防災グッズをお探しなら、信頼できるメーカーを知っておくと選びやすいです。
しかしどんなメーカーが信頼できるのか、たくさん会社があるのでわかりにくいですよね。
防災グッズをメーカーから探そうと思っている際、上記のような疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、「防災グッズで有名なメーカーとおすすめ商品」についてまとめました。
はじめて防災グッズを購入しようと考える初心者の方でも、記事を見ればどのメーカーから選べばいいかすぐ判断できますよ!
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
防災グッズを販売しているメーカーは数多く、商品の品質差も激しいです。
しかしこれからご紹介する企業はいずれも商品の信頼度が高いものばかりで、非常時もしっかり役立ちます。
なかでも用途に合わせて選びやすいよう、防災グッズのメーカー5社からすぐに購入できるものをまとめました。
ぜひ防災グッズを購入する際の参考にしてください。
アイリスオーヤマは、防災グッズのセットが充実しています。
・避難袋12点セットHFS-12
アイリスオーヤマの12点セットは、以下のグッズがセットになっています。
手回し式ラジオライトは、携帯電話やスマートフォンの充電も可能です。
袋はナップサックタイプで、防炎加工がされています。サイズは持ち出しやすい大きさです。
幅 | 約35cm |
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奥行 | 約8cm |
高さ | 約40cm |
おおよそ5,000円ほどで購入できます。
・避難リュックO-HR-22K
2人分の防災グッズがリュックに入っています。
入っているグッズの内訳は、以下のとおりです。
避難生活で必要なものが豊富にそろったセット内容です。大容量のリュックなので、追加で非常食や保存水も入れられます。
リュックは分離可能になっており、サブリュックとして使うと便利です。またキャリーバッグにもなるため、持ち運びがラクにできます。
リュックの大きさは以下のとおりです。
幅 | 約41.0cm |
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奥行 | 約31.5cm |
高さ | 約53.0cm |
おおよそ20,000円ほどで購入できます。
・避難セット5人用O-HSY5N
O-HSY5Nは、5人分の防災グッズがセットになっています。
セット内容は以下のとおりです。
防災グッズがケースに入っているため、自宅やオフィスの備蓄用におすすめです。
またケースは積み重ねられるので、たくさん備蓄する場合も保管場所に困りません。
ケースの大きさは、以下の表を参考にしてください。
幅 | 約44.5cm |
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奥行 | 約31.5cm |
高さ | 約23.0cm |
おおよそ12,000円で購入できます。
岸田産業は、「クラシド」のブランド名で防災グッズを販売しています。
・防災セットウエストポーチタイプ
1人分の防災グッズがウエストポーチに入ったセットです。
以下のものがセットになっています。
最低限必要な防災グッズが入っており、1セットあると安心です。
ウエストポーチに入っているので、身に着けても避難のジャマになりません。また保存水と保存クッキーは、7年間の保存ができます。
価格は3,000円ほどです。
・防災グッズカート付き2人用
防災キャリー付きのバッグと防災グッズがセットになっています。
セット内容は以下のとおりで、すべて2人分です。
保存水と保存食は、7年間の保存ができます。保存食の調理は、水やお湯を入れるだけです。
またキャスター付きキャリーを取り外し、リュックとして背負うこともできます。
セットの防災グッズをすべてリュックに入れても余裕があり、追加で購入したものを入れられます。
価格はおおよそ18,900円です。
・子ども用防災セット
子ども向けの防災セットです。以下のものがセットになっています。
レインコートや軍手は子供用のサイズです。リュックと防災グッズの重量は、全部で1.2kgと軽量になるよう調整されています。
軽量なので子どもだけではなく、高齢の方や力に自信がない方にもオススメのセットです。
またリュックは防災グッズをすべて入れても、お気に入りのお菓子やおもちゃを入れるスペースがあります。
子どもも一緒に避難する場合、そろえておきたい防災セットです。
