ログハウスをセルフビルドしよう!初心者にも簡単におしゃれDIY出来る方法をご紹介!
みなさん、こんにちは。
自分の理想のログハウスを建てたい、ゼロから自分でログハウスを建ててみたいと思ったことはありませんか?しかしその多くの方が、自分でログハウスを建てることなんてできない、自分で作り上げるには難しいと思っているかもしれません。
今回、みなさんにお伝えしたいのは、ログハウスは自分の手で建てることもできるということです。
それでは、初心者の方でも簡単にログハウスをセルフビルドしたり、自分の手でおしゃれにDIYできる方法を紹介していきます。
そもそもセルフビルドとは
皆さんに質問ですが、「セルフビルド」という言葉を知っていますか?
セルフビルドとは、自分で家や小屋を建てるという意味です。
家を建てるとなると、建築会社などにお願いしますが、昔は自分たちで家を建てていました。しかし現代でも、自分の手で好きなようにログハウスやツリーハウスを建てている方もいます。
セルフビルドすることで、こどもの頃に憧れた秘密基地のような空間も作り出すことができ、とても夢のように思います。
つまり、自分の理想やイメージに沿って自分の手で家を建てること、それがセルフビルドなのです。
セルフビルドの魅力
ログハウスをセルフビルドしてみたいけど、自分の手で建てるより、プロにお願いしたほうがいいんじゃないか?と思っている方もいらっしゃるかと思います。
それは、自分でも上手くできるのか?という心配もあるからですよね。
まずは、セルフビルドの魅力について説明していきたいと思います。セルフビルドの魅力がわかれば、自分でログハウスを建ててみたい、セルフビルドやってみよう!と思い立つかもしれません。
魅力①コスト削減
ログハウスを建てるために計画を立てているけれど、予算はできるだけ下げたいと思っている方は少なくないかと思います。
まず、セルフビルドの魅力として、コストを削減することができることが挙げられます。セルフビルドの場合、基礎工事などを外注する費用、材料費のみとなるので、コストを1/2程度に削減することもできます。また、どのような材料を使用するのか、どれだけ安く材料を手に入れるかで、よりコストを削減することも可能になります。
ここで気をつけなければいけないことは、コストを削りすぎてしまうと、自分が理想とするログハウスから遠のいてしまう可能性があるということです。そのためコストを削りすぎずに、例えば基礎工事、水道や電気は専門家に依頼するなど、専門家に依頼する部分は依頼するということがポイントとなります。
魅力②オリジナルのおしゃれなログハウスが作れる
セルフビルドの魅力は、コストを削減できることだけではありません。それは、より自分の理想やイメージに合った、オリジナルのログハウスを作り上げることができるという点です。
プロにお願いすると、綺麗に仕上げてくれます。しかし自分のイメージと少し違ったけれど、費用の支払い終わり、完成もしてしまったから、仕方がないと諦めてしまったという事例もあります。セルフビルドすることによって、自分の理想やイメージとはちょっと違うな、ということがなくなります。
さらに、自分の理想やイメージに沿ってログハウスを作り上げていくため、できあがりまでワクワクが止まらなくなることも、セルフビルドすることの魅力になるかと思います。また、時間をかけて自分の手でゼロから作り上げるため、ログハウスに対しても愛着が湧いてくるはずです。
デメリットも確認しておこう
セルフビルドには大きな魅力がありますが、デメリットもあります。それは、プロのように上手く仕上がらないこと、プロに依頼するよりも労力や時間が多くかかってしまうことです。
どんなに上手く作り上げようとしても、プロのような仕上がりにはならない可能性があります。
また、プロが1日でできる作業でも、自分で行おうとすると、数日かかってしまうこともあります。
またなかには、セルフビルドしてみたけど、上手くできなかった、とても時間がかかってしまったということで、途中で諦めたり、挫折してしまうこともあります。こういうことにならないように、どの部分をプロに依頼して、どの部分を自分で作り上げていくのかということを、しっかり計画を立てておくこと良いと思います。
ログハウスをセルフビルドすることはたくさんの魅力がありますが、前述にあるようにメリットばかりではありません。デメリットもあるため、そこも理解した上で、セルフビルドに挑戦していきましょう。
セルフビルドログハウスの施工例を見てみよう
ログハウスをセルフビルドすることの魅力やデメリットについて理解できましたか?
