近年人気のDIYですが、時間をかけて丁寧に作業していても、完成具合はやはり素人とわかるようなものが完成してしまう。と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そんな時におすすめしたいのが電動工具のトリマーです。木工の面取りはもちろんのこと、溝切り、文字や模様をつけるといった作業には最適です!トリマーを使って時短と完成度の高い作品を作ってみてはいかがでしょうか?
トリマーとはどのような工具なのでしょうか。木工の面取りや溝切りまた、文字や模様をつけたりとDIYがお好きな方にはぜひ、持っておきたい、とっても便利な電動工具なのです。トリマーを使うことによって、仕上がりがクオリティの高い木工作品へと変身します。
DIYとはいえ、少しでも完成度をあげるならやはり電動トリマーが必要不可欠です。では、ここからは電動トリマーの選び方についてご紹介していきます。分かりやすく、4つの項目にしましたので購入する際の参考にして下さい。
1つ目の項目は電源の種類です。こちら「コード式」と「充電式」の2種類があり、それぞれにメリットとデメリットが存在します。下記よりご確認ください。
電動トリマーには様々な種類があります。その数はプロでも把握できる方が少ない程の種類が出ていますが主に大きく分けて2種類あります。1つ目が「面取り用のビット」です。こちらは先端にボールベアリングと呼ばれている玉軸受が付いています。この部分を材料の側面に当てて掘削します。
2つ目は「溝掘り用のビット」です。こちらは基本的にどのような溝でも掘れるストレートビットを使って掘削していきます。
そして、電動トリマーを使う時に注意していただきたいのがビットの軸径となります。日本製で販売されている電動トリマーの中で特に使用頻度が高いのが6mm軸となっています。
サイズは6mmで統一されているものが大半となっているのでおり、6mm以外の太いビットは使用できない事があります。6mm以外の軸径を使用したい場合には外国製の電動トリマーをご検討ください。外国製ですと軸径が6mm以外のものも販売されています。
時間をかけずに、サクサクと作業を進めたいと考えている方にチェックしてほしいポイントは回転数と出力数です。
回転数は多いほど速く作業が完了します。なので、高速で作業したい方は、回転数が多いタイプを選択してください。ただし、ここで注意して欲しいのが、作業中に回転数が多い機材でゆっくりと作業すると木材が焦げてしまいますので気をつけてください。
続いては出力数です。出力数は消費電力です。負荷がかかってしまう作業でも、モーターの出力数が高ければ、負荷をかけず、回転数が下がってしまうこともなく、綺麗に加工が完了します。こちらも頭に入れておいてください。
上記で紹介した以外によく使う用途にあった電動トリマーを選ぶ事が作業効率のアップにつながります。
どの様なタイプの電動トリマーを購入したいか、ある程度の目星はついたでしょうか。ここからは今現在、販売されている電動トリマーを12点ご紹介していきます。
商品の重さ、特徴などを分かりやすく説明してありますのでぜひ、ご自身に合いそうな電動トリマーを探してみて下さい。
ブランド | BOSCH(ボッシュ) |
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サイズ | 約幅8.5×奥8.9×高18.8cm |
重量 | 約1.5kg |
電源 | 500W |
電源タイプ | コードタイプ |
面取りや溝堀作業がハイパワーとなっているので、簡単にキレイに仕上げる事ができます。また、耐久性に優れたアルミベースの部分にはくぼみが付いているのでしっかり指で掴む事ができ、安定した作業が行えます。
スピンドルロック装備となっているので、先端工具の交換は確実に、スムーズできます。そして、ダイヤルを回すと切削深さが微調整ができるわかりやすい機能になっています。
ブランド | 京セラ(Kyocera) |
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サイズ | 約奥行114×幅90×高さ191mm |
重量 | 約1.1 キログラム |
電源 | Ac 100 V |
電源タイプ | コードタイプ |
取付けビットは軸径:6mmとなっており、木材の面取り溝堀に活躍してくれます。切込の深さを微調整出来るネジ式となっており、1分間あたりの回転数32,000回です。また、コードの長さは2.5mありますので作業も快適に行えます。
ブランド | 髙儀(Takagi) |
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サイズ | 約高さ167×幅90×奥行105mm |
重量 | 約1.3kg |
電源 | 100W |
電源タイプ | コードタイプ |
刃先がしっかりと見えるクリアベースタイプとなっています。作業開始期には危険を軽減するため、ソフトスタート性能となっているのでしくない振れで安心です。定格時間が30分となっているので30分程度、使用したら1度休憩して、トリマーを休ませて下さい。
ブランド | ボッシュ(BOSCH) |
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サイズ | 約25.3×16.6x12cm(梱包サイズ) |
重量 | 1.3kg |
電源 | DC10.8V |
電源タイプ | コードレス |
1分間の回転数は13000回転となっており、コードレスタイプなので、コードを気にすることなく、作業が行えます。万が一、作業中に電動トリマーを落としてしまっても、ドロップシャットダウン機構となっているので本体が衝撃感じると自動的に作動が停止してくれます。再度、作業を始める時にはメインスイッチを「切」→「入」にすれば動き出します。
ブランド | マキタ(Makita) |
