収納に便利なカラーボックスはそのまま使ってもよいですが、工夫次第でその使い道も広がります。そこで今回は、カラーボックスを使ったおすすめ収納アイデアについてご紹介します。100均商品を使ったアイデアもご紹介するので、ぜひ気軽にチャレンジしてみて下さいね。
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カラーボックスとはシンプルな四角い作りの収納棚で、無駄なく物を収納できるように考えられた収納棚のことです。気になるネーミングですが、発売当初は様々な色で展開しており、カラーボックスつまり色の箱と呼ばれました。最近では、白や黒といったシンプルカラーのものが多く、インテリアに馴染みやすく使いやすいのが大きな魅力となっています。
部屋に収納家具を置きたいけれど、あまり高いものは買いたくないということもありますよね。そんな時に役立つのがカラーボックスです。似たような大きさのほかの収納家具に比べ価格が低く、たとえばニトリでは一番安い2段のカラーボックスが925円(税抜き、2020年7月現在)で手に入れることができます。「ここに小さな棚があると便利かも」と思いついたらすぐに購入して実践できるのは嬉しいですね。
家具を組み立てるとなると、自分にもできるかどうか気になりますよね。あまり複雑な構造のものだと組み立てるのにも時間がかかり、面倒に思えることでしょう。しかしカラーボックスはその作りもとてもシンプルなので、DIYに慣れていない女性でも簡単に組み立てることが可能です。
内側につける棚も、中に入れるもののサイズにより自分で簡単に高さ調節ができるので便利です。最近ではカラーボックスを使ったアレンジDIYも人気ですが、カラーボックス自体重たくないので女性でも扱いやすく、気軽にDIYが楽しめますよ。
一般的な収納棚だと、縦横の方向が決まっているので、「ここでは使いにくいからほかで使おう」と思っても高さや幅が合わなくて使えないというケースもよくあります。しかしカラーボックスであれば、そのシンプルな構造ゆえに縦にしても横にしても自由に使えるので、その用途も広がります。発想次第でシンプルな収納棚以上の使い方が可能です。
カラーボックスはそのまま収納棚として使うだけでなく、工夫次第でその用途も広がります。実際にどんな使い道があるのか、ここで具体的にご紹介するので参考にしてみて下さい。
カラーボックスを使ってハンガーラックを作ることも可能です。たとえば子ども部屋の収納に作ってみるのもおすすめです。高すぎないものを選べば、子どもが一人で身支度をするのにもぴったりのハンガーラックができますよ。
まず2台のカラーボックスを少しスペースを開けて並べ、カラーボックスの間にポールを固定すれば、ハンガーラック付きの収納棚の出来上がりです。カラーボックスの上に天板を一枚乗せれば、上にものを置くスペースもできます。ポールはカラーボックスに固定してもよいですし、上に乗せた天板に固定してもよいでしょう。
キッチンカウンターが欲しいけれど、リフォームするお金はないという方もいらっしゃるでしょう。カラーボックスを使えば、キッチンカウンターも作れますよ。ある程度高さのあるカラーボックスを2台並べ、その上に天板を一枚乗せれば、収納スペースも充実したキッチンカウンターの出来上がりです。
カラーボックスの中に100均などで買えるカゴやプラスチックケースを入れれば、引き出しのようにして使うことができます。これならばコストをあまりかけずに、手軽に設置できるのも嬉しいですね。
室内にパーテーションを作りたい時もカラーボックスが活躍します。たとえばリビングの一角を仕切ってちょっとした仕事スペースを作りたい、子ども部屋を二つに仕切って兄弟で使うといった場合、必要な場所にカラーボックスを設置すればパーテーション代わりになりますよ。カラーボックスの底にキャスターを取り付ければ、必要な時に自由に動かせます。
カラーボックスを4台使って、上に板を乗せれば収納が充実したテーブルにもなります。カラーボックスをくっつけて置くと足を入れる場所がなくなるので、少しスペースを開けて配置しましょう。カラーボックスはテーブルの下に隠れるので、そこにあまり目に触れたくない雑貨などを片付けられますよ。
