ロフトベッドの正しい処分方法を徹底解説!解体すると処分しやすい?!
ロフトベッドが不要になった時、どのような方法で処分をするのかご存じでしょうか?家具の中でも特にサイズが大きいロフトベッドは、処分をするのも簡単ではなくついつい放置してしまいがちです。今回は、そんなロフトベッドの処分の仕方について詳しく解説していきます。
ロフトベッドの処分は簡単でない!
ロフトベッドは通常、他の家具よりも大きく重いです。同じベッドの中で比べてみても、ロフトになっている分ベッドを構成している部品の数が単純に多くなっています。そのため、運搬や解体が難しいケースが多いのです。
大抵のロフトベッドは複数の部品で構成されており、解体する際には専門的な工具とスキルが必要です。誤った解体方法を選ぶと、部品が損傷し、再利用できなくなる可能性があります。
普通のベッドと比較しても大きいのがロフトベッドですから、ひとりで運搬したりするのが難しそうというのは想像に難くないかと思われます。実際その通りで、処分をする際にも複数人で行わなければならないのです。
ロフトベッドは解体すると処分しやすい!
そんなロフトベッドですが、処分をする際には解体をすると難易度をグッと下げることができます。基本はベッドフレームと取り外し可能な梯子や手すりから構成されており、これらの部品は比較的小さく解体することでベッドフレームはかさばらずに持ち運べます。
ロフトベッドを解体して運ぶことは、引越しの際に非常に便利です。組み立てや解体が簡単なデザインのロフトベッドを選ぶことで、引越し時の手間を減らすことができるという点からも、処分時の解体が推奨されています。
ロフトベッドを解体して、その部品をリサイクル施設に持ち込むことも可能になっています。これにより、廃棄物処理施設に送るよりも環境に優しい方法で廃棄物を処理できます。
ロフトベッドには大人2人が必要
実際のロフトベッド解体に際してですが、ひとりで行うのは困難といわざるを得ません。最低でも、大人二人がそろって初めて解体が行えるようになるといったレベルになっているのです。
男性の場合には一人でもぎりぎり何とかできそうなのではないか、と思われるかもしれませんが、実際にベッドの解体をしていくと一人だけではどうにも対処できない部分が出てきますので、ひとりで対処するのは推奨されていません。
ロフトベッドになるとパーツ1つで2メートルほどの大きさになるものもある事から、支えきれずに破損をさせてしまう可能性も想定されます。その為、2人以上で解体を行う方がスムーズかつ安全に進めることができます。
ロフトベッドの解体方法
実際のロフトベッド解体に際しては、六角レンチ及びドライバーセットは必須のアイテムとなります。また用意しておいた方が良いものとして、滑り止めの手袋やネジを入れるためのビニール袋、説明書などがあります。
- 床板
- 手すり
- 床板を支えている棒や板
- サイドフレーム
実際の解体を行う際には、上記の手順で部品を取り外していきます。床板については持ち上げるだけで外すことができるケースがほとんどですが、それ以外のパーツについては六角レンチ及びドライバーを用いてネジを外していきます。
ロフトベッドの解体処分時の注意事項
この様に、ロフトベッドは一人で解体をする事は難しいですから、複数人での対処が必要になってくる事は間違いありません。ただ、大きい家具である以上、実際の解体に当たっても注意するべき点がいくつかあります。
ロフトベッドの処分時の注意①ケガ
まず注意しなければならないのは、怪我です。ロフトベッドは高い位置にあり、解体作業中にバランスを崩したり、誤って落下する可能性があります。また構造は通常、木材や金属でできており、これらの部材は非常に重いことがあります。
これらの部材が倒れたり、落ちたりすると重傷を負う可能性があるため、慎重に取り扱う必要があるのです。また解体には適切な工具が必要で、無理に手で解体しようとすると手や指を傷つける可能性がありますから、工具の適切な使用と安全な取り扱いが必要です。
ロフトベッドの処分時の注意②マットレス
地域や自治体によって、粗大ゴミの取り扱いに関する法律や規制が異なることがあります。一部の地域では、マットレスの処分に特別なガイドラインが設けられており、粗大ゴミに出すことが認められていないかもしれません。
マットレスは一般的に大きくて重たいため、リサイクルや廃棄物処理施設での処理が難しいことがあります。地域の施設がマットレスを受け入れないこともあります。地元の自治体や廃棄物処理センターに連絡して、適切な方法やガイドラインを確認しましょう。
