トヨタといえば、日本が世界に誇る自動車メーカーです。日常の足に使うことのできる乗用車からスポーツカーまで、様々なモデルを展開しています。海外でも評価の高いトヨタ車ですが、今回はそんなトヨタ車を売りに出す際におすすめできる買取店をご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
日本が誇る自動車メーカーとして、皆さんはどこを思い浮かべるでしょうか?日産やホンダ、ダイハツなど様々ありますが、トヨタもその1つとなっています。まずはどんなメーカーなのかを解説していきましょう。
車を購入するというのは、日常の中でもかなり大きな枠組みの買い物になることでしょう。だからこそ性能や価格、普段使いのしやすさなどそれぞれの目的によって合致した車を選択しますが、その際のメーカーの好みというのもあります。
トヨタは、日本の自動車メーカーであり、世界最大の自動車メーカーの一つです。1926年に創業され、トヨタ自動車工業株式会社として現在に至ります。自動車メーカーとして世界的に知られており、多数の車種を生産してきました。
その車種も普段使いができる乗用車からスポーティーな走りを可能にするものまで多種多様に広がりを見せており、プリウス、カローラ、ヤリス、RAV4、ランドクルーザー、86など様々です。
国内でも自動車メーカーといえばと道行く人に聞けばほとんどの人がこのトヨタの名前を挙げるでしょうが、それほどまでに知名度が高いのは明らかです。そして、海外においてもトヨタ車の普及率は非常に高いものになっています。
単一メーカーとして日本国内の企業の中でも日本最大と謳われており、日本国内自動車売上でも堂々の1位を確立するなど、先に挙げた日産やホンダなどと並んで日本を代表するメーカーに数えられています。
完成度の高さゆえに「トヨタなら間違いない」とまで言われたことがあるほどであり、実績の数字から見てもそれは明らかです。デザインにブランド力、ラインナップにイメージ性能など、全てを含めてトップに立っているといっても過言ではありません。
販売をしている店舗も相応に非常に多くなっていて、どんな車の販売店に行ってもトヨタ車の相談ができるほどです。品質が安定しているのはもちろんの事、老若男女からビギナー、ベテランに至るまでターゲットを絞ることなく運転できる設計にもなっています。
加えて故障も少ない性能とブランド力、耐久性能の高さからリセールバリューも高くなっており、中古車市場においても人気の高さは間違いなく存在しています。
トヨタ車を選択して乗るというのはブランドやこれまでに築き上げてきた優れた性能によって長く乗り続けられるだけではなく、乗り換えの際にも利点が生じるようになっているのです。では、そんなトヨタ車を手放す際の買取方式にはどんなものがあるでしょうか?
車を手放す、という事をする場合におそらく真っ先に想定されるのが、ディーラーまたは中古車販売店で下取りをしてもらうという方法でしょう。自動車の下取りというのは、今乗っている車から新しい車に乗り換える際、車を同時に売って差し引いてもらうことです。
正規ディーラーで下取りを行う場合、新しい車を購入する際に手続きが簡単になります。これはトヨタ車でなくどんな車であっても、同じメーカーのディーラーであれば同じ恩恵を得ることができます。
手続きが簡単であり新しい車の購入価格から古い車の買取価格が引かれるため、新しい車の価格が割安になるのは間違いありません。また下取り車を販売店が引き取ってくれるため、別途中古車買取業者を探す手間が省けます。
ただディーラーに下取りをしてもらう場合というのは、あまり高い価格での買取は見込めないでしょう。これはディーラーはそもそも新車を販売するのが目的であるために、中古車の下取りで高い価格を提示してもらいにくいのです。
中古車の販売店であれば、そうした制約はありません。しかし販売店側が古い車の価格を決定するため、専門の買取業者に比べて低い買取価格を提示されるケースが想定されます。
基本的に買い替えの際に行われる下取りでは、下取り車の買取価格が新車の購入価格よりも低く買取価格と新車の購入価格の差が大きい場合は、差額分を一括で支払うことが求められることがあります。
トヨタ車はディーラーや中古車販売店へ下取りに出して新しい車を買う際の資金源にするだけではなく、買取専門業者で買い取ってもらうという方法もあります。
新しい車に乗り換えるのか乗り換えないのかに関わらずこの選択肢を取ることができ、とにかく車を売却するという方法になっています。この場合はディーラーではなく、買取を専門として行っている店舗を頼ります。
