お茶と言っても色々とありますが、ルイボスティーもその1つです。健康に効果があるという事で人気がありますが、美肌、痩せられるといったように言われています。今回は、そんなルイボスティーの実際の効能や選び方、そしてお勧めの製品などについて解説していきます。
ルイボスティーというお茶を飲んだことはあるでしょうか?年齢を問うことなく、赤ん坊からお年寄りまで飲む事が出来るという非常に間口の広い飲料になっていますが、ダイエット効果や痩せやすくなる、といった話もよく聞くでしょう。
まずルイボスティーというのは、ハーブティーの1種という位置づけになっています。ハーブティーの中にも色々と種類はありますが、ルイボスティーはその中でも非常に希少価値が高いとされていて、南アフリカのごく限られた地域にしか生えないルイボスの樹から採れます。
日本国内では名前がよく知られていますが、実際にはこのように非常に希少な植物に茂る葉を用いた飲み物なのです。このルイボスには、昼と夜で気温差30度以上という南アフリカの過酷な環境で育っているために、ミネラル、ポリフェノールが豊富に含まれます。
古来では「不老長寿のお茶」「奇跡のお茶」などといった呼ばれ方もしていたことから、その希少性がうかがい知れます。現在のように嗜好品としてではなく、治療を目的として飲まれていました。
ルイボスティーには、カフェインが含まれていません。赤ん坊からお年寄りまで飲む事が出来るというのは、カフェインが含まれていないための飲みやすさが大きく関係していると考えられています。
発酵させているレッドルイボスティー、発酵をしていないグリーンルイボスティーの2種類が存在していて、一般的には発酵してあるレッドルイボスティーが流通しています。優しく自然な甘さが口に残る味となっているのが特徴的で、ホットにしてもあ椅子にしてもコクや深みのある味が楽しめます。
対して無発酵のグリーンルイボスティーは、特殊な製法で発行しない様に加工しているので価格が高くなっていますが、さっぱりとしていて癖のない風味が特徴です。
ルイボスティー自体がとても希少な原料を使用し作られていて、誰でも飲みやすいお茶であるという事が理解していただけたでしょう。では、よく言われているダイエットに関する効果、効能については本当なのでしょうか?
まず、美肌効果についてです。私たち人間の体内では活性酸素というものが作られていて、呼吸によって体内に入った酸素の一部として体の免疫力を高める役割があります。しかし、増えすぎると正常な遺伝子や細胞を傷つけてしまいます。
増える原因は酸化した食品の摂取、食品添加物、タバコ、紫外線、ウイルス感染等様々あります。ルイボスティーには「スーパーオキシドジムターゼ(SOD酵素)」という抗酸化物質が含まれていますあ。
この抗酸化物質が、活性酸素が増えすぎたことで生じる肌のシミやしわ、たるみといった肌トラブルを抑えたり、新陳代謝の促進といった効果が見込めます。加えてミネラル類も豊富である事から、美肌効果が発揮されるという訳です。
続いて、痩せやすい体になるのかという効果についてです。ルイボスティーには食欲に関係している満福中枢に作用して、食欲を抑えさせる「レプチン」というホルモンへの働きかけが行われると考えられているのです。
太ってしまう原因の1つとして食べ過ぎが挙げられますが、ルイボスティーによって食べ過ぎを抑制するのがまず繋がっています。また、同じくレプチンには交感神経を活性化させて活動量を増やし、エネルギー消費を促進させる働きもあります。
先に挙げた美肌の中で新陳代謝を促進させているというのがありましたが、レプチンがこれに関係しているというのも十分に考えられる話です。総じて、痩せやすくなるというのもあながち間違いではない効能と言えます。
体をリラックスさせてくれるというのも、ルイボスティーの立派な効能の1つです。人間は就寝する前に体温を上昇させておくと、深く良質な睡眠が出来るとされています。だからこそ、入浴を就寝前に行うのは理にかなっているのです。
