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予算ごとの建てられる注文住宅の特長を徹底解説!何にいくらの費用がかかる?

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注文住宅を建てようと考えたとき、最初に気になるのが予算のことではないでしょうか?理想どおりの注文住宅を建てるためには、それなりの予算がかかります。この記事では、予算ごとに建てられる注文住宅の特徴を徹底解説していきます。また、注文住宅を建てる際の費用内訳についてもご紹介しているので興味のある方はぜひご覧ください。

注文住宅を建てる際の費用内訳

建売住宅を購入する場合と違い、注文住宅を購入する場合は「土地購入時の費用」と「建築時の費用」が別々にかかるのはもちろん、当然「諸費用」もかかります。ここでは注文住宅を建てる際の費用内訳についてまとめていくの一緒にみてきましょう。

土地購入の費用

「譲り受けた土地がある」など「家を建てるための土地を持っている」という方は別ですが、注文住宅を建てようとすると土地を別途用意する必要があります。土地探しは自分達で行うこともできますが、依頼したいハウスメーカーや建築業者に相談することもできます。

注文住宅を建てる際の土地の購入費用は地域によって異なります。首都圏に近い程土地代が高くなり、地方になると土地代は安くなります。土地代と建築費の比率は3:7もしくは4:6がベストですが、首都圏や都市部家を建てたい場合は土地代がしめる割合が高くなる傾向にあります。

土地代が安く済めばその分設備など回せるため、できるだけ安く土地を手に入れたいものですが、相場より極端に安い土地は地盤などに問題があり、別途土地改良費用がかかることがあるので注意してください。

建築時の費用

注文住宅を建てる場合土地代とは別に建築時の費用もかかります。建築時の費用とは、基礎工事・外装工事・内装工事・住宅設備工事など様々なものが含まれます。建築費は依頼する会社や設備や使う素材・工事内容によってことなりますが、大手ハウスメーカーや建築事務所はやや高めの設定で、中小建築会社・町の工務店は安くなっている傾向にあります。

諸費用

諸費用とは土地代や建築代以外にかかる費用で、土地を購入するための税金や手数料・不動産業者に支払う仲介手数料・住宅ローンにかかる税金・手数料・保険料・引っ越し代・生活していくための家具や家電製品などは諸費用に分類されます。

土地を購入する場合も土地代のほかに、土地代の5~10%前後の諸経費や税金がかかります。すべてを含めると諸費用は総費用額の5~7%ほどかかるのが一般的です。税金や手数料・保険料などは絶対に必要になる諸費用なので必ず予算に入れておきましょう。

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注文住宅を建てる際の費用相場

では、注文住宅を建てる際はどのくらいの費用がかかるのでしょうか?ここからは、注文住宅を建てる際の相場を、土地の購入費+建物の建築費の費用相場と建物の建築費のみの費用相場に分けてご紹介してきます。

土地の購入費+建物の建築費の費用相場

注文住宅を建てる場合の金額は条件によって様々ですが、おおよその相場を知っておくことで、自分達の予算を決める目安になります。まずは、土地の購入費+建物の建築費の費用相場からみてきましょう。

2021年度のフラット35利用者調査によると土地の購入代を含めた注文住宅の全国平均費用相場は4,456万円で、2013年以降9年続けて増加しています。また、東京や名古屋・関西圏の三大都市の平均費用相場は5,359万円となり、全国平均よりも1,000万円近く高くなっています。

土地代が占める割合は首都圏にいくほど多くなり、地方にいくと建築費のかけられる費用が多くなる傾向にあります。しかし、地方であっても、駅に近い場所や県庁所在地・交通の便が良い場所は土地が高い場合があります。

建物の建築費のみの費用相場

次は、建物の建築費のみの費用相場をみてきましょう。上記と同じ2021年度のフラット35利用者調査によれば、注文住宅の床延べ面積の全国平均は123.8㎡で、建築費の全国平均は3569.7万円です。条件次第で費用を抑えることはできますが、理想の家を建てるには3,000万円程度はかかると覚えておきましょう。

また、工務店やローコスト住宅にデザインを依頼する場合と大手ハウスメーカーや建築事務所にデザインを依頼する場合では、デザインが違ってくるので少しでも費用を抑えたい方は、工務店やローコスト住宅に依頼してみると良いでしょう。