専門的に買取をしている業者では、売ろうとしている車の状態やカスタムの内容などを査定によって精査し、総合的に考慮して買取価格を決定していきます。市場価値なども考えて価格が決められ、カーナビやETCなどのよくあるオプションは買取価格を上げる要素になっています。
こちらもディーラーのように新車を販売しなければならないなどの制約は存在しておらず、どころか中古車の販売店などと比べても同じ車種を売りに出したときに査定額が大きく上回る可能性があります。
先ほど名前の出たカーナビをはじめとして、オプションやカスタムが大きく価格に影響してくる部分があります。これらの内容も踏まえて買取価格を決めるので、買取額を重視するのなら専門の業者の方が向いているといえます。
また、買取店での売買が成立するのならば基本は現金での受け渡しとなります。換金がスムーズに行われるので、すぐに新しい車を購入する際の資金としても活用できます。
日本でも知名度や性能共に非常によく知られている豊田であるために、車種を問うことなく様々な買取店が対象として扱っています。今回はその中でも特にしっかりと査定してくれるお勧めの買取店を3店舗厳選してご紹介します。
まずは、ナンバーワングループをおすすめします。「充実したカーライフを実現すること」をモットーとして専任のバイヤーが厳選して仕入れた中古車を、輸入車・国産車に限らず多彩に取り扱っています。
実店舗は九州の福岡県、および関東は東京都に構えていて、車の販売だけでなく、整備・カスタム・修理・保険まで多種多様なサービスを展開しています。自社基準で厳正に選定し、車両・価格ともにハイクオリティな車を販売しています。
この販売を可能にしているのが、国内全土でのエリアを問わない買取と独自で設けている基準による精密な査定にあります。車の買取に必要な書類を無料で手配してくれるなどスピーディーかつ丁寧な査定・買取を行ってくれ、査定後は即日買取も対応します。
車体本体の内容を細かな部分まで精査して、形成しているネットワークと実績によって的確な車体価値を見極めるのはもちろん、タイヤやチェーンをはじめとした部品を車体とは別で査定額に乗せてくれるのです。
ホームページから簡単に査定申し込みも可能で、簡単なフォームに必要事項を入力するだけで査定価格がすぐに判明します。
続いては、カーセブンをおすすめします。株式会社カーセブンデジフィールドが運営元となっていて、公式サイトから簡単に査定依頼を出すことができる人気の中古車買い取り業者になります。
車の買取に関してはお得になる様、ポイントプログラムが用意されています。査定依頼を車1台分出すと楽天スーパーポイントが200ポイント分獲得できるなど、売却の成立ではなく査定をするだけでも利用者がポイントを得られるのです。
LINEアプリからの査定依頼も出せるなど、車の買取査定を出すのが非常に楽になりました。アプリからの買取に関する相談を出すことも可能ですし、仮に売る契約をした後であってもキャンセルを出せますし、その場合にキャンセル料が出ることもありません。
契約金の一部に関しては買取成約をした当日に支払われますので、お金が入り用な場合でもスピーディーに対応してくれるためお勧めです。公式サイトでは査定額を上げるためのコツなども紹介されていて、初めての方でも安心です。
実際に利用した方の口コミでも「年式も古いし走行距離もかなりあったのに必要な書類を教えてもらえて手続きもスムーズだった」という声もあって、分からない部分も丁寧に教えてくれるので初めて買取をしてもらう方にも十分推奨できます。
最後は、カーネクストです。日本国内はもちろんの事国外にも販売経路が確立されており、例え故障で動かない車や事故を受けた、または発生させた車、数年以上動かしていない低年式の車などであっても買取対象です。
これらの車は他の買取店では中々買い取ってもらうことができない状態のものばかりで、それらを原則0円以上での買取保証を設けているのです。
車の売却や廃車扱いとして処分をする際にも面倒な手続きが発生してしまいます。面倒なことを避けたがるのが大多数の人間ですので、決して安くない手数料を支払ってでも車を処分しようとするケースがあります。
ですがカーネクストでは、そうした廃車手続き費用やレッカー代などといった費用をすべて業者側が負担してくれます。よって余計な費用を発生させることなく、乗らなくなったトヨタ車の売却を進められます。
店頭での買取もしくは出張買取の2つの方式から選択が可能です。海外への販路も有している業者への販路も多数確保していますので、外国へ輸出した際の相場価格を反映できるようになっており、高値買取も夢ではありません。
冒頭でもご紹介している通り、トヨタというのは国内における自動車のシェア率を他の有数の企業とも争う中でトップを維持しています。当然国内だけではなく、国外においてもトップクラスの販売台数を維持し、世界のトヨタと謳われるほどです。
