応する、47リットルMサイズの容量のトレッキングパックです。利便性を追求し続けてきたテルスシリーズの最新モデルとして、生地強度を高めながらも軽量化を実現し、さらに細部を見直しアップデートされています。
雨蓋の容量を大きく変更し、フロントにレインカバー収納用ポケットを配備しています。通気性を持つバックパネルに、荷重を身体に近づけるスタビライザー連動のヒップハーネスでどんな場面でも快適に背負えます。
実物は、思ったより小さいと感じがしましたが、内容量はしっかり入りました。実際に中身満載の状態で使用しましたが、体にもしっかりフィットし、長時間背負った状態でも負担になりませんでした。 引用:Amazon
お洒落感重視で選びました。大女性の1泊旅にも余裕の大容量でジーンズにもワンピースにもバッチリ。 引用:Amazon
同じくノースフェイスのグリフィン65です。長期間の山行や旅行に対応する、ハイグレードなバックパッキング機能を搭載した大型パックで、容量が65リットルであることからもソロキャンプで何日かの宿泊にも利用できる余裕がある事が分かります。
左右同時に調節できるトップスタビライザー、行動中も操作が可能な背面長調節機能、身体の動きに追従するピボット式のヒップベルトなど、多くの荷物を背負ったとしても問題なく行動が出来る機能性を有します。
山小屋2泊のために購入。容量が大きく、取り外しできるサブザックが決め手。想像通りの機能性でした。 引用:Amazon
サイズ S 145cm-165cm(背面長43cm)、サイズM 160cm-175cm(背面長48cm)、サイズL 170cm-190cm (背面長 51cm)
ミレーの登山用バックパックの代表モデル、サースフェーです。国内のニーズに対応した機能とフィッティングを採用した日本企画仕様の製品で、耐久性抜群のコーデュラナイロン素材に、背中の蒸れを防ぎ乾燥へと促す快適性の高い背面システムを取り入れています。
サイドには立ったままボトルが取り出しやすいメッシュストレッチポケットを有し、折りたたみ式の大型ヒップベルトポケットは大型スマホも安心して収納させられるなど、丁度良いサイズ感でありつつ機能性も抜かりありません。
ミレー以外には、オスプレイ、グレゴリー、カリマー、モンベルなどが山でよく見る硬派ブランドです。オーソドックスなものは、細かい調整もできるし、パッキングも迷わないので良いですよね。 引用:Amazon
登山とキャンプの両方に使えるリュックとして選びました。さすがフランスの老舗メーカー、きめ細かに設計されていて、シックで機能的です。 引用:Amazon
従来モデルよりも容量を拡充した、55リットルのDDベルゲンリュックサックです。本体は37リットルで、3つのリムーバブルポケットが合計18リットルの容量を持つことで合計55リットルの大容量となっています。
耐水性裏地付きの コンバーチブルで広々としているメインコンパートメントは十分なスペースを持ち、2つのサイドポーチはフロントラインハンモックを収納するのに十分な大きさを持つなど、キャンプでハンモックを使いたい方にもお勧めです。
気に入った事は他社製バッグでも付ける事が出来るので工夫次第で安く簡単にオプションや容量が増やせるところ。 引用:Amazon
テントやタープなど、大型の荷物をバッグ外にベルトでくくれる物を探していましたが、このバッグは取り付け可能な場所がとにかく多い! 引用:Amazon
最後は、サイバトロンの3Pタクティカルバックパックです。ミリタリー、遠足、ハイキング、スポーツ、アウトドア、登山、部活と様々なシーンで活躍する大容量モデルで、リムーバブルポケットをこちらも3点有しています。
人間工学に基づいた設計によって、最も負担のかかりやすい双肩にかかる力を均一にさせています。KAMバックルを採用しており、低温でも断裂しない耐久性を備えています。
真ん中には着替えや割れ物系と小物両サイドにCB缶やメスティンやランタン等々入ります。 引用:Amazon
キャンプで使ってます。ものはいっぱい入るし、外にもカナビラを付けるところが沢山あるのでコップやランタンもぶら下げれます! 引用:Amazon
ソロキャンプでバックパックを使おうとする場合、どうしてもその容量内で荷物を収めなければなりませんので、パッキングの仕方も問われます。最後に、上手に荷物を入れて余裕を持たせるためにも、ソロキャンプにおけるパッキングの方法をご紹介します。
まず、小物やキャンプサイトですぐに使用するものはバックパックの上部に入れておきましょう。特に、サイトでテントやタープの設営をする際に使うペグ、ハンマーなどはバックパック上部に入れて、すぐに取り出して使える状態にしておくのがお勧めです。
また、ウェットティッシュやビニール袋など、何かと使う場面が色々と想定されるアイテムについても、同じく上部に入れておくのが推奨されています。これは、移動中にも使えるようスムーズに取り出せる場所が適しているからです。
サイトですぐに使う物は上部に配置しますが、逆に寝具などすぐには使用しないアイテムについてはバックパック下部に配置するのが推奨されます。基本的にはサイトですぐに寝具を使う場面は想定しにくいので、取り出しにくくとも問題はないでしょう。
もしも下部に重いアイテムが集中していると、バックパックの重心が下の方に寄ってしまい歩きにくくなる可能性があります。寝具などはそこまで重くはありませんので、衣類などと併せてバックパック下部への収納を基本としましょう。
キャンプでも調理を楽しむというのがだいご味の1つになっていますが、そこで使用する調理器具はなるべき小さくまとめましょう。ソロキャンプにおいても、意外に嵩張りやすいのがクッカーなどの調理器具であると言われています。
最近のアイテムはスタッキング、つまり重ねられるように設計されている調理器具も多いため、クッカーの中にガスボンベやバーナーといったアイテムを入れてスタッキングが出来ると、コンパクトになるので場所も無駄に取ったりはしません。
そして、キャンプで絶対に欠かせないテントはバックパックの外部に配置してください。先に解説した通り、テントなどは特に重たい荷物になりますし、これを下の方に収納していると重心が崩れて移動もしにくくなりがちです。
また、大きめのアイテムになりますので、バックパックの外側に固定させられればその分本体に多くのアイテムを収納する余裕が生まれます。固定をする際には、ゴムロープなどを使用すると長いマットなども同じく固定させられるのでお勧めです。
テントなどをバックパックの外部に付けるのは理にかなった方法ではあるものの、あまり多く外付けをするのは避けましょう。公共交通機関を利用するときなどは、特に幅を取って他の人の迷惑になってしまう可能性があります。
また、大抵外部に設置しようと思うアイテムはテントをはじめとして重量がそれなりにあるものです。外付けをし過ぎるとバックパックのバランスが崩れて転倒してしまうリスクも出てくるので、やり過ぎはしないようにしてください。
ソロキャンプであれば、容量や機能など適したアイテムを選ぶことでバックパック1つでキャンプを楽しめるようになります。様々なアイテムがラインナップされていますので、是非とも自分のスタイルに合ったバックパックを使ってみてください。