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木材塗装について解説!オイルステインやニスって何?を解決します!

最近流行のDIY。100円ショップでも木材や塗料、刷毛などの商品を多く見かけるようになりました。

でもペンキとスプレーの違いや水性と油性どちらがいいの?など疑問もいっぱいです。

  • 木材の塗装ってどうすればいいの?
  • 塗料や種類について教えて欲しい
  • どんな道具を使えばいいの?使い方や選び方は?

初めて木材の塗装を行う方は、上記のような疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、そんな木材の塗装についてまとめてみました!ぜひ参考にしてください。

木材の塗装とは?大切な役割と塗装をする必要性について

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木材に塗装をする目的は、オシャレ以外にも大切な役割があります。木材は水に濡れると膨張し、カビが発生することもあるからです。

乾燥すると反りや亀裂が発生し、雨風にさらされると劣化。しばらくすると、表面がめくれてしまうでしょう。直射日光にさらされると変色します。

この問題を解決するためには、塗装が必要です。金属や布なども同じですが、表面をコーティングすることで、劣化を防いでくれます。また防腐や虫食いも防げるのです。

どんな時に塗装が必要?

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金属と違って木材は錆びることがありません。しかし日常で頻繁に使われるものや、屋外で雨風にさらされるもの、湿気の多い場所に設置するものなどは、塗装が必要です。

オシャレに見せたい棚や、ウォールシェルフなどは白木のままでも可愛らしく、ナチュラルな印象になるので、塗装しないこともあります。

塗装されている箇所

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木材が塗装されている箇所は、日常の暮らしの中で色々と見つけることができます。

大きな面積で言えば、家の床や壁に使われている木材、木製のベッド、食器棚、箪笥、フォトフレーム等々です。

色が付いていなくてもニスが塗られていたり、オイルステインでコーティングされているものもあるでしょう。

白木のままのものもありますが、大抵のテーブルも塗装でコーティングされています。

塗料の種類とは?実は豊富な種類がある!初心者向けには水性がおすすめ

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木材の塗装に使われる塗料の種類も豊富にあります。

大別すると「水性」か「油性」ですが、扱いは水性の塗料の方が扱いやすいです。完全に乾いてしまえば水に濡れてもOK。

筆者は木工を始めた頃、その特性を知らなかったので、水性は水に弱いと勘違いしていました。油性を使用し、とんでもなく面倒くさい事になったのはいい思い出です…。どんな商品があるかは後述しますね。

塗装に使う工具はどんなものがあるの?使うものを詳しく解説!

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芸術家を除き、塗装を素手で行う人はまず居ません。刷毛やローラー、スプレーガンなど何かしらの道具を使います。

塗装面積が少ない場合は刷毛や筆、ローラーなどでも作業が可能です。しかしテーブルや家具、建築材などは、スプレーガンといった工具を使う方が効率的。その他にも、塗りたくない箇所を養生する養生テープ(マスキングテープ)や、塗料を入れる容器、元々塗られていた塗装を剥がずための溶剤も。

また塗装前に、木材の表面をならすヤスリ(サンダーや紙ヤスリなど)もあります。一例を紹介しますね。

スクレーパー・剥離剤・ヤスリ

元々塗装されていたものや、購入したばかりの木材は塗料を弾きやすいです。

塗料がしっかりと塗布できるよう、剥離剤やスクレーパーを使用して元の塗装を剥がし、ヤスリを掛けて表面を滑らかにします。

種類 ヤスリ・スクレーパー・剥離剤
目的 古い塗装や汚れを落とし、表面を滑らかにする
価格帯 100円~1000円前後

 

 

養生・マスキング

不要な箇所に塗料が付着するのを防ぎ、作業中にその他の箇所にキズや汚れが付くのを防止します。

幅の広いものから狭いものまでサイズが色々ありますので、用途に合わせて使用しましょう。

種類 養生テープ・マスキングテープ
目的 必要箇所以外の不要な汚れ、キズ、塗料の付着を防ぐ
価格帯 100円~500円前後

 

 

筆・刷毛・ローラー

塗料を塗る際に、表面積に合わせて使い分けます。ローラーは刷毛目が残らず、広い表面積でも一気に塗布可能です。

大型の家具や壁など、大きな表面積にはスプレーガンを使用すると効率的。

種類 筆・刷毛・ローラーなど
目的 塗料を材料に塗布する
価格帯 100円~500円前後(ガン以外)

 

※スプレーガンの価格は安価なものから1万円以上する高価な物まであります。

 

受け皿・容器

缶や容器に入った塗料を受ける容器です。ローラーを使用するなら幅広の受け皿が良いでしょう。容器に出した塗料はよく混ぜてから使用してください。

種類 受け皿・容器
目的 塗料を入れて刷毛やローラーに塗料を付けやすくする
価格帯 100円~500円前後

 

塗料の使い方と選び方について!どういう基準で選んだら良いの?

