「学園祭や模擬店、イベントなどでおいしい石焼き芋を販売してみたい!」
石焼き芋は根強い人気があり、イベントで扱いたいと思う方も多いです。
しかしいざ石焼き芋を販売しようと思っても、
など、わからないことだらけなのではないでしょうか。
そこでこの記事ではレンタル経験のない初心者向けに、業務用の焼き芋機をレンタルする方法と注意点をまとめました。
後半にはイベントを成功させるコツも紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。
目次
焼き芋機をイベントで使う場合、購入ではなく「レンタル」を前提に情報収集するでしょう。
しかし初めて焼き芋機を扱う方にとって、不安な点が2つあります。
結論をお伝えすると、業務用であっても個人でレンタルするのは「問題無く可能」です。
またレンタル方法も、インターネット上で申し込みができるサービスが多くあります。
業務用の焼き芋機を貸し出している店舗が近くにある場合は、なるべく実店舗を利用したほうがメリットは大きいです。
不明点があればすぐに聞けたり、当日になって故障が判明してもすぐにフォローがもらえたりします。
近くにレンタルしている店舗がない場合は、Web上で実績のあるレンタル業者さまからレンタルしましょう。
実績のある業者さまの見極め方については、次の項目で詳しくまとめました。ぜひ参考にしてください。
業務用の焼き芋機は、インターネット経由で簡単にレンタル可能です。
具体的な手続き方法ですが、おもにネット上の入力フォームに沿って必要事項を記入していきます。
電話やFAXでも受付けているため、まずはサイトを見て予約方法を決めると良いです。
信頼できるレンタル業者さまをゼロから探すのは大変なため、この項目では実績のあるサイトを2つご紹介します。
こちらのレンタル専門店は、実績が多いです。また信頼できる情報や親切な説明があるため、初めて焼き芋機をレンタルする方にとてもおすすめ。
はじめて業務用の焼き芋機をレンタルする際の不安を、さまざまな視点から取り除けるよう配慮しているのがわかります。
特に理由がなければ、こちらの業者さまよりレンタルするのが良いでしょう。
こちらはイベント全般のレンタルを手掛けている業者さまで、焼き芋機のほかに必要なものがあればまとめてレンタル可能です。
商品を使用したイベント例や、必要な物品の説明、パフォーマーの紹介などが載っており「イベント全体」を考えた配慮がなされています。
広い視点で「イベントを成功させたい」と考える方は、参考に見てみると良いでしょう。
石焼き芋は、本体のほかに必要な物品があります。
石や軍手、紙袋は付属品として一緒にレンタルできる場合が多いです。
軍手は評価の高いものをまとめた記事がありますので、自前で用意する場合は下記記事を参考にしてください。
石焼用の石や焼き芋を入れる袋は、Amazonでも取り扱いがあります。
またガス式を選ぶ場合は、ガスを手配しなくてはなりません。
消費量なども考え、イベント中にガスが尽きないよう配慮する必要があります。
はじめてレンタルする場合、レンタル業者さまに付属品の有無を確認して不足品を自分で用意するようにしましょう。
業務用の焼き芋機は、使用する熱源の違いで方式が2つに分かれます。
焼き芋機の方式を選ぶ際は、イベント会場やその場の状況をしっかり確認した上でその場に合った方式を選ばなくてはなりません。
それぞれにメリット&デメリットがありますので、以下の項目を選ぶときの参考にしてください。
屋外で使用するならガス式がおすすめ!
焼き芋機のガス式を使うメリットは、以下の3つです。
ガスを使うため、電気とくらべて火力が強力。たくさん焼くことが可能で、20本ほどを40〜50分で焼きあげる機種も。
また電気式の場合は電源が必須ですが、ガス式であればガスボンベを持ってどこへでも設置が可能です。
ガス式の焼き芋機を使うデメリットは、以下の3つです。
ガスを扱う器具はガス漏れや不完全燃焼に注意するなど、安全面で配慮が必要です。
設置前に点検を行うなど、危険性がないか注意しましょう。
屋内での使用なら電気式がおすすめ!