基本的に人気が高いのは間違いありませんが、故障が非常に少ない優れた車である事が大きい理由の1つです。高級シリーズのレクサスをはじめとして一貫して不具合がほとんどなく、信頼の置かれているメーカーとなっています。
また、生産方式として「ジャストインタイム方式」が採用されています。この方式は需要と照らし合わせて必要な分だけを生産するというものになっていて、必要な部品を必要分用意する無駄のないスキームによってコストを削減しています。
世界で初めての量産型ハイブリッド車、プリウスを手掛けた事でも有名ですが、やはり人気車種というのはトヨタに限らず中古車での高値が付きやすい部分があるのは確かとされています。
全体的に安定した人気があるのは確かなのですが、燃費性能に優れているハイブリッド車は購入した後の燃料費用、所謂ガソリン代を削減できるという事で需要が非常に高くなっており、これがそのまま人気、すなわち高値の付きやすさに直結しています。
プリウスが代表格となっているのは確かですが、そのほかにもノアやヴォクシー、更にカローラスポーツやセンチュリーをはじめとしたシリーズにもハイブリッドモデルが投入されていて、ガソリン単体の方式のモデルよりも高値になりやすいです。
また、ミニバンの代表格としてラインナップしているアルファードについてもこの後買取相場でご紹介しますが高値が付きやすいモデルです。様々なグレードが展開され選択肢が豊富に存在しているのは大きいでしょう。
これに加えてすべてのグレードに共通する広い車内スペース、高級感を感じさせるインテリアなどが特徴と人気の理由にもなっており、ファミリーからの需要はひときわ高いものとなっています。
この様に、基本的なトヨタというブランド、メーカーのこれまでの実績からくる人気の高さに加えてハイブリッドモデルは昨今の需要の高さから高値になりやすいのです。ここからは、トヨタ人気車種の中古買取相場を見ていきましょう。
まずは、プリウスになります。トヨタが誇る世界初のハイブリッド量産車であり、発売から何年もたった今でもハイブリッド車の代表格とも言える車種です。
プリウスの主な特徴としては、環境に配慮したエコカーであること、低燃費・省エネ性能に優れていること、スペース効率が良く乗り心地が良いことが挙げられます。燃費性能に関しては突出していて、リッター20㎞以上を常時可能としているほどです。
また運転しやすく操作も簡単であるため、初めてのハイブリッド車としても人気があります。中古車市場においても、プリウスは需要が高く、買取相場も比較的高い水準で推移しています。グレード全体の買取価格は180万円から360万円程度のようです。
続いては、アルファードになります。高値になりやすい車種の中でも名前が出たようにこちらもプリウスと並んで人気の高いモデルになっていて、トヨタ自動車が製造・販売するミニバンの中でも最上位のLLサイズモデルです。
高級感のある内装が特徴で、かつ大型の車両でありながら運転がしやすく操作性が良いと評価されています。ハイブリッド車種も用意されていて燃費が良く、エコカー減税の対象になるためファミリー層から大きな支持を得ています。
中古買取相場はグレードが多いことから幅が広めになっているものの、一般的には250万円前後から買取が開始されることが多く、上級グレードやハイブリッド車種は高値が付きやすい傾向にあります。
トヨタが製造しているミニバンのヴェルファイアは、高級感のあるデザインと充実した装備が特徴的な車種です。先にご紹介したアルファードの兄弟車という位置づけになっており、そろってファミリー層を中心とした人気を集めています。
特徴的なフロントマスクには大型グリルやメッキ加工が施されており、内装には高級感のある本革シートを採用、走行性能においてはV6エンジン搭載車は0-100km/h加速が7秒前後と非常に高性能で、直4エンジン搭載車でもスムーズな走行を可能にしています。
新車の価格帯が337万円から737万円と広めになっており、中古車の平均買取相場は270万円前後といったところで落ち着いています。3年から4年程度、走行距離は7万キロほどの中古車が多い模様です。
ヴォクシーは7人乗りのミニバンサイズでありつつ、程よいボディサイズのモデルとして展開されています。先にご紹介したアルファードやヴェルファイアと比べても一回り小柄で、小回りに優れた走行性能になっています。
衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」を全車に標準装備しており、グレードの高いモデルもラインナップされています。例として2017年式のヴォクシーの場合、走行距離が1万キロメートル程度であれば約200万円前後で取引されています。
