手でノコギリを扱うと時間と手間がかかって大変…電動ノコギリなら、全然時間がかからないってホント?
まさに電動ノコギリは手動と違い、大幅な時間短縮と作業の負担が軽減されます。
とはいえ、
と疑問に思う方もいらっしゃると思います。
そこで当記事では、「女性でも扱いやすい充電式の電動ノコギリ」についてまとめました。
初心者の方でも、読んでいただければ「どの電動ノコギリを選んだらいいか」が手にとるようにわかりますよ!ぜひ参考にしてくださいね。
ほかにも電動ノコギリを比較したいと思う方は、下記記事を参考にしてください。
目次
電動ノコギリとは、刃を電力で動かして切断する電動工具のことです。
刃を付け替えると木材だけではなく、金属の切断もできます。
また電動ノコギリはたくさんありますが、DIYには手軽に使えるものがおすすめです。
電動ノコギリには、大きくわけて2つの大きさがあります。
大型タイプは、両手でしっかりと持って使う大きさの電動ノコギリです。
しかし大型タイプは扱いが難しく、電動ノコギリに慣れている方に向いています。
ボディがコンパクトな小型は、片手で持って作業がしやすいです。手軽に使えるのも小型タイプならでは。
電動ノコギリは3つの種類があります。
セーバーソー(レシプロソー)は、刃を前後に動かして切断するタイプの電動ノコギリです。
「電動ノコギリ=セーバーソー(レシプロソー)」とイメージする方も多いでしょう。
セーバーソーは手ノコ(手動で切断するノコギリ)と同じような感覚で使えるため、DIYにピッタリです。
扱いもかんたんで、電動ノコギリに慣れていない方でもラクに扱えます。詳しくレシプロソーを知りたい方は、下記の記事が参考になるでしょう。
ジグソーは本体から下向きに刃をセットし、上下に動かして切断するタイプの電動ノコギリです。
細い刃で、直線よりも曲線の切断が得意な特徴があります。
切り口もきれいに仕上がりやすいです。ジグソーについて詳しく知りたい方は、下記記事を参考にしてください。
丸ノコは、円盤状の刃を回転させて切断する電動ノコギリを指します。直線の切断がきれいにできるのが特徴です。
しかし丸ノコは扱いが難しく、おもに本格的なDIYや業務用で使用されます。
丸ノコを詳しく知りたい方は、下記にまとめた記事がありますので参考にしてください。
用途や扱いやすさを考えて、自分に合ったものを選びましょう。
DIYで使うなら小型の電動ノコギリがかんたんかつ、手軽でおすすめです。
そしてコンパクトな電動ノコギリは、収納場所にも困りません。
電動ノコギリには、
の2つがあります。
日常のDIYでは、手軽に使える充電式がおすすめです。
充電式ノコギリには3つのメリットがあります。
適度なパワーと扱いやすさがあり、
でもかんたんに作業ができておすすめです。
充電式ノコギリは電源を必要としないので、場所を問わず使用できる魅力があります。電源コードのわずらわしさもなく、コードに引っかかる心配もありません。
小型の充電式ノコギリは操作もシンプルなものが多く、扱いもかんたん。
コンパクトかつ、軽量な本体は力に自信がない方や女性でも楽に使えます。
充電式と電源コード式には、それぞれメリットがあります。
どちらを選ぶか迷ったら、自身の使い方や使う場所に合わせて選ぶと良いでしょう。
かんたんな作業や電源がない場所で使用する場合、充電式がおすすめです。
充電式は、あまりパワーを必要としない作業に向いています。
ちょっとした作業や、さまざまな場所で使用する場合は充電式を選ぶと良いでしょう。
電源コード式は、以下の場面で使用するときにおすすめです。
電源コード式は高い電力が使えるためパワフルで、固いものの切断もしっかりできます。
作業の幅を拡げたい方、パワー重視の方におすすめです。
また電源コード式は使用時間の制約がなく、充電切れの心配がありません。
作業量が多いときも電源コード式がおすすめです。
電動ノコギリを選ぶときは、「切断能力」という項目を一つの目安にすると良いでしょう。
切断能力を基準に選べば、余裕のある性能を選べて失敗が少ないです。