4,000円以内で購入できます。
エピオスは便利な周辺アイテムが充実しており、セット品の追加として購入すると良いです。
・静音アルミ寝袋
カサカサ音がしにくいアルミ寝袋です。
静音タイプのアルミシート製で、大勢の集まる避難所で使用しても気になりません。
またアルミ寝袋を使用すると保温効果も上がるため、冬場の避難に役立ちます。
寝袋のサイズは以下のとおりです。
長さ | 200cm |
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幅 | 100cm |
寝袋は専用のポーチに入っており、携帯しやすいです。
1,000円程度で購入できます。
・コンパクト救急セット
応急処置の道具がケースに入った、日常用にも使える救急セットです。
以下のものがセットになっています。
応急処置の際に必要なものがそろっているため、持出袋に入れておくと安心です。
また救急手引の冊子も付属しており、応急処置をしたことがない方でも安心して処置できます。
ケースのサイズはとてもコンパクトなので、かばんに入れてもジャマになりません。
高さ | 11.0cm |
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幅 | 16.5cm |
厚み | 3.8cm |
価格は1,620円です。
・1人用防災ボトルセット
水筒にもなるボトルに、防災グッズが7点入っています。
セット内容は、以下のとおりです。
かばんにつなげられるカラビナが、ボトルに付属しています。とてもコンパクトに保管できて、車や引出しの中に収納可能です。
被災した場合、自分の居場所を知らせるホイッスルやライトがセットに入っています。
ボトルのサイズは以下のとおりです。
高さ | 18.0cm |
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直径 | 7.6cm |
価格は1,280円なので、手軽に購入できます。
MT-NETは、保存食のセットを販売しています。保存食は3~7日分あると安心です。
・カゴメ野菜たっぷりスープ3日分セット
セットの内容は以下のとおりです。
スープは全部で4種類入っており、野菜がたっぷり摂れます。
また避難生活は野菜が不足しやすいため、野菜ジュースで手軽に栄養バランスを整えられて便利です。
スープは5年間、野菜ジュースは3年間の保存ができます。
価格は4,320円です。
・永谷園フリーズドライご飯&マジックライス
13種類の保存食が1食ずつ入ったセットです。すべて違う味なので、飽きることなく食べられます。
アルファ米(炊いたあとに乾燥させた米)を使った保存食とフリーズドライの保存食があり、どちらも調理はお湯を注ぐだけです。
5年間の保存ができます。価格は6,480円です。
・保存食セット献立表付き
保存食や備蓄水のセットです。以下のものがセットになっています。
豊富な種類の保存食がセットになっており、五目ご飯やどんぶりタイプも入っています。
また保存食を温める加熱セットが付属しているので、お湯を用意する手間がいりません。
保存期間は以下のとおりです。
ごはん | 製造日より5年 |
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おかず | 製造日より3年 |
イザメシdeli | 製造日より3年 |
イザメシDON | 製造日より3年 |
パン | 製造日より3年 |
野菜たっぷりスープ | 製造日より4年 |
野菜ジュース缶 | 製造日より5.5年 |
保存水 | 製造日より5年 |
加熱セット | 有効期限およそ5年 |
ご飯だけではなく、パンも保存食として用意したい方におすすめのセットです。20,000円以内で購入できます。
避難生活での食事は、炭水化物が多くなりがちです。
野菜がたくさん入った保存食や野菜ジュースを準備しておくと、栄養の偏りが解消できます。
また甘い物やお菓子も、一緒に保存食として用意するのがおすすめです。
甘い物やお菓子はカロリーの摂取だけではなく、息抜きや気分転換にも役立ちます。
クリロン化成は、防臭力に優れた処理袋「BOS(ボス)」を製造しているメーカーです。
BOSは中のニオイが漏れず、非常用トイレとしても製品化されています。
・非常用簡易トイレセット(Aセット)15回分
BOSの簡易トイレは、便器にカバーをかけて使用します。
セット内容は以下のとおりです。
凝固剤を使用して排せつ物の処理をするので、災害で水が使えないトイレでも使用できます。
処理する際は汚物袋と防臭袋の2重になり、ニオイや菌が漏れず衛生的です。
