水商売の人が「キャッシング(カードローン)」の審査を受ける場合、どうしても不利になるは事実です。
その理由は離職率が高いため、収入の安定性に不安があると見られやすいからとなります。
しかし、水商売だからという理由だけで審査落ちになることはありません。
水商売の人でも条件さえ満たせれば、審査にちゃんと通りますので安心してください。
そこでこの記事では、水商売の人がキャッシングするための条件をお伝えしていきます。
水商売の人がキャッシングの審査に通りたいなら、次の5つの条件を満たしておくことが重要です。
申込条件を満たしていることは必須です。
ただし、キャッシングの申込条件は「20歳以上で安定収入があり返済能力があること」というくらいですので、クリアするのは難しくありません。
20歳以上で毎月収入があれば、まったく問題にはならないので安心してください。
他社借入の件数や金額が多すぎないという点も大事です。
キャッシングの審査では、他社借入の件数や金額を調査され、「あとどれくらいの返済余力があるのか?」という部分の判断材料にされます。
このため、他社借入の件数や金額が多すぎると、審査上不利となり、審査落ちの原因になりかねません。
貸金業者からキャッシングする場合、「総量規制」にも注意が必要です。(貸金業者=消費者金融・信販会社・クレジット会社)
総量規制とは、「貸金業者の融資は申込者の年収の1/3までが上限」という法律になります。
消費者金融のような貸金業者の場合、この総量規制がありますので、あなたの年収の1/3までしか借入できません。
そして、年収の1/3までというのは、すべての貸金業者の借入を含めてです。
よって、すでに消費者金融などから借入があるとその分もカウントされます。
そのため、以下のような借入があり、その借入額が年収の1/3に達している場合は審査に通りませんし、それに近い場合も同様になりますので注意してください。
信用情報に次のような問題がないことも大事になります。
このような問題がある場合、審査上不利となり、審査落ちの原因になりやすいです。
とくに事故情報がある際は、まず審査に通らないと思って間違いありませんので、十分注意してください。
水商売の場合、給与明細を用意しておいたほうが良いです。
なぜなら、限度額に関係なく収入証明の提出を求められるケースがあるからです。
水商売は離職率の高い職業であるため、収入の安定性に不安があるため、キャッシング会社も融資に対して慎重になる傾向があります。
そのため、より詳しい審査をするため、限度額に関係なく収入証明の提出を求めることがあるんですね。
よって、なるべくであれば、給与明細を用意しておくのがおすすめです。
キャッシングの審査には「在籍確認」があり、勤め先へ電話があります。
よって、この在籍確認ができないと審査に通りません。
そうしたことから、在籍確認がしっかりとできるように、勤め先の電話番号や住所などの情報は間違えないようにしてください。
また、水商売の在籍確認には注意点もあります。
その点については、次章でお伝えしていますのでこのままお読みください。
水商売キャッシングの「在籍確認」の注意点は以下の3つです。
事前に、お店の責任者に在籍確認の電話があることを伝えておきましょう。
そうしておけば、取り次ぎや対応がスムーズになります。
キャッシングの在籍確認とは言いにくいかと思いますので、「クレジットカードを作った」とでも言っておけばOKです。
なお、お店の責任者には、源氏名ではなく本名宛に電話があることも必ず伝え置いてください。
水商売の場合、勤務先では源氏名で呼ぶのが基本ですが、在籍確認はあなたの本名宛にされます。
このため、その点を伝えおかないと電話に出た人が、「そんな人は内にはいません」と対応してしまう可能性があります。
そうなってしまうと、在籍確認がクリアできませんので、この点には注意が必要です。
在籍確認ができる時間に電話してもらうという点も重要です。
水商売の場合、営業時間が夜からになることも多いため、日中はお店に誰もいない可能性があります。
在籍確認は昼間にされるケースが多いため、お店に誰もいない時間にされてしまうことも考えられます。
よって、キャッシング会社に在籍確認の時間指定をお願いしておきましょう。
大抵の会社であれば、時間指定には応じてくれます。
とくにアコムなどの大手消費者金融であれば、柔軟に対応してくれ、営業時間も「21:00まで」と長いため、その点の心配はいりません。
アリバイ会社は絶対利用しないようにしてください。
水商売の人の場合、どうしても審査に不利となるため、水商売であることを隠し、通常の会社員であると見せかけるため、アリバイ会社を使う人も中にはいます。
しかし、アリバイ会社を使ってキャッシングすることは違法です。
申し込みで「詐欺未遂罪」となり、契約が成立した場合は「詐欺罪」となります。
ヘタをすれば罪に問われて、「10年以下の懲役」となる可能性もあるため、アリバイ会社は絶対に利用してはいけません。
ここまで解説で、水商売の人がキャッシングするための方法は理解してもらえたかと思います。
そこで次の疑問になるのが、「どこでキャッシングすれば良いのか?」ではないでしょうか?その点を次章ではお伝えしてきます。
水商売の人がキャッシングするなら大手消費者金融がおすすめです。
大手消費者金融とは以下の5社のカードローン会社を指します。
これら5社の大手消費者金融は審査のハードルがそれほど高くないため、水商売の人でも利用しやすいです。
実際に口コミなどを確認しても、「水商売だけど借入できた!」という書き込みがいくつもありますし、アルバイトやパートなどの低収入の人でも沢山審査に通っています。
また、大手消費者金融には次のようなメリットもあるため、非常におすすめできるのです。
水商売の人は、銀行カードローンはあまりおすすめできません。
現在、カードローンで主流なのは大手消費者金融と銀行のものであり、銀行カードローンのほうが低金利で借入しやすいというメリットがあります。
しかし、銀行カードローンはもともと消費者金融よりも審査が厳しい傾向があり、さらに2017年頃から「過剰融資」が問題になったことが原因で、審査の厳格化の動きをみせています。
よって、以前よりもさらに審査が厳しくなったと予想でき、審査上不利になりやすい、水商売の人にはおすすめできないのです。
水商売の人でもキャッシングは可能ですが、以下の条件を満たしておくことが必須です。
この5つの条件をクリアできれば、水商売の人でもキャッシングができる見込みは十分あります。
また、申し込みをするなら大手消費者金融をおすすめします。
大手消費者金融であれば柔軟な審査をしてくれますので、水商売の人でもお金を借入しやすいです。
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