この点、ルイボスティーでも同じような効能が見込め、先に解説した通りカフェインが含まれていない飲料ですので就寝する前の安眠用としてもピッタリです。睡眠を阻害することなく、体をリラックスさせて眠るのは健康の重要な基礎作りとして効果的です。
特に女性でむくみに悩んでいる方は多いと思われます。ここでもルイボスティーが活躍し、利尿作用を促すカリウムが関係しています。カリウム自体がむくみ解消の代表的な成分の1つとして数えられています。
体内に残っている余分なナトリウムを尿として排出する事によって、体全体のむくみ改善を促してくれるという訳です。加えて毛細血管の働きを促進するルチンという物質も含有しており、血行を良好にするのもむくみに効くと考えられています。
更に、アレルギー症状緩和という効果も期待できます。ルイボスティーに含まれているフラボノイドという成分が関係していて、アレルギー症状を緩和させる効果があるとされています。
加えて、痩せる効能の中でも登場したスーパーオキシドジムターゼも抗酸化作用の他、抗ヒスタミン作用も発揮するとされていますので、こちらもアレルギー症状を和らげるのに関係していると言えます。
これらの他にも、便秘の改善を含めて健康やダイエット関係で嬉しい効果がルイボスティーを飲むだけで実感できるという事で、とても嬉しいものであると分かるでしょう。続いては、様々ある中でのルイボスティーの選び方についてです。
まず、茶葉の種類を確認してみましょう。既に触れていますが、ルイボスティーに使われている茶葉はルイボスの樹の葉というのは共通していますが、レッドとグリーンという2種類があります。
一般的に出回っているのはレッドの方で、価格も安価で飲みやすいというのが特徴的です。対してグリーンは発酵させない加工を施している分値段は高いですが、栄養価が高くクセのない味となります。
続いて、茶葉そのものの原産地についてです。冒頭でも解説している通り、ルイボスティーの茶葉は南アフリカ共和国のセダルバーグ山脈でしか育っていない、マメ科の植物アスパラサスリネアリスを原料としています。
気候が似ている地域であっても、同じような栽培をするのは難しいと言われています。よって、ルイボスティーの原産地は南アフリカ共和国と記載されているのもののみを選択しましょう。
シンプルなタイプのルイボスティーを選んでももちろん良いですが、レモンやオレンジなどの柑橘系、ラベンダー等のハーブ、黒豆茶といったように様々なフレーバーを加えたブレンドタイプというものもあります。
ブレンドされているフレーバーによって実際に飲むときの味わいにも大きく変化がありますので、自分の好みに合わせられるという利点があります。違ったフレーバーで味わいたいという場合には、こういったタイプをチェックするのもお勧めです。
味といえば、ブレンドされていなくともグレードというものが存在しており、アンダーグレードにスタンダード、スーパーグレードといったものがあります。それぞれで茎の量や茶葉の細かさといった違いがあります。
更に、有機認定されているものもあります。日本の製品であれば「有機JAS」が、海外製の製品であれば各国の有機認証機関の認定を受けているマークが記されている筈ですので、これを確認するのも良いでしょう。
この様に、味わい深く種類も実は豊富に存在しており、健康面の効果も高いのがルイボスティーですので、是非とも口に合うものを選んでもらいたいものです。ここからは、お勧めのルイボスティーをご紹介します。
原材料:オーガニック・ルイボスティー
内容量:2g×100個
商品サイズ(高さx奥行x幅):20mm×270mm×230mm
まずは、ナチュラルショップのオーガニックルイボスティーです。味わいが濃いフルボディタイプのルイボスティーとなっており、スーパーハイグレード、ハイグレードとは違う製造方法であるため煮出した場合の後に残る清涼感があまりありません。