使用期限は約10年で、2,000円以内で購入できます。
・非常用簡易トイレセット(Bセット)50回分
以下のものがセットになっています。
使用方法は、便器にカバーをかけて使用するAセットと同じ方式です。
Bセットに入っている専用の便座カバーは、見分けやすいよう色が違います。
コンパクトな箱に50回分が入っており、場所を取らずに備蓄ができて便利です。
使用期限は10年間で、5,400円で購入できます。
・防臭袋BOSおむつ処理袋Sサイズ
赤ちゃんのおむつ処理用BOSです。
簡易トイレのBOSと同様に、防臭力に優れています。
袋の大きさは、赤ちゃん用おむつが1つ入る大きさです。
長さ | 30cm |
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幅 | 20cm |
200枚入り1,890円で購入できます。
赤ちゃんがいる場合は、備蓄しておくと安心です。
防災グッズの準備で重要なのは、「本当に必要なものをそろえること」です。
防災グッズは、多ければ良いというわけではありません。
ものを持出袋や非常袋にたくさん詰め込むと重くなり、持ち運びづらいです。
持ち運びやすさも考えて、本当に必要なものを最小限にそろえましょう。
避難には、以下の2つがあります。
災害発生時、家から安全な場所に避難することを「一次避難」といいます。
一般的に「非常持出袋」と呼ばれている防災グッズのセットは、一次避難を考えて作られたものです。
「非常持出袋」には被災直後から救援活動が開始されるまでの数日間、命をつなぐ最小限のものが入っています。
「二次避難」は被災した際、避難所で集団生活することです。
二次避難の際、必要なものをまとめた袋は一般的に「防災袋」といいます。
一次避難と二次避難では状況が異なるため、「非常袋」と「防災袋」の準備が必要です。
2つの袋を用意するのが難しい場合は、「非常袋」を優先して準備すると良いでしょう。
災害時に必要な保存食は、いつでも使える状態にしなくてはなりません。
そのため保存期間の短い食料品は、賞味期限が切れるたびに買い替える必要があります。
保存期間の長い食料品はいつでも使え、日頃の管理もラクです。
また非常用の食料品は、一般的に保存期間が3年から5年です。25年間の保存ができる食料品もあります。
災害時は食品が傷みやすいため、保存期間の長い食料品はとても貴重です。
非常持出袋や防災袋に入れておく食料品は、常温でも保存期間が長く保てるものを選びましょう。
避難所には、簡易トイレが設置されている場合もあります。
しかしたくさんの人が利用するため、すぐに使えない場合もあるのです。
また災害後ライフラインが止まり、自宅のトイレが使用できない場合もあります。
簡易トイレや自宅のトイレを使用できないときは、非常用トイレがあると安心です。
非常用トイレは、一人あたり5つ以上を目安に用意すると良いでしょう。
防災グッズの種類はとても豊富です。
多くの商品から選ぶと、悩んでしまうこともあります。
しかし防災グッズのセット品であれば、本当に必要なものがそろっているためおすすめです。
あまり多くの種類が入っているセット品を選ばず、最小限のセットでそろえて必要なものを買い足していくと良いでしょう。
防災グッズは、イチからそろえなくても良いセット品がおすすめです。
セット内では足りないものや、自身の環境に合わせて必要な防災グッズを用意すると良いでしょう。
避難用の防災グッズは、環境や避難する人数によって異なります。
そのためセット品のみで、必要なものをすべてそろえるのは難しいです。
なかでも保存食は、使用人数があらかじめ決まっています。
必要な人数に合わせて、追加で購入すると良いでしょう。
セット品をベースに不足分を買い足すと、より環境や状況に合った防災グッズの準備ができます。
防災グッズは、状況や環境に合わせて必要なものを想定して準備しましょう。
二次避難をする場合、集団で生活を送らなくてはなりません。
食料のほかに集団生活で役立つものや、健康を維持するグッズがあると安心です。
避難所へ行かずに自宅で生活するときは、ライフラインが断絶すると想定して以下のものを備蓄します。
自宅で避難生活を送る場合、食料は冷蔵庫にあるものから消費しましょう。
普段から少しずつ、保存食や保存水を備蓄するのもおすすめです。
防災グッズは、いざというときにとても役立つ大切なものです。
紹介したメーカーから、生活環境に合った防災グッズを準備しておくと良いでしょう。
また日頃から災害を意識して備蓄しておくと、非常時でも安心です。
ほかにも防災グッズを比較してみたい方は、下記記事を参考にしてください。