自宅内のそれぞれの部屋にエアコンを設置したいという方もいるでしょう。そこで今回は部屋別に設置するのに便利な6畳用エアコンの上手な選び方や人気メーカー、おすすめ商品などについてご紹介します。各部屋にエアコンを設置して、一年を快適に過ごしてみましょう。ぜひ参考にしてみてください。
6畳用のエアコンはいろいろなメーカーからさまざまな機種が出ているため、何を基準にして選んだらよいのか迷われる方も多いです。
大手家電ショップなどに行ってお店のスタッフにアドバイスを求めるのもよいですが、ショップ店員は売り上げを意識して必要以上に機能の揃ったモデルや高価なモデルをすすめてくるかもしれません。まずは自分自身でめぼしい商品を絞りこめるよう、ある程度の知識を得ておくと安心です。
エアコンを選ぶときは、どの部屋に設置するのかによっても選びたい性能が変わってきます。たとえば普段あまり長居をしない部屋であれば、シンプルな性能のエアコンで十分です。
反対に家族が長時間くつろぐリビングやダイニングでは、少しでも快適に過ごせるよう高性能で質の良いエアコンを選びたいものです。設置したい場所によっても、選べるエアコンのサイズなどが変わってくるので注意しましょう。
6畳用のエアコンを選ぶときに気になるのが、冷房時と暖房時の畳数です。モデルによっては暖房時に対応できる適用畳数の数値が小さめに表示されていることも多々あります。
この適用畳数は、建物が木造や鉄筋かなどによっても変わってくるので注意しましょう。たとえば適用畳数が「5~8畳」と表示されていたら、それは木造で5畳、鉄筋コンクリート造で8畳という意味になります。自宅はなにでできているのかによって適応畳数が変わってくるので留意してください。
エアコンは購入すると、室内の壁に取り付け工事が必要な家電なので、一度購入し設置すると交換や取り外しが簡単にできません。希望しているスペースに収まらない大きなサイズのエアコンを購入しないように確認してください。
室内に設置するエアコン本体だけでなく、部屋の外に置く室外機の設置スペースも事前にチェックしておきましょう。機械だけでなく、配線や排熱のためのスペースについても考慮してください。
さらにコンセントの差し込み口の形状やボルトおよびアンペアの数値についてもエアコンを購入する前に調べておきましょう。
エアコンはメーカーやブランドによってその機能も違います。機能がそろっている方が良いように思うかもしれませんが、その分値段も張りますし、あまり使わない部屋に機能性に優れたエアコンを設置してももったいないだけです。
部屋の使用頻度や目的に合わせて機能を選ぶことも必要です。夏場は熱いけれど冬場は何もしなくても温かいような部屋であれば、冷房機能のみが付いたエアコンを選ぶのも一案です。その分費用を抑えることができますし、シンプルな機能のエアコンほど壊れにくいということが多々あります。
また、子供部屋に取り付けるのであれば、空気清浄機能の付いたものであれば子供の健康面でも安心です。
一般的にミドルクラスのエアコンであれば暖房・冷房・除湿意外に空気清浄機能やエアコン内部の自動清掃機能などといった便利な機能が備わっています。
さらにその上のハイクラスになると、暖房や冷房などは設定した温度に速やかに達し、自動清掃機能、人体センサー、気流のコントロールといったプラスアルファの便利な機能が搭載されています。
どのような機能を持ったエアコンを選べば生活がより便利になるのか、よく検討してみましょう。家族と暮らしている場合は、家族に相談してみると、自分では思いつかなかった必要な機能があるかもしれません。
6畳用のエアコンはいろいろなメーカーから出ています。モデルの種類も豊富なので、まずはどのメーカーが自分に向いているのか、めどをつけてみましょう。
ここで代表的なおすすめメーカー3社についてご紹介します。それぞれにどんな特徴があるのか、よく読んで参考にしてみてください。
エアコンとといえばダイキンが思いつく方も珍しくないでしょう。ダイキンは1924年に大阪で創業して以来、空調設備を専門的に開発してきた歴史のある会社で、世界150カ国以上で事業を展開しており、世界的に有名な空調関連の会社です。
海外旅行に行った際、ふと目にした空調設備のロゴを見るとDAIKINと書かれていることも珍しくありません。
空調を専門にビジネスを展開してきただけあり、エアコンに関するノウハウはほかのメーカーよりも先に進んでおり、エアコンをはじめとした空調設備の質も一流だと世界的に評価されています。
ダイキンのエアコンは、ほかのメーカーのエアコンよりもやや高めの印象ですが、その質とのバランスを考えると決して高すぎないという利用者もたくさんいます。
