クーラーボックスといえば、キャンプや釣りなどのアウトドアに欠かせないアイテムです。保冷が目的ですから保冷性能が高い製品に目が行きがちですが、リーズナブルなモデルでも十分に使えるものがあります。今回はコスパの高いお勧めのクーラーボックスをご紹介します。
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キャンプに釣りをはじめとして、何かとアウトドアで使用することの多いクーラーボックス。やはり保冷を目的として使っている以上、性能の高い製品が目に留まるのも当然ですが、そうしたモデルというのは往々にして高額です。
対して安価なモデルを安易に選ぼうとしても、やはり最も大切な保冷性能にどうしても不安が残ってしまいますので、金額を取るのか、それともパフォーマンスを取るのかで迷ってしまうところがあるでしょう。
しかし、昨今ではリーズナブルながらしっかりと機能性を押さえているモデルも登場しています。その為結論としては、安いクーラーボックスでも製品によっては十分にアウトドア等で活躍してくれる可能性はあります。
クーラーボックスが使われる場面としては、先に述べた釣りやキャンプといったシーンがメジャーです。こういった場面でなくても、ピクニック等で使う事もあるでしょうし、そうした時には適した種類の製品を使えるかが扱いやすさに直結してきます。
クーラーボックスの種類は大きく分けて2つあり、その1つがソフトタイプのクーラーボックスになります。名前の通り柔らかい素材を使用しているタイプで、使用しない時には折りたたんでおけるといった携帯性などにとても優れている特性を持ちます。
素材としてはアルミニウムやポリウレタン、ポリエチレンといったものが用いられていて、アルミニウムなら放射熱をカットして保冷力を発揮、ポリウレタンは価格と性能バランスに優れ、ポリエチレンは丈夫かつ安価です。
形状を見てもおよそ3つのタイプに分かれていて、普段使いに便利なトートバッグ型、肩にかけて移動ができある程度重いものを入れるのも考慮されたボックス型、背負って持ち運びが出来るリュック型などもあります。
ソフトタイプに対して、ハードタイプのクーラーボックスもあります。こちらも名前から想像しやすいように硬い素材を使用したタイプであり、ソフトタイプと比較するとハードな分保冷性能が高いといった特徴があります。
よって保冷性能を最も重視する場合にはハードタイプを選択する、というのが1つのセオリーとも言え、また頑丈さを活かして単なるボックスとしてだけではなく椅子代わり、テーブル代わりなどにも使える汎用性を持ちます。
真空断熱パネル、発泡ウレタン、発泡スチロールなどが用いられていて、断熱パネルは最も保冷性能が高くなっており、発泡ウレタンは軽量且つ保冷力も兼ね備えている、発泡スチロールは安価で軽量などそれぞれで特性が異なります。
これからクーラーボックスを使いたい、となった時には上記のソフトタイプなのかハードタイプなのかという種類等も合わせて、シーンに合致した製品を選択していく必要があります。続いて、種類以外の選び方のポイントについてです。
まず、用途に適したサイズの製品を選ぶようにしましょう。例えば日帰りのデイキャンプの場合には、ソロならば5Lから15L、2,3人で行うなら20Lから30L、キャンプだとソロで20L、複数人ならそれ以上の容量が必要です。
また、釣りをするという場面も大いに考えられますが、この場合には釣りたい魚の体調に内寸を合わせていなかければなりません。例えばアジ・メバルなどの小型魚なら6L以上、クロダイなどの中型魚なら20L以上が求められます。
こうした目安の量こそありますが、持って行く飲み物の量や食材の量などによって変化する事もありますので、メインに大きめのものを用意してサブで小型のボックスを用意するなどといった対応もしたいところです。
続いて、クーラーボックスの保冷日数です。そもそも保冷をするというのが最も大きな目的ですから、保冷性能に目が行くのは当然の話です。そこで確認するべきが、保冷日数という数値です。
