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マイホームの購入時期はいつがいい?後悔しないポイントを徹底解説!

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マイホーム購入になかなか踏み切れない方は必見です。ここでは、皆さんがマイホームを購入したタイミング、購入にかかる費用をご紹介していきます。自身のライフイベントや年収など様々な角度から、マイホーム購入を検討してみましょう。素敵なマイホームを見つけてみてください。

皆のマイホーム購入時期のタイミングは?

マイホームを購入した方の購入時期はいつなのか気になったことはありませんか?マイホーム購入となると、一生に一度の大きな買い物なので購入に踏み切れないこともあるでしょう。マイホーム購入者が、いつ、どのタイミングで購入に踏み切ったのかご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

購入時期①年齢

マイホームをキャッシュで購入できるのであれば、年齢は気にしなくても良いでしょう。年齢を基準に購入時期を考えるのは、住宅ローンが大きく関係しています。住宅ローンを取り扱っている銀行のほとんどは、20歳以上65歳未満という年齢制限を設けています。

また借入期間は最長で35年、80歳までの完済を目指すのであれば遅くても45歳までには、また定年の65歳までの完済を目指すのであれば30歳までには住宅ローンを組まなければいけません。このように、住宅ローンの借入期間と完済年齢から逆算して購入時期を決めてみるのも良いでしょう。統計的にも30代でマイホームを購入し、定年までに完済すると言う方が多くいらっしゃいます。

購入時期②ライフイベント

結婚、妊娠、出産、子どもの進学などライフイベントに合わせてマイホームの購入を検討する方も多くいらっしゃいます。結婚する際にマイホームの購入を考える方は家賃の支払いに疑問を感じ、資産となるマイホームを早い段階で購入するようです。しかし、仕事の都合による転勤や子どもの人数など住み替えが必要になってくる場合もあります。購入する前にライフプランをしっかりと話し合っておくことが大切です。

出産のタイミングで購入する方は、子どもを育てるうえで近所に公園があったり、子ども手当や医療保障制度などの補助金がたくさん貰えたり、保育園に入園しやすいかということを検討材料に購入に至るようです。購入後、住み替えを余儀なくされた場合でも住環境が良く、周辺に人気な有名私立学校などがあると、万一売却することになってもアピールポイントとなり困ることはないでしょう。

他にも、子どもが独立するタイミングでマイホームを購入する方もいらっしゃるようです。家族四人であれば広さを求めますが、子どもが独立し夫婦二人だけの老後のための家となるとどうでしょう。階段のない、平屋の家もおすすめです。他にも病院やスーパーなど生活に必要なものが近くにある場所に購入するなど、住む人数、住む方の年齢によっても選び方が変わってくるのです。

購入時期③年収

マイホームとなると何千万もするものばかりです。住宅ローンの借入額も年収によって大きく異なってきます。実際、マイホームを購入した方の平均年収は731万となっています。マイホームの購入費用と住宅ローンの借入額が密接に関係しているので、目標年収に達してからマイホームの購入に踏み切る場合もあります。

購入時期①頭金が貯まったら

マイホーム購入に向けて頭金をしっかり貯めてから購入すると言う方も少なくありません。フルローンを組みマイホームを購入される方もいらっしゃいますが、いくら低金利と言えど数千万円を借り入れるので利息だけでも大きな金額になってしまいます。

頭金を入れることで借入額を抑えられるので、フルローンで組むよりお総支払額を少なくすることができるのです。しかし低金利時代と呼ばれる現在では、頭金は多ければ多いだけ支払う利息が少なくてすみますが、家賃を支払い頭金を貯金するのと、頭金を貯めずにフルローンで購入するのとではあまり変わらない場合もあるようです。

マイホーム購入にかかる費用【購入前】

では、実際マイホームを購入するにあたり、どのような費用がいくらかかるのでしょうか?住宅情報サイト表示されている価格は、あくまで物件価格なためそれ以外にも様々な費用がかかってきます。マイホームを購入する方は、ぜひ参考にしてみてください。