自然な甘みとすっきりした味わいで世界的に人気があり、全体の90%近くを占める従来農法と僅かしかできない有機農法での生産がありますが、安全で安心できるオーガニック農法のリーフだけを使用しています。
サッと入れるだけでから、簡単でいいですよ。 引用:Amazon
癖のない美味しいお茶。ルイボスティーは昔から飲んでいるが、オーガニックで使いやすく簡易包装なのでオススメです。 引用:Amazon
高級ルイボスティーの産地として有名な南アフリカ セダルバーグ地方の特別な環境から生まれたオーガニック・ルイボスティーです。
高級ルイボスティーの産地として有名な南アフリカ セダルバーグ地方の特別な環境から生まれたオーガニック・ルイボスティーです。上品な香りとスッキリとしたクリアな味わいが特徴で、エクストラファイン等級となっています。
再購入を検討します。効能を調べてからです。味は紅茶です。 引用:Amazon
冷やして愛飲しています。ノンカフェインで味も気に入っています。 引用:Amazon
農薬や化学肥料を使用しないオーガニックルイボスを使用した製品になります。グレードが高いほど茶葉がツヤがあり鮮やかな赤色をしているのが特徴ですが、スーペリアグレードとして雑味が少ない上位の味を楽しめます。
非常に大容量なので、毎日飲む方にはお勧めです。私はコーヒーをよく飲むのですが、カフェインのとり過ぎも気になっていたのでコーヒー1杯分をルイボスティーに置き換えました。 引用:Amazon
包装も可愛いしとても美味しくて夏にはピッタリです。130包入も嬉しいです。 引用:Amazon
濃厚なピュアルイボスティーから、果実などの甘い香りを感じられるフレーバールイボスティーまで、4種類のバラエティー豊かなルイボスティーが入ったセレクションパックです。いろいろな飲用シーンに合わせてお好みのブレンドを楽しめます。
ティーバッグのタグを切って水筒に入れ、水を注いで氷も入れて仕事場に持っていくとちょうど飲み頃になるので重宝しました。 引用:Amazon
トワイニングのレディー・グレーが好きで定期購入で飲んでいて、お試しで入っていたルイボスがおいしかったので購入しました。 引用:Amazon
日本メディカルハーブ協会公認のハーバルセラピストが監修した美味しくて上質な有機ルイボスティーです。苦みの元であるタンニンも緑茶の3分の1程度しか含まれていないので、苦みを好まない方にもオススメです。
「クラシック」の中でも最高級グレードを誇る「オーガニッククラシック」の茶葉を使用しており、茶葉をたっぷり5g配合しているので最高級グレードの味や風味を思う存分楽しめます。
今まで飲んでいたルイボスティーよりも、クセがなく飲みやすく美味しかったです。 引用:Amazon
1Lの水筒にパックを入れて熱湯を注ぐだけで出来て美味しいので定期購入しています。 引用:Amazon
蒸気殺菌処理をしているので、煮出す必要がなく成分が出やすくなっている茶葉を使ったルイボスティーです。苦味や渋みは全体的に数値が低く、すっきりとした飲み口で三角ティーバッグによって美味しいお茶を手軽に楽しめます。
毎日、水筒に入れて出勤してます。味はこんなものかなという感じですが、コスパは良いかと思います。また買います。 引用:Amazon
水出しでもお湯出しでも出やすく味も癖がなく飲みやすい お友達にも紹介したら痩せたと言う人が多いです 私も太ってはいませんが下腹がなくなってきた感じがします。 引用:Amazon
原材料:ルイボス、スウィートブラックベリーリーフ、オレンジピール、香料
商品サイズ(高さx奥行x幅):74mm×62mm×140mm
約130年の歴史を持つ、ドイツ生まれの世界中で愛されているテーカンネ社のハーブティーブランド、ボンパドールです。渋味が無くすっきりとした味わいのルイボスティーに、摘みたてオレンジのフレッシュで爽やかな香りを加えており、とても飲みやすく仕上がっています。
