サーキュレーターを使えば、部屋干しがしやすくなったり室内温度を管理できたりと便利です。
とはいえサーキュレーターと扇風機の違いや特徴といった、基礎的な知識は少しわかりにくいですよね。
サーキュレーターを購入しようと思った際、上記のような疑問を持たれることもあるでしょう。
そこでこの記事では「サーキュレーターの基礎知識と選び方・おすすめ商品」についてまとめました。
初めてサーキュレーターを購入する方でも、記事を見れば違いをハッキリ理解した上で正しく活用できますよ。ぜひ参考にしてください。
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目次
サーキュレーターの主な役割は、空気を循環させることです。真っすぐに進む強い風を発生させ、遠くまで風を送ることで、空気を循環させられます。
空気の循環を効率良く行うので洗濯物が乾きやすくなり、梅雨の湿気の多い時期や、雨の日に部屋干しする際にも大活躍。
そのため部屋干しの嫌な臭いが気になっているという方にも、サーキュレーターはおすすめです。早く洗濯物を乾かしてくれるので、部屋干しの嫌な臭いを軽減できます。
空気の循環をすることで得られる大きな効果は、室内の温度を一定に保つことです。
冬に暖房をかけていても、足元が寒いと感じることはありませんか？冷たい空気は下に行き温かい空気は上に行くため、室内に温度差が起こってしまうことで起こる現象です。
しかしサーキュレーターがあれば、下に溜まってしまう冷たい空気を循環してくれます。
室内の温度差がなくなるので、暖房費の節約にもなります。
必要不可欠なアイテムではありませんが、サーキュレーターがあれば、より快適に過ごせること間違いないでしょう。
扇風機は、広い範囲に風を送ります。対してサーキュレーターは一直線に風を送るのが大きな違いです。
扇風機は主に人が涼しさを得るための機械なので、人が涼しさを感じやすいように、広い範囲に風を届ける設計です。
しかしサーキュレーターは直線的に強い風を作り出すため、人が直接風を浴びるのではなく室内の空気を循環させる作りになっています。
サーキュレーターとエアコンを併用すれば、さらにより良い空間づくりを作ることもできるでしょう。
サーキュレーターを選ぶ上で、必ず確認しなければならないポイントをお伝えします。具体的には、下記の6点です。
ポイントを押さえ、自身に合ったサーキュレーターを選びましょう！
サーキュレーターの効果を存分に発揮させるためには、使用する部屋の広さに合わせた風力を選ぶことが大切。
広い部屋に風力の弱いサーキュレーターだと、一部の空気循環は可能でも全体の空気循環は不可能です。
「一人暮らしの部屋」と「家族全員が集まるリビング」では、サーキュレーターに求められる風力は異なります。
部屋全体の空気をきちんと循環させるためにも、その部屋に合った風力のサーキュレーターを選ぶことが非常に大切です。
風力の大きさは、風の到達距離や対応畳数で表記されています。必ず確認してから購入しましょう。
風力と部屋の広さは必ず確認しなければなりませんが、中には風力の記載がないものもあります。目安としては、8畳前後の広さの場合は「羽根の長さが直径18cm」あれば良いです。
それ以上の広い部屋に使用する場合、羽根の長さがより長いもの、羽根の枚数がより多いものを選ぶと良いでしょう。
吹き抜けがある部屋などで使うなら、1台と言わず2台のサーキュレーターを使用することもおすすめです。
2台あれば、他の部屋でも使用できて汎用性が高くなるメリットもあります。
サーキュレーターは空気を循環させるため、強い風を発生させる必要があります。中には大きな音が出るものも。そのため家族でのおしゃべりや、テレビの声が聞き取りにくく感じてしまうこともあるようです。
サーキュレーターには、どのくらいの音が発生してしまうのか表記されています。以下の表を目安に選んでみてください。
| 20db | 木の葉がふれあう音レベル |
|---|---|
| 30db | ささやき声レベル |
| 40db | 図書館の騒音レベル |
| 50db | 換気扇の音レベル |
中には、「静音モード」を搭載しているものもあります。寝室で使用する場合などは、静音モードが搭載されているものがおすすめです。
サーキュレーターに使われているモーターは、方式により2種類が存在しています。モーターにより消費電力や購入費用、発生する風に違いがあるので注意が必要です。それぞれどのような違いがあるのか、見ていきましょう。予算や求める風に合わせて選んでみてください。
ACモーターとは交流モーターのことで、扇風機やサーキュレーターで今まで多く使用されてきたモーターです。
