家を建てようと検討している方必見、この記事では住友不動産の坪単価についてや人気の理由を徹底解説していきます。どこのハウスメーカーが良いのか分からない方、ハウスメーカーの違いが分からない方などはぜひ参考にしてみてください。一生に一度の大きな買い物ですので、しっかりと目を通してみましょう。
目次
住友不動産は日本の大手不動産会社です。大手マンションや複合商業施設を手がける総合ディベロッパーでもあります。総合ディベロッパーだから実現できる標準的な仕様ながらも高い技術の設備や内装が魅力です。
長期優良住宅なのはもちろん、耐震等級3や劣化A対策等級3、維持管理対策等級3はいずれも最高レベルです。断熱等性能等級4も標準仕様に含まれます。キッチンのクォーツや天然御影石、バスルームの暖房換気乾燥機や人造大理石の保湿浴槽などは人気のオプションです。
アフターサービスも最大60年保証のメンテナンスシステムや24時間365日対応のお客様センターなどが整っています。エリアやプランによって異なる部分もありますが、全てにおいてハイグレード、そしてアフターサービスも充実しているのが特徴と言えます。
ハウスメーカー選びでやはり気になるのは値段です。もちろん設備や内装などにこだわりたいという気持ちもありますが、だいたいどれくらいの金額を目安に考えておけばよいのか気になる部分でしょう。よく耳にするのは40~70万円ほどと言われていますが、実際はどうなのでしょうか。
住友不動産の坪単価は平均80万円ほどと考えておくと良いです。住友不動産で家を建てた方のほとんどが約80万円だったようです。
その理由としてオプションなどを追加したためこれぐらいの金額になった方が多く、オプションや商品などの選び方によってはもう少し抑えられるかもしれません。大手ハウスメーカーと比較しても同じくらいか少し安い傾向にあります。だいたいの目安として考えておくと良いでしょう。
こちらのシリーズは住友不動産が誇るデザイン力と技術力を凝縮したジェイ・アーバンシリーズの最上位の商品です。総合ディベロッパーならではの強みを住宅設備に落とし込み、高いクオリティと性能を実現しました。
デザイン性も高く、高価格なのでは?と思われがちですが、坪単価は80万円ほどです。高い技術やデザイン性ながらも、住友不動産だからできる手の届きやすい価格で提供されています。
高級ながらも品のある見た目は、さすが大手ハウスメーカーと言えるほどで驚くこと間違いなしです。もう少し価格を抑えたい方にはジェイ・アーバンシリーズがおすすめです。
落ち着きのあるスタンダードさにこだわったシリーズです。坪単価は70万円ほどが目安です。水平のラインを意識した外観はシャープで上品な印象に、深い軒による陰影までも美しくなるようデザインされています。
最大1.4メートルまで深い軒を伸ばすことが可能で、その奥行きは掘りの深い表情を演出します。大きな主張はなくとも、落ち着いた天然木は年月を増すごとに味わい深くなり、飽きの来ない造りが魅力的です。
邸宅型住宅は欧米スタイルのForeign Styleと和に重点を置いたJapanese Styleの2種類あり、いずれも坪単価は80万円ほどです。外観のバリエーションが豊富で、どれも個性豊かなものが多く悩んでしまうでしょう。
Foreign Styleは欧米建築ならではの美しさや上品さ、優雅さが魅力の商品です。それぞれに個性があり、格調高いデザインや地中海リゾートに佇むようなデザインなど、住宅に対する新しい視野を確保できるでしょう。
Japanese Styleはその名の通り「和」を尊重したデザインの商品です。日本の古き良き暮らしは保ちつつ、現代にも対応できる生活スタイルを実現できます。和の美しさや穏やかな心が愉しめる住宅と言えます。
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ではなぜ住友不動産は人気を誇っているのでしょうか。人気の理由をいくつかご紹介します。人気の理由はいわゆる住友不動産の魅力とも言えます。ハウスメーカー選びの決め手になるのでしっかりチェックしておきましょう。
