人気のハウスメーカーの一つに「クレバリーホーム」がありますが、実際に家を建てるとなると、坪単価はどのくらいかかるものなのでしょうか。この記事では、クレバリーホームの平均坪単価や人気理由の秘密などをご紹介します。新築でクレバリーホームを候補に挙げている方、これからマイホームの購入を考えている方はぜひ参考にしてください。
目次
認知度が高く人気のハウスメーカーのうちクレバリーホームとは一体どのようなメーカーなのでしょうか。マイホームの購入は人生の中でも大きな買い物となるため、依頼するかもしれないハウスメーカーについて知っておくことは大切です。
まずはクレバリーホームについてご紹介するので、会社の概要やどのようなハウスメーカーなのかをここでは把握しておきましょう。
クレバリーホームは2016年に設立され、その前までは「株式会社新昭和FCパートナーズ」とし注文住宅ブランド「クレバリーホーム」を立ち上げたハウスメーカーです。
クレバリーホームではフランチャイズシステムを導入しており、加盟店は150店を超えると言われています。フランチャイズシステムによって、地方でもクレバリーホームで家を建てることができます。
ハウスメーカーと地域密着型の工務店の両方の良い店を活かした住まいづくりを得意とし、全国で人気のハウスメーカーの一つです。
| 商号 | 株式会社 クレバリーホーム |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県君津市東坂田4丁目3番3号 4階 |
| TEL | 0439-50-3371 |
| FAX | 0439-50-3373 |
| 資本金 | 101,000,000円(2019年3月1日現在) |
| 設立年月日 | 2016年11月1日 |
| 代表者 | 代表取締役 松田 芳輝 |
| 加入団体 | (一社)日本フランチャイズチェーン協会正会員 |
引用：HOME4U
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では、なぜクレバリーホームは人気があるのでしょうか。ここでは、クレバリーホームが人気の理由についてまとめているので、悩んでいる方や迷っている方は、ここでご紹介する内容を参考にしてください。
クレバリーホームは、阪神・淡路大震災の2倍強の地震波を基にした実験でも壊れない住宅を建てることができるとし、耐震性に非常に優れているのが特徴です。
主要構造用部材、外壁タイル共に損傷は認められないとし、高い耐震性が実証されていると言われています。日本は地震が多い国なので、地震に対する対策は必要不可欠なので、こうした家が作れるのは嬉しいものです。
また、クレバリーホームは「高い品質とローコストを兼ねた外壁タイル」が魅力で、ただ安いだけでなく「耐候性・耐久性・耐傷性」にも優れているので、お値段以上の価値を期待することができます。
クレバリーホームが人気の理由としては「担当者の人柄が良い」「デザイン性が高い」「希望になるべく応えてくれる」など、安心して任せられるハウスメーカーだと見られているからです。
人生において大きな買い物となるマイホームは、いくら物が良くてもそれを創るまでの過程も非常に重要です。それには、担当してくれる方の人柄、こちらの要望をしっかりと聞いてくれるのか、機能性だけでなくデザイン性も求められる現代では見た目の質の高さも捨てきれません。
プランの自由度が高い方が希望のマイホームを手に入れる確率が上がるため、例えばダメならダメなりに希望に近い内容でカバーしてくれるかどうか、これができるメーカーの方が人気があるものです。
今ご紹介した特徴や人気理由を踏まえ、「耐震性を求めている方」「理想のマイホームに住みたい方」「担当者との相性も大切にしている方」にはクレバリーホームはおすすめです。
また、クレバリーホームは外壁タイルにもこだわりがあり、太陽光や雨に強い耐候性の高い外壁を使用することから、こまめにメンテナンスをする必要があります。
これにより、メンテナンス費用をなるべくかけたくないと考えている方にもクレバリーホームはおすすめです。太陽光についても少しお得なこともあり、太陽光発電のリース契約が切れたら無償で太陽光発電の設備が譲渡されるので、他メーカーよりもお得です。
では、クレバリーホームの坪単価はどのくらいなのでしょうか。坪単価はメーカーによって異なるので、どこのハウスメーカーを選ぶかはこの坪単価が選定基準になることもあるでしょう。ここでは、クレバリーホームの坪単価の目安をご紹介します。