交流モーター搭載のサーキュレーターは、安価なため購入しやすいのがメリットです。リーズナブルな商品が多いため、初めてサーキュレーターを購入する場合にはおすすめです。
ただし風力の調整が細かくできないので、風力を微調整しての使用には向いていません。
DCモーターは直流モーターのことで、豊富な付加機能の搭載を実現させたモーターです。
風力もそよ風から強い風や、静かな風といった微調整ができます。汎用性が高くなっており、使う部屋を選ばないのが特徴です。
またACモーターに比べ静音性が高いというメリットもあります。
ただしACモーターに比べると高いので、少し割高に感じるかもしれません。しかし日々の消費電力はACモーターより少なくなっています。
サーキュレーターにも扇風機のように、様々な機能が搭載されているものがあります。首振り機能や角度が調節できる機能が付いているものが良いでしょう。
さらにタイマーが付いているものや、切り忘れを防止してくれるもの、アロマを搭載しているものもあります。
欲しい機能を予め整理し、確認しておくことが大切です。汎用性が高いサーキュレーターを求めるのであれば、首振り機能と角度調節機能はマストでしょう。
扇風機とサーキュレーターも同じように、羽根にホコリがたまりやすくなっています。
羽根にホコリが付着してしまうと、十分な効果が得られないことも。そのため掃除のしやすさも大切です。
羽根の丸洗いができるもの、羽根の取り外しがネジではなくツメやレバーで取り外せるものなどが、洗いやすいサーキュレーターとして挙げられます。
羽根が丸洗いできると、サーキュレーターの効果を十分に発揮できるだけではなく、衛生的にも良いのでおすすめです。
サーキュレーターを綺麗に保ち、綺麗な空気を循環させましょう！
少し脱線しますが…しばらく前に話題になった「ふるさと納税」でサーキュレーターがもらえるということをご存知でしょうか？
本来は自分の住んでいる自治体に納めるはずの税金を、任意の自治体に納めるのがふるさと納税です。
このふるさと納税は自分の出身地の自治体以外にも納めることができるので、好きな返礼品がもらえる自治体に税金を納めることでお目当の品物がゲットできることが最大のメリットです。
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自身の求めるサーキュレーターは決まったでしょうか。ここからは実際にサーキュレーターを見てみましょう！いずれも小型のため一人暮らしでの使用に最適。もちろん家族とリビングや寝室での使用にも対応しています。
まずは、導入しやすいACモーターのサーキュレーターからご紹介します。
トースターで一躍人気メーカーとなったバルミューダからもサーキュレータが発売されています。greenFanCriqの特徴はACモーターでありながら15m先まで風を送れること、90℃の範囲内であれば羽根の角度を手動で変えることができます。手動で変更できるので、僅かな角度調整も可能となっており、使い勝手がよくおすすめです。
| 電源コード長さ | 約1.8m |
|---|---|
| 本体重量 | 2.3kg |
| 消費電力 | 最大20w |
| 風量切替段数 | 4段階 |
無駄な機能が一切なく、静かで大風量、無印良品の良いところが全て詰まったコスパの良いサーキュレーターです。大風量なことで洗濯物が早く乾くと、部屋干し用に主婦から人気があります。シンプルなデザインでどこに置いてもインテリアに馴染むことも、主婦から人気を得ている理由に挙げられるでしょう。
| 本体重量 | 4kg |
|---|---|
| 消費電力 | 13.5w |
| 風量切替段数 | 3段階 |
| 風力 | 5.7m/s |
リモコンが付いているので、動かずとも使用できるのが便利な商品です。パワフルな風を送ってくれ、首振り機能も付いているので部屋の全体の空気を余すことなく循環させてくれます。本体も軽量なので、持ち運びしやすいのが特徴です。
| 本体重量 | 2kg |
|---|---|
| 消費電力 | 33w |
| 風量切替段数 | 3段階 |
| コードの長さ | 約1.4m |
リーズナブルな価格が一番のセールスポイントである、良コスパなニトリのサーキュレーター。コンパクトなので押し入れやクロゼットの空気の入れ替え時にも大活躍します。ニトリのサーキュレーターを使用し嫌な空気を追い出し新鮮な空気を入れましょう！
| 本体重量 | 1.12kg |
|---|---|
| 消費電力 | 28w |
| 風量切替段数 | 3段階 |
| コードの長さ | 約1.5m |
