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住宅ローンおすすめ5選を大公開!住宅ローンを選ぶ4つの基準は?

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注文住宅などを建てる際に悩みがちなのが、住宅ローンをどんなものを使用するかという点です。全体的な支払額や月の返済額など、無理のない範囲に収めるためにも気になる部分は多いことでしょう。そこで今回は、お勧めの住宅ローンや選び方の基準などについてご紹介します。

住宅ローンの金利タイプ

住宅ローンを選択していく中でも、金利がどういったものになっているかで全体的な支払額なども異なってきます。まずは、住宅ローンにある主要3種類の金利タイプとそれぞれの特徴から見ていきましょう。

金利タイプ①変動金利

まずは、変動金利型と呼ばれているものになります。名称の通り融資をしての返済期間の中で金利が変動していく方式となっており、日本銀行の政策金利による短期プライムレートを基準として金利が策定されていきます。

金利の低い時ならば支払いの必要となる利子分が当然ながら少なくなりますので、全体の負担を抑えることができるという利点が生じます。しかし、将来的に利率が高くなると今度は負担が高くなるというリスクもあります。

変動する際には金利を半年ごとに見直しがされるわけですが、住宅ローンに関しては5年ごとに返済金利の見直しを行う方式となっていますので、変わったとしてもすぐさま返済金額に影響が及ぶわけではありません。

金利タイプ②当初固定金利

続いては、当初固定金利型というものです。別名を固定金利選択型とも呼ばれていて、最初は固定金利型でその後に変動金利が固定金利かを選択することができる方式です。固定金利は、変動金利とは違って最初から利率が決まっている方式です。

固定期間中は市場金利の影響がなく、毎月の返済金額に変更が出ることもありません。そして、2年や3年、5年、10年などといったように金融機関や商品によって最初の固定金利になる期間は異なっています。

ただし、金利タイプを期間経過後に選び直すときには適用される金利がその時点でのものとなり、借入当時の金利にはなりません。また、固定期間終了後に変動金利を選択すると、125パーセントルールは適用されません。

金利タイプ③全期間固定金利

そしてもう1つが、全期間固定金利というものです。日本銀行の金融政策等によって金利に変動が生じ不安定な部分もある変動金利型に対して、こちらはローンを組む際に最初から最後まで金利が一定に定まっています。

よって返済期間中は金利が上下することが無く、10年を満期とする国債の利回りを基準に利率が決められます。変動が無い分、一定以上の利率が高くなったりといったリスクを抱える必要が無くなります。

ただし、変動金利制と比較すると基本的には利率が高めに設定されています。借り入れ当初から金利が変わりませんので将来的な返済の計画見通しが立てやすいといった利点もあります。

住宅ローンを選ぶ4つの基準

様々な住宅ローンや商品内容が並べられている中で、基準としてまずは金利の高低を見てみましょう。当然金利は重要で低ければその分利用する側が支払う総支払額が少なくなるので、小さいに越したことはありません。

続いては、サポート力です。これはローンの申し込みを行ったものに対しての金融機関等の対応力を指しており、初心者であっても安心して利用できるローンをしっかり紹介してくれるかどうかが重要となります。

特典というのも重要で、住宅ローンを利用することによって各金融機関が用意している特典を得られるというのも分かれ道になってきます。どのような恩恵を受けられるかに関しては商品や金融機関によって違います。

そして、安全性や信頼性も大切です。返済をしている途中で破綻が発生するようなところを選択するなどもってのほかですから、十分に吟味をするのをおすすめします。

住宅ローンを賢く選ぶためのその他のポイント

住宅ローンを選択していくうえでは金利が何をおいても重要になってくるというのは間違いありません。ただ、これら以外にも見ておくべきポイントはいくつかあります。

選び方①ローンの種類を選ぶ

まず、しっかりとローンの種類を選択するようにしてください。借り入れの種類が主に2種あり、民間の金融機関の行う民間ローン、そして住宅金融支援機構と民間の金融機関が提携して融資するフラット35があります。

まず民間ローンは銀行など金融機関の行っているローンで、金利タイプを多く設けているといった特徴があります。対してフラット35は、最長35年間金利が変動することがありませんので返済計画の見通しを立てやすくなっています。

選び方②特典やサービス

続いては、特典やサービスがどの程度揃っているかについてです。住宅ローンの中には借り入れをした人に対してポイントサービスや割引・優待サービスを提供するなどの特典を用意しているところも珍しくありません。

