生活の中でも、多くのシーンで活用されるカッター。そんなカッターですが、現在様々なタイプが発売されていることはご存知ですか?紙を切るにも細工用があり、アート用があり、円形に切れるタイプもあります。
それではカッターで、今どのようなモデルが売れているのでしょう?
今回は人気おすすめTOP10から、おすすめマットや替刃、使い方など、カッターについて徹底的にご紹介します。改めてカッターナイフの使い方を知りたい方も、ぜひご覧ください。
目次
まずは、Amazonでのカッター人気ランキングTOP10をご紹介します。
プラスの折らないカッター オランテです。
オランテは、カッターの刃は折って使う物という従来のイメージを覆しました。その特徴は、折らなくても快適に長く使える、折り目の線がない新開発の「長持ち加工刃」。折らなくても快適な切れ味が長く持続するという新発想で、人気のカッターです。
2018年度 日本文具大賞 機能部門グランプリを受賞した、オルファのキッズカッター キッターがおすすめ。
「子ども用カッター」という、珍しいジャンルのカッター。刃の露出を最小限にして、刃の他の部分はプラスチックでカバーしています。
そのためお子さんでも安全に使うことができますよ。また刃の交換は、専用の刃折り器を使っているので怪我のリスクを最小限に。カッターの使い方を覚えられるモデルです。
続いてサンスター文具のかどまるPRO NEOです。
切り落としたい角を本体に差し込み、軽くレバーを下ろすだけで、カンタンに角を丸くすることができます。角丸は3・5・8mmの3サイズにカット可能。紙だけでなく、厚口ラミネートもカット可能な高性能機種です。
続いてミドリのペンカッターです。
直径10mmと握りやすい細身の円柱形状で、持ち運びしやすいのが特徴。ペンを持つように握れ、さらに刃先角度45度・刃幅6mmの極細刃を使用しているため、細かい切り抜き作業にピッタリのペン型カッターです。
おすすめ⑥は、ミドリのダンボールカッターです。
機能性と耐久性を極めた、京セラ製のセラミック刃を使用。段ボールや封筒の開封のほか、雑誌や新聞の一枚切りまで多用途に使えます。使用していないときは閉じておき、カバンやポケットに収納するか、マグネット内蔵ですので金属製の机などにつけて保管可能です。
おすすめ⑤は、オルファのミシン目ロータリー28。
紙やフィルム、ビニールなどに、切り離せる「ミシン目」を入れるロータリーカッターです。刃の直径は28mmで、チケット作りやペーパークラフトに活躍します。替刃の交換もワンタッチです。
NTカッターの円切りカッターiC-1500Pが、おすすめの4つ目。
紙などの薄物用で、中心にピンで穴を開けずにキレイな円を切ることができます。センターゲージを使えば、簡単に中心出しが可能。通常は直径1.8〜17cmの円をカットでき、さらに延長スライドCE-700Pを取りつければ、直径40cmまでの円を切り出せます。
カッターの人気おすすめ③は、タジマ ドライバーカッター L560です。
ホルダー全体に、焼き入れしたステンレス鋼を採用。また、ホルダーがドライバーと同等の硬度なため「ネジを締める、つく、こじる」ことが可能で、カッター本体を多機能工具として使用できます。軍手でも、しっかり握れて滑りにくいエラストマー樹脂グリップ仕様で、安全な作業性を実現しました。
オルファのハイパーAL型が、おすすめ②です。
本体を握ったときに、滑らずに力がかけやすい形状を追求したXデザイン・ハイパーシリーズの大型カッターナイフ。本体後部についたツメで梱包や開梱作業、ペンキ缶のフタ開けなどが行えて便利です。ワンタッチでスライダーをロックできるオートロック搭載で、安全なモデルとなっています。
日本クリノス プレシジョンカッター(プロフェッショナル仕様)PCK-01です。
人間工学に基づいた逆三角形のボディデザインで、なめらかな曲線切りが可能。刃が不意に移動しないよう、本体上部にオーロック式スライダーを装着しました。また刃を収納したままで糸切りができる「ラインカッター溝」が先端に装備されています。柔軟性と操作性を実現したカッターナイフです。
カッターナイフを使うとき、下に敷くことで安全に効率よくカットを行えるカッターマット。机で作業する場合には、必ず準備しましょう。ここでは、おすすめのカッターマットを3点ご紹介します。
おすすめのカッターマット、まず1点目はAmazonのカッターマット売上No.1の、プラス 両面 A3 グリーン 48-584です。
彩度をおさえたダークトーンカラーですので、長時間の作業でも快適。またA3サイズで広々としており、効率的なカット作業が可能に。表面には5mm方眼が印刷されており、サイズ確認が簡単に行なえます。裏面は無地のため、用途によって表面との使い分けも可能です。
