工事現場などで活躍するブルドーザーを所有している会社や自営業の方は、ブルドーザーを処分したり買い替えの際に、解体や下取りを考える方も多いでしょう。ブルドーザーの処分の方法に、買取に出す方法もあります。ここではおすすめのブルドーザー買取業者と買取相場をご紹介してまいります。高く売るコツもぜひチェックしてみてください。
目次
ブルドーザーは買い替えや処分の際に、乗用車などと同じく買取に出すことが可能です。オークションサイトなどにも出品可能なので自分で売却したりする方法もありますが、建機などの専門業者に買い取ってもらうのがおすすめです。
オークションサイトだとトラブルになっても自分で対処をしなければならず、送料もかなりかかってしまいます。地元の中古車買い取り業者で相場価格を把握しておらず、安い値で買い叩かれてしまうケースもあります。専門業者なら建機にも詳しく、人気の機種も把握しているので高額査定も期待できます。
ブルドーザー以外のフォークリフトやホイールローダーなどの建機も取り扱っていることが多いので、廃業などでまとめて売却したい場合にも専門業者に査定に出してみるのがおすすめです。
ここからはブルドーザーの買取相場はどのくらいかをご紹介してまいります。ブルドーザーの売却を検討中の方はぜひチェックしてみてください。
まず、バケットサイズとは一度にどれだけの量の土砂を掘削できるかを表すものになります。バケットサイズが4t未満の小型のタイプは50~500万円程度が相場で、流通量の多い4tのタイプだと100~300万円程になります。20t以上の大型のタイプだと最低でも500万円~で、高額な場合は1800万円程で買い取ってもらえることもあります。
中古でも金額だけ見ると買取相場は高く感じるかもしれません。ブルドーザーは新車で買うと小型のものでも1000万円ほどする場合が多く、大型のものだと3000万円以上する機種もあるので、1000万円以上で買い取ってもらえるケースも頷けるでしょう。
ブルドーザーのメーカーはコマツとキャタピラージャパン(CAT)が代表的なメーカーで、クボタやヤンマーディーゼル、日立建機なども以前はブルドーザーを製造していました。買取価格は型式だけでなく、年式や稼働時間、状態なども含めて決められます。
1970年代から1990年代の古いモデルで、コンピューター制御が搭載されていないものだと比較的修理がしやすいため、海外輸出などの需要が高く高価買取になるケースもあります。
コマツのD21P-6で1980年代後半のものだと50~80万円程度で、2000年代後半のD65PX-15E0は550~650万円程が相場となっています。CATの2000年代前半のD6Rは300~500万円、2014年や2015年のD6Tは1000~1600万円が相場です。買取地域や経済情勢によっても変動はしますが、参考にしてみて下さい。
ここからはブルドーザーのおすすめ買取業者をご紹介してまいります。ブルドーザーの買取を行っている業者は意外と多いので、ぜひ依頼しやすい業者を探してみて下さい。
おすすめ買取店1つ目は、建機買取屋.コムです。ユンボやブルドーザー等、重機・建機の買取専門店で、年式・車種・状態を問わずに買取を行っており、不動車の買取も行っています。どこよりも早く・高くをモットーにしている会社で、査定後の成約率は91.8%と多くの方が査定額に納得していることが分かります。
全国対応でホームページから査定依頼が可能で、電話の問い合わせもできます。買取価格全額を引取り時の当日に現金で支払ってもらうことも可能なので安心です。まとめて複数台の依頼は買取額がアップするので、まとめて査定に出すのがおすすめです。
重機専門だからか驚くほどスピーディーで、実際の見積りと概算査定がほとんど、かわりませんでした。満足です。引用:建機買取屋.コム
重機を売る事が初めてで不安でしたが、すぐに来てくれて、対応もよかった。気持ちよく売る事ができたと思います。引用:建機買取屋.コム
続いては工具男子です。建機や農機具、トラックなどの大型のものや、工具や電動工具の買取を行っている業者で、福岡と埼玉に店舗があります。出張買取、店頭(持込)買取、全国対応の宅配買取に対応しており、出張買取は原則として関東・九州ですが他の地域でも相談可能です。
LINE査定、メール査定、電話査定ができるので、買取金額が知りたいという方にも便利です。LINEやお店での相談も可能なので、出張に来てもらえるかなどの相談をまずしてみると良いでしょう。商品点数が多いほど高い査定額を付けてくれるまとめて査定額UPキャンペーンを実施中なので、ぜひ利用してみて下さい。
