イタリア発の自動車メーカーとして、優れたデザインに強烈なパワーを生み出すエンジンと高いレベルでバランスしている車を作り出している、アルファロメオというメーカーがあります。今回はそんなアルファロメオの車の買取におすすめの店舗をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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イタリアの自動車メーカーです。創業は1910年で本社はミラノにあり、現在はフィアット・クライスラー・オートモービルズの傘下にあります。スポーツカーや高級車を主に開発し販売してきた歴史があります。
美しいデザインと高いパフォーマンスを両立させる車を多く製造している事によって本国イタリアはもちろんの事世界でも知られるメーカーとして発展していて、レース用車両も製造しておりスポーツカーメーカーとしてのイメージが強い部分もあるでしょう。
独特のデザインや走りの良さ、エキゾチックなイメージから、ファンが多くいるメーカーのひとつとして認知されています。
アルファロメオに限らず、中古となった自動車を手放す際に最も多く摂られるのはディーラーへの下取りでしょう。同じメーカーの車への買い替えを希望している場合でも、ディーラーならば手続きなどもスムーズに進めやすいです。
しかし、ディーラーはそもそも新車の販売をするのが一番の目的ですので、中古車を高く買い取るというのは制度的に難しい部分があります。そこでおすすめできるのが、自動車の買取店に売りに出すことです。
アルファロメオの車は独特の美しいデザインとスポーティな走りの良さが特徴です。そのため多くのファンがいるだけでなく、デザインや走りを重視する人からの人気も高いです。よって、買取店でも需要があるため、買取価格が高くなる傾向があります。
アルファロメオなどの外国からの輸入車というのは、そう簡単に買い替えができるようなものではない部分もあるというのは国産車と比べても異なっている点です。実際に買取に出したい場合にも、選び方の基準を押さえておきたいところです。
まず、整備工場が併設運営されているかどうかを確認してみましょう。整備工場の併設がある買取店は、自社で車両の点検・整備ができるため、車両の状態を正確に把握できます。
国産の車の整備であればまだ多いですが、外車の整備工場となると国産の車とは勝手がまるで違いますし、その分コストもかかるので数としてそこまで多い訳ではありません。逆に言えばそういった買取店を選ぶのは、安心して整備等も任せられるとも言えます。
買取店と整備工場が同じ場所にあることで、車の搬送や手続きがスムーズに行えるため、買取価格に反映されることがあります。整備工場の有無は買取額にも影響することを覚えておきましょう。
続いては、外車専門の買取をしている事です。名前通り外国からの輸入車のみを専門的に取り扱っている店舗で、外車専門の買取店は輸入車の特性や市場動向を理解しているため、適切な査定が期待できます。
また、買取店のスタッフも外車に詳しく、車の特徴や状態に合わせた査定を行ってくれることが多いです。パッと見ただけではわからない査定額アップのポイントなども細かくチェックをしてくれるので、オプションなどによる価格アップも狙いやすいでしょう。
もう1つ、買取実績についても事前に確認をしておくべきといえます。買取実績が豊富な買取店は、当然ながら車の査定・買取に関するノウハウが豊富です。車に対しての知識が豊富ならば、査定に関しても適正な額を提示してくれるでしょう。
また、単に利用している人が多いというだけではなく、それだけその買取店で満足して買取の契約をした人が多いという証拠にもなります。すなわち満足度の高さも実績の数に反映されますので、実績は信頼の裏返しとも言えるでしょう。
有名な外国のメーカーであるからこそ、扱っている買取店も少ない訳ではありません。故にしっかりと買取店も吟味してほしいところなのです。ここからは本題となるアルファロメオお勧めの買取店をご紹介します。
福岡、および東京に実店舗を有する中古車の買取グループとして展開されています。オプションや付属している部品等を車本体の買取額とは別途でプラスの査定をしてもらえ、車はオークション等への販売ルートを確立しています。