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塗料は缶に入ったものと、スプレータイプがあります。

それぞれの使い方を簡単にご説明し、選び方についてもまとめました。

スプレータイプ

スプレータイプの塗料は、使い始めに缶を振り、沈澱している溶剤を混ぜてください。

均一に吹き付けるためには一定の距離を保ち、同じ箇所に長くスプレーしないよう注意しましょう。

同じ箇所に長くスプレーすると「ダマ」ができます。始めは薄く吹きかけ、2度塗り、3度塗りをしながら、お好みの濃さになるよう調節してくださいね。

缶入り塗料

缶に入った塗料は、別の容器に移し、刷毛や筆で塗料を混ぜて馴染ませます。

ローラーを用いる場合、塗装用の平たい容器が売られていますので、そちらを利用すると作業が効率的です。

刷毛を使用すると刷毛目が残ることがあります。使用する塗料によっては、薄め液で塗料を緩めてから塗ると刷毛目が目立ちにくいです。

塗料の選び方

塗料には水性と油性があり、季節の温度によって乾燥時間も変わります。

どちらを選ぶかは、塗装するものや場所によっても変わるでしょう。

木材の場合は水性塗料の方が扱いやすく、手に付いても、洗えばすぐに落ちます。なのでビギナーさんは水性塗料の方が扱いやすいです。また最近はオイルステインなど、塗りやすく木材の生地を活かすことができるものも販売されています。

ホームセンターなどのDIYアドバイザーや担当の方に聞いてみるのも良いですね。

おすすめの塗料を教えて欲しい!木材の塗装におすすめな6商品を厳選!

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さて、ここからはおすすめの塗料をご紹介しましょう。初心者さんやDIYが趣味な女子向け、現場で使う職人さんやプロ向けなど、人気の塗料が色々ありますよ。

初心者向けの塗料

初心者さんにおすすめの塗料は水性塗料です。匂いが少なく、乾燥時間も短いのが特徴ですね。

手に付いても水で洗い流せますし、扱いやすいので、まずは水性塗料から使うことをおすすめします。

オールドビレッジ バターミルクペイント

サイズ:200ML

オールドビレッジのバターミルクペイントは、柔らかい風合いの自然由来の塗料で人気があります。

カラーも豊富で扱いやすく、容量も選べる点がいいですね。木材以外にブロックやモルタルなどにも使用できます。

カンペハピオ オイルステインA 新ウォルナット 0.7L

製造国:日本
容量:0.7L

オイルステインもDIY愛好家に人気で使いやすい塗料です。100円ショップでも売られていますが、表面積の多い箇所を塗装するなら、缶で購入した方がコストが下がります。

こちらは日本の塗料メーカーで、有名なカンぺの塗料。安心して使えます。

プロ向けの塗料

プロの方は水性でも油性でも、効率的且つ綺麗に塗布する方法はご存じでしょう。最近人気の塗料をご紹介します。

ワトコオイル ダークウォルナット W-13 1L

製造国:英国
塗り面積(1回塗り):約10㎡
乾燥時間:24時間以上(20℃)

言わずと知れたワトコの塗料です。DIYでも建築現場でも大工仕事でも、様々な方に愛用されています。

和信ペイント 水性ウレタンニス 屋内木部用

塗り面積(2回塗り)(約):8m2、たたみの枚数:5枚
うすめ液:水(原液のまま使用できます)
乾燥時間:約90分(20℃)

匂いが少なく、耐久性がある屋内用の水性塗料です。色を混ぜて使うことができるので、オリジナルのカラーを塗装できます。

女性向けの塗料

女性向けはオシャレで華やか、でも扱いやすい塗料が良いでしょう。刷毛やローラーだけではなく、ステンシルのように布でポンポンと塗り込むのもおすすめです。

ターナー色彩 マグネットペイント 500ml

塗面積 約0.9㎡~1.2㎡(2回塗り)

塗ると黒板になる塗料は100円ショップでも売られていますが、こちらは塗るとマグネットが付けられるようになる下地用塗料です。

色を塗る前に使えば、マグネットが吸着するようになるので、アイデア次第でオシャレな雑貨やインテリアが完成します。

BRIWAX(ブライワックス) オリジナル ワックス ウォルナット 400ml

メーカー名:BRIWAX(ブライワックス)
型式:15ウオルナット(400ml)
カラー:ウオルナット

ブライワックスもDIY愛好家の間では人気の塗料です。布などに塗布し、木材を拭くと艶のある美しい着色ができます。刷毛やローラーを使わなくてもよいので、後片付けも楽ですね。

塗装のお伴に

染めQ プライマー スプレー ミッチャクロン マルチ 420ml

内容量:420ml
色調:クリヤー
成分:トルエン・キシレン

平面より凹凸が多い物などを上手に塗装したい時は、こちらのの商品を塗装の前に吹き付けておくと綺麗に仕上がります。

まとめ:木材の塗装は正しい取り扱いで綺麗に仕上げられます

面倒だからと、塗装前のヤスリ掛けを怠ると、仕上がりに大きな差がでます。

木材の性質によっては油分が多く、塗料が浸透しにくい場合もあります。そして養生をしなかったせいで、他の箇所にまで塗料が付いてしまうこともあるでしょう。

ビギナーあるあるが多いのも塗装の世界。初めは誰でも上手に出来ません。何度も繰り返し、工夫やコツを会得して、素敵な作品を作ってみてくださいね。

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