クレバリーホームの平均坪単価は45万円です。全国平均の坪単価が70万円と言われているので、これと比べるとかなり費用を抑えて家を建てることができるといえます。
もちろん、これはあくまでも平均値となるので、どのような家を建てるのかで坪単価も変動します。しかし、それでも全国平均よりは低いと考えられるため、少しでも費用を抑えながらマイホームを建てたいと考えている方にもクレバリーホームはおすすめです。
では、他メーカーと比較した際にクレバリーホームはどのくらいお得にマイホームを建てることができるのでしょうか。30~40坪のマイホームを建てると仮定し、ヤマダホームズやアキュラホームの坪単価が75万円前後なのに対し、クレバリーホームは68万円と70万円を切る結果になります。
これと並ぶようにユニバーサルホームの坪単価は68万円、タマホームは63万円です。他のローコストハウスメーカーと比較してもかなり費用を抑えることができるでしょう。
では実際にクレバリーホームで家を建てるとなった時に、気になるのが建築事例や本体価格と坪単価です。ここでは、ちょっとした例を含めてご紹介するたえ、費用面が気になる方は下記を参考にしてください。
| 間取り | 延床面積 | 本体価格 | 坪単価 |
|---|---|---|---|
| 平家 | 30.0坪 | 1,500万円 | 50.0万円 |
| 2階建て | 38.5坪 | 1,500万円 | 38.9万円 |
| 3階建て | 36.0坪 | 2,000万円 | 55.6万円 |
| 二世帯住宅 | 68.5坪 | 3,000万円 | 43.8万円 |
上記の建築例を見ると、クレバリーホームの坪単価は38万円~55万円程度となっています。同じ平家でもどのくらいの延床面積なのかによっても坪単価が異なるので、理想とするマイホームの坪単価を把握し、その坪単価と同じ過去例を探して参考にするとより具体的になります。
なぜクレバリーホームは安く提供することができるのでしょうか。その理由は「フランチャイズシステム」にあります。
通常のハウスメーカーなら地方の工務店に外注する流れになるのですが、クレバリーホームならフランチャイズ加盟店に発注することができるので、中間マージンをカットすることができます。
マイホームを安く建てるなら地方や地元の工務店を選ぶ必要がありますが、クレバリーホームなら地方でも自社のフランチャイズ加盟店に発注ができるため、大手クオリティをローコストで購入することができるのです。
ここでは、クレバリーホームの坪単価を商品別にご紹介していきます。いくつか商品のラインアップがあるため、より詳しい坪単価を知るうえでもこちらを参考にしてください。
Vシリーズは、彩と強さを兼ね備えた外壁タイルが魅力のシリーズで、20年、30年後も美しい外観をキープすることができます。土や石を1200~1300℃という高温で焼き固めて作られたタイルは、美しさを永く保ってくれます。
また、住む人が安らぎを感じられるように、広々とした空間づくりにもこだわったシリーズで、食事の時間や家事をする時、友人を招いた時などいかなる際にも心地よさと喜びを感じられるでしょう。
そんなVシリーズの坪単価は、50万円程度です。37坪の家を建てる場合1,850万円程度となります。外壁にこだわりたい方、上質なひとときを取り入れたい方におすすめです。
価格以上の価値ある住まいを叶えるCXシリーズは、子供の成長やライフスタイルへの調和、万が一の時でも家族を守れるような家づくりが特徴です。
天然の素材から作り出されたタイルが魅力で、味わい深い美しさと色褪せない耐久性により親しまれてきているシリーズでもあります。ずっと暮らしていく大切なマイホームのことを考えたモデルにもなっています。
Xシリーズの坪単価は40万円前後程度となっており、安く抑えることもできれば50万円程度かけてよりよりマイホームを建てることが可能です。
愛犬との暮らしを一番に考えた住まいづくりができるシリーズの「inumo(イヌモ)」は、間取りの工夫や人と犬が快適に優れる家づくりを叶えます。
犬専用ゾーンや犬と人の共用ゾーン、人専用ゾーンなどに細かく間取りにこだわることができるため、ペットと過ごせる空間を大切にしたい方、犬も家族の一員としてそれぞれが快適に過ごせる家を求めている方にもおすすめです。
inumo(イヌモ)の坪単価は40万程度となっており、全国平均の37坪の家を建てると仮定すると、1,480万円ほどになります。大切なペットとの楽しい暮らしを考える方から人気です。