建築予算別の注文住宅の特徴

ここまでは、注文住宅を建てる際の費用内訳と費用相場について詳しく解説しきました。ここからは、建築予算別の注文住宅の特徴を解説していきます。

建築予算1000万円台

先程も解説したように注文住宅の全国平均の3569.7万円で、理想の家を建てるには3,000万円程度の費用が必要だとされています。そのため、建築予算を1,000万円台に抑えるとなるとかなり無駄を省かなければなりません。

床延べ面積も90~110㎡と、平均よりもやや小さくなると考えておいてください。また、特殊な形をした家は外壁などの材料費がかさむため正方形や長方形といった形が基本です。

レンガ調に仕上げたり、屋上を設置したりするもの難しいと思います。室内の設備に関しても、上位機種は使わずに最低限の機能が付いた機種を使うことなるので、全体的にシンプルな造りに仕上がります。

建築予算2000万円台

では、2,000万円台ではどのような注文住宅が建てられるのでしょうか?すべての希望を叶えることはできないかもしれませんが、ある程度の希望を盛り込むことは可能です。

2,000万円台の予算で重要なのは、どこにお金をかけるかです。あれを取り入れたい、ここはこうしたいと言っていると予算をオーバーしてしまうので、ここにお金をかける分、ここは抑えるなどメリハリをつけるようにしましょう。

建築予算3000万円台

つぎに建築予算が3,000万円台の場合をみていきましょう。3,000万円台は、ほぼ理想どおりの注文住宅が建てられる予算です。3,000万円後半であれば、仕様をグレードアップしたり標準装備以外のオプション設備を加えたりすることも可能で、こだわりの素材を使いデザイン性に優れた注文住宅を造ることができます。

また、街の工務店やローコストハウスメーカーだけでなく人気の大手ハウスメーカーに依頼することも可能です。選択肢が増えることで、より自分の理想に近い注文住宅が建てられます。3,000万円台の予算なら、趣味と仕事部屋を分けたいという方や完全分離・一部共有の二世帯住宅を建てたいという方の希望も叶えてくれます。

建築予算4000万円台

続いては建築予算が4,000万円台の場合はどうでしょうか?床延べ面積100~120㎡の注文住宅に対し、4,000万円台という予算であればかなりの余裕ができるはずです。

コの字型の家や凹凸が多い家が建てらるのはもちろん、機能性やデザイン・素材に関しても制限はなく理想通りのものが選べます。また、大手ハウスメーカーに加え自由度が高い設計事務所などにも建築依頼できます。

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注文住宅を建てる際のこだわり別のポイント

使える予算によって叶えられる希望や完成したときの品質は違ってきます。また、こだわるポイントによってどのくらいの予算がかかるかも違ってきます。ここからは、注文住宅を建てる際のこだわり別のポイントを詳しく解説していきます。

立地にこだわる場合

注文住宅を建てるとき、駅に近い場所や人気の路線・まわりの環境など「立地にこだわりたい場合」は、土地代に予算がかかります。土地代が占める割合が3~4割なのに対し建築費は6~7割というのが一般的ですが、土地代が高くなれば当然、建築費にかけられる費用は少なくなります。そのことから、立地にこだわりたいという方は、建築費を1,000万~2,000万円程度の予算で考えておくようにしましょう。

内外装にこだわる場合

デザイン性の高さや間取り・住宅の気機能性など「内外装にこだわりたい場合」は、3,000万円程度の予算で考えておくのがおすすめです。自分の理想に近い家を建てられるのが注文住宅の魅力のひとつですから、土地代を少し減らして建築費にあてるのもひとつの方法です。

格安予算で建てたい場合

とにかく「格安予算で建てたい場合」は注文住宅にこだわらず、中古住宅や建売住宅を検討するのも良いでしょう。デザイン性や機能性にあまりこだわらないシンプルな造りなら、1,000万円台でも注文住宅を建てることは可能です。しかし、中古住宅や建売住宅にすることで自分の条件にあった住宅をみつけられるかもしれません。

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注文住宅でこだわりの家を予算内で建てよう

注文住宅は自分の希望を取り入れながら家を建てることができます。今回は、注文住宅を建てる際の費用内訳や費用相場を土地の購入費+建築費の相場と建物の建築費のみの費用相場を分けてご紹介しました。また、建築予算別の特徴や住宅を建てる際のこだわり別ポイントについてもまとめています。ここでご紹介したことを参考に、注文住宅でこだわりの家を予算内で建ててみましょう。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。