アルコールストーブおすすめ10選！選び方のポイントは？
アルコールストーブは、手のひらサイズの携帯ストーブとして知られています。アウトドアシーンで活躍するアイテムです。バーナーと比べると火力は落ちますが、キャンプ愛好家に根強い人気があります。今回は、人気のアルコールストーブをご紹介するとともに、製品の選び方なども解説していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
アルコールストーブとは
アルコールストーブは、「燃料用アルコール」を燃料とする携帯用ストーブです。本体に燃料を入れてライターで点火するだけのシンプルな作りとなっていて、のんびりキャンプを楽しみたい方や、ミニマムなキャンプをしたい方に愛されています。
アルコールストーブの特徴は、シンプルな構造で、軽量・コンパクトであることです。持ち運びがしやすいので、アウトドアシーンに特におすすめです。車内などに収納し、必要なときにさっと取り出せるのが魅力でしょう。
さらに、少ない部品で構成されているため、すぐに組み立てて使用することができます。キャンプや登山など、荷物が限られるシーンにオススメのアイテムです。
燃料用アルコールは、軽量で持ち運びがしやすく、安価で入手しやすいのも特徴です。遠隔地での登山を楽しむ場合、本体のみを携帯し、目的地の販売店で燃料を入手することも可能です。
また、燃料用アルコールはパラフィンなどの化石燃料に比べて安定性が高く、使用期限を3年程度に設定しているものが多いのもメリットです。災害対策として常備しておきたい場合にも有効です。
アルコールストーブの選び方
アルコールストーブを使って、ちょっとした料理を作ったり、お湯を沸かしてコーヒーを飲んだりするのも、キャンプの楽しみのひとつです。ここでは、アルコールストーブの選び方について、素材や容量に着目してご紹介します。
選び方①容量が大きく長時間燃焼するもの
アルコールストーブは、製品によって容量や燃焼時間に差があります。例えば調理に使いたいのであれば、容量が大きく燃焼時間が長いストーブを選ぶとよいでしょう。
燃焼時間は容量だけでなく、ストーブの火力にも左右されますので、容量と火力の両方を確認するようにしましょう。
通常、容量が大きいと火力が強く、燃焼時間も長くなりますが、製品自体が大きくなり、携帯性が悪くなるので、バランスを見極めましょう。
選び方②火力調節機能があるもの
アルコールストーブで調理する場合、火力調節機能があると便利です。本体にはついていない機能ですが、消火器のふたを使って火力を調整することができます。
方法は簡単で、火のついたアルコールストーブの上に火消し蓋を置き、中火や弱火など、調理に合わせて蓋とストーブの隙間を調整します。
選び方③風防や五徳等がセットのもの
アルコールストーブは風の影響を受けやすく、放置しておくと風で倒れることがあります。風防があれば、安定した炎を維持することができます。最近では、五徳や風防が付いたストーブもありますので、チェックしてみてください。
選び方④素材もチェック
アルコールストーブにはさまざまな素材が使われていますが、その特徴を見ていきましょう。まず、アルミ製のアルコールストーブは、軽くて丈夫なのが特徴です。アルミ製のストーブの最大の特徴は、鉄や銅などの他の金属に比べて軽いということです。
また、加工がしやすく、錆びにくいなど、さまざまなメリットを持つ素材です。軽量な素材ではありますが、丈夫でしっかりしているため、アウトドアシーンで持ち運びながら使うのにも適しています。
色や質感の変化を楽しみたい方は、真鍮がおすすめです。真鍮は銅と亜鉛を混ぜた素材で、黄金色に輝くのが特徴です。真鍮製のアルコールストーブは、使えば使うほど徐々に色が濃くなり、変化していきます。
経年変化を楽しめるため、愛着がわき、アウトドアシーンをより一層楽しむことができます。味わいのある素材がお好みの方に向いています。耐久性や強度を重視する方には、チタンという素材がおすすめです。
チタンはアルミニウムと同じシルバー色をしています。アルミニウムより重く、スチールより軽いという特徴があり、耐久性や強度に優れています。
チタンは他の素材のアルコールストーブに比べて高価になりがちですが、サビや金属疲労に強いので、長く使うことができ、コストパフォーマンスが高いです。長く使える素材を選びたいなら、チタンをチェックしてみてください。
アルコールストーブおすすめ10選
ここからは、アルコールストーブでおすすめの商品を順にご紹介していきます。それぞれの製品の特徴を簡潔にまとめていますので、購入の際の参考にしてください。
おすすめアルコールストーブ①Esbit アルコールバーナー
70mlの燃料で約25分燃焼する真鍮製のアルコールストーブで、燃焼効率が高いのが特徴です。フタにはゴムパッキンが付いていて、燃料が漏れないようになっています。
また、消火や火力調節がしやすいように取っ手が付いています。ストーブのサイズは直径7.4cm×高さ4.6cmで、使えば使うほど丈夫になるエイジングも楽しめます。
おすすめアルコールストーブ②DaLaCa アルコール ストーブ