アク●ツールで「古くて買い取れない」と言われた工具も高値で買い取ってくれました。大満足です。引用:Googleマップ
県外からだったので不安もありましたが、店長さんも気さくで、お店の雰囲気も良く、安心して売却することができました。通信買取もあるとのことなので次回はそれでお願いいたします。引用:Googleマップ
建機・重機買取ドットコムはエースファクトリーグループの会社で、建設機械専門の買取店です。低年式や過稼働、故障車や廃棄寸前の車体でも買取可能で、名義変更などの対応も行ってもらえます。日本全国対応で、離島にも対応しています。
エースファクトリーは直販店もあるため、新車から中古まで入れ替えでの対応も可能です。競争見積成約率が94%で、査定額に自信があるため他店との相見積もりも歓迎しています。査定は無料で、FAXやホームページからも査定依頼ができ、LINEでは簡単査定もできます。
残念ながら建機・重機買取ドットコムの口コミは見つかりませんでした。
重機の窓口は重機や建機の買取専門店で、電話やFAXで、WEBやLINEでも査定の申し込みができ、LINEは簡単査定が可能なので金額が知りたい方におすすめです。重機や建機の洗車や陸送を自社対応しているため、経費の大幅削減をして高価買取を行っています。
実店舗販売だけでなく海外輸出にも自信がある会社で、買取経験豊富で市場相場を熟知した営業担当が全国どこでも出張査定を無料で行っています。ブルドーザーの買取実績もホームページに載っているので、参考にしてみて下さい。
社長はじめスタッフ全員接客が 素晴らしい‼️引用:Googleマップ
おすすめ5つ目は、HOWAです。離島や山間部もOKの日本全国対応の会社で、低年式や過走行、バッテリー切れ、事故車や廃車寸前の長期放置車両の場合などでも買取を行っています。台数が多く買取金額が大きくても即日現金払いが可能で、建機以外にもバスやトラックなども買取可能です。
創立25年の実績と経験があり、買取実績も30万台を超えています。査定料や出張料、陸送費も無料です。書類手続きも代行してもらえるので安心です。
支店に置いてる車輌なので会社から遠くて困っていましたが、どこでも出張査定に来てくれるとのことで大変助かりました。 査定してくれた方も遠いのに嫌な顔ひとつせず、とても良い対応をしてくれました。引用:HOWA
豊和さんは故障している車両も無料で出張査定し引き取りもして頂けるとのことなのでお願いしました。 対応も早く翌日には引き取りに来てもらい現場に迷惑かけることなく大変助かりました。引用:HOWA
続いてはトップ建機です。建機や重機以外の建設機械、特殊作業車やラック車輌全般の買取を行う業者で、旧型機や故障機、不動機などどんな状態でも買取りしてもらえるので安心です。
ブローカーや中古重機オークションを介さず独自の販売ルートで直接販売するので、その分査定額に還元し高額買取を行っています。名義変更やメンテナンス、社名・ロゴの削除、手続きや費用もトップ建機が行うので負担なく売却できます。
残念ながらトップ建機の口コミはありませんでした。
ナンニチは中古建設機械の買取販売をしている業者で、鹿児島県に本社があります。常時1000台以上の在庫を誇る、県内屈指の大展示場があり、ブルドーザーやホイルローダ、フォークリフトやキャリアダンプ、舗装機械や発電機などあらゆる中古機械を販売も行っています。
販売している中古車両はホームページに載っており、何年式のどの機種がいくらで売られているかなども記載されているので、参考にしてみてください。査定料は無料です。
丁寧に接客して貰いました‼️引用:Googleマップ
トラック王国は業界最大級のトラック買取業者です。トラックだけでなく重機や建機の買取も行っており、沖縄と離島以外の日本全国の買取に対応しています。国内に6カ所展示場があって直接販売するため、中間マージンが発生しない分、高額買取を可能にしています。
低年式や過稼働、バッテリーあがりや車検切れ、不動車、事故車や廃車寸前の状態でも独自の販路で売却できるため買取りを行っており、査定料もかかりません。査定は査定士免許を持った専門スタッフが行い、加点方式で良いところを見つけるスタイルです。
買取実績もホームページに載せており、ホイールローダーですが50年以上前の古い機種にも数十万円という買取額で成約してる実績もあるので、売れないだろうと諦めていた方にもおすすめです。販売部門のお客様から注文が入っていて探している重機がホームページに載っており、その内容に合えば高額買取が見込めるので、チェックしてみてください。
