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空気の力を利用して、電動工具よりも大きな力で作業ができる「エアーコンプレッサー」。最近DIY作業で人気が出てきています。今回はそんなエアーコンプレッサーの使い方と注意点をまとめてみました。
引用:Instagram by rxr_txt
エアーコンプレッサーとは、機械式の「空気生成器」のことで、自動車のエンジン単体だと思っていただけると話が早いです。
自動車のエンジンは、タイヤを回したりエアコンを効かせたり…と、いわば心臓部のような働きをしますが、DIYで使うエアーコンプレッサーは単に空気を作り、送るだけの機械になります。
しかし、この「エアーコンプレッサー」につないで使うドリルやインパクトは、電動で使用していたときとは比べ物にならないくらい力強く、作業効率を大幅に改善できる、いわば縁の下の力持ち的機械なのです。次項はそんなエアーコンプレッサーの使い方と注意点をまとめてみました。
エアーコンプレッサーにできることは空気を入れたり、釘打ち用のインパクトで釘を打ったり、別売りのエアブラシを使って色を塗ったり…と多岐に渡ります。
コンプレッサーというだけあって、その殆どはガソリンなどのエンジン式です。ではその使い方を見てみましょう。
① 使用するエアツールをあらかじめ付けておきます。
② コンセントから電源を取り、スイッチを入れます。
③ エアタンクのエンゲージが上がっていきます。上がりきるまで待ちましょう。
④ エア用の工具で作業します。コンプレッサーによってはある一定の値で自動停止するものもあります。
コンプレッサー単体では工具が使えないので、目的に合わせた工具は必要になります。メーカーにもよりますが、DIY用のコンプレッサーにはタイヤ交換用のインパクトと、エアゲージが付属しているものもあり、目的がそれであれば安価に揃えることができます。
コンプレッサーにはピストンがついていることがほとんどです。そのため自動車のエンジン同様、オイル交換が必要になります。一定期間でオイル交換をするように心がけてください。
また、湿度が高いとエアタンク内に水が貯まることもあります。メンテナンス時にこの水を抜くようにしましょう。
エアフィルターが付いているコンプレッサーはこのフィルターを時々掃除してやらないと目詰まりを起こすことがあります。この部分はこまめに掃除するようにしてくださいね。
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エアーコンプレッサーの使い方と注意点をまとめました。いかがだったでしょうか?エアーコンプレッサーは使いこなせるようになれば、大きな物に色をぬるエアブラシや、自動車のタイヤ交換が容易に作業できたり…と使用方法は多岐にわたります。今まで手動で行っていた作業が、機械に置き換わるだけで作業効率が上がるので、ぜひ手に入れてみてください。