2001年にリリースされたノアも人気の高い車種の1台です。車内空間が広く荷物も多く積載できることが特徴となっており、車高が低く車体がコンパクトであるため取り回しや駐車がしやすいというメリットもあります。
こちらもハイブリッド車が登場してからはますます人気が高まっていて、S、Si、ハイブリッドSiシリーズは特に人気です。平均的な相場価格は200万円から300万円程度となっています。
車でバンといえば商業用、社用車といったイメージがつきがちで、実際多くのビジネスシーンで活躍している人気車種の一つでもあります。トヨタのハイエースに関してはデザイン性にもこだわられ、普段使いも出来る有用性を獲得しました。
大柄なバンという事で乗り心地が良く、長距離移動でも疲れにくいという利点があります。平均査定額は180万円から230万円前後で推移しており、燃費の良いハイブリッド車や軽商用車などに需要が移ることもあるため買取相場は常に変動しています。
ミニバンのエスティマは、上質で快適な乗り心地と広々とした室内空間が特徴的な人気車種です。初代モデルは1990年に発売されていて、現在は3代目のエスティマハイブリッドモデルが販売されています。
ミニバンにおいて初のハイブリッドモデルが登場したシリーズでもあり、中古価格は2019年モデルのエスティマハイブリッドGエディションで約330万円から370万円程度、同じ年式のエスティマハイブリッドAerasで約300万円から340万円程度です。
高級クロスオーバーSUVとして展開されているハリアーも人気です。1997年に初代モデルが発売されました。最新の3代目モデルは2019年に発売され、高い起動性能と燃費に合わせて先進的な安全装備や快適装備が充実しています。
グレード全体の買取価格は、2022年式で210万円から660万円前後です。ハリアーZレザーパッケージだと、走行距離によって320万円から440万円の間で推移しています。
世界的にもシェア率及び人気が高いトヨタですし、基本的に国産車というのは性能面で信頼が置かれているのである程度の金額で買い取ってもらえるのは間違いありません。ただ、高価買取をしてもらいたいならコツを押さえる必要があります。
まず、複数の買取業者へ査定を依頼するようにするのがおすすめです。買取業者も今回ご紹介したものと他にも様々ありますし、それぞれで査定をする際の仕方も違っている以上、提示される査定額も全く同じとは限りません。
1社のみに依頼をしたとしても、そこで提示された査定額が相場よりも高いかどうかを知ることができません。2社以上に査定をしてもらう事で、初めて査定額の比較が可能になりどちらの方が高く買い取ってくれるかを知れるのです。
続いて大事なポイントになるのが、車体本体を綺麗に掃除しておくことです。どんな買取業者に査定を依頼する場合であっても、実際に査定をするのは人間である事は変わりません。当然ながら、汚れているよりもきれいな見た目の車の方が印象が良くなります。
査定額を最も大きく左右するのは車種とされていますが、見た目の印象も非常に大切で車種に準じて重視されるとも言われています。よって査定に出す前に、車内も外部も綺麗にして良い印象を持ってもらえるようにしましょう。
査定に出す前に買取相場のチェックをするのも重要です。車の買取相場を調べることで、自分が所有する車の適正な価格を把握可能になります。そのため、買取業者から提示された査定額が妥当な価格であるかどうかを判断することができます。
また買取業者から提示された査定額に対して、交渉に発展させやすくする事も出来ます。査定額が妥当でないと感じた場合には買取相場を根拠にして交渉することができるので、適正な価格で買い取ってもらうためにも事前チェックは必須といえます。
もう1つ、高く売却ができるタイミング、時期を狙うというのもコツといえます。例えば、ハイブリッド車やSUVなどの人気の高い車種は需要が高く供給が少ないため、相場が高くなります。一方で年末や3月の決算期などは車を買い替える人が多く、需要が増えます。
そのため、この時期に売却すると高値がつきやすい傾向があります。また、新型車が発売される時期には前モデルの需要が落ちますので、その前に売却することで高値がつきやすいのもトヨタだけではなく車全てに言えることなので、タイミングを重視しましょう。
トヨタの車は、性能や耐久性能が世界レベルで優れており認められているからこそ、中古車市場でも安定した値段で推移しています。走行距離が長くとも買取の対象になりますので、是非とも買取業者を頼ってみてください。