電気を使った焼き芋機のメリットは、以下の3つです。
電気を使うため、ガス式に比べて安全性が高め。
火力を出すため専用の電源が必要になる200V仕様もありますが、家庭電源で使える100V仕様のものも多いです。
遠赤外線ヒーターを使い、ふっくら中まで焼きあげるため火力の心配はいりません。
屋内の締め切った場所ではガスが使えませんが、電気式なら問題ないでしょう。
電気式の焼き芋機を使うデメリットは、以下の2つです。
電気を使用するため、電源の確保は必須。延長コードや発電機など、ガス式とは違った手間があります。
20本前後を焼きあげるのに約1時間ほど。ガス式では40〜50分ほどで、扱う本数が多いほど差が顕著です。
なお発電機の選び方に関しては下記にまとめた記事がございますので、ぜひ参考にしてください。
ガス式を扱う上で注意点が3つあります。
ガス式にはガスの消費量があり、事前に計算を行う必要性があります。
何時間ぐらい運営するのか、どれくらい販売するのかなどを踏まえた上で、予算と相談しなくてはなりません。
扱う機種により消費量が変わるため、レンタルする際はガスの消費量がどれくらいか確認をとりましょう。
またガスを扱う上で注意しなくてはならないのが、CO中毒の危険性です。
ガスの燃焼には酸素が必要なため、締め切った部屋で長時間の使用は酸素不足を招きます。
酸素が不足すると不完全燃焼により有毒な一酸化炭素(CO)が発生するため、できるだけ屋外設置が安全です。
屋内で使用する場合は換気に注意し、CO中毒を防ぎましょう。
あとはガス式の焼き芋機をレンタルする際、プロパンガスを自分で用意しなくてはなりません。
もし自宅で都市ガスを利用していなければ、利用しているガス会社へ問い合わせるのが一番早いでしょう。
他の方法としてはプロパンガスを扱っている近隣の会社を探し、ガスの手配を行います。
別会社のサービスになるため、配送料やガスホースなど付属品が適合するかも確認しなくてはなりません。
そのためできるだけ近隣で探し、「イベントで焼き芋機に使おうと思っている」旨を伝え、当日に滞りなく進められるよう手配しましょう。
イベントで業務用の焼き芋機をレンタルし、実際に販売する運びとなった際に
と思う方は多いでしょう。
ここでは少しでもイベントを成功させたいと思う方の助けになるよう、イベント成功のコツをまとめました。
焼き芋販売の中核である「さつまいも」。お客様が口にいれた瞬間のおいしさを決めるのは「おいしいさつまいもを選ぶこと」です。
スーパーなどで実際に触って選ぶ場合、以下の3つを参考にしてください。
重さは密度につながり、丸みをおびていると良い生育の証です。
保存状態が悪いと黒い斑点が現れることがあり、注意して確認してみましょう。
またおいしいさつまいもは蜜が豊富で、皮表面に現れているものか両端のベタつきで蜜の有無を確認できます。
通信販売は訳ありのものが安く手に入るため、評価の高いものを参考にしてください。
模擬店やイベントなどでは不特定多数の人が関わるため、商品の扱い方や衛生面など管理できる項目を洗い出しましょう。
また販売するということは、手に取ったお客様に喜んでもらえること。
対応がずさんだと、せっかく良いものを届けようと思っても相手に良い印象を与えない場合があります。
お客様の目線に立って考え、販売時のシミュレーションを何度も行うことで「このときはどうする?」といった疑問が生まれるでしょう。
より細かい部分まで考えることで、不測の事態への対応やお客様の満足度向上につながります。
一番重要なのは「自分たちもお客様も楽しく」です。
細かい配慮は必要、だけど楽しくなくては受け取ったお客様もつまらないと感じてしまいます。
お客様と楽しみを分かち合う前提の意識を仲間と共有し、イベント成功を良い思い出として残せるよう臨みましょう。
焼き芋は、おいしい匂いとほっくりした甘さが魅力的な食品です。
来店したお客様は、普段と違う雰囲気の中でおいしい焼き芋を味わいます。この経験は、特別な思い出となるでしょう。
焼き芋機の業務用をレンタルするのは、そう難しいことではありません。ぜひ挑戦し、成功させて楽しい思い出を作り上げてください。
※下記記事もイベント時に役立つ記事です。目を通しておくと役立ちます。