カテゴリー: アイテム選

カラースプレー/塗装補修の仕方などを詳しく解説!

引用:写真AC

自動車で狭い路地を抜ける際に、バンパーを擦ってしまったり、走行中に石などが飛んで来てボディに傷が付いてしまうことが多々あります。ちょっとした塗装の剥がれの場合、修理に出すと費用も掛かりますので、そんな時は自動車用のカラースプレーを使ってDIYで補修してみては如何でしょうか。難しいように感じますが、しっかりと基本を押さえておけば綺麗に仕上げることが出来ます。今回はカラースプレーについてご紹介します。

カラースプレーの特徴と使い方

カラースプレーの特徴や使い方についてご紹介します。

カラースプレーの特徴

自動車の塗装補修には、傷の種類によってタッチアップペンやコンパウンドで磨くといった方法など、幾つかありますが、広範囲に渡る傷を補修する時にカラースプレーが最適です。但し、しっかりとした下地処理をする必要があるために、プライマーサーフェサー(プラサフ)や脱脂用のシリコンオフなどカラスプレー以外のアイテムも必要となります。

カラースプレーの使い方

カラースプレーでの塗装補修を綺麗に行うためには、最初の下地処理が非常に大切です。ここではカラースプレーを使った補修手順を簡単にご紹介します。

1:塗装部分周辺の清掃を行う
塗装補修を行う部分とその周辺を綺麗に洗い、ホコリなどを落とします。ホコリや汚れが残っていると、塗装した時に上手く密着してくれませんので、大切な事前準備となります。

2:補修部分を磨く
塗装が剥がれている部分を、耐水サンドペーパーなどで磨き、塗装の段差をなくします。

3:シリコンオフなどで脱脂し、マスキングテープで周辺を覆う
補修部分の脱脂を行い、マスキングテープで周辺を覆います。

4:バンパープライマー、プライマーサーフェサー(プラサフ)の順で塗布し、乾燥させる
バンパープライマーは、樹脂製のバンパーへ塗料を密着させるための下地処理となり、プラサフは塗料が乗り易くするための下地処理となります。一気に塗らず、数回に分けて塗布するのが綺麗に仕上げるコツです。

5:プラサフを研磨し、脱脂を行う
手順4で塗布したプラサフを耐水ペーパーで研磨し、塗装面の段差を無くすことで、カラースプレーの塗料を乗り易くし、シリコンオフで脱脂を行います。

6:カラースプレーで塗装を行い、クリアを重ね塗りする
カラースプレーを30cmほど離れた場所から、ムラにならないように塗装します。近付け過ぎるとタレやムラの原因になるので注意が必要です。カラースプレーで塗装が終わったらクリアを重ね塗りして仕上げます。

7:塗装面をコンパウンドで磨き、仕上げを行う
塗装の表面を液体コンパウンドで磨き、表面を滑らかに仕上げれば作業終了です。

カラースプレーを使った場合の効果は?

カラースプレーでの塗装をDIYで施工すると、お店へ修理に出すよりも安価で済み、ご自身で補修をすることで愛車に対しての愛着が一層深まることが最大のメリットではないでしょうか。しっかりと下地処理を行うことで、綺麗に仕上げることが出来ますので、是非お試し下さい。

カラースプレーのおすすめをご紹介!

3つのカテゴリー毎に、おすすめの腹巻をご紹介します。

有名メーカーからリリースされているもの

SOFT99 ペイント ボデーペン トヨタ ブラック 202
素材構成:素材:合成樹脂(アクリル)、顔料、有機溶剤
内容量:300ml
純正No.:トヨタ202

株式会社ソフト99コーポレーションがリリースしている塗装用のカラースプレーシリーズで、ストレートアクリル樹脂を主剤として採用しており、カラーの数も多く幅広い車種に対応しているベストセラーです。ワイド、スポット、縦、横の4つのスプレーパターンを搭載しており、さまざまな状態に対応出来るようになっています。

最新素材を使用したもの

AZ(エーゼット) RP-92 ラバーペイント
耐熱温度:-40℃~100℃
内容量:400ml

AZ(エーゼット) RP-92 ラバーペイント
大阪府大阪市に本社を構える「株式会社エーゼット」は潤滑油をはじめ、カーケア用品を製造、販売しているメーカーです。ご紹介する「RP-92 ラバーペイント」は通常のカラースプレーと違い、液体ゴムを塗装するタイプのカラースプレーで厚塗りをすることで、後々、カラーリングに飽きてしまった時に、手で簡単に剥がすことの出来るのが最大の特徴です。

職人さんにオススメ

Holts MINIMIX(オーダーメイドカラーカーペイント補修スプレー)BMW(純正色番号 300:アルピンホワイト3)
容量:260ml
成分:ニトロセルロース、合成樹脂(アクリル)、顔料、有機溶剤

Holts MINIMIX(オーダーメイドカラーカーペイント補修スプレー)
ホルツからリリースされている「MINIMIXシリーズ」は、輸入車などの塗装補修を行う場合、日本国内に同色が無い場合でもオーダーメイドで調合してくれるため、非常に便利です。またアクリル塗料となっており、タレが発生し難く塗り易いため、作業効率も高く、プロの方にもおすすめです。

DIYで補修にチャレンジしてみよう!

自動車の塗装補修用カラースプレーについて、特徴や施工方法など各種情報をご紹介しました。塗装補修を初めて行うときは、綺麗に出来るか心配になってしまうと思います。でもしっかりと下地の処理を行い、均一にスプレーすることが出来れば思った以上に簡単に出来る作業です。この機会に是非、ご自身の愛車を綺麗に塗装補修してみては如何でしょうか。

本格的に塗装するならエアブラシがおすすめ!こちらの記事もどうぞ!

新着記事

親子DIYの魅力とは?みんなで手作りを楽しむ休日のすすめ

「親子で一緒に楽しめ、子どもが…

2024年9月24日

電動ドリルは適切に処分しよう!複数の処分方法について解説

頑丈そうにみえる電動ドリルも、…

2024年8月30日

【2024年】最新工具のトレンドは?次世代ツールの進化について

年々、進化していく「工具」。最…

2024年8月21日

ネジ穴が潰れたら?回せなくなった時の処置方法

「ネジ穴が潰れた!」「ネジ穴が…

2024年8月14日