ステンレスボトルに入った氷水に、このパックの紙部分を切ったものを放り込むだけで結構な香りと味がするんですよね。そのまま何杯もオカワリしちゃったり。 引用:Amazon
産院で頂いてからハマりました。ホットでもアイスでも美味しいです。ほんのり甘くリピ買いしてます。 引用:Amazon
スッキリとした口当たりで飲みやすい、河村農園のルイボスティーです。ほんのりとした甘み、癖のない味で誰でも味わって飲む事が出来、有機JAS認定工場による自社加工であり100包入りという事で長期間楽しめます。
とても沢山入っていてリーズナブルな商品です!また茶葉が凄くでるので…一袋を2リッターのペットボトルで薄めて飲んでます。 引用:Amazon
最初はこの味に驚き、昼食に合わないと後悔しましたが、それも数日。今は1パックでマグカップに400ccのお湯を注ぎ、パック入れたまま昼食前後に飲み切っています。足し湯はしません。 引用:Amazon
厳選されたルイボスとアップルの甘い香りが楽しめるカフェインゼロのルイボスティーです。アップルの香りが際立ちバランスのいい味わいとして仕上がっています。
カップにティーバッグ2個、牛乳120ml、水60mlを入れてレンジで2分、そのあと3分ほど蒸らせば、本格ミルクティーも楽しめます。
美味しいし安いし、もう店頭では買わなくなりました。 引用:Amazon
香りが良く、くせもないので本当に飲みやすいです。疲れた時に飲むとほっとします。 引用:Amazon
最後は、伊藤園のヘルシールイボスティーです。南アフリカ・セダルバーグ山脈のみで生産されるルイボス茶葉を100%使用したティーバッグで、濃い食事にも良く合う、すっきりとした清涼感と爽やかにキレる後味が特徴です。
某メーカよりお得感があり、これなら続けられるなと感じてます。妻と一緒に飲み3ヶ月定期で購入しています。 引用:Amazon
これでいつまでも若さを維持できたら安い買い物です。妻と一緒に飲み3ヶ月定期で購入しています。いつまでも若さを維持できたら良いなと思います。 引用:Amazon
健康にもとてもよく、カフェインが無いので安眠用としても便利など、一見すると隙が全く無い非常に便利な飲み物というイメージがあるかもしれません。しかし、何にしてもやり過ぎは良くないというように、ルイボスティーにも副作用というものが存在します。
まず、飲み過ぎによって引き起こされる副作用があります。勿論誰でも発生するものではありませんが、以下のような事が起こるとされています。
元々ルイボスが取れるアフリカでは、暑い時期になると好んで飲まれる事が多くなっています。体を冷やす目的で飲まれているのが分かりますが、飲みすぎてしまうと冷えを起こしてしまいかねませんので注意が必要なのです。
続いて、そんなルイボスティーを飲む際に注意が必要な人、飲むのを控えた方が良い方は上記の通りです。食物繊維が腸内環境を整えて善玉菌を減らすものの、ミネラルの一種であるマグネシウムが腸内で水分を吸収し、便を柔らかくします。
これが便秘解消につながれば良いですが、胃が弱い方はその効果が強く出て下痢になってしまう可能性が高いです。また、アレルギーのある人もルイボスティーを摂取する事で症状が出る恐れがあります。
サプリについては、既にルイボスティーに含まれている成分をサプリで摂取している場合、過剰摂取によって栄養バランスが乱れてしまいます。
摂取量の目安としては、成人であれば1日に2杯から3杯程度が一番健康的であると言われています。中でも適量なのは、一日のコップ2杯分までにとどめておくのが最も良い模様です。
実際、この程度の量のルイボスティーを摂取していた人が、便秘解消効果が多く受けられたと言われています。よって、何杯も飲みすぎるのではなく、2杯から3杯辺りで留めておけると一番良いでしょう。
適量さえ守っていれば、ルイボスティーは味わいもあって健康効果も高い非常に便利な飲み物として嗜む事が出来るでしょう。ブレンドものも様々ありますので、ぜひお気に入りのフレーバーを見つけてみてください。