アウトドアでバーベキューを楽しんでいると、ピザ窯が欲しくなる瞬間ってがありませんか?
「バーベキューで食べる肉がこんなにおいしいなら、本格的なピザ窯で焼いたピザもおいしいに違いない!」
そう思うのは、あなただけではありません。
ピザ窯でピザを焼くことに興味はあっても、すごく大変そうだと思って諦めていませんか。
アウトドアでピザを焼くだけなら、レンガを積んでDIYをしなくてもいいんです。
材料さえあればすぐに作れて、バーベキュー感覚でピザが焼けるピザ窯もあります。
いつものバーベキューがさらに楽しくなる、予算と使い方に合わせてDIYできるピザ窯を紹介します。
目次
DIYピザ窯の紹介をするまえに、どうしてピザ窯のDIYをおすすめするのか説明します。
それは、ピザ窯で焼いたピザのおいしさを、味わってほしいからです!
残念ながら、本格的なピザ窯をDIYするのは簡単なことではありません。
それでも苦労してDIYしたピザ窯で焼いたピザは、とてもおいしく感じます。
なぜピザ窯で焼いたピザはおいしく感じるのでしょうか。
ピザ窯が完成した達成感や、アウトドアの雰囲気で、おいしく感じるわけではありません。
ピザ窯で焼いたピザがおいしく感じるのは、ちゃんとした科学的な根拠があるんです。
ピザ窯でピザがおいしく焼ける理由は、高温調理と遠赤外線です。
ピザ窯内部は300度を超える高温になるので、ピザを短時間で焼き上げます。
さらに、ピザ窯の材料につかわれるレンガには、食材に素早く芯まで熱を加える力のある、遠赤外線を発生する性質があるんです。
そのため、ピザ窯で焼いたピザは、パリッとおいしく焼き上がります。
ちなみに、七輪で焼いた焼き鳥や魚がおいしいのも、同じしくみです。
また、ピザ窯の特徴は電子レンジにも利用されています。
ピザ窯をDIYする前に、ピザ窯の種類について知りましょう。
ピザ窯は「一層式」と「二層式」があり、「ピザを置く場所」と「燃料を置く場所」が「同じ」か「別」かで区別されます。
「一層式」はピザと燃料が同じ場所に置かれますので、ピザ窯の構造はシンプルで、DIYの材料は少なく済みます。また、使用時の燃料は少なく済みますが、ピザを入れるときには燃料を取り出すか、動かす必要があります。ピザを焼くごとに新しく燃料を燃やし、動かす必要があるため、連続使用に向きません。さらに燃料と同じフロアに食材が置かれるので、食材に汚れがつきやすいという欠点もあります。
「二層式」は燃料と食材を置く場所を別に用意する必要があるので、構造が複雑になり、DIYの材料が多く必要になります。食材を入れるときに、燃料を動かす必要はありませんが、ピザ窯のサイズが大きくなるため、燃料が多く必要です。しかし、ピザを焼きながら燃料を追加できることと、ピザに汚れがつきにくいところが強みです。
「一層式」と「二層式」の違いについて、表にまとめました。
比較対象 | 一層式 | 二層式 |
---|---|---|
ピザ窯の構造 | 単純 | 複雑 |
制作に必要な材料の量 | 少ない | 多い |
焼いた食材の汚れ | 有 | 無 |
燃料の使用料 | 少ない | 多い |
燃料が追加できるか | 不可(調理前のみ) | 可 |
ピザ窯をDIYするのであれば、つくるのは大変ですが、使い勝手の良い「二層式」をおすすめします。
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