近年では不要なものを売ることができる、様々な買取業者がありますが、自作パソコンはどうなのでしょうか。自作パソコンは自分好みにカスタマイズできるだけでなく、場合によってはメーカー品よりも安価になることもあります。せっかく自作したけれど、不要になってしまえば邪魔になるだけです。そこで自作パソコンを買取してくれるおすすめ業者をまとめました。
そもそもメーカー品ではない自作パソコンは売れるのか、という点ですが、自作パソコンはスペックや売り方、業者の選び方次第で売却する事が可能です。パソコンは処分にお金がかかる場合もあるので、まずは自分の自作パソコンが売れるかどうかを判断してください。
自作パソコンは買取可能ですが、実は売れるものと売れないものがあります。業者によっては「どんなパソコンでも買取OK」とありますが、100円で買い取ってもらってもこれは売れたとは言い切れません。売れる・売れないの判断は自作パソコンにOSがあるかどうかになります。
また、極端に古い、マザーボードが2世代以上前のものであるとほぼ売れません。逆に多少古さはあるものの、当時の最新スペックで組んでいる、最強CPUが組み込まれているなどの場合には売れる自作パソコンになります。
また、Windows系のDVDが付属している、Officeのパッケージが付属している場合は買取価値がアップする可能性もあります。このように、組み込まれたパーツやスペックによって自作パソコンの売れる・売れないが変わってきますが、基準としては「現役で通用するかどうか」になるでしょう。
どんなものでも買取してもらうときは買取価格相場を把握することが重要です。しかし自作パソコンはメーカー品とは異なり買取価格相場を把握しにくくなっています。オークションで売却した場合では5000円~4万円ほど、自分の自作パソコンと同レベルのスペックの自作パソコンの売値をチェックするしかありません。
買取業者を利用する場合は、オークションよりも低くなる可能性もあり、そもそも自作パソコンの買取を行っている業者もそれほど多くありません。ゲーミングパソコン仕様にしているものは、通常の自作パソコンよりも若干高額買取が期待できるでしょう。
自作パソコンそのままを売るより、バラしてパーツだけで売却することも可能です。本体そのままで売れない場合にはパーツだけでも買取できないかチェックしておきましょう。
自作パソコンは元々必要なパーツを組み合わせて作るパソコンなので、パーツだけの売却も可能、場合によってはパーツバラ売りのほうが高く売れることもあります。例えばグラボなど元々高額だったパーツは組み立てた状態よりもバラ売りすることで買取価格が高くなります。
また、パーツをバラ売りすることで組み立てた状態よりも需要があるので買取後に売りやすいというメリットもあるので、組み立てた状態の自作パソコンが売れない場合はパーツのバラ売りも検討してみましょう。
自作パソコンは常に新しいパーツに組み替えることが可能なため、最新パーツや高額パーツがある場合にはバラ売りのほうがお得です。近年特にグラボの希少性が高くなっているため、現在でも販売されているグラボはもちろん、数世代前であっても高価買取が可能になっています。
最新パーツなどが組み込まれていても、組み上がった状態では「いらいないパーツがある」からと売れない可能性も少なくありません。また、パーツをバラ売りする場合は購入時の箱やマニュアル、付属品は必ずセットで買取に出してください。付属品が欠けていると査定額がマイナスになるので注意しましょう。
新しいものや高額パーツならバラ売りがおすすめですが、パーツが古いタイプであればバラ売りのほうが不利になります。パソコンのパーツは常にバージョンアップされているため、古いパーツを欲しがる人はほとんどいません。
むしろ動作に問題なく正常に使えるのであれば、パーツ単体よりもニーズがあります。そのため使用しているパーツが古い場合には組み上がった自作パソコンそのままの状態で売りに出しましょう。
パーツをバラ売りするためには条件があります。先程も記述したようにパーツの箱や必要なケーブルなどの付属品を揃えておく、キズがない状態であること、そして壊れていないことが重要です。パーツは破損していると買取が難しくなるので、取り扱いには注意してください。
自作パソコンをパーツでバラ売りする場合、分解作業を行いますが、分解するときの注意点をまとめました。パーツを分解するときは、必ずコンセントを抜いて数分してから作業してください。コンセントを差した状態だと、電源をオフにしていてもショート・感電の危険性があります。
また、CPUクーラーを取り外す際にドライバーを使用しますが基盤をキズつけないように注意してください。ピン付きCPUはピンが破損しないよう真っ直ぐ引き上げて外します。
斜めになったり衝撃によってピンが折れるとCPU本体だけでなくマザーボードも使えなくなってしまいます。また、CPUやメモリは静電気の影響を受けやすいので、乾燥した時期は部屋の湿度を高めにする、セーターやフリースなど静電気の起こりやすい服装はやめておきましょう。
不要になった自作パソコンを売却しようと思ったとき、買取するお店はそれほど多くありません。パソコン本体やパーツバラ売りなど、自作パソコンを買取してくれるおすすめ3社を紹介します。
1992年創業の老舗パソコン専門店【ドスパラ】ではパソコン関連やモバイル機器などの買取・販売を行っています。年間買取件数5万点、お得になる様々なキャンペーンも開催されているのでチェックしてみましょう。
自作パソコンに挑戦する方には良く知られているドスパラ、最新パーツや高額パーツ、現役で使うに支障のないパソコンであれば高額査定も期待できます。メーカー品や自作パソコン、BTOパソコン、パーツなど著しい破損や汚れがなければ買取対象です。
パソコン専門店ならではの豊富な知識で適正価格で買取、専用データ消去ツールで記録媒体を確実に削除してくれるので安心、パーツ単位での査定もしっかり行います。
買取方法 | 宅配買取 | 店頭買取 |
