キャンプでテントを設営すれば、周囲にはスノーピークやモンベル、DOD、ロゴスなど有名人気ブランドのテントが並んでいます。他の人と異なるメーカーのテントを狙うならコスパの良いホールアース・Whole Earthはどうでしょうか。他のアウトドアブランドと比べて知名度は低いものの、ビギナーからベテランまで使いやすいテントが揃っています。
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ホールアース(Whole Earth)は元々スポーツウェアの大手メーカー・デザントが扱うアウトドアブランドでしたが、2011年に取り扱いを終了、現在はデジタルマーケティング・エージェンシーの株式会社フラッグの子会社・フラッグスポーツマーケティングから発売されています。
ホールアースのターゲットはファミリー層、キャンプギアとトレッキングウェアをメインにし、キャンプギアの中心となる商品がテントです。
取扱店は全国展開しているスポーツ用品店・ゼビオやヨドバシカメラ、ホールアース公式オンラインストア、Amazon、楽天などになります。オンラインストアではテントだけでなくタープやシュラフ、テーブルなど数多くのキャンプギアが揃っています。
ホールアーステントの魅力はなんといっても快適性と設営・撤収のしやすさではないでしょうか。ファミリー層をターゲットにしていることから居住空間やデザイン性、機能性などの作りにこだわっています。ホールアーステントの魅力をチェックしてみましょう。
ホールアースの魅力のひとつに機能性があります、ホールアースのギアはハイスペックな商品が豊富、耐水圧や通気性に優れている、生地が厚いテントなど、高い耐久性や機能性のものが多く揃っています。
また、設営しやすいようにパーツが色分けされていたり、設置しやすい専用固定具などが採用されているところもあります。
質の高いキャンプギアといえばスノーピークが挙げられますが、ホールアースの商品もスノーピークに劣らない、機能的で高い品質のギアがたくさんあります。
ホールアースの魅力は機能性だけではありません。デザイン面で様々なカラーリングがあるのがポイントです。ホールアースには自然のなかでも溶け込みやすいベージュやブルー、ブラウン、ネイビーなど、洗練されたおしゃれなカラーリングが豊富で、青を貴重とした独自のアースカラーや個性的な模様入りなど、他社とは異なるデザインがあります。
ホールアーステントは機能性やデザイン性に優れ、他社にはない個性的なテントも数多くあり、価格もお手頃なので初心者にもおすすめです。ここからはホールアースのおすすめテントをまとめました。まずはソロキャンプ向けのテントを紹介します。
ツーリングにもおすすめの【ワンタッチ コンパクト ツーリングテント】は、フロア全長220cmと広々とした居住空間になっています。
広げるだけで設営できるワンタッチ式、ジュラルミンポール採用で超軽量、前室には靴やちょっとした荷物が置けるスペースもあります。インナーはフルメッシュ、冬キャンプには不向きなので、それ以外の3シーズン使いにおすすめです。
設営の手軽さで高い評価を得ているワンタッチコンパクトツーリングテントは、ポールが色分けされているので間違える心配もなく、コスパが良いので初心者にもおすすめのテントとなっています。
【EARTH TRIPPER SC】は広いスペースの前室と快適な居住空間となるインナーテントがポイントです。アース製薬と帝人フロンティアが共同開発した特殊防虫加工の繊維を採用、インナーテントメッシュ部に加工、前室は全てメッシュなので虫の侵入を防いでくれます。
両サイド出入り口で人の出入りや荷物の出し入れもスムーズにでき、出入り口はメッシュにすることも可能、通気性がよくなり、夏季キャンプにも適しています。
前室が広く荷物が置きやすく設営も簡単、大人1人と子ども1人であれば十分過ごせるサイズ感が好評です。防虫加工されているため、虫が苦手な方や虫が多い春秋にも使いやすくなっていると評判の良いテントとなっています。
【EARTH LW SPD DOME】はUPF50+の紫外線カット、耐水圧3000mm、ジュラルミンフレームで軽量かつ強固、本体重量は1.9kg、付属品を含めても3kgと軽くなっています。
両入り口で使いやすく、設営のしやすい吊り下げ式なのでキャンプだけでなく、フェスなどのイベントにも最適です。
軽量でソロキャンプに最適なドームテント、通気性も良く簡単に設営できると好評、コスパの良さも高い評価に繋がっています。
【EARTH PRISMAD】は高い遮光性と耐火性のあるコットン混紡生地を採用、焚き火の火の粉が飛んでも燃え広がりにくいテントです。