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サイズ | 約31.2x13x19.9cm |
重量 | 約1.4kg |
電源 | 100v |
電源タイプ | コードタイプ |
溝掘りや飾り面取り、くり抜き、ならい加工等の作業に対応可能となっています。本体はソフトグリップになっているので作業時に握りやすく、安心して取り扱う事ができます。
ブランド | Raoendis |
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サイズ | 約34.6×20.2x19cm |
重量 | 約3.01kg |
電源 | 100V |
電源タイプ | コードタイプ |
手で握る部分はゴム材質を採用しているので、振動によって手が滑る心配はなく、基盤がずれてしまうといった心配も不要です。また、付属品はたくさんついているので必要なアタッチメントを別で購入する心配もありません。
ブランド | longsafe |
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サイズ | 約31×27.7×12.3cm |
重量 | 約1.69 kg |
電源 | 記載なし |
電源タイプ | コードレス |
タンス、椅子、板、工芸品と様々なDIYに対応している電動トリマーです。充電式のコードレスタイプになっているので、場所を選ばず、様々なところで作業ができます。
ブランド | 京セラ(Kyocera) |
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サイズ | 約21.1x9x10.3cm |
重量 | 約1.3kg |
電源 | 100v |
電源タイプ | コードタイプ |
片手でも作業がしやすいソフトボディーに、作業開始時にも扱いやすいソフトスタート機能を搭載しています。付属品には片口スパナ(17mm)、両口スパナ(9×10mm)、ストレートガイド一式、超硬ストレートビット(6mm)の4点がついています。
ブランド | HiKOKI(ハイコーキ) |
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サイズ | 約23.4×17.8×13.4cm |
重量 | 約1.56kg |
電源 | 記載なし |
電源タイプ | コードレス |
片手で電源のON/OFFが楽に行える上に2アクションスイッチを搭載することで、不意に起こってしまう機体の作動を防止してくれます。1分間に10,000~30,000の回転数で作業効率をアップしてくれます。
標準付属品としてコレットコーン6mm/8mm×1個ずつ(6mmは本体装着済)、スパナ(23mm)×1、集じんアダプタ(ノブボルト付き)、テンプレートガイド(M4×8ねじ2個付き)がついていますが蓄電池・充電器・ケース・ビットは別売りとなっているのでお気をつけ下さい。
ブランド | マキタ(Makita) |
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サイズ | 約16.5×30.5x11cm |
重量 | 約1882.44kg |
電源 | 110v |
電源タイプ | コードタイプ |
電子制御を搭載しているので、安定の回転となっていて、さらに、定回転制御により負荷をかけてしまってもガクッと回転が落ちることはありません。そして、高輝度のLEDライトは見にくい手元しっかりと照らしてくれます。
ブランド | ONESTEP |
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サイズ | 約18x27x38cm |
重量 | 約1.3kg |
電源 | 100v |
電源タイプ | コードレスタイプ |
1.3kgと軽量なこちらのトリマーは力の弱い女性でも使いやすいおすすめの商品となっています。また、コードレスですがフル充電で40分間稼働してくれるので、作業時間が長くなる方には使いやすいでしょう。セッティングも簡単に行える仕様になっています。
ブランド | Batoca |
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サイズ | 約33.29×27.9×15.9cm |
重量 | 約3.91kg |
電源 | 記載なし |
電源タイプ | コードタイプ |
1.25HPのモーターを搭載しており、6段階の可変速度制御(10000~30000RPM)を備えています。また、ビット速度を実現するための設計で快適に作業を行うことができます。15個のルータービットセットが付属しているので細かい作業もスムーズに行えます。
気になる電動トリマーはありましたでしょうか?ここからは購入後にどのように使用すれば良いのかなどをご紹介していきますのでご覧ください。
まずは基本の使い方についてご紹介します。
電動トリマーの使い方を間違えてしまうと、誤作動や強い反発(キックバック)を起こし、怪我をしてしまう場合もあります。使用前には使用方法を必ず確認し、正しい使い方を理解して下さい。特にトリマーを初めて使う方は細かい部分までチェックしておきましょう。
キックバックに関してですが、キックバックとは工具の刃が材料に食い込んでしまい、刃と材料が引っかかってしまう事があります。こうなると作業をしている人に向かって、材料が勢いよく跳ね返る現象が起きてしまいます。このようはことを避けるために、しっかりと行っておくべき工程を下記よりご覧ください。
電動工具のトリマーについてご紹介しましたがいかがだったでしょうか?今まで時間をかけて手で作業していた方もぜひ、1台手元に置いてみてはどうでしょうか。作業の時短になるだけではなく、仕上がり具合もプロ顔負けの作品が完成する可能性も断然上がります。