バイス・万力おすすめ5選|人気のバイス紹介|種類や使い方も解説!
目次
バイス(万力)で固定したワークの加工に使う工具は?
バイス(万力)で固定したワークに対し、研削作業や穿孔作業などを行うことが多々ありますので、便利な電動工具を幾つかご紹介しておきます。
ディスクグラインダ
ワークの固定後に、C面取りや表面の研削などを行う際に、ディスクグラインダが短時間で作業を終わらせることが出来るので、非常に役に立ちます。
1:日立工機 14.4V コードレスディスクグラインダー G14DSL
日立工機からリリースされている、4インチの充電式コードレスディスクグラインダで、14.4Vのリチウムイオンバッテリーを搭載したモデルとなります。コードレスなことで取り回しがし易く、バッテリーを取付けた状態でも本体重量が約1.9kgと軽量なので、女性の方でも軽く持ち上げることが出来ます。
無負荷回転数:9,300min-1
機体寸法(全長×ギアカバー高さ):293×60mm
質量(別売り蓄電池装着時):1.9kg
1充電当たりの作業量(目安):コンクリートの筋付け(切込み深さ5mm)約15.5m、鉄筋の切断(φ10mm)約23本(別売りBSL1430使用時)
標準付属品:レジノイドトイシ(A36Q)・スパナ
2:マキタ 充電式ディスクグラインダ GA402DRF
砥石厚さ:4mm
砥石内径:15mm
回転数:10000回転/分
寸法:長さ317×幅118×高さ118mm
質量;2.1kg
電動工具のマキタからリリースされている「充電式ディスクグラインダ GA402DRF」は18Vのリチウムイオンバッテリーを搭載しており、回転数も10,000回転/分のハイパワー仕様となっています。砥石サイズは100mmの4インチグラインダーで、バッテリー込みの重量が約2.1kgと軽量で、長時間の作業でも疲れ難いのが特徴です。
バイス、万力の選び方について
横バイスの選び方について、簡単にご紹介しておきます。
1:作業用途によって、バイスの材質を考慮する
ご自身がどのような作業をされるかによって、バイス本体の材質を考慮する必要があります。木工作業や小さな鉄板を固定する程度であれば、軽量なアルミ合金製のバイスでも十分ですが、本格的な金工作業を行う場合にはバイスでの確実な固定が出来ないと、材料が外れたり、振動で精度が出なかったりと問題が発生する可能性がありますので、鋳鉄製やスチール製のしっかりした物を選ぶことをおすすめします。
2:固定材料の大きさで考慮する
バイスには、口幅と呼ばれるワークに接する長さと、口開きといわれる開口寸法が必ずあり、この寸法を確認し、ご自身が最も使用されるワーク寸法からバイスの大きさを決めることをおすすめします。
3:最高締め付け圧力を確認する
バイスのハンドルを回し、材料を固定しますが、その際に材料に掛かる固定方向への圧力が最高締め付け圧力となります。大は小を兼ねるといいますので、締め付け圧力が大きなものを選ぶことをおすすめします。
バイス、万力の使用方法から選び方まで幅広くご紹介!
バイスの種類をはじめ、おすすめ5選と簡単な選び方についてご紹介しました。バイスは材料加工時に、確実にワークを固定して作業効率を高めてくれたり、木材合板を貼り合わせたりする場合の保持を行ったりと、1台所有していると何かと便利に使うことが出来ます。木工、金工作業を問わず使用出来ますので、是非、購入を考えてみては如何でしょうか。
バイスと工具の記事もまだまだありますよ!
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。