アルコールストーブ本体、火消し蓋、内蓋、ストーブポット、液体アルコール、収納袋がセットになった、初心者におすすめのスターターセットです。
内蓋にはパッキンが付いているので、アルコールが漏れる心配はありません。本体は145gと軽量で、重ねてコンパクトに収納できます。また、カラーは5色から選べます。
おすすめアルコールストーブ③trangia アルコールバーナー
しっかりとした作りが人気のアルコールストーブです。風や気温に影響されない形状で、十分な火力を得ることができます。シンプルでミニマルな構造で、スライドドアは開閉して火の調整や消火が可能です。
おすすめアルコールストーブ④vargo チタニウム デカゴンストーブ
絶対に壊れない唯一無二の強度を誇る超強力なサイドバーナーです。チタンを使った特徴的なデザインで、耐久性に優れています。
サイドバーナーなので、フラットクッカーとの相性も良く、調理に適しています。コンロを必要としないので持ち運びも簡単です。ユニークなデザインも人気で、所有欲を満たしてくれます。
おすすめアルコールストーブ⑤Tumecos アルコール ストーブ
アルコールを注入するだけで使えるシングルバーナーです。燃料はホームセンターや薬局で手に入るので便利です。機械的な故障の心配もなく、たいていの調理には十分な時間、火を絶やさずにいられます。
アルコールストーブには、消火と火力調節が簡単にできるフラップ付きの消火蓋が付属しています。火消し蓋には火傷防止のための安全ハンドルが付いています。
また、上蓋にはゴムパッキンが内蔵されており、未使用のアルコールを効率よく保存することができます。静かな場所でコーヒーや食事を楽しむのに最適です。
おすすめアルコールストーブ⑥Lixada キャンピング アルコール ストーブ
リクサーダキャンプストーブは、ポーダブルで軽量な製品です。ハイキング、アドベンチャー、ピクニック、アウトドアなど、さまざまなアクティビティに使用できる、料理好きな方へのギフトに最適です。
おすすめアルコールストーブ⑦vargo チタニウムトライアドマルチフューエルストーブ
このバーゴのアルコールストーブは、ユニークなデザインが特徴です。折りたたみ式の脚とストーブポットが本体と一体化しており、使い勝手が良いのが特徴です。
脚は地面に刺して安定させたり、テーブルの上に置いて浮かせて使用することができます。また、逆さにすれば固形燃料の使用も可能です。
連続燃焼時間は約20分、500ccの水を約5~6分で沸騰させることができます。錆びにくく耐久性に優れたチタン製なので、長く使いたい方におすすめです。
おすすめアルコールストーブ⑧Lixada ミニチタンアルコールストーブ
「LIXADA アルコールストーブセット」は、超軽量で錆びにくい高品質なチタン素材を使用しています。ミニサイズで収納袋付きなので持ち運びやすく、アウトドアキャンプやピクニック、ハイキング、バックパッキングなどに最適です。
クロススタンドは安定性を生み、ストーブをより効率的に燃焼させることができます。保管や持ち運びに便利な巾着袋が付属しています。
おすすめアルコールストーブ⑨Boundless Voyage 軽量 チタン アルコールストーブ
サイズ:(アルコールストーブ）約Φ74x33mm、40g、（消火蓋）約Φ74x5mm、折りたたみ式ハンドル長さ約75mm
ストーブは高品質の99.8%チタン製で、消火蓋にはステンレス製のハンドルが付いており、軽量、耐酸・耐アルカリ、耐腐食、耐錆、頑丈な構造、優れた熱伝導を実現しています。
前面開口部は、アルコールストーブの消火や小さな薪を入れるのに便利です。アウトドア、キャンプ、旅行、スポーツ、登山、家庭用、ピクニック、防災、学校、ビジネスギフト、オフィス周辺に最適です。
おすすめアルコールストーブ⑩DaLaCa チタンマグ アルコールストーブ
DaLaCaスタッキングセットは、マグカップ、フタ、アルコールストーブ、ストッパーがセットになっており、すべてチタン製です。ステンレス鋼よりも60％軽く、他の主要金属よりも耐食性が高く、密度あたりの強度が高いのが特徴です。
チタンの軽さで、総重量はなんと150gと軽量でコンパクトなので持ち運びがしやすく、キャンプや登山、釣りなどにも最適です。直火で温めると、チタン独特の青紫色の焼き色が変化し、その時々の情景を楽しむことができます。
屋内での使用等アルコールストーブの注意
アルコールストーブの炎は青色なので、日中は見えにくいかもしれません。まだ燃えていることを忘れないように意識し、燃えやすいものを近づけないように注意してください。
万が一に備え、消火用の濡れタオルの用意をおすすめします。また、室内やテント内でのストーブの使用は、火災や事故の原因になるので絶対にやめましょう。
アルコールストーブでより楽しいキャンプを
幻想的な炎が魅力のアルコールストーブですが、キャンプシーンで火力が必要なときは、効率重視ならガスバーナー、懐かしさ重視ならアルコールストーブがおすすめです。この記事を参考に、ぜひ自分に合った商品を見つけてキャンプライフを充実させましょう。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。
