おすすめインパクトドライバー50選|価格・メーカー別で初心者からプロ仕様、まで選び方や使い方を紹介
電動工具の代名詞といえば、インパクトドライバー。建築の現場では内外装を問わず利用され、日曜大工やDIYでも非常に活躍します。今回の記事では、そもそもインパクトってなに?というところから、値段帯別でランキングなどによく掲載される、おすすめ人気インパクトドライバーをご紹介いたします。
インパクトドライバーは種類が多いため、
・どんなインパクトドライバーを買ったらいいのかわからない人
・インパクトドライバーの種類や、値段の違いなどがわからないDIY初心者
・現場使いを考えているプロの職人さんたち
…という方が多いと思います。そこでこの記事では、使い方や選び方のポイントを解説しながら、おすすめのインパクトドライバーを50種類を解説していきます。これからインパクトドライバーを購入しようと思っている方は是非この記事で事前知識を得て、自分にあったインパクトドライバーを購入してもらえればと思います。
目次
多用途に使えるインパクトドライバーってどんなもの?
引用:pixabay.com
インパクトドライバーとは、手に持つ電動工具の中でもポピュラーで、ビス(ネジ)を締めたり、穴を開けたりするのに利用される電動工具です。
電動ドライバーと混同されがちですが、インパクトはその名の通り、打撃を加えながらビスを締めていきます。建築の現場では、主に木の柱材に対して石膏ボードを固定するために多く使用されます。
一定のトルクで回転し、ビスを締めていきますが、ある一定以上の負荷がかかると、「ダダダダっ」と大きな音を立てて打撃を与え、ビスを締め付けていく機構になっています。
車のアクセルと同じで、引き金の引き加減によって回転数を調節することができます。
定番おすすめインパクトドライバー
定番のインパクトドライバーを紹介していきます。値段別、メーカー別にいくつかおすすめをチョイスしました。
マキタ 充電インパクト 14.4V M697DSX
ここ数年で登場したばかりのマキタのハイコストパフォーマンスモデル!14.4Vバッテリー2個、充電器、本体、それらを収納するボックス付きのフルセットでこのお値段。DIYやインパクト入門者におすすめしたい1台です。
マキタの定番!TDシリーズ
マキタのロングセラー、ど定番機であるTDシリーズ。カラーバリエーションも豊富で好みに合わせて選べます。長い間、プロの現場で使用されている確かな信頼性と耐久性、そして使い勝手のバランスの良さは、使えば必ず実感できるはず。
上記製品は14.4V仕様ですが、18V仕様のものもあります。
HITACHIの定番!WH14DDL2
マキタと並んでインパクト業界のど定番であるHITACHI。その日立の定番機種であるこちら。高機能で作業用途に応じてトルクを変更したり複数のモードを搭載しています。HITACHI派の人はやっぱりコレ。
上記製品は14.4V仕様ですが、18V仕様のものもあります。
RYOBI 充電式 インパクトドライバー 14.4V BID1415
最近ホームセンターなどでもよく見かけるようになったリョービ。上記マキタやHITACHIの定番機種と比べ、コストパフォーマンスに優れています。この価格でも、バッテリー2個、充電器、ケースと、必要なものがしっかり揃っています。ただ、ビットだけは別売りなので注意が必要です。
マックス 充電式インパクトドライバ PJ-ID151K-B2C 14.4V
MAXといえば、エアコンプレッサー、エアタッカーなど空気圧を利用した工具で有名なメーカーですが、そのマックスが近年は電動のインパクトドライバーも出しています。ヘッドが小さくて取り回しやすく、正転反転の切り替えがボタン式になっており、従来のインパクトのように切り替えスイッチを押しつけ足りなくて回らないというもどかしさを改善。インパクト業界では後発ですが、使い勝手を追求した機能性はきっと満足いただけるはず。
マキタ 充電式 TD022DSHXB
狭いところなど、取り回しが便利なペンインパクトドライバです。左右・両側面スイッチなので、右手でも左手でも使えます。手軽に使えますて、腰袋に入れてもかさばらないと評判です。
日立工機 充電式 FWH14DGL(2LEGK)
Amazonインパクトドライバ部門ベストセラー1位モデルです(2018/1/11時点)。最大トルク140N・mでパワフルな締め付けで人気があります。標準装備で1.3アンペアの電池×2と、充電器×1、ケースが付属していおり、コストパフォーマンスが高いと評判です。