住友不動産では引き渡しから10年まで点検が無料です。10年以降は有料メンテナンスを実施した場合、最大60年保証システムを受けることができます。引き渡し後の3ヵ月や1年、2年は専任のスタッフが定期点検サービスを行ってくれます。
また、何か不備があったり困ったことがあったりしたら24時間365日問い合わせ可能な施主様専用の窓口もあるので安心です。ただ地域によってはメンテナンス期間が異なる場合があるので注意してください。
やはり先ほどから紹介しているように、設備やデザイン性の高さは業界トップレベルです。総合ディベロッパーであることが住友不動産の強みとも言えます。
総合ディベロッパーならではの設備レベル、デザイン性などを住宅に落とし込めるのは魅力です。マンションやオフィスビル、大型複合施設などの実績を住宅に活かすだけでなく、斬新なアイデアを生み出しデザインしていくという特徴もあります。
また近年地震が多いことから、耐震性や耐久性に優れた家を求める方が増えています。住友不動産の耐震性、また自然災害に備えた太陽光発電にこだわる方も多いです。
坪単価の項目でも紹介したように商品のラインナップが豊富にあり、住友不動産だけで何件ものハウスメーカーを見学しているような気分になります。
ベースに住友不動産が誇る設備力、デザイン力があり、その上でさまざまな商品に異なる個性や特徴があるため、自分が求める家づくりに期待がふくらみます。
営業マンの質に定評があることも人気の理由です。家づくりは一生に一度の大きな買い物です。ハウスメーカー選びはもちろん、担当者との相性も大切になってきます。細かい希望や要望を伝えられるか、それをしっかり理解できる能力や実力があるのかなど重要です。
住友不動産は会社の雰囲気が良いことで知られており、それに加えて大手のため経験や実績のある社員が多いです。大手企業ということに慢心せず誠実な営業マンをたくさん育てています。
また営業担当者を選べるというシステムも導入しており、営業マンは常に選ばれる立場でいます。対応が悪ければすぐに他の担当者と交代させられます。そのため意識を高く持ち、誠実な対応をしてくれる営業マンが多いということです。
総合ディベロッパーのため幅広い事業展開を行っています。「新築そっくりさん」というリフォーム事業を行っていたり大規模な都市開発や高層マンション、オフィスビルなどの建築を行っていたり、事業内容はさまざまです。
そのためリフォームを行いたい場合や土地探しに困っている場合などもおまかせできます。住宅に関することはすべて解決できるハウスメーカーです。
では実際に住友不動産で家を建てよう!と考えたときいくらくらい必要なのでしょうか。費用の内訳や坪ごとの実例をもとに紹介していきます。もちろん商品やオプションによって変わってくるので、ある程度の目安として参考にしてみると良いでしょう。
本体工事費用はいわゆる坪単価のことです。坪単価と床面積をかけた数字が本体工事費用として計算できます。例えば目安として37坪の家を建てる場合、坪単価70万円と仮定して70×37で2590万円となります。建築総額の目安は、これに1.4かけます。そうすると3626万円です。
付帯工事や諸費用は本体価格の40パーセントと仮定した場合です。付帯工事費用と諸費用はさまざまな条件によって変わってきますが、総額の30パーセントほどを占めます。
付帯工事費用は基礎補強工事(50万円ほど)、インテリア・エクステリア費用(各150万円ほど)、解体工事(120万円ほど)などです。諸費用は住宅ローンの手続き(80万円ほど)、登記代(50万円ほど)、火災・地震保険(30万円ほど)など意外と豊富にあります。諸々を把握しておくと焦ることなく進められるでしょう。
実例1 | 実例2 | |
総額 | 3,000万円 (土地代800万円+建築費2,200万円) | 6,000万円 (土地代3,500万円+建築費2,500万円) |
床面積 | 約30.3坪 | 約27.2坪 |
間取り | 2LDK | 5LDK以上 |
家族構成 | 大人2人、子供2人 | 大人2人、子供3人 |
約30坪の実例を2つ挙げました。土地代に大きく差があるため、同じくらいの坪数でも価格が変わっています。自分の住んでいる地域や購入したいと考えている地域の土地代などは調べておくとある程度の目安になって良いかもしれません。