・マキタ JR101DW
JR101DWは軽くてパワーもあり、作業がしやすい機種です。
切断能力が高く、木材も金属もしっかり切れます。
木材 | 厚さ152mmまで対応 |
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軟鉄パイプ | 直径50mmまで対応 |
本体に搭載されているバッテリーと合わせて、重さ1.1kgと軽量です。
・高儀(タカギ) EATH MAN DN-144LiAX
DN-144LiAXの切断能力は、木材・鉄材から塩ビパイプまでしっかりカットできるパワーをもっています。
木材 | 厚さ55mmまで対応 |
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軟鉄パイプ | 直径32mmまで対応 |
塩ビパイプ | 直径60mmまで対応 |
また本体一式を揃えても1万円ほどなので、とてもリーズナブルです。
重さは1.0kgと軽量かつコンパクトなため、収納場所にも困りません。
DN-144LiAXのバッテリーと充電器はEATH MANシリーズに対応しており、流用が可能です。
・KIMO(キモ) QM-23201
切断能力は、下記の表を参考にしてください。
木材 | 厚さ100mmまで対応 |
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軟鉄パイプ | 直径100mmまで対応 |
鉄材 | 厚み3mmまで対応 |
KIMOのQM-23201は、一式揃えても1万円までで購入できます。
豊富な刃がセットになっているので、充電してすぐに使用できるのが嬉しいポイントです。
安全ロックボタンを押さないと、スイッチが引けない安全構造になっています。
刃の交換も工具がいらず、とてもかんたん。コストパフォーマンスを重視する方におすすめです。
・BOSCH(ボッシュ)PFZ500E
ボッシュの電動ノコギリは、切断能力の高さが魅力です。
木材 | 厚さ150mmまで対応 |
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塩ビパイプ | 直径150mmまで対応 |
鉄材 | 厚み10mmまで対応 |
500ワットのモーターを搭載しているので、パワーの必要な作業で活躍します。
本体の重量が2.0kgと、充電式よりもやや重いです。
刃の付け替えもワンタッチでかんたん。作業量が多い方におすすめの機種です。
・リョービ(RYOBI) ASK-1000619700A
ASK-1000619700Aの切断能力は、下記のとおりです。
庭木 | 径45mmまで対応 |
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木材 | 厚さ40mmまで対応 |
鉄材 | 厚み3.5mmまで対応 |
操作がシンプルなので、扱いもかんたん。
ASK-1000619700Aの特徴であるワークホルダーは、作業時に本体や材料を固定しながらカットできます。
1万円までで購入でき、手軽に使えるのが魅力です。
・HiKOKI(ハイコーキ・旧日立工機)CR13VBY2
金属も切断できるパワーを求めるなら、ハイコーキのCR13VBY2がぴったりです。
木材 | 厚さ120mmまで対応 |
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鉄材 | 厚さ19mmまで対応 |
鋼管 | 直径130mmまで対応 |
塩ビパイプ | 直径130mmまで対応 |
本体の重さは4.5kgとやや重いですが、金属もしっかりと切断できます。
・マキタ JR184DRF
JR184DRFは、マキタの充電式電動ノコギリです。
切断能力は、下記のとおりです。
木材 | 厚さ50mmまで対応 |
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塩ビパイプ | 直径50mmまで対応 |