売買契約が成立してからは事前に聞いている状態と明らかに状態が違わない限り減額等も発生しません。車の専門スタッフの手によって細かな部分まで査定をし、最大限額まで提示をしてくれるのです。
続いては、ロッソコルサになります。多摩地区で21年年間イタリア車・フランス車を専門に扱ってきたロッソコルサでは、他店で購入された車に関しても買取の対象としてくれています。
年式が旧い車、過走行の車でも、愛情を持ってメンテナンスをされ、良いコンディションを維持している車の買取を受け付けています。自社工場にて徹底的な整備を実施して販売をしてくれ、希少車の場合や再販が不可能なコンディションや事故車でも、部品取り車として金額を付けられます。
もう1社は、外車王です。名前通り外国からの輸入自動車専門での買取を行っていて、公式サイトではこれまでに買取をしてきて様々な車の買取実績が買取価格も含めて多数掲載されています。
中古の車買取で発生しやすい契約締結後の減額なども起きる事はありません。サイトからメーカーや車種などを指定することで簡単におおよその相場価格を確認する事も出来るので、ぜひ利用してみてください。
ここからは、アルファロメオの人気モデルおよび中古市場での買取価格相場をご紹介します。自分の乗っている車がどの程度の値段になるのかぜひ参考にしてみてください。
まずは、ジュリエッタになります。アルファロメオが製造するコンパクトカーで、2010年にデビューしました。シックかつモダンなデザインが特徴的で丸みがあるラインとフロントグリルにはアルファロメオを象徴する逆三角形の「トライローブ」が用いられています。
2011年式で走行距離10万km程度のものであれば200万円前後、2014年式で走行距離5万km程度なら300万円前後といった価格で取引されているようです。
続いては、ジュリアです。広々とした車内が特徴のセダンタイプの車種であり、デザイン性の高さが特徴で高級車並みの装備や技術も搭載されており、快適性や安全性にも配慮されています。
中古車市場での相場は約200万円から250万円程度が一般的となっているようです。高性能モデルのジュリア・クアドリフォリオは、新車価格が1,300万円を超える高級車であり、中古相場も高額であることが多いとされています。
ステルヴィオは、アルファロメオが製造するSUVモデルです。アルファロメオのDNAと呼ばれる特徴的なスポーティな走りを追求し、運転の楽しさを提供しています。自動ブレーキやレーンキープアシスト、アダプティブクルーズコントロールなどの機能が装備されています。
車両の年式や走行距離、車両の状態などによって異なりますが、18年式のモデルなら約400万円から500万円、2020年式なら450万円から550万円前後といった価格の様です。
最後は、アルファ159です。156を先代に持っており、そのシャープさとアルファロメオを象徴するフロントグリルの形状を維持しつつミドルサイズセダンとして展開されていました。
現在はジュリアがその後継モデルとなっており、2005年式から2008年式だと60万円から150万円、2009年から2011年式だと100万円から200万円ほどの価格で推移しています。
元が高級外車である分、買取価格も余程状態が悪くない限りは一定額が期待できるといっていい部分もあります。ですが高値にしてほしい気持ちはあるでしょうから、最後に高額査定のポイントを解説します。
まず、不要になったら早めに売りに出すようにしましょう。車両が古くなるにつれて価値が下がる傾向があるのはどんな車でも変わらず、また中古でも需要がある車種については市場が飽和状態になる前に売却することで高額査定を期待できます。
車両の状態は買取価格に大きく影響します。アルファロメオを高額査定で売るためには、できるだけ綺麗にメンテナンスしておくことが必要です。定期的に車内外を清掃し、スクラッチや凹みなどを修復することで買取価格上昇が期待できるでしょう。
車を高く売るためには、複数の買取店で相見積もりをしてもらうことが大切です。買取店によっては、アルファロメオに特化している店舗もあり、価格の比較ができるという点でも相見積もりの必要性は高いといえます。
中々手を出すことが簡単ではない外国車であるからこそ、手放すときには信頼のできる買取店にしっかりと価値を見定めてもらいたいのです。是非ともアルファロメオを売りに出す際にはご紹介した買取店を利用してみてください。