セルフビルドの魅力、デメリットともに理解できたら、次はセルフビルドのログハウスの施工例をみていきましょう。ログハウスキットを組み立てて作ったり、いただいた木材で作り上げたりしているので、参考になるかと思います。
DIY施工例①
ログハウスキットを用いて、ログハウスを建てていますね。建築過程の画像もあるため、ログハウスを建てるイメージがしやすいです。
DIY施工例②
いただいた丸太でログハウスをセルフビルドしている投稿です。おしゃれな上に、秘密基地のようでとても夢がありますね。こどもの頃にこういう秘密基地のような場所に憧れた方も少なくないと思います。
DIY施工例③
こちらもログハウスキットを用いて、ログハウスを建てています。夫婦で協力しあってセルフビルドしているようです。家族で協力することで、コミュニケーションをとる時間も確保でき、絆も深まります。
セルフビルドログハウスのDIY方法
DIY施工例を見てみて、いかがでしたか?
実際にログハウスをセルフビルドしている写真をみると、ログハウスをセルフビルドしてみようかなと思いますよね。それでも、やはり自分にもできるのかな?と不安、心配になる方もいるかもしれません。
ここで、初心者の方でもできるセルフビルドの手法があるので、説明していきます。これを読めば、自分でもできるか心配だと思っていた方も、自分でもできそうだという風に変わると思います。
DIY方法①ログハウスキット
簡単にログハウスをセルフビルドするために、初心者の方にもおすすめなのが、ログハウスキットです。
ログハウスキットは、木材のパーツを図面に合わせて番号順に組み立てていきます。そのため、難しい知識がない初心者の方でも簡単にログハウスを建てることができるのです。
ログハウスキットの購入は、アマゾンからでも購入できます。気軽にアマゾンで購入できるのは、とても良いですね。
ログ壁 ログ壁[75mm]
床 床板[28mm]
建具 玄関ドア(2重ガラス入木製ドア)、窓(2重ガラス入り木製窓、両開き、あおり止め付)
ゆったり12.5帖。
DIY方法②2×4工法
もっと本格的にセルフビルドをしてみたいという方には、2×4(ツーバイフォー)工法がおすすめです。
2×4工法とは、角材と合板で接合したものを組み立てて、空間を作っていく工法で、壁や天井などの「面」で建物全体を支えます。
ちなみに「2×4」というのは、「2インチ×4インチ」を指しています。これは、家を建てるときに使用される角材のサイズで、木材の厚さが2インチで、幅が4インチであることを表しています。
1インチ=約2.54cmであるため、2インチは5.08cm、4インチは10.16cmとなります。ただ、これは乾燥、製材する前のサイズになるので、製材したあとの一般的なサイズは、厚さ3.8cm、幅8.9cmとなります。角材自体はそこまで大きなサイズではないことがわかりますね。
そして既製のサイズの角材を、釘を打って組み立てていくという単純な作業になるので、素人の方でも建てやすいかと思います。またデザイン性もあるため、自分の理想やイメージに合ったログハウスをセルフビルドすることができます。
そして2×4工法のメリットとしては、「面」で建物を支えるため、柱や梁といった「点」で支える建物よりも耐久性や耐震性があることです。
セルフビルドログハウスの建築方法
セルフビルドをしたことがないという初心者の方でも、ログハウスをセルフビルドできるということがご理解いただけたかと思います。
それでは、ログハウスの建築方法について詳しく説明していきたいと思います。
ログハウスは、木材の形状や建築方法によって4種類に分かれているので、順番にご紹介していきます。
木材の形状や建築方法がわかると、自分の理想のログハウスはどのような木材を使用するのか、またどのようにしてセルフビルドしていけばいいのかということが分かるかと思います。
建築方法①フルログ
ログハウスと聞くと、一番に思い浮かべるのが、フルログかもしれません。