例えば1泊するキャンプで使用する事を想定する場合、保冷日数は2日あれば十分です。ただし、夏場に使用する場合には厚さによって保冷が追い付かない事も想定されますので、倍の日数必要と考えた方が良いでしょう。
もし保冷日数が表記されていないモデルの場合には、素材によってある程度推測ができます。新空団寝るパネルが最も保冷性能が高い訳ですが、性能の分価格が高くなってしまいます。
この様に、どんな場面で使用するのか、どの程度の人数で使うのかなどによって、適した製品は違ってくるという事を覚えておきましょう。ここからは、場面別でお勧めのコスパに優れるクーラーボックスをご紹介します。
まずは、アウトドアブランドとして有名なコールマンのエクスカーションクーラーになります。作り出す中で生じる炭素排出量を軽減させる素材を使用したクーラーボックスでもあり、16Lと30Lのモデルが展開されています。
サーモオゾンインサレーション、イージークリーントップ、持ち運びしやすいベイルハンドル、カップホルダーといったように実際の活用する場面で便利な機構が各種備わっています。
皆さんのレビューと同じで開け閉めがとにかく硬い!!密閉性はとても良く、真夏のキャンプも1泊2日しっかり持ちました! 引用:Amazon
真夏にアイスを買う時に活用してます。最寄りのスーパーでも車で片道15分、アイスを大量購入したい時のシャトレーゼまで片道25分なので家に帰ればだいぶ溶けてしまってたのが、大丈夫になりました。 引用:Amazon
続いては、ホリデーランドクーラーになります。多くの部品を使っているホリデーランドクーラーは組立てのひとつひとつが手作業であり、破損につながる恐れが少ないフラットな蝶番をボックスの蓋に使用しています。
7Lを除いた7サイズには水抜き栓が付いており、27Lから76Lのモデルにはキャスターも付属します。48L、76Lには適度な大きさの投入口がついているなど、便利な機構が各種のサイズに揃っています。
軽量且つビッグなため船釣りでの収納が良く大変重宝しております。 引用:Amazon
大きいのにこの値段正直うれしいです。中にエアーポンプを設置できて穴明しなくて済んだので満足してます。 引用:Amazon
キャプテンスタッグのシエロクーラーボックスは、ワンプッシュ開閉が可能なシステムを採用した製品になります。ふたを取り外せて手入れも簡単にできる機構であり、フラットな蓋の形状の為にいすやテーブル代わりに使えます。
大型の30、35サイズには持ちやすい大型ハンドルが付属しています。12Lサイズであれば500mlペットボトルを立て置きで11本、350ml缶と同じく立て置きで22本入れられます。
自販機などで買い直すよりは、小型のクーラーボックスで、ついでにオヤツも、と思っていたので、ちょうど良いサイズです。 引用:Amazon
コンパクトで軽いので使いやすいです。大型のクーラーボックスも持ってますが、使い勝手がいいのでこればかり使ってます。おすすめてす。 引用:Amazon
同じくキャプテンスタッグのCSシャルマンもコストパフォーマンスの高いクーラーボックスの1台としてお勧めできます。大型ハンドルが付属しているので持ち運びに苦労することなく使えます。
ハンドルは蓋ではなく本体側面に完備されていて、蓋部分は簡易テーブル、または椅子代わりとして使用する事も可能です。ワンプッシュ開閉で開け閉めが簡単にできるなどシエロクーラーボックスと同じ機構も設けられています。
あまり期待していませんでしたが、さすが日本製ですね。もっと長く使わないと保冷力はわからないですが、現段階では不満はありません。 引用:Amazon
1点目にもお勧めした、コールマンのホイールクーラーです。保冷力2日、容量26Lのサイズで、キャリーハンドル付きで移動がスムーズなホイール付ハードクーラーとなっています。
ハードクーラーですので保冷性能に関しては申し分なく、2日までという事で1日のキャンプでも十分に保ってくれる事でしょう。2Lのペットボトルは6本分、蓋部分にはフォームが設けられておらず、太陽熱の影響を内部で受ける事もありません。
キャスター付きで大きさとちょうどよく、夏のスポーツ観戦から、子どものスポーツ時に最適。 引用:Amazon
