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工場で使う業務用の冷風機でのおすすめ10選をご紹介します。
ナカトミからリリースされている業務用冷風機「N407-TC」は、冷風の吹き出し口に自動首振り機能(75度)が付いています。決まった範囲に効率良く冷風を送ることが可能で、冷房能力も2.2~2.5kwと申し分ありません。先にご紹介した「ナカトミ ミニスポットクーラー SAC-1800N」の1.7~1.8KWと比較しても十分な能力を備えています。
消費電力は最大で1,005Wと大きいですが、1時間あたりの電気代は18.5~23円と安くコストパフォーマンスが高いです。
また本体サイズは幅400×奥行430×高さ820mmとコンパクトに作られており、100Vの家庭用電源も使えます。業務用としてだけではなく、ご自宅のガレージで作業をする場合にも場所を取らず、気軽に使うことができるのも特徴の一つです。
ご紹介する「トリプルダクトスポットクーラー SAC-6500」は、3相200Vの電源を使用しています。冷房能力は6.5KWと家庭用の冷風機と比較しても、約3倍近くの能力を備えているのが特徴です。しかし全閉型のロータリーコンプレッサーを採用することで、冷却効率を高めることに成功。電気代は1時間あたり25.1~31円と、低く抑えることができているモデルです。
冷風の吹き出し口は3つあり、それぞれにフレキシブルホースが付属。風向きを自由に変更することが可能で、広範囲に効率良く冷風を送れます。
またドレン水を溜めておくタンクが内蔵されており、容量は25Lと大きく取り出し易いです。メンテナンスも比較的楽に行うことができます。
ご紹介する「業務用移動式エアコン MAC-30」は、先にご紹介した同社冷風機のようなフレキシブルホースがなく、通常エアコンのようなルーバー式の吹き出し口になっています。そのため広範囲に冷風を出すような構造です。
電源は3相200Vを使用しており、冷房能力が3.2~3.5kW、消費電力は1,370~1,340Wと能力が高め。しかし電気代は1時間フル稼働させても18.8~19.2円と安く、能力とコストのバランスが取れたおすすめの冷風機です。
また稼働温度が異常上昇した場合は、コンプレッサーを保護するためのサーマルプロテクターといった安全装備も搭載。安心して使うことができます。
通常モデルの対応室温が25~45℃なのに対し、ご紹介する「SS-25WH-1」は、室温10~45℃の範囲でも使用可能となっているモデルです。通称ワイドレンジタイプと呼ばれます。
形式番号の末尾が「1」の場合は、電源が100Vの家庭用電源でも対応可能なことを示しているモデルです。同一シリーズの中には3相200Vのタイプもリリースされています。
冷房能力は2.2~2.5kw、消費電力は700~870wで、従来型と比較すると約3%の省エネ化に成功。電気代も1時間フル稼働させても18.9円と安く、ランニングコストを抑えながらも、しっかりとした基本性能を備えてモデルとなります。
ご紹介する「SS-45DH-3」は電源に3相200Vを使用しているモデルとなります。冷房能力が4.0~4.5kwと大きく、工場内での使用でも十分に冷えた冷風を広範囲に吹き出してくれるスポットエアコンです。
冷風の吹き出し口は2つで、左右45度で合計90度の自動首振り機能を搭載。広範囲に自動で冷風を送ってくれます。また出力0.9kwの全密閉型ロータリーコンプレッサーを採用しており、スポットエアコン内部に粉塵が入ったとしても問題なく使用可能です。
本体サイズは幅520×奥行495×高さ1,090mmとコンパクト設計になっており、設置場所を選ばず使用することができます。
山善からリリースされている「スポットエアコン YS-422D」は、100Vの家庭用電源を使用するモデルです。業務用からご家庭での使用まで、幅広く対応できます。
本体サイズが幅400×奥行470×高さ885mmとコンパクト設計なことで、設置場所を選ばず、どこでも気軽に移動させて使うことが可能です。
冷房能力は2.2~2.5kw、消費電力は840~1,070wで十分に冷たい冷風を送り出すことができます。さらに吹き出し口のダクトを左右100度、合計200度の範囲で自由に回転させることが可能です。非常に使い勝手の良いモデルとなります。
またスポットエアコン前面にある運転スイッチを切り替えるだけで、送風の強弱とオン、オフを操作することが可能。誰でも簡単に操作できます。
デンソーからリリースされている「スポットクーラー 10HFP2」は、工場や倉庫業務時に使用するスポットクーラーです。電源は3相200Vを使用します。
冷風の吹き出し口は1ヶ所ですが、フレキシブルホースを採用することで、自由に方向を変更することが可能。冷房能力は2.2~2.5kw、消費電力は710~870Wで、冷房能力と消費電力のバランスが取れています。電気代もフル稼働させた状態で1時間17.1~20.9円と、ランニングコストが安く、おすすめのモデルです。
またドレン水を溜めておくタンク容量も、6.2Lと十分な容量を確保しています。満タンになった際には、自動停止する安全装置も装備。
ご紹介する「JA-SP25G」は、白物家電のメーカーである「Haier (ハイアール) 」からリリースされている業務用スポットエアコンです。
100Vの家庭用電源で稼働できるので、工場業務だけではなく、ご自宅のガレージでDIYをする時にも最適でしょう。ドレン水を溜めておくボトルも容量が約20Lと大きいので、メンテナンスの手間も掛かりません。
本体サイズは幅390×奥行450×高さ880mm、重量は約38kgとなり、設置スペースを気にせず使用できます。さらに消費電力が850~最大1,000wと強力で、しっかりと冷やしてくれるのでおすすめです。
各種工具、機器類の卸販売を行っている「エスコ(ESCO)」からリリースされている「スポットエアコン EA897SA-100C」です。電源は100V仕様となっており、工場のコンセントに差込んで気軽に使えます。
本体サイズが幅430×奥行390×高さ860mmとコンパクトで、本体前面に吸気口を備えているのが特徴です。他の3面が壁に近接していても、問題なく使用できる「壁ピタ」仕様となっています。
冷風の吹き出し口がフレキシブルホースになっており、自由な角度に調整することが可能です。さらに別売りの延長ダクトを繋げることもできて、自由度の高いスポットクーラーとなります。また全閉型のファンモーターを搭載していますので、ホコリの多い環境でも安心して使用可能です。
「クールショット SR-P20YE6」は、日立アプライアンスからリリースされている商品です。本体サイズが幅412×奥行454×高さ862mmで、前面に吸気口やドレンタンクを配置すれば壁にピッタリとくっつけて稼働できます。
重さは約33kgですが、キャスター付きで簡単に移動させることが可能です。何処でも涼しく作業を行えます。
また何かの原因でモーターに過負荷が掛かった場合は、自動検知して自動停止する保護リレーやファン電動機を保護するプロテクターを装備。安全面でも考慮されたモデルとなります。
ご家庭での利用をはじめ、工場や倉庫などで使用する冷風機の選び方やおすすめの20機種をご紹介しました。
最近は異常気象と思えるくらい気温が高い日が多いですよね。そんなときにクーラーをつけたいけど、電気代が心配…という方や、真夏の熱中症対策をしたいという方に冷風機はおすすめです。
実際、筆者も工場勤務をしていた時に、スポットクーラーを使って涼んでいました。だからこそ自信を持っておすすめできます。この機会に、スポットクーラーの購入を検討してみては如何でしょうか。
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