丁寧な対応で、気持ち良く商談できました。一本気な査定士が〇だと思います。引用:Googleマップ
スタッフさん達の対応が素晴らしいです。引用:Googleマップ
最後は建機高く売れるドットコムです。中古建設機械と重機の買取を専門とする買取サービスで、全国10拠点から最短で当日に出張無料で全国対応してくれる業者です。長年放置していた車両や故障車、廃車寸前の車両も相談できます。
電話、WEB、FAXで査定の申し込みができ、電話なら60秒で簡単に買取価格を調べられます。年中無休で受け付けているので、時間がない方にも便利です。ブルドーザーの強化買取メーカーもホームページに載っているので、チェックしてみてください。
連絡したらすぐに査定に来てくれました。 古いやつだったので不安でしたが買取してくれてよかったです。引用:Googleマップ
スタッフの対応・査定が良い。また利用したい。引用:建機高く売れるドットコム
ブルドーザーの売却で、高く売るコツはいくつかあります。ちょっとしたことで数十万円変わってくる場合もあるので、ぜひ高く売れるように実践してみて下さい。
コツ1つ目は、メンテナンス状況がわかる書類を出すことです。販売店のオプションなどでメンテナンス記録簿という、年次点検以外に行った修理や部品交換などを記録しているものがあると、これまでの修理履歴やメンテナンスの証明となるので価格アップが見込めます。
もう1つは特定自主検査記録表という、年次点検を行ったことを証明する書類があります。こちらは1年以内ごとに1回の検査が義務付けられているので、現在の状態を証明できる書類です。どちらも提出すると価格アップになる可能性が高いので、査定の際に一緒に提出してください。
売却のタイミングを見極めるのも重要です。ブルドーザーも乗用車などと同じく、最新モデルが出るとその前のモデルは価格が下がる傾向にあります。新しいモデルが出る前に売却する方が高値になるでしょう。
また、買取業者の多くは3月に決算を迎えるため、決算前の1月から3月は買取に力を入れて売れる商品を確保し、売上を伸ばそうとする業者が多いです。売却のタイミングは決算より少し前のタイミングが、通常よりも高値になる可能性が高いと言えます。
ブルドーザーは一般的にブレードという排土板が付いているイメージがありますが、アタッチメントを交換することで様々な作業ができます。アタッチメントは礫や岩などを選別できるレーキや土砂をすくうバケットなどがあります。
アタッチメントを複数持っている場合は、一緒に査定に出すと使用用途も広がるため、高額になる可能性があります。オプションのパーツなども持ってる場合はそれだけ残しておいても捨てるだけになってしまうので、揃えて出すのがおすすめです。
最後はできるだけ汚れは落としておくことです。やはり見た目の印象は大事で綺麗な方が高値は付きやすいです。ブルドーザーは特に足回りに泥が付着していると、買取業者が輸送の際に泥を落とさなけらばいけないため、洗車する分査定からマイナスされていることがあります。足回りは査定前に必ず洗車しておくことと、本体も可能な限り汚れを落としておくと良いでしょう。
ブルドーザーの査定は乗用車と同じく、凹みや傷が多いと減額の対象になってしまいます。少しでも高値にしたいからと傷に塗装をしたりしたくなりますが、逆に塗装をしたことでマイナスの評価になってしまう場合があります。
もちろん綺麗な方が高くはなりやすいのですが、業者が海外に売却する場合は塗装があるとNGなことがあるため、塗装するなら買取業者に確認してアドバイスをもらうのがおすすめです。また、塗装費用よりもプラスの査定が出ないことも多いため、手間もお金もかけて結局マイナスになるなら、何もせずに買取してもらう方がよいでしょう。
修理も同じく、修理費用よりもプラスにならないこともあるため、塗装や修理をしていない状態で査定してもらってから、どう修理したらいくらになるか、どう塗装したら良いかなどを相談してから判断してみてください。
ブルドーザーのおすすめ買取業者をご紹介してまいりましたが、出張してくれるならそこまで手間もかからず利用しやすいと感じた方も多いのではないでしょうか。ブルドーザーは元々値段の高い建機で、買取額も数百万や1000万円を超える場合もあるので買取に出さない手はないでしょう。
ブルドーザーの査定額は業者によって違い、10万円以上違う場合もあるはずです。ブルドーザーを売る際は複数業者に見積もり依頼して、ぜひ高く買い取ってくれる業者に売却してください。