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手数料 | 査定料無料、振り込みの場合振込手数料200円 | 送料無料、振込手数料200円 |
査定結果目安 | 最短1時間 | 着荷日から7営業日程度 |
支払い日数 | 即現金化、銀行振込3営業日程 | 3営業日程 |
豊富な知識と品揃え、丁寧な接客で多くの利用者が高い満足感を得ています。自作パソコン用のパーツも需要があり、高価買取も期待できます。
以前、中古のCPUとグラボ購入時に親身に相談にのっていただき、それ以来パーツはドスパラさんで購入しています。引用:Google Map
品揃え:最高。店員の態度:最高。初心者〜自作PCガチ勢までオススメ。引用:Google Map
自作パソコンやBTOパソコンも売れる【パソコン高く売れるドットコム】はパソコン関連をメインに買取を行う買取専門店です。本体だけでなく、パーツだけでもOk、東証プライム上場企業が運営なので安心感があります。
メーカー品や自作パソコンなど様々なパソコンの買取をおこなtrていますが、Windows7以前のOS搭載パソコンは買取不可となっているため、パーツで利用できるものがあればバラ売りがおすすめです。買取したパソコンは個人情報などのデータをすべて消去、専用ツールでデータを何度も上書きするので復元される心配もありません。
買取方法 | 宅配買取 | 店頭買取 | 出張料 |
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手数料 | 宅配キット・送料・査定料・返送料無料 | 査定料無料 | 査定料・出張料無料 |
初めての方でも利用しやすく、丁寧な査定と親切な接客、満足度の高い買取価格で高い評価を得ています。
初めて利用しましたが、電話での対応も店舗での対応も良く買取価格にも大変満足のいくものでした。引用:Google Map
一点一点丁寧に査定していただき、買取金額にも満足できました。引用:Google Map
パソコン関連やスマホ・タブレットなどモバイル機器の買取・ハンバを行っている【パソコン工房】、買取対象商品は4万点以上で本体だけでなく、パーツ単体の買取もOKです。
パソコン工房では買取申込が24時間いつでも可能、徹底的なデータ削除で安心感もあり、公式サイトではパーツ単体や自作パソコンのスペックから買取価格を検索できるお試し査定があります。マウスコンピュータのMCJ子会社・ユニットコムが運営しているため信頼感もあり、自社販売ルートで中間マージンがかからないので高価買取が期待できます。
買取方法 | 宅配買取 | 店頭買取 |
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手数料 | 査定料無料、参考買取上限価格1万2000円で送料無料 | 査定料無料 |
支払い日数 | 3営業日前後 | – |
パソコンに関する知識が豊富な店員さんが多く、買取・購入どちらで利用しても分かりやすい説明をしてくれると好評です。少し接客がぶっきらぼうに感じる方もいますが、パソコン好きならむしろ好感が持てるようです。
PCパーツ系のショップとしては店員さんの知識も豊富でまた品揃えも良くネットで品薄な商品もあったりします。引用:Google Map
今では少なくなった生粋のパソコンヲタクの店員さんがいるお店です。昔ながらのヲタクなので対応はぶっきらぼうに感じるかもしれませんが。引用:Google Map
自作パソコンは使用しているパーツや搭載されているOSなど、様々な要因で高価買取が期待できる一方で安く買い叩かれる可能性も少なくありません。しかし少しでも自作パソコンを高く売るなら、こちらのポイントをチェックしておきましょう。
自作パソコンに限らずメーカー品でも同じことが言えますが、買取してもらうパソコンはきれいに手入れしておくようにします。特に内部はホコリが溜まりやすく、そのまま査定に出してしまうと減額される場合もあります。
自作パソコンを売るとき、ステッカーなどを貼っている場合は糊が残らないようきれいに剥がし、手垢やほこりを取り除きます。内部やキーボード、パーツの隙間などはエアダスターでゴミやホコリなどを取り、きれいにしておきましょう。
キーボードのキー同士の隙間は綿棒や使い古しの歯ブラシを使うと汚れを落としやすいでしょう。基盤を手入れする場合は端子をキズつけないように注意してください。
自作パソコンを売る場合、OSはつけて売るようにします。自作パソコンを買い取る店はそのままの状態で使用できることを想定して買取を行います。そのためOSのない自作パソコンは買取不可、または大幅な減額対象となってしまいます。もしOSのない自作パソコンを売るのであればパーツのバラ売りを検討しましょう。
どんなものでも買取してもらうときは付属品を揃えることで高く売ることができます。自作パソコンも同様で、OSをつけるのはもちろん、パーツの箱や説明書、リカバリディスク、アダプタ、LANケーブルなども揃えておきましょう。Officeソフトがあれば尚良し、プロダクトキーも同封することで高く売れる可能性が高まります。
自作パソコンを売るときの注意点として、必ずハードディスクのデータ消去をしてください。パソコンには年賀状などの作成時に入力した住所や、ネットショッピングサイトの会員情報やパスワード、クレジットカード情報など、様々な個人情報が記録されています。
データ削除せずそのまま売ってしまうと最悪の場合、個人情報の流出や悪用される可能性もあります。パソコンの情報は初期化だけでは専用ソフトによってデータ復元が可能なので、データ消去専用ソフトで完全に消すようにしてください。
それでも不安がある場合にはデータ削除サービスを行っている買取業者に依頼しましょう。特にデータ消去に米国立標準記述研究所準拠・NIST方式を採用している業者は安全性が高くなっています。
自作パソコンは自分好みの仕様にカスタマイズできる、パソコン好きこだわりのオリジナルですが、不要になったら少しでも高く売ってしまいましょう。自作パソコンの売却は複数の業者に査定してもらい、安心できる業者に依頼してください。