住宅ローン返済は長期にわたって行うものであるというのは、最初から分かっているものです。だからこそ借り入れを開始した後に受けられるサービスが充実していれば、日常生活をサポートしてくれるなど恩恵を受けられます。

選び方③返済方法

返済の仕方についても押さえておきましょう。まず元利均等返済というものがあり、毎月一定の金額を返済していく方式になります。最初から返済額が変わりませんので、毎月の返済計画を立てやすいという利点があります。

もう1つが元金均等返済というもので、毎月の支払の内元金の割合を一定にし上乗せされる金利が変わるというものです。最初の支払金額が最も大きくなりますが、後半になるにつれて返済額が軽くなっていきます。

住宅ローンおすすめ5選

調べてみれば住宅ローンなど様々存在していますので、どれを選択するのが自分にとって最も良いのか迷ってしまうケースも少なくありません。そこで、住宅ローンを利用する際におすすめの商品をランキングにしました。

おすすめ住宅ローン①住信SBIネット銀行

まずは、住信SBIネット銀行です。特長としては何と言っても金利が非常に低いことであり、住宅ローンの業界の中でも常に1,2位を争うほどの金利の低さです。各種アフターサービスも豊富に用意されており、借りた後の充実度合いも抜群です。

住信SBIネット銀行の公式HPを詳しく見る

おすすめ住宅ローン②ARUHI

続いては、ARUHIになります。こちらは銀行ではなくフラット35を専門的に取り扱っている機関で、圧倒的なシェア率を誇っています。最低金利を常に実現しており、かつ審査機関も非常に短いのですぐに受けられます。

おすすめ住宅ローン③イオン銀行

大型ショッピングセンターを全国に展開している事で知られる、イオン銀行です。こちらも非常に低金利となっていて、変動金利から固定金利まで金利を抑えています。イオンセレクトクラブによって買い物が常に5パーセントオフになる特典が付帯します。

おすすめ住宅ローン④ソニー銀行

ソニー銀行は、家電やゲームなどで知られているソニーの設立した銀行です。オリコンランキングの住宅ローン部門で4年連続1位を獲得しており、借入額の10%以上の頭金を入れると通常の金利が0.15パーセント安くなるといった優遇が非常に大きいです。

おすすめ住宅ローン⑤りそな銀行

最後は、りそな銀行になります。3大メガバンクに続く大きな都市銀行として展開されていますが、住宅ローンは保険が特徴で団体信用生命保険によって申込者が死亡した時にローン残高を0円にしてくれます。

住宅ローンを利用する際の注意点

昨今は金利が非常に低くなっていますし、その上で低金利の住宅ローンを選べると全体的な負担も抑えることができます。最後に、実際に住宅ローンを利用する際の注意点をいくつか解説します。

注意点①自分自身でもある程度の知識を身につけておく

まず、自分でも住宅ローンなどに関するある程度の知識を身に着けるようにしてください。専門家が相談に乗ってくれると言えども、絶対に正しいという保証はありません。自分なりの組み方や返済の仕方はどれなのかを、自分自身で探していきましょう。

注意点②将来を見越して金利の種類を考える

続いては、将来を見越して金利の種類を選ぶことです。現在こそ低金利が続いているために変動型などは有利ですが、どうなるかは今後予測がついていません。大幅に金利が下がるという事は考えにくいので、固定金利であれば恩恵は大きいです。

注意点③ランニングコストも計算に入れる

住宅の購入には、家そのものだけではなく固定資産税や修繕費といったように様々なランニングコストも生じます。ローンの返済金額だけではなく、家の維持そのものにかかるコストも踏まえて金額を設定していきましょう。

注意点④団体信用生命保険の利用ができない場合もある

住宅ローン契約者が死亡したときと、高度障害になったときに保証をしてくれる団体信用生命保険は、健康状態によっては利用できない事もあります。病気の種類によっては治療歴があっても加入は可能なので、持病の有無や過去の治療歴も確認してください。

必要な知識を身につけ住宅ローンを賢く選ぼう

どの住宅ローンを選択し組んで返済していくか、最終的に決定するのは自分自身です。選択肢は多くありますから、十分に吟味できるように自分でも知識を身に着けて最善のローンを組んでください。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。