カラーボックスをそのまま使うと、引き出しがないので小物や書類が片付けにくいですよね。でもファイルボックスやストレージボックスを使えば、収納しやすくなりますよ。また、カラーボックスの見た目が気になる場合も、簡単に外観をリメイクできます。カラーボックスをさらに使いやすくしてみましょう。
シンプルな作りのカラーボックスも、中に100均などで手に入るファイルボックスを入れれば、書類やノートなどもきれいに立てたまま収納できます。
見た目がごちゃごちゃしがちなテキストや教科書などもファイルボックスに入れれば見た目がすっきりしますよね。ファイルボックスの背面に、中に収納しているものの内容をラベルに書いて貼っておけば、必要な書類を探す時も簡単です。
ラベリングをしておくと、自分以外の家族にも収納場所が把握しやすいので、「あの書類どこ?」と聞かれることもなくなります。
カラーボックスをそのまま使うと、少しチープな感じがして気になるという方もいるでしょう。カラーボックスの周りにリメイクシートを張り付ければ、インテリアに合った印象へリメイクできます。
リメイクシートは100均でも手に入るので、早速探してみましょう。たとえば、部屋がナチュラルテイストの場合、優しい木目がプリントされたリメイクシートを張り付ければ、インテリアに馴染ませやすくなります。
カラーボックスの引き出し代わりに、ハンドル付きのストレージボックスを使ってみるのもおすすめです。100均でも使わない時は折りたたんで収納できる布や化繊できたストレージボックスが売られていますよ。100均のストレージボックスはサイズも色々あるので、カラーボックスで使いたいサイズのものも簡単に見つかることでしょう。同じ柄のストレージボックスで揃えれば、統一感も生まれすっきりときれいに片付けられます。
カラーボックスを使っていると中身が丸見えになるのが気になるという方もいるかもしれません。加工しやすいベニヤ板を使ってオリジナルの扉を作ってみるのもおすすめです。ホームセンターなどでベニヤ板を購入すると、希望のサイズにカットしてくれるので自分でカットする面倒もありません。
ベニヤ板を好みの色で塗って、インテリアに馴染ませてもよいですね。ベニヤ板で扉を作るのが面倒であれば、カーテンを取り付けるのもアリです。
100均で売っている、布製の収納BOXもカラーボックスの引き出し代わりになりますよ。しっかりとした素材のものを選べば、カラーボックスの中でも自立できます。英字のロゴがプリントされているような収納BOXであれば、ちょっとおしゃれなアクセントになりますね。布製収納BOXであれば、使わない時は畳んで収納できるので便利です。
カラーボックスの棚の中に上下2段の引き出しを作りたいけれど、工具を使って作るのは自信がないという方もいるでしょう。ブックスタンド2つとプラスチックケース2つだけで簡単に2段の引き出しになりますよ。
まず、ブックスタンドを立てずに横にして、ブックスタンドの底がカラーボックス内の壁面につくようにして両サイドに並べます。そこにプラスチックケースをはめれば、引き出しになりますよ。置くだけで簡単にできるのでチャレンジしてみて下さい。
カラーボックスの内部は、よく考えて収納しないとごちゃごちゃしてしまいがちです。目についたものを手当たり次第に押し込んでいると、奥にあるものが取り出しにくくなってしまいます。100均グッズを上手に使って、使いやすい収納を目指してみましょう。
カラーボックス内でカゴや収納ケースを使う場合は、上から底に向かって少し細くなっていく台形をひっくり返したようなデザインではなく、きっちりと四角いフォームのカゴもしくは収納ケースを使うようにしましょう。この方がカラーボックス内のスペースを無駄なく隅から隅まで使えます。
また、奥にあるものを手前に引き出して取り出せるように工夫しましょう。たとえばカラーボックスの奥行と同じ長さのクリアケースを使えば、奥に入っているものも行方不明にならずにきちんと引き出してチェックできますよ。
今回はカラーボックスの使い方やカラーボックスを使ってできる簡単DIYのアイデア、100均アイテムを使ってカラーボックスをより使いやすくする方法についてお話ししましたが、いかがでしたか?
カラーボックスはシンプルな作りなので、グッズ次第で自分仕様に使いやすくできるのが魅力です。100均で売っている収納グッズであれば安価ですし、サイズも色々あるので使いやすいものを探してみましょう。