費用①申込証拠金

購入するマイホームを決定したら、購入申し込みを行います。人気物件の場合、この購入申し込みの順番に購入の権利が与えられます。そして、申し込みの際に証拠金として10万円ほど現金で支払う必要があるのです。

この申込金は無事購入に至ればそのまま購入費用として充当され、購入に至らなかった場合は返金されます。フルローンで購入することもできますが、事前に現金で支払わなければいけない費用もあるので、いくらかの現金は用意しておくべきでしょう。

費用②手付金

購入に至らなかった場合返金される申込証拠金に対し、返金されないのが手付金です。もちろん無事に購入になった場合は、購入費用として充当されます。手付金は売買契約を交わす際に現金で支払う費用です。

相場としては売買金額の5%~10%と言われています。例えば3,000万円の売買額の場合、150万~300万円ほどと言うことになります。現金が手元にない場合は、減額交渉をすることもできますし、住宅ローンの金銭消費貸借契約の際に戻ってくるので一時的に親御さんに借りるということもできます。

マイホーム購入にかかる費用【購入時】

購入が決まり売買契約をする際、物件価格以外にかかってくる費用があります。思った以上に費用がかかってしまい、契約時に驚いてしまうことがないよう、しっかり確認しておく必要があります。

費用③税金

自動車を購入する際にも自動車取得税がかかるのと同様、マイホームにも取得時にかかる税金があります。購入時に一度、不動産取得税と印紙税が課せられます。共に購入金額により課せられる金額が異なりますので、気になる方は予め確認しておくことがおすすめです。

費用④登記費用

マイホームを購入する際は、抵当権設定登記や不動産登記が必要になってきます。もちろん自分で行うことも可能ですが、知識も必要です。ほとんどの方は司法書士に依頼するでしょう。その際に支払わなければならない報酬も現金で必要になってきます。

住宅ローンで相殺できる場合もあるようなので、手元に現金を残しておきたい方や、現金があまりないと言う方は登記費用に関してもしっかり確認しておくと良いでしょう。

費用⑤仲介手数料

仲介手数料は賃貸物件を借りる際にも支払う場合があるので、馴染みのある言葉ではないでしょうか。マイホーム購入時には仲介手数料が必要な場合があります。そもそも、マイホームは売主が直接販売する場合と売主以外の不動産屋さんを介して購入する場合があります。仲介手数料は後者の不動産屋さんに支払う手数料です。

この仲介手数料には法律で上限が決められており、物件価格の3.24%+6.48万円までとなっています。この手数料は私たち買主だけでなく、売主も支払わなければならないのです。

例えば3,000万円の物件の場合、3,000万円×3.24%+6.48万円=103万6,800円となります。契約時、決済時にそれぞれ半額ずつ支払うのが一般的です。

ここまで購入にかかる物件以外の費用について説明してきました。物件価格にもよりますが、300万円は最低でも用意しておく必要があります。他にも網戸やカーテンレールなどオプションで付ける必要もありますし、新しいカーテンや家具家電など揃えるとなるともう少し用意しておくことがおすすめです。マイホーム購入に使えるお金が500万円ほど手元にあると安心でしょう。

後悔しないマイホームの物件選びのポイント

一生に一度の大きな買い物となるマイホーム購入は、誰しもが失敗したくないと思っているでしょう。ここからは、いつまでも快適に住めるマイホーム選びのポイントをご紹介していきますので、参考にしてみてください。

ポイント①新築or中古

まずは新築、中古どちらの物件を購入するかを決めましょう。新築の魅力は、最新設備が整っていること、過去に誰も住んでいないということがメリットにあげられます。他にも、不動産取得税や固定資産税などの税金が優遇されたりする場合があります。また、10年間は主要な構造部分に対して瑕疵担保責任があるので、大きな修繕費などもかからないところも魅力です。

一方中古物件は、過去に他人が住んでいたり築年数が経っているため物件価格が安いことがほとんどです。物件購入価格が抑えられるので、リフォームをし自分の思い通りの間取りに変更したり、最新設備を取り入れたりすることもできます。また、駅近物件や人気の住宅街の物件が多くあることも中古物件の特徴です。

ポイント②マンションor戸建て

 