マキタ AC100V MTD0100
長時間使えるコードタイプです。DIYに最適な軽量1.0kg・コンパクト(全長184mm)のAC100Vインパクトドライバです。性能、価格ともリョービのCID-1100の競合機ですが、LEDライトが付いている事がMTD0100の特徴です。
マキタ 充電式 TD138DZW
160N.mの高トルクと135mmのコンパクトなボディが魅力です。防滴防じんのAPT機構で過酷な現場での使用も可能なタフでコンパクトなインパクトドライバです。
BOSCH(ボッシュ) 充電式 PDR18LI-1B
DIYに最適なパワーと、ユーザーにジャストフィットしたボディ形状のハイパワーパフォーマンスのインパクトドライバです。充電器とバッテリーが付属していますので、初心者でも安心して使うことが出来ます。
マキタ 充電式 TD090DWSPW
手軽さと力強さを両立した10.8V充電式インパクトドライバです。室内家具の組み立てから大工作業まで家庭内に一台あれば重宝します。充電器とケースが付属しますので最初の一台にピッタリです。
マキタ 充電式 TD090DWXW
10.8V-1.3Ah Li-ionバッテリ搭載で、小型軽量にも関わらず、最大締付けトルク 90N・mのハイパワーです。無段変速スイッチにより、多様な締め付け操作が可能です。ベルトへ装着できるホルスタが標準付属しており、使わないときは両手が空くので、作業効率が上がります。
日立工機 充電式 WH7DL(2LCSK)
握りやすいグリップ形状のボディーは、ストレート型、ピストル型切り替え可能なので、下向きの作業でも便利です。ストレート型にすれば、手締めにも対応するので、仕上げの手締めがそのままできます。
日立工機 充電式 WH36DA(2XP)
従来モデルから、リチウムイオン電池を18Vから36Vに高電圧化しました。そのおかげでねじ締めスピードが約10%向上しています。また、高電圧化でモーターの温度上昇が抑えられて為、途中でモーターの高温警告停止が少なくなっため、作業効率が大幅アップしています。
Panasonic(パナソニック) 充電式 EZ7548LS2S-H
最適なトルクでネジ締め可能な、21段クラッチ搭載ですので、締め過ぎによる壊れ易い部材の破損を軽減します。穴あけもネジ締めもスピーディ&パワフルに作業が可能なマルチインパクトドライバーとして評判です。
マキタ 充電式 TD170DRGXW
世界最短ボディと、ブラシレスの力強さで評判です。「楽らくモード」が搭載されているので、トリガ全開で絞め始めはゆっくり、段々、早くなり、最後は一気に締め上げと自動で行われるので、締め上げ作業が不慣れな作業者でも確実なネジ締めが可能です。
マキタ 充電式 TP141DRGXB 充電式
残容量表示&自己故障診断機能付きの高容量6.0Ahのバッテリーで、1充電当たりφ4.3×65mmの木ネジ620本に対応できます。インパクト、震動ドリル、ドリルのみなど6種類のモードが選べるため、作業内容に応じ適切な対応が出来ます。
マキタ 充電式 TP141DZB
コンパクト&ライトボディに電子クラッチが採用されており、150N・mの最大トルクのハイパワーです。4モード+テクス用ネジ専用モードでネジ頭を痛めないように「ピタッ」と止まり、無理に締め付けません。
マキタ 充電式 TD160DZB
14Vバッテリーのハイパワーと打撃力を4段階に切替できることで、様々な作業シーンに対応できます。6.0Ahの高容量バッテリーなので長時間作業が可能で、適切なネジ締め作業が自動でできる「楽々モード」搭載です。
マキタ 充電式 TD090DWX
10.8V 1.3Ah Li-ionバッテリ搭載で、質量:0.92kgと、小型で軽量のボディに関わらず、最大締付けトルク:90N・mのハイパワーを実現しています。DIY用途に最適で、特に弱い女性でも簡単に取り回しができると評判です。
日立工機 充電式 WH18DDL2(2LYPK)(R)
保護等級IP56の防じん・耐水性能を持つため、粉じんが多い現場や、雨天時の屋外での作業も問題ありません。効率よく配置された排気口でモーターを冷却し耐久性を向上しています。中指付近の重心位置でバランスが良く、取り回しが楽だと評判です。
マキタ 充電式 TD021DSHSP
使用用途が広いペンインパクトドライバ型です。最大締付けトルク:22N・mなので、コンクリート穴あけなどは無理ですが、DIY用途には問題なく、小さいボディでパワーが十分と評判で、特にコストパフォーマンスの良さが人気の秘密です。手が小さい方でも握りやすいグリップと好評です。
