二級建築士になりたい!!|難易度や合格率、一級とは何が違う?

引用:pixaba
いつかは建築設計の仕事をしてみたい、そんな夢を持つ人も多いでしょう。でも、建築士になるにはどうすればいいんでしょうか?建築士にも一級や二級がありますが、どう違うのでしょうか?今回は、そんなあなたの疑問の数々に応えるべく、二級建築士について調査してみました。

二級建築士とは?

二級建築士とは、建築物の設計・工事監理等の業務を行うことのできる資格です。

一級建築士との違い

それでは、一級建築士との違いは何のでしょうか?主なものを挙げます。
■資格の交付
一級建築士は、国土交通大臣が交付、二級建築士は、都道府県知事からの交付になります。
■業務内容
二級建築士は、木造建築物であれば3階建てまでになります。高さ13m、軒高9mを超える建物は設計できないなどの制限があり、建築物の延べ面積も1000㎡未満になりますので、主に、戸建住宅程度の設計が主な業務になります。一方、一級建築士はこのような制限が無く、大規模な国家プロジェクト級の設計も可能です。
■合格率
一級建築士も二級建築士も製図は半数近くの合格率ですが、学科は一級が18.4%、二級が36.6%で二級の学科合格率は、一級の倍近くになっています。

気になる二級建築士の年収は?

二級建築士の年収って、どのくらいなのでしょうか?もちろん、勤務する業種や規模、事業形態によって差がありますが、労働白書や口コミなどの情報をもとにまとめてみました。

平均手取り月収 25万円前後
20歳台手取り平均月収 20万円前後
30歳台手取り平均月収 25万円前後
40歳台手取り平均月収 30万円前後
初任給手取り平均 19万円前後

一級建築士が、平均手取り月収40万円と言われていますから、かなり違う事がわかると思います。

二級建築士になるには?

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二級建築士になるには、二級建築士の資格試験に合格して免許を交付される必要があります。

二級建築士の受験資格

二級建築士の受験には受験資格があります。残念ながら受験資格を満たさなければ試験を受けることができません。また、実務経験年数により要求される受験資格は様々です。
例えば、
1. 建築実務経験が0年の場合
大学や高等専門学校などで建築関連の指定科目を修めたもの。
2. 建築実務経験が7年以上の場合
建築に関する学歴なし。
などのように、誰でも受験できるわけではありません。詳細は、建築技術教育普及センターのWEBサイトで「資格試験」を参照してください。
建築技術教育普及センター:http://www.jaeic.or.jp/index.html

二級建築士の合格率や難易度は?

平成29年度の二級建築士の受験者数、合格者数、合格率をまとめました。

受験者数 23,735人
合格者数 5,763人
合格率 24.3%

第二種電気工事士の合格率は、70%程度であることを考えると、かなり難しい資格であることがわかります。独学では難しく、学校や、通信教育などを活用することが資格合格への近道と言えるでしょう。

二級建築士の試験は?

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二級建築士の試験の受験要領と試験内容をまとめてみました。

受験要領

平成30年の受験申込はすでに終了しています。来年以降に関しては、まだ発表されていませんが、例年に倣えば、おおむね以下の通りです。

受験料 17,700円
受験申込受付 毎年4月
試験日 学科…毎年7月(2回) 製図…毎年9月または10月
合格発表 学科…毎年8月 製図…毎年12月
申し込み方法 インターネット、郵送、受付窓口持参
受験団体 公益財団法人 建築技術教育普及センター:http://www.jaeic.or.jp/index.html

試験内容

試験内容に関しては、建築士法に定める基準で行われます。建築物の用途に応ずる敷地の選定から、建築工事現場の管理、建築物の設計製図及びこれに関する仕様書の作成など、幅広く出題されます。

学科試験内容 学科I(建築計画)、学科II(建築法規)、学科III(建築構造)、学科IV(建築施工)各25問 計6時間
製図試験内容 設計製図1課題 5時間

二級建築士資格取得のための勉強方法は?

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前出の合格率の項で、独学では難しい事はご紹介しました。それでは、どのような勉強方法が効率的なのでしょうか?

専門学校に通う

建築実務経験が無い方には一番おすすめの方法です。専門学校の指定の学科を卒業することにより受験資格も得られるからです。この場合、最短2年間の通学で総合計200万円程度です。高校卒業後や、新規に建築業界で働きたい方に最適です。費用と時間がかかる事が難点です。
■専門学校例
日本工学院:http://www.neec.ac.jp/

通信教育を使う

建築実務経験がある方で、自分の好きな時間に勉強をしたい方におすすめする方法です。最短1年で約10万円程度です。講師に直接質問などはできますが、自分で時間を管理することができるかどうかがポイントです。
■通信教育例
ユーキャン:https://www.u-can.co.jp/index.html

職業訓練校に通う

国や都道府県等の公的機関が設置した職業訓練施設施設です。費用を安く、助成などを受けながら勉強をすることがきます。助成には様々な条件がありますので、詳細は、各自治体で確認する必要があります。おおむね1年程度で、年額10万~20万円程度など、自治体や施設で幅広いようです。卒業しても実務経験が無いと受験資格が得られないので注意が必要です。
■職業訓練校例
東京建築高等職業訓練校:http://tokyokenchiku1958.la.coocan.jp/index.html

独学で頑張る

敢えて独学で頑張る方法もあります。参考書や問題集も販売されていますので、じっくりと取り組んでみるのもいいでしょう。独学で合格する方も多くおられるのも事実です。とにかく費用を掛けたくない方にはおすすめですが、かなり難易度が高いことは覚悟しておくべくでしょう。独学におすすめのテキストや問題集をご紹介しますが、専門学校や通信教育の方には副読本としてもおすすめです。


二級建築士 はじめの一歩 学科対策テキスト
二級建築士 はじめの一歩 学科対策テキスト

初めて建築を勉強する人が、幅広く建築を勉強する前にまず読んでおきたい基本の基本です。まず、この本で基礎知識を学んで、次のステップに進みましょう。
■読者の声
「学校で習う二級建築士になるための、要点だけをまとめてくれている。」
「隙間の時間を見つけてちょっとずつやるにはいい。」
出典:アマゾン


スタンダード 二級建築士 2018年版
スタンダード 二級建築士 2018年版

過去の出題や新傾向の難問をもとに、出題された語句や内容を理解できるように丁寧に解説しています。基礎知識を得た人の次のステップの勉強用に最適なテキストです。二級建築士を独学する人の定番テキストです。教科書スタイルの講義を勉強後、過去問を解くという基本的な学習方法です。
■読者の声
「大変コンパクトにまとまっています」
「解答と解説が切り離せるため理解しやすい」
出典:アマゾン


詳解2級建築士過去7年問題集〈’18年版〉
詳解2級建築士過去7年問題集〈’18年版〉

過去7年間の過去問題を収録しています。テキストで学んだあとは、繰り返し徹底的に蚊顧問を解くというのは資格試験勉強の王道ですので、過去問題集は必ず手に入れましょう。この問題集は回答に対する根拠を明示しているためおすすめです。


建築製図 基本の基本
建築製図 基本の基本

初めて建築製図を学ぶ人のためのテキストです。基本となる書き方やルールなどが身に付き、理解しながら図面が掛けるようになります。各種図面は作図手順を詳細、丁寧に解説しており、演習問題も各ポイントに入れているため、作図力がアップするようになります。
■読者の声
「まったくわからない状態でもそれなりに理解できる内容でいい」
「基本が細かく表示しており。建築の基本が理解できました。」
「建築を学んだことがない初心者にとって、分かりやすい。」
出典:アマゾン


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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。

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