子どものスポーツの試合についていくのに買いました。お弁当とペットボトル大小2本ずつ、ちょっとお菓子と保冷剤でいい感じです。 引用:Amazon
ロゴスのアウトドアクーラーもお勧めできます。ハードタイプで保冷性能に優れており、M、L、XLン3サイズ展開されています。Mサイズは容量が25、Lは35、そしてXLは50と大容量のサイズが必要な場合にも対応します。
一体成形された断熱材を採用しているのが特徴的で、冷気流出を防ぎ、保冷効果を最大限に発揮することができます。小蓋付きで出し入れも楽に行えますし、水抜き栓付きで簡単にクーラー内の水を抜けます。
基本用途は、餌入れ・飲み物入れなのですが、それよりも椅子としての性能のほうが個人的には重要です。 引用:Amazon
ペットボトルが十時間後も半固形で残っている現状を考えると他社の留守番用の保冷剤を使ったペットハウスとほぼ同等で使えるかと思います。値段は1/3なので見た目さえ気にしなければコスパは最高です。 引用:Amazon
キャンプでお勧めできるクーラーボックスをご紹介しましたが、それと並んで使う場面が多いのが釣りです。釣る対象によってサイズも適したものを選択する必要がありますが、そういったシーンでもお勧めできるモデルがあります。
まずは、釣り具アイテムも多く取り扱っている事で有名なシマノのフリーガライトです。取り扱いやすい軽量かつコンパクトなフォルムで、余裕の収納力を発揮できるモデルであり、大人が座れる耐荷重の頑丈設計です。
発泡ポリスチレン製で、コンパクトで軽量ながら高い収納力を有しているボックスです。20Lサイズは、標準サイズの500mlペットボトルなら15本収納可能で、オキアミなら4枚入るサイズ感です。
ロゴスの保冷剤と一緒に利用していますが、朝4時にでて夕方6時間ぐらいに釣りから帰ってきたときはまだ保冷力は持続しているのでいいんじゃないでしょうか。 引用:Amazon
10年使ったスペーザからの買い換えですが、思ったよりよかったです。真夏の炎天下でなければ釣りもバーベキューもこれで十分です。 引用:Amazon
続いては、シマノと同じく釣り具メーカーとして有名なダイワ製のミニクールになります。自転車の前カゴに入れやすいコンパクトサイズ設計となっていて、腕にかけて持ち運べるロングハンドル付きです。
安心して座れる頑丈なボディで、上に大人が座っても問題のない頑丈さです。用途に合わせて選べる8.5リットルと10.5リットルの2サイズ展開で、底面には滑りにくい滑り止めラバー付き、φ6エアーチューブを通せるエアー穴付きで釣った魚を生かしておけます。
頑丈の上中にタッパが入っているので、そこにお菓子を入れたり、おにぎりをいれたり
出かける用途によって、使い分けできるのが良いです。 引用:Amazon
フリーガライト の軽さ、堅牢ボディといった特性はそのままに、水栓を無くしベルトをオプションにすることで、よりお手軽なクラスとしてラインアップされているモデルです。
本体・蓋共に発泡ポリスチレン製で軽量さは維持されており、しっかりした堅牢ボディによって釣行だけではなく普段使いにもおすすめできます。簡単に上蓋も取り外せる設計ですし、クーラーボックスとして使用しない時には外したまま利用したりと、使い方の幅も広い製品です。
手ごろな価格でクーラーが買える。使い勝手もデザインも良い。ふたも取り外しができるし、内部も四角ばっていて広い。保冷も24時間と素晴らしい。 引用:Amazon
レジャー、BBQ、釣り、保冷が必要なお土産などを入れるのに最適な商品。保冷能力が高くとても良い商品。 引用:Amazon
8点目と同じくダイワ製のクールラインです。コンパクトで軽量、ロングハンドルとベルト仕様のため持ち運びやすく、移動しながらゲームを楽しみたい方におすすめできるクーラーボックスです。
ワカサギや管理釣り場、波止や海釣り公園での小物釣りなどに最適と推奨されていて、冷気を逃がしにくく魚をしまう際に便利な投入口付きです。上蓋も外せる洗いやすいフリージョイントタイプなので、衛生面でも安心の仕様になります。