ベルソス 充電式 VS-TL2140
いわゆるメジャーブランドではないローコストで導入が可能なモデルです。プロ仕様ではありませんが、最大締め付けトルク120Nmながら1.1kgの軽量仕様なので、それほどヘビーではないDIY用途であれば十分な性能を持っています。
パナソニック(Panasonic) 充電式 EZ7521LA2STB
使いやすいスティックインパクトドライバーとLEDの投光器がセットになったモデルです。軽量小型ですがトルク、パワー共に申し分なく、握りやすく、スイッチ操作がしやすいと評判です。付属の投光器はマグネットベースが付いていますので、固定がしやすくなっています。
日立工機 充電式 WH36DA(2XPB)
1回転につき、小刻みに3打撃を行う事で、振動を低減しています。ブラシレスモーターなので、メンテナンスフリー高耐久長寿命で、長く使えるモデルです。パワーの出力が4段階あるところも高評価のようです。
リョービ(RYOBI) AC100V CID-1100F
充電式では無く、AC電源式のインパクトドライバーです。充電式では無いのですぐに使えますので、普段あまり使わないユーザーには最適です。最大締付トルク:110N・mなので、DIY用途としては十分です。
Panasonic(パナソニック) 充電式 EZ75A7LS2F-R
薄型モーターを使用しているので、ヘッドの全長が世界最短クラス117.8mmなので狭い場所での取り回しが楽と評判です。最大締付トルク:155N・mで、プロの現場でも問題ないパワーを持っています。
パナソニック(Panasonic) 充電式 EZ75A7LJ2GT1
人気の限定カラー、ブラックのインパクトドライバーです。短め(φ4×15mm以下)のテクスネジ締めに適したテクスモードを搭載しており、ネジ頭が飛ぶことが少なくなりました。グリップの中心に重心がある設計のため、使いやすいと評判です。
マキタ 充電式 TD134DSHX
1.5Ahバッテリ搭載で、軽量コンパクトで狭い場所のビス打ちも容易な小型・軽量でも、最大締付けトルク155N・mの強力締付けです。
パナソニック(Panasonic) 充電式 EZ7521LA2STR
充電スティックインパクトドライバーの赤色限定品です。LEDマルチライトも赤色で統一しています。電気工事など、狭い場所のそれほどパワーが要らない作業などに向いています。握りやすくスイッチ操作がしやすい機種です。
パナソニック(Panasonic) 充電式 青限定品 EZ75A7LJ2GTA
LEDマルチ投光器がセットになった、青色限定カラーです。5アンペアのバッテリーが2個セットされているので、現場での長い作業が可能です。ねじ止め、コンクリート外壁への穴開けなど、ほとんどの作業はこなせます。
BOSCH(ボッシュ) 充電式 GDX18V-EC
熱拡散テクノロジーのクールパック高容量4.0Ahリチウムイオンバッテリーを使用しているのでバッテリ寿命が従来品の2倍近くになっています。18Vでハイパワーなので、小さめのビスであればインパクトを使わずにネジ締めまでできます。
日立工機 充電式 WH36DA(NNB)
バッテリーが36Vの高電圧ですので、18Vに比べねじ締めスピードが約10%ほど早くなっています。また、高電圧ですので電池容量が減ってもねじ締めスピードの落ち方が少ないです。とにかくパワフルと好評です。
BOSCH(ボッシュ) 充電式 GDR18V-LISN
耐久性が高い18Vのプロフェッショナル仕様です。 全長145mmのコンパクトなヘッドと1.5Kgの軽いボディで、取り回しが楽になっています。ボッシュ18Vリチウムイオンバッテリーは、夏場の暑いときでも正常に充電できると評判です。
マキタ 充電式 TP141DRGX
高容量6.0Ahバッテリーなので、長時間作業が可能です。インパクトモード、振動ドリルモード、ドリルモード、ネジ締めモードの4モードを選ぶことができるので多彩な作業がこれ一台できると好評です。
日立工機 充電式 WH7DL(2LCSK)
速度を微調整しやすい、トリガ式無段変速スイッチのスティックタイプインパクトドライバーです。スピンドルロックをすれば手締めも可能になります。使いやすい小型タイプに関わらず十分なパワーで評判です。
マキタ 充電式 TD022DZB
コンパクトサイズで女性でも無理なく取り回しできるペン型インパクトドライバーです。右手でも左手でも使いやすいように、左右両側面に無段変速と正逆転スイッチが付いています。DIYや日曜大工、各種組立に最適な一台です。
