お風呂・浴室のリフォーム費用相場はどのくらい?お金の知識を徹底解説!
日々の疲れを癒す時間、ゆっくりする時間、リラックスする時間など、お風呂に入っている時間は1人で過ごす特別な時間と捉える方も多いのではないでしょうか。1人1人お風呂に入る時間に違いはあれど、できればゆったり過ごしたいものです。
そこでここでは、お風呂や浴室のリフォームについて詳しく解説してみました。最新式のバスルームになれば更に特別な時間になるはずなので、リフォームについて学んでみましょう。
目次
【PR】水回りのリフォームにはタカラスタンダード!
キッチン・浴室・洗面化粧台・トイレなど、水回りのリフォームは、『タカラスタンダード』に依頼してみませんか?タカラスタンダードは、日本ではじめてホーロー製のキッチンとユニットバスを製造・発売したメーカーで、ホーローの技術は世界最高水準で圧倒的なシェアがあります。
タカラスタンダードのホーローは、鉄とガラスの密着度を高めた高品位なホーローで、湿気に強くカビを抑制してくれるので水回りに最適です。また、汚れも水拭きで落とせてお手入れが簡単なところも人気の理由でしょう。キッチンのシリーズも豊富にラインナップされており、お好みに合わせたホーローキッチンを選ぶことができます。
タカラスタンダードは全国47都道府県、約170ヵ所にショールームがあり、実際に商品の良さを見て、触れて、体感することができます。要望に合わせてアドバイザーが提案、また些細なことでも気軽に質問できるので、水回りのリフォームをご検討中の方は、お近くのショールームに足を運んでみてはいかがでしょうか。
お風呂・浴室のリフォーム費用相場
お風呂や浴室をリフォームしようとした時の相場としては、約60万円~約150万円必要だと考えておいて下さい。もちろん種類やグレードによっても変わるので、60万円以下に収まることもある一方、150万円以上になる可能性もあります。
参考までに素材別でリフォーム費用をご紹介すると、FRP(約30万円)・ヒノキ(約30万円)・人工大理石(約80万円)・ホーロー(約40万円)・ステンレス(約20万円)です。一般的なお風呂はFRPになることが多いのですが、大理石などのこだわりを持つと一気に費用もUPします。
ただし大理石の場合は見た目も高級感があるだけではなく保湿力や耐久力が高いというメリットがあるので、利便性や機能性の高さは間違いありません。一方コスト面を抑えたいのであれば、ステンレスがおすすめと言えるでしょう。1番安い素材ですが耐久性もあるので、長く愛用できます。
ちなみにこの価格は浴槽だけの料金なので、ここに工事費やオプション料金が必要になり、トータル約60万円~150万(場合によってはそれ以上)必要になるという計算になるのです。オプション料金としては追い炊き機能なら3万円~4万円、ジェットバス付約12万円~約14万円と、選択次第で大きく費用が変わってきます。
お風呂リフォームの費用が変わる要因【浴室の種類】
ここでは浴室の種類について詳しく解説しながらご紹介いたします。この浴室によってリフォーム費用は大きく変動することになりますので、ご自宅の浴室のリフォーム費用の予算を計算するためにも是非チェックしてみましょう。
種類①従来工法
従来工法とは昔からあるお風呂で、柱や梁で軸を組んで浴室を作るスタイルです。それでは、ご自宅のお風呂が従来工法の場合のリフォーム費用を見てみましょう。
ユニットバスにリフォームする場合は最低40万円~200万円程度、ハーフバスユニットにする場合は50万円~200万円程度、ユニットバス風の従来工法の浴室にする場合は20万円~60万円程度、従来工法のお風呂から従来工法のお風呂にする場合は80万円~200万円と見ておいて下さい。
このように従来工法のお風呂をリフォームする時は、選択するグレードによって大きく変わるということなのです。
種類②ユニットバス
お風呂をリフォームする際に1番人気なのがユニットバスへのリフォームです。在来工法のお風呂よりも工事期間も短く費用も安い上、保温効果も高いので真冬でも暖かい湯船を長くキープできるという魅力があります。
量産型のユニットバスなら70万円~100万円程度でリフォームできるということを考えると、お風呂のリフォームの中では比較てく安く抑えられるということになります。そして工事期間は短くて3日、長くて1週間と短期間で工事は終わります。
しかも水漏れしにくい構造になっているので1階だけではなく2階にも設置することができます。浴室にTVを設置したり浴室乾燥機など、自由にオプションを追加できるのもメリットと言えるでしょう。
種類③ハーフユニットバス