魚、入り口、ポンプ穴が付いていて、この価格はコスパ良いです。今後は、耐久性を確認していきます。 引用:Amazon
中に純正のケースをつけて使用。某メーカーの保冷剤Lサイズを入れて使おうかと思いましたがサイズ間違いで断念。蓋があるのは便利です。 引用:Amazon
アウトドアでクーラーボックスが必要なシーンといえば、キャンプや釣り以外にもバーベキューがあります。美味しい食材をそのまま保持して食べられるようにするためにも、コスパの良いボックスは欠かせません。
まずは、ロゴスの氷点下パックTMベーシッククーラーです。すぐれた保冷力でコンパクトに折りたためるソフトタイプのボックスで、断熱材の厚さは10mm、水に強い構造でタフに扱えるのも魅力で、別売りの氷点下パックとの相性が抜群です。
夏場でも長時間保冷力を保つため、厚手の断熱材を使用。ジッパー部分の裏にも断熱材を使用し、冷気の流出を防ぎます。保存時の衛生面をキレイに保つ抗菌加工もされていて、様々なシーンで使えます。
保冷剤と食材入れたら1人用として十分です。チャック周りがしっかり冷気を遮断するので安心感があります。すぐ溶けちゃうよりかマシかな。 引用:Amazon
コールマン製の日帰りのレジャーなど、携帯に適したサイズのソフトクーラーです。容量は15L、フォームにはポリエチレンと取り外しライナー部分にPETアルミニウムが素材として使われています。
子供の部活の差し入れ用に購入しました。上部に蓋があることで、飲み物の出し入れがしやすかったようです。 引用:Amazon
今日届いたばかりでまだ使用していませんが価格の割に造りもしっかりしていて機能性もありとてもいい商品だと思います。 引用:Amazon
スポーツ観戦、レジャーに最適な、Wholeearthのミニクーラーボックスです。ハードタイプでありながらも携帯性に優れるこのモデルは、500mlペットボトルの場合2本、350ml缶の場合6本まで収容できます。
天板を反転させて缶用テーブルとしても使用できるようになっていて、本体重量は1㎏を切る軽量設計です。
お弁当、水筒(200ml)、箸、保冷剤を入れるのであればちょうどいいサイズです。保冷性がいいので夏場でも安心してお弁当を持って行けます。グレーとオリーブの色もいい感じ。 引用:Amazon
子どもの野球用にお昼を入れています。色は子どもがこれがいいと選びました。気に入ってますね。 引用:Amazon
抜群の保冷力を発揮しつつも、コンパクト収納が出来るキャプテンスタッグのスーパーコールドクーラーバッグもお勧めです。持ち運びしやすいショルダーベルトが付いていて、別売りの保冷剤を使用する事で更に保冷力を上げられます。
本体内側に保冷材を入れられるメッシュポケットも付いており、補強板によりドリンクや小物を置くサブテーブルに使えるので簡易テーブル代わりにも使えます。底板を縦や横に置くことで、荷物の分別も簡単にできます。
7月、雨の日で朝8時に入れた凍ったペットボトルは20時でまだ半分凍っていました。満タンに詰めて、10センチ程度の保冷剤を10個、野菜やお肉、ビールなどが翌朝も冷えていました。 引用:Amazon
真夏以外でちょっとした物を冷やして持っていくのに便利です。 引用:Amazon
最後は、DODのソフトくらこになります。キャンプツーリングでも食材を保冷したり、冷えたドリンクを楽しみたいといったシーンを想定している製品で、ツーリングでも運搬しやすい薄型形状のクーラーバッグです。
バイクに縛り付けやすいよう固定用Dリングを内蔵しており、ソロキャンプ用の食材とドリンクを保冷しながら運ぶのにちょうど良いサイズ感に設計されています。
コンパクトで非常にいい、チョイと保冷品を持ち出す際に最適な製品。スーパーやコンビニで少ない飲み物を少々保冷するなら最高な製品。 引用:Amazon
こちらはオシャレでカッコいい。ミリタリーバッグパックのモールシステムにピッタリ取り付けられるのでいい感じです! 引用:Amazon
優秀な保冷性能を持ちながら、コストパフォーマンスに優れているクーラーボックスは、アウトドアにとって大きな味方になってくれるのは間違いありません。是非とも実際に使ってみてください。