とにかく風の強さが強いことが特徴で、空気がしっかり循環していると実感できる！との声が上がるほどです。しかし大きな音が出てしまうのがデメリット。とにかく部屋の空気を循環したい時にはおすすめですが、就寝時の使用はおすすめできません。リビングなどで使用する方にはおすすめです。
| 風量 | 4.8m/s |
|---|---|
| 消費電力 | 50w |
| 風量切替段数 | 3段階 |
| 適応床面積 | 14畳 |
シンプルな無駄のないデザインの家電を発売していることで、人気のあるプラスマイナスゼロのサーキュレーターです。部屋のどこに置いてもインテリアに馴染むので、インテリアにこだわりがある方にもおすすめ。また扇風機としても使用できるので、1台出しておけば年中使用できます。
| コードの長さ | 1.7m |
|---|---|
| 消費電力 | 50w |
| 本体重量 | 2.5kg |
100%メタルでできたサーキュレーターのため、ただ置いておくだけでもさまになるおしゃれさがポイントです。しかし少し重く首振り機能がないことがデメリットにあげられます。背面にコードを引っかけることができるフックが付いており、最低限の機能と見た目にこだわった商品です。
| 適応床面積 | 約8～10畳 |
|---|---|
| 本体重量 | 3.05kg |
ここからは購入費用は少し上がってしまいますが、パワフルで機能性抜群なDCモーターのサーキュレーターをご紹介していきます！
30畳もの広さの空気循環を可能にしている、パワフルなサーキュレーターです。首振り機能が120°対応していることも、30畳もの広さの空気循環を可能にしています。風量を10段階で選べるので8畳など小さな部屋でも使用可能です。とにかくパワフルなサーキュレーターが欲しいと言う方にはおすすめです！
| 適応床面積 | 30畳 |
|---|---|
| 本体重量 | 1.9kg |
縦置きとしても使える、スタイリッシュなデザインのサーキュレーターです。縦置きではあまり効果を得られなかったという声もあるので、置き場所は考えないといけないかもしれません。
| 風力 | 3.2m/s |
|---|---|
| 本体重量 | 5.5kg |
| 適応床面積 | 到達距離9m |
| 風量調節段階 | 5段階 |
液晶ディスプレイがあること、上下左右に首が回るので、空気を効率良く循環してくれることが特徴のサーキュレーターです。空気循環の効率の良さは、洗濯物の下にサーキュレーターを置いてみましょう。乾くまでの時間の早さで、循環の良さを実感することができるでしょう！
| 本体重量 | 1.8kg |
|---|
バッテリーを内蔵しており、コンセントがない場所でも使用できるのが特徴です。コードレスのサーキュレータは、コイズミのコードレスマルチファンくらいではないでしょうか。
| 風力 | 4.7m/s |
|---|---|
| 本体重量 | 約3.8kg |
| 消費電力 | 39W |
| 風量調節段階 | 11段階 |
このサーキュレーターの特徴はなんと言っても99段階の風量を調節できることでしょう！そのため、6畳から30畳と様々な部屋の広さに対応しています。汎用性の高いサーキュレーターを求めている方にはおすすめです。
| 風力 | 6.4m/s |
|---|---|
| 本体重量 | 約2.5kg |
| 消費電力 | 53W |
| 風量調節段階 | 99段階 |
| 適応床面積 | 6～35畳 |
ウッド調のおしゃれなデザインの人気が高いサーキュレーターです。23cmの大きな羽根が直進性をさらに高くしてくれるので、効率良く空気が循環します。またディスプレイに室温が表示されるので、管理もしやすくおすすめです。
| 本体重量 | 約3.2kg |
|---|---|
| 消費電力 | 55W |
| 風量調節段階 | 4段階 |
最後に扇風機としても使用できる、2WAYサーキュレーターをご紹介します！1台で2役と頼もしいアイテムです。
タンスのゲンの2WAY扇風機は、扇風機とサーキュレーター同時に使用ができます。風量は8段階の調節で、スムーズかつ細かい調節でどんな場面にも使用できるのが魅力です。
部屋の温度を均一にしたり、寝る前にそよ風を当てるといった工夫ができます。1台で扇風機とサーキュレーターの二役をこなしてくれるので、一人暮らしなど部屋のスペースが限られている場合にぴったりです。
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サーキュレーターは室内で快適に過ごすために欠かせません。
さらに積極的に活用すれば、冷暖房費の節約にもなるのでおすすめです！ぜひサーキュレーターを取り入れてみてくださいね。
キャンプ道具としての扇風機も比較した動画がありますので、ぜひ参考にしてください。