マンション、戸建てそれぞれにメリット・デメリットがあります。メリット・デメリットを吟味しどちらを購入するのか検討してみましょう。

【マンション】

マンションは最新設備が整っていることが最大の特徴でしょう。最新のオートロックで防犯性抜群、バリアフリー、生ごみの処理ができるディスポーザー、豊富なゲストルームやパーティールームなどがあるマンションもあります。駅から近いところに建設されていたり、マンションの敷地内に住人専用のコンビニやコインランドリー、クリーニング屋などがある場合もあり、利便性が良いところも魅力です。

しかし、住宅ローンの他に駐車場代や修繕費がかかてしまうので、資金計画は慎重に行わなければなりません。特に修繕費は戸建てを購入してもかかってくる費用ですが、利便性の良いマンションであればあるほどその費用は高額になっている傾向にあります。また、購入当初は費用が安く抑えられていても、築年数が増えていくと修繕費が値上がりするというこもありますので、資金に余裕を持って購入を検討することがおすすめです。

【戸建て】

戸建て住宅は、マンションに比べ居住面積をたくさん確保できること、騒音がマンションより気にならない、ペットなどを飼うこともできます。マンションに比べ比較的に自由に過ごせるということが特徴でしょう。

しかし、外壁の修繕費などは自身で計画的に積み立てなければならないこと、庭の手入れも自身で行わなければならないことがマンションより劣る点でしょう。

ポイント③建売or注文

マンションではなく戸建ての購入を選択した方は、建売住宅、注文住宅のどちらにするか検討しなければなりません。

建売住宅は、土地と建築済みの戸建てを購入できます。土地探しの手間や、間取り、内装など自身で決める必要がないこと、完成しているので思っていたのと違ったなんてこともありません。そのため、どのような方でも過ごしやすいようオーソドックスな間取りと設備が設けられ効率良く建築されるので注文住宅より購入費用は安く抑えることができます

こんなマイホームに住みたい!とこだわりの強い方には、注文住宅がおすすめです。モダンな家、西海岸スタイルの家、和の家などハウスメーカーによってもデザインの特徴もそれぞれ異なります。自身の住みたい家の雰囲気に合ったハウスマーカーを選び、間取りから設置する設備、コンセントの位置まで全て自身で決めます。家が建ち、入居までに時間はかかってしまうほか、建売住宅に比べ購入費用も高額になってしまいますが、お気に入りの最高の家が作れることは間違いありません。

マイホームの物件価格と住宅ローン

どのタイプのマイホームを購入するか決めたら今度は、資金計画を立ててみましょう。資金計画は余裕を持って計画することがとても大切です。家族でよく話し合うようにしてください。

年収で考えよう

年収をベースに購入金額を考えてみましょう。年収の5倍から7倍の物件が理想です。年収600万円の方であれば3,500万円から4,200万円がおすすめです。これはあくまでも目安なため、実際に自身が返済できる金額を借り入れすることが大切です。マイホームの購入は金額も大きいため、低金利時代と言っても利息もそれなりに付きます。借り入れ予定の金融機関の金利もチェックし計画を立てると良いでしょう。

返済額から考えよう

月々に支払える金額が決まっているのであれば、返済額から資金計画を立ててみるのもおすすめです。返済額、借入年数、金利を元にいくらまで借り入れることができるか計算してみましょう。計画を立てる際は、住宅ローンの支払いの他に、固定資産税や修繕費などもかかってくることを忘れずに計画に組み込むようにしてください。

ボーナス払いの注意点

ボーナス払いを設定すると月々の返済は抑えられます。しかし、勤務先の業績が悪くボーナスが下がってしまったり、転職先にボーナスがなかったらどうでしょう。ボーナス払いの割合は変更することが可能ですが、その分月々の支払いは大きくなります。ボーナス払いにする際はそういったことも踏まえて計画を立てることがおすすめです。

後悔しないためにもマイホーム購入時期はしっかり見極めよう!

マイホームの購入は人生に一度の大きな買い物です。また、何十年にもわたり住み続けていく場合がほとんどですので、後悔しないよう購入時期や、資金計画はしっかり見極めましょう。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。