フルログは、丸太をそのまま、チェーンソーやノミなどを使用して、一本一本積み上げていきます。丸太をそのまま積み上げていくため、外観だけでなく、内装からも丸太の存在感は大きく、また丸みがあることでやわらかな印象を与えてくれます。
そして、フルログの魅力は、耐震性が高いことです。
逆に雨風に弱い点がデメリットとなります。さらに、隙間風が入りやすいことも挙げられますが、これは通気性が高いといえます。
建築方法②Dログ
Dログとは、外側は丸太がそのままで、内側は平らになっているものです。木材の一方向に丸みを持たせ、残りの面を平らにカットするため、断面がアルファベットの「D」のようになっていることから、Dログと呼ばれています。
外観は丸みがあるので柔らかく可愛らしい印象を与えてくれます。一方、内装は壁が平面になっているので、家具を置きやすく、インテリアもよりおしゃれにできます。このことから、外観は可愛く、内装は実生活での利便性が高いことがわかります。
建築方法③角ログ
角ログとは、丸太を四角にカットして製材されたものをいいます。四角にカットされているため、外観、内装ともに平面の壁となります。
また角ログには、3種類の加工法があるので、それぞれ説明していきたいと思います。
【芯持ち材】
言葉のとおり、芯がある木材のことをいいます。特徴としては、耐久性が高く強度もありますが、乾燥で割れやすくなることがあります。
【芯去り材】
芯をはずした木材のことをいいます。芯持ち材と比較すると、耐久性、強度は劣ります。
しかし、乾燥する過程での割れを最小限に抑えられることが、芯持ち材より優れている部分となります。
【ラミネート材】
2つの木材を貼りあわせたものをいいます。
丸太は割れるとき、外側から中心に向かって割れます。その性質を踏まえて、ラミネート材は、半分にカットした木材の外側を貼り合わせています。そうすることで、木の中心となる部分が外側になるり、割れにくく、強度が高くなるのです。
角ログは加工しているため、他のログ材よりも軽く扱いやすいことが特徴です。
そのため、積み上げもしやすく、重機を使用せずに積み上げることもできます。また壁が平面になっているので、Dログと同じように家具が置きやすく、実生活での利便性は高いことが魅力となります。
建築方法④ポストアンドビーム
ポストアンドビームとは、柱(ポスト)、梁(ビーム)に丸太を使用したカナダ発祥の軸組構法のことをいいます。昔から日本にあった建築方法である木造軸組工法とほとんど同じ構造になります。
柱や梁に丸太を使用することで、ログハウスの特徴である丸太のやわらかさ、あたたかさを感じることができます。
フルログと比較すると、間取りの自由度や居住性、防水性が高く、現代的なログハウスです。
おしゃれなログハウスをセルフビルドしよう!
みなさん、いかがでしたか?
ログハウスをセルフビルドするなんて、自分にはできない!と思っていた方も、自分にもできそう、やってみようかなと考えが変わった方もいるかと思います。
ログハウスをセルフビルドすることの魅力は、コストを削減し、自分の理想やイメージに合ったログハウスを作り上げることだけではありません。
ログハウスをセルフビルドすることによって、こどもの頃に夢見た秘密基地のような場所を作ることもできます。それは、とてもワクワクするとともに、ログハウスにより愛着が湧いてくるはずです。
また、DIY施工事例でも少し触れましたが、家族と協力しながらセルフビルドすることによって、コミュニケーションを図るきっかけにもなります。ログハウスをセルフビルドしている時間が家族とコミュニケーションをとる時間にもなります。
コミュニケーションをとる時間が多く確保できるので、家族との絆もより深まるのです。
ログハウスの建築方法はいくつかあるため、初心者の方は自分でもできそうな手法を、上級者の方であればもっと本格的にセルフビルドに挑戦してみてください。
あなたならきっと、自分の理想やイメージに合った、オリジナルのログハウスを作り上げることができます。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。