あとはいずれの実例も、30坪という範囲で自分たちの掲げる予算内にこだわりを実現できるよう担当者と相談して造り上げたようです。あらかじめ資金計画を立てておくこと、家に求めることは何か、こだわりたい部分などを明確にしておくと良いでしょう。
実例1 | |
総額 | 3,200万円(土地代0円) |
床面積 | 40坪 |
間取り | 4LDK |
家族構成 | 大人3人、子供2人 |
30坪から40坪になると、約1,000万円ほど価格が変わっています。こちらの実例は土地代がない分、建築総額のみで家を建てた例です。とはいえ4LDKの間取りで家族のプライバシーにも配慮し、リビング部分は天井の高さにこだわり開放感を演出しました。
収納スペースも豊富に設け、暮らしやすい生活スタイルを実現しています。住友不動産という大手ハウスメーカーの安心感に高いデザイン性、それに加えリーズナブルな価格設定によって決断したようです。
実例1 | |
総額 | 4,500万円(土地代0円) |
床面積 | 45.4坪 |
間取り | 完全分離型二世帯住宅 |
家族構成 | 大人2人、子供1人 |
こちらは約45坪で二世帯住宅の方の実例です。二世帯住宅は完全分離型、完全共有型、一部共有型の3種類あります。それぞれ名前の通り、完全に分かれて生活できるもの、完全に共有する生活スタイルのもの、一部分のみを共有するものに分けられます。
この種類については家を建てる前にしっかりと話し合っておくことが大切です。ハウスメーカーを決定してからの話し合いだと、意見の対立等で話がまとまらず、建設がどんどん先延ばしになってしまいます。
それ以外の方は45坪という敷地内で庭にこだわりを持つのも良し、開放的なスペースを設けるのも良し、予算内で何ができるのか担当者と話し合い決めていきましょう。
実際に気になるのは住友不動産で家を建てた方のその後です。担当者と何回も話し合いを繰り返し相談してやっとの思いで建てた家も、住んでみるとこれは便利、ここはこうすれば良かったなどが出てきます。
これは住友不動産に限らず、どのハウスメーカーで家を建てても出てくるでしょう。その部分の口コミだけでなく坪単価や営業マンなどの口コミにも注目していきます。
まず良い口コミには「戸建ては意外と安い。ハイグレードな設備も安い」「標準仕様が思っていたより良い」「標準に良いものが盛り込まれていて、大手ハウスメーカーより本体価格が安いからおすすめ」「耐久性が他メーカーに比べて良い」などが多く見られました。
やはり標準仕様に家を建てる上で十分なことが盛り込まれており、設備や耐久性などが良いという意見がありました。また、住友不動産という大手企業だからこそ価格が高いと思われがちですが、意外と安いという意見が多かったです。
反対に悪い口コミには「私が行ったところだけかもしれないけど営業担当が強引だったし、急かされた」「メンテナンスの費用が他に比べて高い」「10年保証を延長するためのメンテナンスが高くて延長できない」などが見られました。
営業マンの良し悪しは少なからずあるでしょう。その場合担当を変えてもらうなどの対応をしてもらいましょう。また他ハウスメーカーは30年保証などを行っていますが、住友不動産は10年は無料、その後はメンテナンスを行えば10年無料という形です。メンテナンス費用が高く保証が少ないことはデメリットかもしれません。
坪単価に関する口コミには「ここ数年で坪単価が上がってきているので金額は妥当かなと思う」「他のメーカーの2割くらい坪単価が安かった」「自分が考えていた予算よりも少し高い印象だった。でもその分耐熱や耐震などがしっかりしていると思った」などが見られました。
一概に高いのか安いのかは、自分がお住いの地域で各メーカーに見積もりを出してもらうと良いかもしれません。比較して見ることも大切です。高いと感じても設備が優れているから妥当だと感じる方もいました。
大きな買い物ゆえに、実際にかかる費用や坪単価などはしっかり研究しておくことが大切です。結局自分が何を重要視するか、でも変わってきますが家を建てる上でこだわりたいところや譲れない部分などはちゃんとブレずに伝えましょう。妥協して後悔しないためにも、自分ができる範囲で調べておくことも重要です。