ランドローバーと言えば、四輪駆動車のメーカーとして有名です。大柄な車格に4WDということで世界的にも認知されているメーカーなのですが、もし売りに出そうと思っているなら買取店を利用してほしいところです。今回は、ランドローバーを買い取っているお勧めの買取店をご紹介します。
ランドローバーというのは、1948年にローバー・モーター社が創業したイギリスの自動車メーカーです。手掛けている自動車はそのすべてが四輪駆動という、四輪駆動車専門である事が一番の特徴です。
最初はアメリカのジープIを参考にして開発されたランドローバー・シリーズIがスタートであり、BMWやフォード社などに親会社が移っていました。
現在のフラッグシップモデルであるレンジローバーは優れた走破性と高い質感が両立されたSUVとして展開されており、日本国内はもちろんの事国土の広い海外においても人気があります。
もし現在ランドローバーを所有していて、手放そうと思っているのならば買取に出すのが一番おすすめできます。おそらく、自動車を手放そうとするときに最も取られやすい手段はディーラーなどへ下取りに出すことでしょう。
しかし、ディーラーというのは新車を如何に売るかという事が一番重要ですから、中古になったランドローバーは高く買い取ることができないというのが現状です。その点、買取店へ依頼をすれば、新車云々の縛りはありません。
優れた走破性やレンジローバーシリーズの高級感など、ランドローバーは中古になっても評価されている面は様々あります。加えて元からSUV専門であるランドローバーの自動車は耐久性が高いので、中古相場も期待ができるという訳です。
ここからは、ランドローバーを買い取っているお勧めの買取店を合計3店舗ご紹介します。趣向は違ってもポルシェやフェラーリなどと同じ外国の車であるという特性、およびSUVの優れた耐久性を評価してくれる買取店があります。
国内でエリアを限定することなく多様な車を扱っている、ナンバーワンです。専任のバイヤーが厳選して仕入れた中古車を、輸入車・国産車に限らず多彩に取り扱っています。
経験と知識豊富なプロの査定員が在中しているので、高額買取に自信を持っています。純正オプション、希少グレードの判断も正確に行ってもらえ、カスタムも希少性と愛情を高額買取に反映してくれます。
続いて、外車王です。名前の通り輸入車のみを取り扱っている特化した買取店で、仕様・装備などはもちろん、一台一台の個体差まで評価し査定価格に反映できるノウハウを有しています。外車王独自の販売ネットワークも踏まえ、高価な買取額提示を可能にしています。
中古車販売店・整備工場と違い、買取専門だからできる専門スタッフによる素早いフットワークで、査定から契約までスピーディーに対応してくれます。公式サイトでは高く外車を売るためのコツなども紹介されています。
もう1店舗は、レイブリックをおすすめします。愛知県長久手市と埼玉県三郷市に店舗を構えており、東海エリア、関東エリアを中心に全国を対象としてランドローバー一筋で買取を行っているのです。
中古車販売はもちろん、修理・整備、車検・点検などランドローバー専門店として幅広いサービスを提供しています。高品質なランドローバー中古車を提供すべく、独自の査定基準を設けて徹底した仕入れ品質の管理を行っています。
通常の下取や買取専門店では加点されないカスタムやドレスアップにつきましても、スペシャル・ショップならではの評価でプラス査定になることがあるので、手の加わっているランドローバーも高価買取の期待ができます。
外車であるランドローバーは知名度や耐久性の高さなどから高価買取が期待できる部分はあります。しかし、場合によっては期待を下回る可能性も考えられますので、輸入車を高く売るためのコツをご紹介しましょう。
まず、ランドローバーを中心として扱っている店舗を利用するというのがコツになります。中古の外車買取専門店、その中でもできればランドローバーのみを専門的に扱い、販売なども行っているところを利用するのが最も推奨されます。
というのも、ランドローバー専門で扱っている店舗というのはそれだけ特化したメンテナンス設備などを揃えているからです。加えてランドローバーに詳しいスタッフが査定を行ってくれるので、価値をしっかりと見極めてくれるでしょう。
続いては、査定に出す前にランドローバーの車を綺麗にしておくことです。ランドローバーは頑丈さ、耐久性の高さが優れている点は評価されており、だからこそ大陸においても人気が高いのは事実です。
ですが、車体が頑丈であったとしても見た目が汚れてしまっている状態では、査定士の見た時の印象が悪くなってしまうのは避けられません。買取に出す前にも洗車をして綺麗にしておくことで、それだけでも買取額を上げられます。
現在は車の買取をしてもらう際の手段として広く普及していますが、一括査定サービスを利用してみるのも良いでしょう。このサービスでは、複数の買取店が同じ車の買取見積もりを行い、どの程度の額で買い取るのかを提示してくれます。
複数買取店がお互いに競合することによって、買取額が1店舗のみで査定してもらう時よりも上がっていく効果が期待できます。特にランドローバーなどの輸入車の場合、国産車よりも目利きが必要である事から一括査定利用は必須とすら言えます。
外国の車は、売るタイミングも重要といえます。最も推奨できるのは決算時期、そしてモデルチェンジが行われる前です。まず決算時期は各買取店やディーラーが車を売り上げようという駆け込み的な思惑があり、買取を平時よりも高くしています。
そして、モデルチェンジが行われた車というのは、当然新型の方が新しいので価値が高くなります。対してそれまで現行だった車は旧型となり、価値が低くなってしまいます。よって、モデルチェンジをする前に売りに出す方が高く売れます。
車の査定において忘れがちになるのが、付属品の存在です。例えばスペアキー、整備記録、取扱説明書などといったように購入時に必ず付属している車体本体とは関係のないものも、合わせて売ることによって買取額が上がるのです。
例えばスペアキーは次に車を使用する人にとって大切ですし、整備記録はそれまでの整備がしっかりと行われているかの証明になります。こうした細々とした付属品も、処分するのではなく合わせて売りに出してください。
最後に、ランドローバーの人気モデルの特徴、および中古市場での買取相場をそれぞれご紹介していきます。自分が所有しているモデルはどの程度の価格で取引されているのかをここでチェックしてみましょう。
まずは、フリーランダーです。ランドローバーのSUVの中でも最もコンパクトさに特化しているモデルで、軽快な運転性能とSUVの走破性を両立しています。後継者であるフリーランダー2は、70万円から260万円あたりで取引されています。
続いては、ランドローバー・ディフェンダーになります。ブランドの創業時に出していたランドローバーシリーズを改良したもので、警察や軍用車両などに採用されています。買取額は280~340万円前後です。
ランドローバーを代表するモデル、レンジローバーです。そうは性能とラグジュアリーを両立しており美術館にも展示されるほどで、価格帯は390万円あたりから500万円近くと他モデルに比べても図抜けた金額帯になっています。
ディスカバリーは、1989年に発売開始されたシリーズです。オフロードイベントのキャメルトロフィーにおいてオフィシャルカーに選出されるなどして注目を集めたシリーズであり、価格は400万円から500万円前半とこちらもレンジローバーシリーズと並ぶ額になっています。
最後は、レンジローバーイヴォークです。ランドローバーが初めて温室効果ガスの排出量削減を目指して発表されたレンジローバーシリーズの派生形で、全てオートマチック仕様です。380万円から400万円あたりで中古価格は推移しています。
手放そうと思っているランドローバーが手元にあるのなら、経験豊富で扱ってきた実績もある買取店を利用するのが最もお勧めです。是非とも後悔なく手放せるような買取店を利用してみてください。