ほかにも石こうボードや銅管の切断もできます。
リチウムイオンバッテリーを搭載しており、1.7kgと本体も軽量なので楽に作業が行えます。
パドルスイッチとトリガスイッチを搭載しているので、作業性の高さも特徴。
充電式電動ノコギリでパワーを求める方におすすめの機種です。
電動ノコギリは専用の刃に替えることで、いろいろな材料の切断ができます。
とはいっても、DIYのどのようなシーンで電動ノコギリを使うのかわかりにくいですよね。
実際に使う例とともに、使用上の注意点もご紹介します。
手作業で切っていた木材の切断に電動ノコギリを使うと、「短時間かつラク」に作業が行えます。
電動ノコギリをDIYで使う場合、以下のようなシーンで活躍してくれます。
電動ノコギリは木材以外にも、刃を替えると鉄パイプや鉄材の切断が可能です。
機種によって切断できる太さや厚みが違うので、使う前に確認をしましょう。
また直線を切断する際は、ソーガイドを使うとかんたんに真っ直ぐきれいに切断できます。
ソーガイドとは、ノコギリで真っ直ぐに切れるように補助する道具のことです。
電動ノコギリで曲線を切る場合、少しずつ切断した方がかんたんにカットできます。
しかし最初のうちは、電動ノコギリできれいに切断するのは難しいです。
慣れるまでは捨てる端材で練習すると良いでしょう。
作業時、注意しなくてはいけない点がいくつかあります。
電動ノコギリは手軽に使え、便利な道具です。しかし使い方を誤ると、思わぬ事故や怪我の原因になることも。
初めて使うときは、説明書をしっかり読んで使い方を把握しましょう。
また電動ノコギリは、電動で高速に動く刃物です。作業中は衣服が巻き込まれやすく、注意しなければなりません。
上記3つは特に巻き込まれやすいので注意をし、動きやすい服装で作業をしましょう。
ほかにも作業場所が狭かったり、散らかっていたりすると作業がしづらいです。
作業スペースをしっかりと確保し、整理整頓をしてから作業にかかりましょう。
以下の2点は作業中、自分の身を守るために必要な道具です。
電動ノコギリを使っているとチリが舞ったり、切りクズが飛んできたりします。目を保護するためにも、保護メガネは必須です。
また電動ノコギリを長時間使用していると、冷えやしびれが出ることもあります。
防振手袋をすると未然に防げるので、こちらも準備しておきましょう。
電動ノコギリは刃物です。少しの注意不足や油断が、重大な事故や怪我につながります。
安全に十分配慮し、気を付けて作業をしましょう。
電動ノコギリは購入だけではなく、レンタルも可能です。
レンタルを活用すれば、低価格で電動ノコギリを試せます。短期間の使用ならレンタルがお手軽です。
初めて電動ノコギリを使う方は、まずはレンタルでお試ししてみてはいかがでしょうか。
以下の場所で、電動ノコギリのレンタルが可能です。
ホームセンターで工具をレンタルする場合、
の2パターンが一般的です。
ホームセンターには、買った材料を自分で加工できるDIYスペースがあります。
DIYスペースをレンタルすれば、スペース内にある工具の使用が可能です。ホームセンターによっては、工具のみのレンタルができる場合も。
工具のみレンタルする場合、料金は1泊2日1000円までの予算で借りられることが多いです。
店舗によって借りられる工具は違うので、事前に確認しておけば間違いがありません。
近くにホームセンターがなくても、ネットで電動ノコギリのレンタルは可能です。送料はかかりますが、全国に配送してくれます。
電動ノコギリをレンタルする場合は、2泊3日2000円ほどが相場。レンタルは少しだけ電動ノコギリを使ってみたいときに、便利なサービスです。
上手に活用しましょう。
DIYで活躍してくれる電動ノコギリは、ラクに作業できるため揃えておきたい工具です。
しかし用途や使用場所によって、使いやすい電動ノコギリに違いがあります。小型の電動ノコギリなら手ノコと同じ感覚で使え、扱いがかんたんです。
充電式なら使う場所を選ばず、気軽に屋外でも使用できるのも魅力。
自分に合った電動ノコギリで、DIYを楽しみましょう。