メインポールは二又、多少の風にも耐えられる安定性もあります。フルメッシュインナーテント付属で使い勝手が良く、広さがあるので窮屈感もありません。
広いスペースとコスパの良い価格、快適な居住空間と焚き火の火の粉でも燃えにくい素材なので評判も良く、多くの方が高い評価を付けたテントです。
ソロキャンプ用のテントも良いですが、ホールアースのターゲットはファミリー層、そんなファミリー向けにおすすめのテントをまとめました。
2ルームテント【EARTH DURA W ROOM SC】は3~4人用、インナーテントメッシュ部に特殊防虫加工を施しています。リビングスペースと寝室一体型で居住空間は広く、「遊ぶ」「食べる」「休む」を快適に過ごすことができます。
別売りのタープをセットすれば日除け・雨除けとしても使えます。前室を拡張することでタープ不要、ファミリーで使う場合には大人2人と子ども2人が余裕で過ごせる広さとなっています。
2ルームでお手頃価格、ファミキャンや犬キャンにもおすすめの広さ、特殊防虫加工で虫除けもでき、設営が簡単と好評です。
トンネル型2ルームテントの【EARTH HALF KUCHEN】は2~3人のファミリーキャンプに丁度良いサイズのコンパクトテントです。2ルームのためリビングと寝室を分けることができるのもポイントとなっています。
UPF50+の紫外線カットや火の粉が飛んでも安心の難燃加工、耐水圧3000mmと雨水侵入を防ぐレインブロッカー付きで雨対策もできます。専用収納ケースも付属しているのでコンパクトにまとめて持ち運びも可能です。
大人2人と幼児1人で広々と使える居住空間、設営のしやすさや持ち運びしやすいコンパクトさが高い評価に繋がっています。
コスパに優れた4~5人用の【EARTH FINITE DOME 270】は広い前室と4人家族に適したサイズのインナーテントが使いやすくなっています。
テントポールやポールスリーブ、ボールジョイントがそれぞれ色分けされているので、視覚的に分かりやすく、間違えることなく簡単に設営できます。
専用の収納ケース付きで持ち運びしやすく、重要は付属品含め約11kg、車でのソロキャンや犬キャンなどで広々使う方にもおすすめです。
サイズ感に対しての価格の安さや値段の割に丈夫で機能性に優れた仕様がかなり高評価となっています。急な雨でも安心の防水対策も抜群、通気性も良いのでオールシーズン対応できます。
ちょっとしたレジャーで日除けなどに便利なレジャー向けテントもあります。釣りや遊び、自宅の庭などにおすすめのテントを紹介します。
公園レジャーやピクニック、海水浴、ベランダ、庭でも手軽に使うことができる【ワンタッチ ポップアップテント】は専用収納ケースから取り出して広げるだけで設営完了、撤収もスムーズにできるので簡単に利用できます。
頻繁に出入りするときはオープンに、子どものちょっとした着替えのときなどにはクローズして視界を遮ることも可能です。
ホールアーステントは基本的にどのタイプも設営が簡単にできることがポイントです。しかし初めて使う場合には少し手間取ることもあるでしょう。そこで初心者にも優しいホールアーステントの設営方法を動画でチェックしてください。
こちらで紹介する動画は『EARTH LW SPD DOME』と『EARTH DOME 270 Ⅲ』のテント設営方法です。どちらも1人での設営が可能、特に難しいポイントもないので、すぐに設営できるでしょう。心配な方は1度自宅の庭などで練習することをおすすめします。
『EARTH LW SPD DOME』は構造がシンプル、吊り下げ式が基本となっているため設営も簡単にできるテントです。フライシートを地面に広げて、メインポール2本をフライシートの四隅に設置、あとはフックをポールに掛けて天井にあるポールの交差している箇所に吊り下げるだけでOKです。インナーテントも内部から吊り下げるだけなので、慣れてしまえばあっという間にできるでしょう。
『EARTH DOME 270 Ⅲ』はポールなどの部品とスリーブ・バックルがすべて色分けされているので、同じ色で合わせれば間違えることもありません。メインポールをスリーブに差し込んで立ち上げ、フックをかけ、次にサイドポール、前室用ポールと人版に組み立て、ペグや張りロープで固定すれば完成です。
ホールアーステントは他社のメジャーなメーカー・ブランドと比較して少しマイナーなイメージがありますが、コスパが良く機能性・デザイン性に優れた高い品質のテントがたくさんあります。人気のホールアーステントでこれまでよりもキャンプを楽しんでみませんか。