ハーフユニットバスとは従来工法のお風呂の良いところと、ユニットバスの良いとこ取りをしたスタイルのお風呂です。ユニットバスの一種でもあり、天井がないタイプです。床や天井は自分好みのデザインや素材を使用することができるので、おしゃれな浴室を希望する方にもおすすめとなっています。
ちなみに費用としては、ユニットバスだけなら約50万円~60万円です。ここに床や天井の費用をプラスする形になるのですが、グレードや素材によってリフォーム費用の上限が変わります。
お風呂リフォームの費用が変わる要因【グレード】
ここではお風呂のグレードについてご説明いたします。グレード1つでリフォーム費用は大きく変わってしまうので、ご家庭の予算とニーズに合わせてお風呂のグレードを選択するようにしましょう。
グレードによる違い
ユニットバスのグレードは主にローグレード・ミドルグレード・ハイグレードの3種類に分けることができます。ローグレードは1番安いグレードで、シャワーや水栓はシンプルなものになっています。浴室にも断熱材を使用するということはありません。
一方ミドルグレードでは断熱材を使用しているため、真冬でもお湯が冷めにくく、温かい状態を長くキープすることができます。そしてハイグレードはシャワーや水栓にもこだわり、利便性をより追及したスタイルの浴室になります。
見た目も高級感があり、目で見る分にも満足できるでしょう。つまり同じメーカーのお風呂・浴室であっても、グレードによって値段に大きく差が出てしまうということに繋がります。商品によって値段が違うのは、こういったからくりがあるのです。
グレード別の費用相場
ユニットバスにリフォームするご家庭が多いのは、比較的費用が安くすむということだけではなく、選べる種類が多いということも理由の1つです。もちろん選ぶグレードによってリフォーム費用は全然違ってくるので、参考までにグレード別でリフォーム費用を見てみましょう。
1番安いローグレードの場合は56万円~70万円前後、ミドルグレードは65万円~80万円前後、ハイグレードは90万円前後~110万円前後と、倍近く変わってくることもあるということは知っておいて下さい。
ちなみに一般的なお風呂の広さは0.75畳もしくは1畳になることが多いのですが、広さによってもリフォーム費用は変わってくるので注意が必要です。
お風呂リフォームの費用が変わる要因【浴槽の素材】
ここでは浴槽に使用される素材を見てみましょう。もちろん使用する素材によってリフォーム費用に違いは出てきますが、機能性や利便性を考えて選択することをおすすめします。
FRP
FRPとはガラス繊維強化プラスチックという樹脂素材のことで、柔らかくて軽く、保温性が高い素材です。年々技術が向上し、どんどん機能性がUPしている期待の素材です。
ヒノキなどの木製
ヒノキ風呂は昔から人気がありますが、木の暖かみと風情を体験することができます。在来工法の浴室に使用される素材ですが、木材ということもあり、日頃のメンテナンスは必須となります。防水対策やメンテナンス料金も後々必要になるので、割高な浴槽と言えるかもしれません。
人工(人造)大理石
人工大理石はまさに高級感があるデザインが魅力的ですが、種類も意外と多いのでおしゃれやこだわりがある方におすすめの素材です。保温性や耐久性が高いという魅力がありますが、FRPと比較するとキズが付きやすいといったデメリットもあるので、お掃除の時には注意が必要です。
しかし人工大理石は一般的な浴槽よりも汚れがスルッと落ちやすくなっているので、ゴシゴシ擦る必要はありません。キズをつけないように掃除をすることは可能なので、そこは安心しましょう。
ホーロー
ホーロー製の浴槽の良いところは、どの浴槽よりも保温効果が高いことでしょう。追い炊き機能を利用しなくても、温かいお湯を長くキープすることができます。ガラスコーティングされているので光沢感も美しく、見た目もキレイです。
掃除もやりやすく、カビも生えにくいので夏場も使いやすくなっています。ただしガラスコーティングが剥がれてしまうと一気に劣化してしまう傾向にあるので、ガラスコーティングが剥がれないようなお掃除やケアが必須となります。
主な素材別の費用相場
浴槽の素材によってリフォーム費用に差が出てしまうので、参考までに素材別のリフォーム費用を見てみましょう。
例えばFRP製の浴槽にする場合は79万円~133万円程度、人工大理石製の浴槽にする場合は69万円~251万円、ホーロー製の浴槽にする場合は111万円~146万円、ヒノキ製の浴槽にする場合は235万円~266万円前後のリフォーム費用が必要になります。
リフォーム費用はもちろんですが、機能性を考えたり、メンテナンスの必要性を考えたりなど、トータル面で考えてから浴槽のリフォームを実行するようにして下さい。