ロフトベッドの処分時の注意③解体日程
もしもロフトベッドを自治体の粗大ゴミ回収サービスに出すなどして処分をしようとしている場合には、出す予定の日の数日ほど前には解体を完了させておくようにしましょう。
その理由については、単純にロフトベッドの解体が想像以上に大変で時間がかかるものだからです。普通にやろうとするだけでも大人2人分は必要とされていますので、当日になってあたふたして回収不能にならないよう気を付けておきましょう。
ロフトベッドの処分時の注意④悪質な業者
不用品を処分しようとするとき、業者もしっかり選ぶようにしましょう。悪徳業者は料金を前払いで要求し、その後にサービスを提供しなかったり、不適切なサービスを提供することがあります。信頼性のない業者を選ぶと、不要にお金を失う可能性が高まります。
悪徳業者は不法な方法で不用品を廃棄物処分することがあり、これは法律に違反しています。自分が投棄した場合でなかったとしても、業者が法に違反した廃棄物処分を利用すると、罰金や法的な問題に巻き込まれる可能性があります。
ロフトベッドの正しい処分方法を紹介
この様に、ただでさえ解体や処分が難しいロフトベッドは1つ処分に出すのにも相応の手間と時間をかけなければならないのです。最後に、ロフトベッドを正しく処分する方法についてもご紹介していきましょう。
ロフトベッドの処分方法①自治体の粗大ごみ
まずは、自治体の粗大ごみとして出すという方法になります。基本的にロフトベッドは通常のベッドよりも大きく重たいため、粗大ごみとして処分されることがあります。自治体によっては、一定のサイズや重量を超える家具は粗大ごみとして受け入れられます。
ロフトベッドを自治体の粗大ごみとして出せるかどうかを確認するには、居住地の自治体の方針やガイドラインを調査し、地元の廃棄物処理センターや粗大ごみ回収プログラムに関する情報を確認することが重要です。
ロフトベッドの処分方法②不用品回収業者に依頼
続いては、不用品回収業者を利用して処分を依頼するという方法です。自分で処分しようとすると適切な輸送手段や労力が必要となるロフトベッドですが、不用品回収業者ならば専門の設備やスタッフを持っており、重い家具を適切に処分できるため楽に処分できます。
粗大ごみとして出す際よりも費用がかかってしまう部分はありますが、他の不用品についても合わせて回収をしてもらえます。ただ先に解説した通り悪徳な業者を選んでしまわないように注意はしてください。
ロフトベッドの処分方法③家具メーカーの引き取り
家具メーカーを利用して、引き取ってもらうという手段を取ることも出来ます。新しく家具を購入するのであれば、今現在使っている要らないロフトベッドをメーカー側に回収してもらう事で、不要なベッドを処分できるのです。
解体や運搬なども自分でする必要がありませんので、これも楽に処分する方法の1つとなります。ただ不要な家具を回収してもらうには一定の家具を購入する必要があるなど、条件が設けられているケースもあるのでチェックしておきましょう。
ロフトベッドの処分方法④譲渡
ロフトベッドは、部屋のデザインや生活状況が変わった際に不要になることがあります。知人や友人、家族に譲渡することで、不要な家具を再利用し新しい場所で活用してもらうという形での処分も出来るのです。
ロフトベッドなどの家具は、新品を購入すると高価なケースが一般的です。知人や友人に譲渡することで、新たな購入費用を節約できるため経済的なメリットもあります。
ロフトベッドの処分方法⑤売却
比較的状態が良いロフトベッドであれば、売却という手段を取ることも出来ます。家具の出張買取サービスを実施している買取店も珍しくなく、ロフトベッドなどの大きめの家具でも買取対象にしていれば利用が可能です。
決して高い金額になるという保証はありませんが、ゴミに出すよりも多少なりとも利益が出れば嬉しいものでしょう。この場合も、古物商許可証という認可を得ている正式な業者を利用するのを推奨します。
ロフトベッドの処分は売るのも手段!
不要なロフトベッドは粗大ごみとして出す方法が一般的ですが、手間のかかる手段よりも回収をしてもらったり売るといった手段を取ることも可能です。是非とも不要なロフトベッドは適切な方法で処分をするようにしてください。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。