ナカバヤシの折りたたみカッティングマット CTMO-A3が、おすすめマットの2点目です。
CTMO-A3の特徴は、名称のとおり「折りたためる」点。大きいカッターマットは作業に便利ですが、保管するときに場所を取ります。そこでナカバヤシでは、A3サイズのカッターマットを折りたたみ、A4サイズにすることができます。これなら保管時の場所も取りませんし、かばんに入れて持ち運びも可能ですね。
最後におすすめするのは、ライオン事務器のカッターマット CC-30-Gです。
多くの文房具は、オフィスで使う際に目立ちすぎないように無機質なデザインになっています。そんな中で、こちらのカッターマットは「新緑の木の葉」がプリントされた、他では見ないデザインです。他にピンクとブルーもあり、やはり使っていて楽しくなる、鮮やかなカラーと可愛らしいデザインになっています。楽しく作業を行いたい方には、ピッタリのマットです。
便利である反面、刃物のため危険でもあるカッターナイフ。特に替刃を折る・交換する際には注意が必要です。そこで、ここではカッターナイフ替刃の安全な折り方と刃の交換・廃棄方法をご説明します。
「切れにくくなった刃を折り、新しい刃先でよく切れるようになる」点が、カッターナイフの特徴です。
刃を折るときの注意点①は折る分の刃を出しすぎないこと。下図のように刃を出し過ぎても、出さな過ぎても、しっかりと刃を折ることが出来ません。「折れ線1本分」だけ刃が出ている状態にします。
次にカッターの後部についているクリップを外し、「刃折り用の溝」に刃を差します。折り線を合わせて、刃を反らせるように折りますが、ここで注意点②が刃を折る方向です。折れ線を基準に谷折りに折ってしまうと、まっすぐに刃が折れないことがあります。必ず、折れ線を基準に山折りになるように、刃を折って下さい。
カッターナイフの刃を交換する手順は次のとおりです。ここで、刃を触る際には、必ず刃の背を持つよう注意してください。
折った替刃や交換した刃は、そのまま放置しておくと大変危険です。また、ビニール袋などに入れるのもやはり危険。そこで、ガラス瓶や缶に刃を入れておき、お住いの地域のゴミ収集ルールに従って捨てるようにしましょう。
安全に使う必要があるカッターナイフですが、「誰かに安全な使い方をしっかり教わった」という方は、あまりいないのではないでしょうか。ここでは、カッターナイフの正しい使い方をご紹介します。
カッターナイフの持ち方、使う前のチェック、正しい使い方を順にご紹介していきます。
まずは3つの正しい持ち方です。それぞれ、切る用途によって使い分けます。
机の上でカッターマットを敷き、紙などを切るときの基本的な持ち方です。人差し指をカッターの背(上部)に置き、他の指でカッターをにぎります。
曲線や細かいモノを切るときは、えんぴつと同じ持ち方をします。刃先を細かく動かすことができるので、切り絵や消しゴムはんこを作るときには、おすすめの持ち方です。
折った紙を2枚に切るときや封筒を開封する場合には、刃を長めに出したカッターナイフを裏返します。人差し指をカッターの表面(前面)に置き、他の指でカッターをにぎります。そして「自分から外側に向かって刃を動かす」のがコツです。
カッターナイフを使う前に、安全のために次のことをチェックしましょう。
まずはカッターナイフ本体から刃を出しますが、出しすぎると、刃が折れやすくなり危険です。刃は、折り線1目盛り分出しましょう。また、スライダーがネジ式のカッターでは、ネジをしっかりと締めます。
(1)直線を切るコツ
直線を切る場合のコツは、定規の厚い側にカッターを当てて切ることです。定規の薄い側で切ると、刃が定規に乗り上げることがあり、大変危険です。必ず厚い側(垂直になっている側)に、刃をまっすぐに当て、定規がずれないようしっかり押さえて切ります。
少し厚い紙を切る場合には、1回で切ろうとせず、同じところを2〜3回なぞって切ります。1回で切ろうと力を入れると、定規を当てていても曲がってしまうことも。少しずつ、切り目を深くして切りましょう。
曲線を切るときは、刃を動かすスピードを緩めることがコツです。刃の方向を確かめながら、刃先ではなく手首を動かして切っていきます。
また複雑な曲線を切る場合には、紙自体を動かします。前述の「基本の持ち方」と「えんぴつ持ち」でカッターを使うときは、「カッターを自分に向かって進める」のが基本です。自分に向かって切りながら、カッターの進む方向を変えたい場合には、切りたい方向に紙を動かし、再び切りはじめます。
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