マキタ 充電式 TD138DRFX
回転前点灯&残照機能のLEDライトが付いているので、広い照射範囲で作業性が向上します。最大締付トルク:160N・mのハイパワーと、凹形状ウェーブラインの握りやすいグリップで、快適に作業ができると高評価です。
Panasonic(パナソニック) 充電式 EZ7548LS2S-H
インパクトドライバーとドリルドライバーの1台2役で、穴あけもネジ締めも素早く強力に作業が可能です。最適なトルクでネジ締め可能な、21段クラッチ搭載で、締め過ぎによる、ボードや樹脂などの破損を軽減します。高所作業で腰にぶら下げられるなど評判が高いモデルです。
BOSCH(ボッシュ) 充電式 GDR18V-ECN
高容量4.0Ahバッテリーで作業時間が長く、高効率ECモーター採用したことでヘッドがコンパクトになり、取り回しが楽になりました。雨やほこりが内部に入りにくい構造で、屋外での使用にも安心です。
ブラックアンドデッカー(BLACK+DECKER) 充電式 EXI18
最大トルク:170N・mのハイパワーと手ごろな価格で、DIYユーザーの評判が高いモデルです。40分の急速充電と、18Vリチウムイオンバッテリーが2個ついており、作業が止まる時間を抑えます。充電器はコードを巻き取る機構がついているため便利です。
日立工機 充電式 WH14DDL2(NN)
粉じんの多い現場や不意の雨にも製品へのダメージを抑える防水防塵機能や、最大締付トルク:172N・mのハイパワーなど、プロ仕様のインパクトドライバーとしては申し分ありません。打撃力(締付力)を、用途に合わせて切替可能で、ちょどいいトルクで、ネジを締めてくれます。
ブラックアンドデッカー(BLACK+DECKER) 充電式 ISD72
室内で家具組み立てに最適な、最大締付けトルク:12Nmのパワーと、取り回しが楽な質量:0.64kgという小型軽量ボディです。ちょっとした組み立て作業にはうってつけのインパクトだと評判です。
マキタ 充電式 TD110DSHX
ハンドルが細くて持ちやすく、軽量コンパクトなインパクトドライバです。充電時間が短いことや、4.0Ahのバッテリーを装着出来ることなどで評価が高く、連続する軽作業や狭い場所での取り回しもいいなど好評価です。
マキタ 充電式 TD160DRGX
熟練の技をボタン一つで行える「楽らくモード」を搭載し安全にかつ確実な作業が可能です。長時間使用可能な6.0Ahバッテリーは、残容量表示+自己故障診断機能搭載です。
マキタ 充電式 TD170DRGXW
世界最短クラスのヘッド長で、狭いところでも入るので使う場所を選びません。最大締付けトルク175N·mのハイパワー、誰でも簡単に締め付け作業ができると好評の楽らくモード搭載です。
ブラックアンドデッカー(BLACK+DECKER) AC100V EAI800
最大ネジ締め能力、125mm、ボルトM12で家庭用DIYとしては申し分ないでしょう。同程度の能力でマキタ製に比べると安く購入できるので、予算が少ない方にはお勧めです。
新興製作所 AC100V SAI-635
優れたコストパフォーマンスながら、打撃数:0~2,900min-1、最大トルク:120N・mのハイパワーです。機能や性能はいたってシンプルですが、使用頻度が少ない、それほど高性能なものは要らないというユーザーには最適です。
マキタ AC100V 6955SPK
手の形にフィットし、均一の力で押せる細くて、握りやすいグリップ形状で快適に締め付け作業が出来ます。足場や脚立へも掛けられる左右付け替え可能なフックが付いています。
リョービ(RYOBI) 充電式BID-1100 688805A
コンパクトな10.8Vモデルのプロ仕様です。ボルト、ナット、各種小ネジ、木ネジなどの締付け、ゆるめなどほとんどの作業に対応します。重心のバランスやグリップの形状がよいと評判です。
インパクトドライバーの使い方:ビットを変えて、さまざまな用途へ利用可能
引用:pixabay.com
インパクトドライバーの先端にセットされているものを「ビット」といい、消耗したら付け替えます。基本はプラスドライバーの形をしたビットを挿し、ビス止めに使用しますが、用途に合わせてビットを変えることで、さまざまな機能性を発揮します。
インパクトは、DIYや日曜大工でも一番重宝される電動工具なのではないでしょうか。
ドリルビット
たけのこ
ホールソー
インパクトドライバーの選び方①:インパクトと電動ドライバーの違い