おうち時間を楽しく過ごせるが詰まったハピネスシリーズは、家事も育児も何でも楽しめる工夫が満載です。集中と息抜きが上手にできるワークスペースや家族でレジャー気分が味わえる空間などもあります。
4つの視点を中心に、家族のあったらいいなを形にした家づくりができるため、これから家庭を持つ方、子供がいる方、家族で楽しい日々を送りたい方におすすめです。
ハピネスの坪単価は35万円程度で、37坪の家を建てる場合1,295万円程度になります。他のシリーズよりもお手頃で、家族をテーマとしたシリーズは手が出しやすい価格設定にも注目です。
家族のつながりを大切にする平家がベースのグランシェアシリーズは、一つ屋根の下で家族がつながる工夫が満載です。リビングを間取りの中心に配置する「センターリビング」を中心に、家族が自然に集まりコミュニケーションが取れる空間が生まれます。
平屋ならではの屋根勾配を有効活用した開放感の創出やロフトの配置など通常に＋した空間が作れるのも平家の魅力です。多彩な形、カラーをラインアップした外壁タイルなど外観のバリエーションが豊富なので、個性あふれる外観デザインを叶えてくれます。
グランシェアの坪単価は、50万円程度となっており37坪の家を建てる場合1,850万円程度で建てられます。家族がつながる平家の住まいづくりを考えている方におすすめのシリーです。
マイホームを建てるとなると、総額は分かっても実際は何にどのくらいの費用が掛かっているのか気になる方もいるでしょう。ここでは、クレバリーホームなど注文住宅の費用の内訳についてご紹介します。
まずは建物の本体工事費用から見ていきましょう。これは建物そのものの建築にかかる費用になるのですが、総額のおおよそ70%の費用になります。
より具体的な項目を見ていくと、仮設工事や基礎工事、内装工事(クロス貼りやユニットバスなどの設置)費用になります。基本的に家のみにかかる費用となるため、ここが一番大きな金額となるでしょう。
付帯工事費用は、建物の建築以外のかかる費用となります。総額の約20%程度で、地盤改良工事、水道・ガス引き込み工事、照明器具工事、冷暖房工事、外構工事などにかかる費用になります。
ここは削ろうと思えば削れる場所でもありますが、削れない項目もあります。地盤改良工事や水道などの引き込み工事は外せませんが、外構工事に関しては後回しにすることも可能で、ここで一気に費用を抑えることができるでしょう。
その他諸費用に全体の6%程度が占めます。諸費用とは、契約に関わる手数料や印紙代、家を購入したことによる税金関係など、大金が動くに当たってこうした費用がかかることも避けられません。
また、引っ越しに伴い新しく家電を買い替えたり、引っ越し費用などもかかるため、こうした費用もきちんと考えておく必要があるでしょう。
最後は、クレバリーホームの評判をご紹介します。実際に家を建てたことがある方は、どのように評価しているのか、住み心地や完成度はどうなのかも含めてご紹介します。
クレバリーホームの担当営業の丁寧で分かりやすい説明に好感が持てました。また、他社と比較したときに、設計の自由度はもちろん、性能、仕様、コストのバランスが一番良かったのも魅力でした。住み心地についても、家じゅうとにかく快適で、寒さや暑さのストレスもありません。引用：クレバリーホーム
担当営業や現場の方が、計画から完成までしっかりと親身になって対応してくれたので、理想という理想をすべて叶えた家を建てることができました。住み始めてから数年が経ちましたが、住み心地も大満足です。引用：クレバリーホーム
クレバリーホームの公式ホームページに掲載されている口コミを参考にすると、「担当の方が丁寧だった」「建てた後の住み心地が良い」「理想をすべて叶えた家を建てることができた」など、実際にマイホームを建てて良かったと口コミを寄せている方が多いです。
また、担当してくれる方の人柄も良く、理想の家にこだわってしっかりと計画することができる点も評価されています。人生に一度の大きな買い物は、納得した上で購入できるのが理想です。
他の大手メーカーと比較すると、クレバリーホームは安価で高機能な家を建てることができるとしてツイッターなどでも書き込みがされています。一方で、安価な分立地の悪い土地もあるということなので、土地選びに関しては慎重になることをおすすめします。
クレバリーホームは、大手ハウスメーカーの中でも手軽にマイホームを建てることができるので、耐震性、外壁へのこだわりを持っている方で費用をなるべく抑えたいと考えている方におすすめのメーカーです。