お風呂リフォームの費用が変わる要因【主なオプション】
浴室にオプションを追加することで、お風呂の時間がより楽しいものに変わることでしょう。使いやすくなったり、リラックスしやすくなったり、疲れが取れやすくなったりとオプション次第でたくさんのメリットがあるので、是非こちらも参考にしてみて下さい。
手すり
オプションとして手すりを設置すれば、転倒防止にも繋がるのでおすすめです。浴室ということもあって床は特に滑りやすくなっているので、手すりがあるだけで体を支えやすくなります。
ご年配の家族がいるご家庭はもちろんですが、将来のことを考えてバリアフリーとして手すりを設置しておくのもおすすめできます。
浴室テレビや防水スピーカー
浴室にテレビやスピーカーを設置すれば、湯船に浸かりながらゆっくりとTVや動画、音楽を楽しむことができるようになります。浴室特有の響きがスパイスとなって更に臨場感を高めてくれるので、リラックスタイムにもピッタリです。
お風呂に入っている時にスマホやタブレットを持ち込む方も中にはいるのではないでしょうか。最近は防水加工が施されているスマホやタブレットが多いものの、それでもリスクがなくなるわけではないので、浴室テレビやスピーカーがあれば、そういったリスクもなくすことにも繋がります。
浴室換気暖房乾燥機
浴室換気暖房乾燥機があれば常に換気された状態をキープできるので浴室にカビが生えにくくなり、そして天気に左右されずに洗濯物を自由に干すことができるので、利便性が高まります。
お風呂に入る前に浴室全体を暖めておくこともできるので、気温の急激な変化を抑えた結果、ヒートショックを防止できるようにもなります。洗濯物を干せるだけではなく健康にもプラスになるので、近年注目されているオプション機能と言えます。
ジェットバス
ジェットバス機能があれば、様々な水流がお湯の流れの変化、噴流口の数、マイクロバブルなど、ただ浴槽に浸かっているだけでお湯を存分に楽しむことができます。メーカーによって機能に違いはありますが、よりリラックス効果が高くなるのでおすすめの機能です。
追い焚き機能
特に家族が多いご家庭におすすめしたいのが「追い炊き機能」です。1番最初に浴槽に浸かる方は温かい湯船を楽しむことができますが、最後の方がお風呂に入る頃にはほぼお湯は冷めていることが多いはずです。
そんな時に追い炊き機能があれば、ボタン1つで暖かいお湯に戻すことができます。入るたびにお湯を入れ替えることを考えると、かなりコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。1人1人お風呂に入る時間が違うので、追い炊き機能は設置しておいて損はありません。
主なオプションの費用相場
非常に便利なオプション機能ですが、「あれも、これも」と付けているとリフォーム費用は大きく跳ね上がってしまいます。ここではオプション料金についてご紹介いたしますので、予算の計算用として参考にしてみて下さい。
一般的な相場なので変動はありますが、追い炊き機能は3~4万円、浴室換気暖房乾燥機は7~9万円、残り湯機能は3~4万円、手すり1本1万円、浴室スピーカーは5~6万円、浴室テレビは12~14万円、ジェットバスも12~14万円、給湯器を交換する場合は15~20万円と想定しておくと良いでしょう。
お風呂リフォームの費用を軽減する補助制度
「お風呂をリフォームしたいけど、リフォーム費用が高くてなかなか手が出せない」という場合は、行政が提案しているリフォームの補助制度を利用してみるのはいかがでしょうか。
例えばご自宅に要支援または要介護のご年配の方がいるのであれば、リフォーム工事を行うことで最大20万円の補助を受けることができます。1割負担でリフォーム工事を受けることができるなどのメリットもあるため、是非チェックしてみて下さい。
上記の動画ではその仕組みや手続き方法などについて詳しく解説・説明していますので、参考にしてみましょう。
お風呂をリフォームして癒しの時間を得よう
お風呂をリフォームすれば、毎日のお風呂の時間が更に楽しく、有意義な時間に変わるはずです。浴室、浴槽を今まで以上に使いやすく便利な機能にレベルアップさせて、疲れを癒したり、リラックスの時間に費やしましょう。
もちろんお風呂だけではなく洗濯物を乾かしたり、浴室を暖かい状態をキープしたり、カビが生えにくくなるなど、他にもたくさんのメリットがあります。オプション次第でリフォーム費用も大きく変わりますので、予算に合わせて最高のリフォームを依頼しましょう。
その他の関連記事はこちらから
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。