6畳向けエアコンも多くのモデルをそろえており、スタイリッシュな見た目が特徴の「risora(リソラ)Sシリーズ」や、独自で開発した「無給水加湿技術」を搭載した「うるさらX RBKシリーズ」など、見た目だけでなく機能性にも優れたエアコンを開発しています。
世界的に有名な大手電機メーカーのパナソニックからも6畳用のエアコンがラインナップされています。
6畳向けエアコンは性能ごとにシリーズが分かれており、スタンダードなタイプからハイエンドモデルまでそろっているので、各家庭の懐事情によって必要なモデルを選ぶことができます。
パナソニックのエアコンの中でも特に有名なのが、独自で開発したイオン技術「ナノイーX」を採用したエアコンです。家電ショップなどでその広告を目にしたことがある方もいるはずです。
この「ナノイーX」は、カビや花粉などの空気中の汚染物質を抑制する効果があるといわれているので、アレルギー体質の方でも安心して使うことができます。
それ以外にも、自動でフィルターの清掃をしてくれるエアコンなどもあるので、小さなお子様や高齢者がいる家庭にもおすすめのエアコンが多くそろっています。
シャープが開発した「プラズマクラスター」という言葉を耳にしたことがある方もいるでしょう。
プラズマクラスターとは、プラズマ放電により活性酸素を発生させ、プラスとマイナスのプラズマクラスターイオンを作り、空気中に放出するプラズマクラスター技術のことを指します。
シャープのエアコンにはこのプラズマクラスター技術が搭載されており、質の高い空気清浄機能や除菌機能を備えた商品がそろっています。
エアコンについている空気清浄機能というと、たいしたことないと思われる方もいるかもしれませんが、シャープのそれは空気清浄機レベルの機能を果たしていると評判です。
6畳用エアコンをいざ選ぶとなると、どの商品が良いのか迷ってしまいます。ここで6畳用エアコンのおすすめ6選についてご紹介します。
パナソニック Eolia(エオリア) インバーター冷暖房除湿タイプ ルームエアコン (6畳用) (クリスタルホワイト) CS-EX229C-W
奥行き239mmとコンパクトなので、小さな部屋に設置しても圧迫感を覚えることなく快適に使えます。エアコンというとカビの発生が気になりますが、防汚防カビコーティングファンが搭載されているので安心です。
無線LANを内蔵しているので、帰宅前に外出先や壁で隔てた別の部屋からスマホを使ってエアコンを遠隔
操作することも可能です。
コンパクトなボディでシンプルな設計のエアコンです。冷房・除湿運転後に、自動でエアコン内部を乾燥してくれる「エアコン内部クリーン」や「切or入タイマー」などの機能が搭載されているので、便利に使えます。
プラズマクラスター7000を搭載した、シンプルなタイプのエアコンです。無線LAN機能がついているので、スマホを使ってほかの部屋などから遠隔操作ができます。リモコンを手元に用意しなくてもよいので便利です。
熱交換器をクリーニングする機能と、エアコン内部の湿度をカットする内部清浄機能がついているので、いつまでも清潔に使えます。
スタンダードなランクのコンパクトなエアコンです。熱交換器に発生しやすいカビを防ぐための加熱除菌機能が搭載されているので、カビ対策も万全。そのときの気候に合った運転をエアコンが自動で行う「毎日快適モード」があるので、一年中快適に過ごせます。
また、音声お知らせ機能でリモコンの操作内容や運転状況がわかるので、視覚だけでなく聴覚でも確認できます。
寝室や子供部屋などに便利なコンパクトサイズのエアコンは基本性能に優れています。ジェットエンジンに使われている先端技術をエアコンに応用しており、隣接し仕切られていない部屋や広めの部屋の温度を快適に整えます。
バイオクリアフィルターに吸着した汚れを酵素と尿素の力で抑制するバイオクリア運転も可能です。内部をクリーンに保つ機能がついているのでカビ対策もでき、お子さんの健康にも安心して使えます。
シンプルで使いやすい機能を持ったダイキンのエアコンであれば、設定温度まで一気に部屋を暖めることができます。さらに風が直接人に当たらないよう、気流を制御する機能も搭載しています。この機能を使えば、冷房が体にあたって冷えすぎる心配もありません。
「入」や「切」のボタン操作と同時に、タイマーが設定できる機能もついているので、毎回タイマー操作をせずに済みます。
今回は6畳間にぴったりのエアコンについてご紹介しましたが、いかがでしたか?子供部屋や寝室などに設置しやすい6畳間のエアコンですが、ベーシックなモデルからハイエンドなモデルまでいろいろ揃っています。今回の記事を参考にして、使いやすい6畳用エアコンを探してみてください。