電気は日々の生活に必要不可欠です。電源タップがあれば自由自在に各部屋で電気を自由に扱うことができるので、どのご家庭にも必ずあるはずです。しかし電源タップと言っても今では数えきれない種類があり、購入の際は何を基準にすればいいのか分からなくなる方も少なくありません。
ここではそんな電源タップについて詳しくまとめてみました。電源タップの種類や特徴、そしておすすめの選び方等、分かりやすく解説しています。
目次
電源タップも大きく分けて4つのパターンがあります。まずよく見かけるのが2Pプラグタイプ(2極プラグ)でしょう。コンセントを挿しこむだけでゲームや家電、テレビを利用できるようになるので、各部屋に設置しているご家庭も多いはずです。
商品展開も多く、コンパクトな2個タイプだけではなく、多くなると同時に10個接続できるタイプなど、ニーズによって自由に選択できるというメリットがあります。
一般家庭ではメジャーではないものの、3Pプラグタイプ(3極プラグ)はオフィスで活躍してくれるでしょう。ショート回避アースが付いていることもあって、PCやデスク周りに最適です。
商品によっては雷ガード機能やコンセントが抜けるのを防止する機能、マグネット式など、便利な機能が付いているものもあります。ちなみに海外ではこの3Pプラグタイプが基本となっています。
直にコンセントに差し込む小型タップは、2個口や3個口など、コンパクト感が魅力です。TVの後ろや狭い場所でもスッキリ挿しこめるので、ちょっと使いたい時にも便利と言えます。変換アダプタを活用すれば2Pプラグタイプや3Pプラグタイプの形状を変換できるので、更に使いやすくなるでしょう。
USB充電器・USBポート付タップなら、iPhone・スマホ・タブレットを効率よく充電できるというメリットがあります。iPhoneやタブレット用の電源アダプタを用意しなくても充電できるようになるので、非常に便利です。
USBポートが付いているものや、中にはUSB充電器単体として活用できるモデルがありますので、利用目的に合わせて選ぶようにして下さい。
ここでは使いやすいと感じるような電源タップを選ぶ方法や、おすすめの選び方をご紹介いたします。購入する前に少し注意しておくだけなので、是非活用してみて下さい。
電源タップを選ぶ基準と言えば、まず第一に気にするのが差し込み口の数ではないでしょうか。2個~3個挿せるタイプから10個挿せるタイプまで様々ですが、必ずしも差し込み口が多い方が便利というわけでもありません。
もちろん使う目的が多い場合は便利なのに変わりはないものの、逆にあまり使わず長年放置するようであれば、差し込み口にホコリやゴミが入って漏電のリスクになるということも十分考えられます。電源タップは使う目的によって、小型タイプから大型タイプまでうまく使い分けることをおすすめします。
電源コードの長さにも注目してみましょう。電源コンセントから短い距離で使用する場合は1m以下のものを選ぶと使いやすいでしょう。逆に遠く離れた場所で使用する場合は、5mや7m、10mなど、コードが長くなっているものが便利です。
コードが長いとインテリアの邪魔をしないように部屋の角に合わせて配置することも可能なので、逆にスッキリすることもあります。
USBポートが付いている電源タップなら、わざわざiPhoneやタブレットのACアダプタを用意する必要がなくなって凄くラクになります。卓上や寝室でも効率よく充電できるようになるので、更に便利になるでしょう。
ちなみにUSBポートはType-AやType-Cに対応している商品もありますので、ご自身が持っているスマホに合わせて選べます。
電源タップによっては便利な機能が搭載していることもあります。例えば雷が発生した時に他の家電に影響を与えないように守ってくれる機能や、水に濡れても感電しないような防水機能が搭載していると、いざという時にも安全です。
通常に使用している分には問題ないものの、トラブルはいつどのような形で発生するのか分からないということもあり、利便性を追求するのであれば、機能性の高さにも注意してみることをおすすめします。
ここでは電源タップの中でも延長コードタイプの商品をピックアップしてご紹介いたします。使いやすい電源タップのみを集めた7種類となっていますので、是非チェックしてみて下さい。
『エレコム 電源タップ T-BR04-2610』は1つ1つの差し込み口のスペースが広くなっていますので、かさばるACアダプタや大きめのプラグを挿しこんでもスッキリ挿せます。しかもホコリが付着しないように防止キャップが付いていることで、漏電や火災になるリスクが格段に減ります。そしてユリア樹脂を採用しているため、熱に強い構造になっています。
『エレコム 電源タップ AVT-K6A-2625』では雷サージ対応モデルとなっていますので、雷による家電へのダメージを抑制することができます。そして差し込み口には1つずつ個別スイッチが搭載していますので、ワンタッチで簡単に電源が切れるため、こまめに電源を切ることが可能となり、節電対策としてもおすすめと言えます。
『エレコム 電源タップ T-Y3A-2720』なら抜け止め防止機能がありますので、1度挿しこむと勝手に抜けることがなくなります。また雷が発生しても高電圧による家電ショートを予防してくれるため、予防対策としても抜群です。またスイングプラグ式になっていることもあり、狭い場所でも設置しやすくなっています。
『日商テレコム 可動式電源タップ S9PC01RB』は差し込み口が回転できるようになっている構造なので、大きなアダプタを挿しこむ時でも角度を変えることですんなりと挿しこめるようになります。
安全設計となっているのもまた魅力で、電源タップの容量を越えた時点で内臓ブレーカーが自動的にストップするようになっていて、電源タップが壊れにくい仕様になっています。
