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ピザ窯について詳しくなったところで、実際にどんなピザ窯をDIYするか決めましょう。
今回は「段ボール」「ドラム缶」「レンガ」でDIYする、3種類のピザ窯を紹介します。
手っ取り早くアウトドアでピザ窯をDIYして、ピザを食べてみたいなら、段ボールのDIYピザ窯がおすすめです。
段ボールの内側にアルミホイルを貼り、100均で購入できるワイヤーネットなどで「ピザを置く場所」と「燃料を置く場所」をつくってあげれば完成です。
危険な工具を使う必要がないので、お子さんと一緒でも安心して作れます。
また、段ボールのDIYピザ窯は、他に紹介するピザ窯に比べてしまうと、ピザ窯としての性能は劣りますが、ピザはしっかり焼き上がります。
しかし、素材が段ボールですので、何度も繰り返し使用するには向きません。
据え付け場所を限定せず、ピザの味にもこだわりたいなら、ドラム缶をつかってDIYピザ窯をつくりましょう。
ドラム缶でDIYしたピザ窯は据え付けをしないので、移動できるところが利点です。
ドラム缶の側面に穴をあけ、段ボールのDIYピザ窯と同様に「ピザを置く場所」と「燃料を置く場所」をつくります。
ドラム缶を加工する作業は大変ですが、材料さえそろっていば、2~3日で完成するでしょう。
ドラム缶のDIYピザ窯は、どうしてもレンガのピザ窯に比べると、ピザ窯としての性能は劣ります。
具体的にいうと、ドラム缶のDIYピザ窯は、内部の熱が逃げやすいので、常に大きな火力が必要で、燃料を多く消費するのが欠点です。
しかし、ドラム缶のDIYピザ窯はレンガのDIYピザ窯に負けないくらい、おいしいピザが焼き上がります。
大変なドラム缶の加工には、ジグソーがおすすめです!
やはりDIYピザ窯の王道といえば、レンガのDIYピザ窯でしょう。
ピザ窯の構造は、他のDIYピザ窯と同様で、レンガを積み「ピザを置く場所」と「燃料を置く場所」をつくります。
本格的にDIYする場合は、しっかりとピザ窯の構想を練り、作業にも多くの時間と労力が必要です。
しかし、レンガのDIYピザ窯で焼いたピザは、高温調理と遠赤外線の効果で味は抜群です。
そして、なによりもレンガのDIYピザ窯の雰囲気は、他のDIYピザ窯では太刀打ちできません。
設置場所と制作の手間の問題さえ解決できれば、あとは最高のピザ窯ライフが、あなたを待っています。
レンガのDIYピザ窯がつくりたくても、レンガを組んでいく自信のない方におすすめの商品があります。
DIYピザ窯でピザを焼くために、用意しておいた方が便利な道具を紹介します。
関連記事もあわせて紹介しますので、参考にしてくださいね!
DIYピザ窯に使用する燃料は、薪がおすすめです。
段ボールのDIYピザ窯は、薪を使うと燃えてしまいますので、バーベキュー用の炭を使ってください!
DIYピザ窯でピザを焼くときは、バーベキューに使用する道具が一通りあると便利です。
火災防止に、スパッタシートがおすすめです!
今回はピザ窯でピザがおいしく焼ける理由と、予算別にDIYできるピザ窯を紹介しました。
ピザ窯でピザがおいしく焼けるのは、高温調理と遠赤外線のおかげです。
その効果を最大限に利用できるのは、レンガのDIYピザ窯ですが、手間と場所を考えると気軽に手に入りません。
そこでレンガより手軽につくれるドラム缶のDIYピザ窯と、お試しに最適な段ボールのDIYピザ窯を紹介しました。
さいごに、それぞれの特徴をおさらいしてみましょう。
材料 | 焼き上がり | 耐久性 | 手軽さ | 予算 |
---|---|---|---|---|
段ボール | ☆ | ☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ |
ドラム缶 | ☆☆ | ☆☆ | ☆☆ | ☆☆ |
レンガ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆ | ☆ |
予算や場所などと相談して、自分にあったピザ窯をDIYしてみてくださいね。
自分でDIYしたピザ窯で焼いたピザは、やっぱり格別の味ですよ!
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