ホームセンターでインパクトを探すと、数万円するものから数千円のものまで幅広く存在します。ここで間違ってはいけないのが、電動ドライバーの存在。
電動ドライバーはインパクトのように打撃を与える機構を持っていません。基本はあくまでも既存のネジを緩めたり締めたりするだけのものですので、サイズも小さく持ちやすさがダントツです。
インパクトのように一から木材や軽量鉄骨にビスを打ち込むだけのパワーはありません。穴あけなどにも向きません。用途と製品を間違えないようにしたいですね。
インパクトドライバーの選び方②:バッテリー? or 電源コード?用途で選ぶインパクト
引用:pixabay.com
インパクトドライバーの電源は大きく分けて2種類。バッテリータイプと電源コードをコンセントに繋いで使用するタイプがあります。
ポピュラーなのはバッテリータイプで、充電さえしておけばコードレスでどこへでも使用できます。デメリットとしては、バッテリーパックにコストがかかるため、コードタイプと比べて値段が高いです。また、バッテリーは消耗品となります。
一方、コードタイプのインパクトは、バッテリーを使用しないので、バッテリー残量によって電圧やトルクが弱まることなく、安定して使用できます。重量もバッテリーを付けていない分、軽く、値段もリーズナブルです。デメリットとしては、電源が取れるところでしか利用できないこと、室内でも使う場所によっては延長コードが必要かもしれません。
インパクトドライバーの選び方③:安いインパクトと高いインパクトは何が違うの?
引用:pixabay.com
インパクトドライバーの値段の相場は3〜5万円くらいですが、近年では2万円代、ひいては1万円代のものまで登場しています。
その値段の違いの一つとして、バッテリーパックのスペック、個数が挙げられます。バッテリーの容量によってコストが違うため、値段に影響します。バッテリーが1つしか付いていないセットもあれば、バッテリーが2つセットになったパッケージもあります。
これからインパクトをバンバン使っていくなら、予備バッテリーがセットになったパッケージをお勧めします。
それ以外の値段の違いといえば、モーターのトルクやパワー、耐久性の違いによるものもあります。安物のインパクトは、締め付けトルクが弱かったり、すぐにヒートアップして本体が熱くなってしまうものもあります。
14.4V or 18V? 用途に合わせて選ぼうバッテリーの電圧
インパクトのバッテリーパックとして最も多いのが14.4Vと18Vのものです。
14.4Vバッテリーパック
一般的に人気が高いのが14.4Vで、値段も安く、18Vと比べて軽量コンパクト、業界で最も使われています。インパクトを使ってビス打ちし慣れていない方は、これくらいのトルクが使いやすいでしょう。
18Vと比べた時に、持ち時間が短いのがデメリット。
18Vバッテリーパック
18Vバッテリーは14.4Vと比べ、バッテリーの持ち時間、トルクともに優れています。また、共通バッテリーはインパクト専用ではなく、ディスクグラインダーやバッテリータイプの丸ノコなど、幅広く互換性があります。18Vタイプのバッテリーの方がより、工具を選ばず快適に使用できます。
デメリットとしては、14.4Vよりもサイズが大きく重い、値段が高いと、いった点でしょうか。
インパクトの買い替え時はいつ?
引用:pixabay.com
長く使っていると、様々な不具合が出てきます。シーンごとに買い替え時かを見ていきましょう。
バッテリーがすぐなくなる
バッテリーパックの寿命です。インパクトそのものを買い替えずとも、バッテリー単品で販売しています。メーカーごとに形状が違うので、同じメーカーで同じ規格のものを購入します。
もしくは、充電器の故障や寿命によって充電ができなくなっている場合もあります。
インパクトの先端が折れた
先端のビット部分のみを買い替えます。インパクト用のビットを購入しましょう。
ビットがブレる
インパクトを回して、ビットがブレる場合、考えられることは二つ。ひとつはビットが曲がっている可能性で、ビットのみを買いかえれば済みます。
問題は、インパクトのビットを差し込む中心の軸がブレてしまっていると、インパクト本体を買い替えるしかありません。長く使っていると予期せぬ負荷がかかってそのようになることがあります。なんとかビス打ちができればまだしも、まともにビスを捉えられないくらい軸がブレていたらどうしようもありません。買い替えを検討しましょう。
その他のおすすめ電動工具(ツール)記事一覧
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。