『FURMAN ディストリビューター SS-6B SS6B』はメタル製ボディで耐久性も強く、長く愛用できる電源タップです。また電波によるノイズをカットしてくれるので、使いやすさにも定評があります。万が一雷が落ちたとしても他の家電の高圧電力が流れることはなく、安全な状態を維持してくれるでしょう。
『パナソニック ザタップX WHA25242WKP』には防水扉が付いているため、ホコリやゴミ、水が浸入するリスクをなくします。常に安全な状態で使えるような構造になっていますので、どなたでも使いやすいのではないでしょうか。大手家電メーカー・Panasonicだからこそできる試みであり、世界初の便利機能となっています。
『Fargo 電源タップ PT604BEWD』はウッドベースのおしゃれなデザインが魅力的で、他の電源タップとは一線を引くような見た目が人気です。
電源タップ=無機質なデザインというイメージがありますが、そういったデメリットさを一切排除しました。ちなみに回転式の電源タップとなっていますので、自由に角度を変えて自由に挿しこめるタイプでもあります。
ここではタワータイプの電源タップをチェックしてみましょう。オフィスワークでも活躍してくれるタワータイプは、手元で簡単に使えるところが最大の魅力と言えます。
『POWERJC 縦型コンセント タワー式 TDC3U9001-3B』なら12個のACコンセントと6個のUSBポートがあるので、PC回りの電源タップとしても非常に使いやすいタイプです。
許容範囲以上の電力が発生した場合は自動的にシャットダウンする仕組みになっていて、他の家電機器にダメージを与えません。また雷が落ちても大丈夫なように、落雷対策も万全です。
『AUOPLUS タワー式 電源タップ AS0805』はUSBポート5個と差し込み口12個と、様々な用途で使いやすい電源タップとなっています。しかも2Pプラグタイプ、3Pプラグタイプにも対応していますので、非常に使いやすいと言えるでしょう。『AUOPLUS タワー式 電源タップ AS0805』が職場に1つあれば、複数人で共有できます。
『Micshion 縦型コンセント タワー式 TP-VA4U8J』はタワー型タイプの電源タップの中でもコンパクトで、狭いスペースにもスッキリと設置することができます。しかし8個のACコンセントと4個のUSBポートが搭載しているため、使い勝手は良いです。またジャック電源が2個付いていることで、省エネ仕様の電源タップをお探しの方にもおすすめと言えます。
『Wisan タワー型 電源タップ JW803』の電源コードは本体にスッキリ収納させることができるので、デスク周りをゴチャゴチャさせることがありません。スッキリ配置しつつも10個のACコンセント、4つのUSBポートがあり、機能性にも優れています。
また個別スイッチが3つ搭載していることで、無駄な電力を使わないようにこまめにOFFしておくことが可能となります。
『TESSAN 電源タップタワー型 JW401-JP』をデスク周りに設置しておけば、iPhoneやandroid、タブレットなどを急速充電することも可能です。また差し込み口も広めに設計されていますので、大きなACアダプタを挿しこんだとしても他の機器の邪魔になりません。コンパクトな見た目ですが中身はパワフルなので、1台あるととても有効的です。
コンセントに直接付けるタイプの電源タップを見てみましょう。電源コードがないタイプなので、配線が絡まるといったリスクもなくなり、スッキリと配置できるでしょう。
『エレコム 雷サージ対応 2個口 KT-180』は狭い場所・空間でも挿せる電源タップなので、1つあるとご自宅でも、オフィスでも、出かけ先でも大活躍してくれることは間違いありません。ノイズフィルターも内蔵されているため、不快なノイズを発生させずにすみます。
『サンワサプライ ノイズフィルター付 TAP-AD2N』があれば3Pプラグタイプを2Pプラグタイプに変換できるので、新たに電源タップを買い替える必要がなくなります。しかも雷ガード機能・ノイズフィルターが搭載しているため、安心・安全設計となっています。
『TOPLAND ダークウッド M4226-DW』にはコンセント3個、USBポート2個が搭載していますので、使い勝手が良いです。ウッドデザインがまた魅力的であり、おしゃれな電源タップをお探しの方におすすめと言えます。
せっかくお部屋をおしゃれにしていても、電源タップのせいでそのおしゃれ度が半減してしまうことも十分あります。しかし『TOPLAND ダークウッド M4226-DW』ならそんな問題もすべて解決してくれる上、更におしゃれ度がUPするはずです。
電源タップを安全な状態のまま使い続けるためのポイントをご紹介いたします。まず電源コードは踏んだり挟んだりしないようにしましょう。そしてホコリが溜まらないように、こまめに掃除をするようにして下さい。
ちなみに電源タップで使用できる合計電力は1500ワットまでとなっていますので、1度に急激な電力消費はお控え下さい。そして電源タップは基本的に5年を目途に買い替えるようにしましょう。それ以上使い続けると発火する恐れもありますので、危険度が高まります。
電源タップが付かなくなったら寿命と考えている方も少なくありませんが、それでは遅い可能性があります。何のリスクもなく安全に使用するためにも、普段使う時は最低限のことを守りながら、期間を守って電源タップを活用しましょう。
便利な電源タップはどのご家庭でも取り入れているアイテムです。商品によって使いやすさ、機能性の高さ、値段は変わるので、ご家庭での使用目的に合わせて電源タップを選びましょう。
そして5年を基本として、1度買い替える必要があります。もちろん安全に利用できるようになっていますが、より安全性をキープするためにも、5年に1度は電源タップを購入することをおすすめします。
世の中には電源タップがたくさん販売しています。コンパクトなものからたくさん差し込み口があるものまでバリエーションも豊富なので、1度実際に手に取ってみて、ご家庭のニーズに合った電源タップをセレクトしてみましょう。