木工ならDIYの初心者でも大丈夫!〜おしゃれなインテリア小物の作り方〜
引用:visualhunt
昔は、DIYというと「お父さんの日曜大工」のイメージが強かったものですが、最近では「DIY女子」も増え、おしゃれな趣味として定着してきました。DIYは自分のペースで楽しめるだけではなく、自分好みのデザインや、市販にはないサイズのものを作れるのが魅力です。「自分で収納家具やおしゃれ小物を作ってみたい」と考えているDIY初心者でも、木材を使った木工のインテリア小物なら簡単に作ることができます。今回は、棚、ウォールシェルフ、フォトフレームの作り方をご紹介していきます。
目次
DIY初心者にぴったり!100円均一の「すのこ」で作る棚
引用:Instagram by m_tomo.san
DIY初心者に人気が高いのが、100円均一ショップで売っている木の「すのこ」です。すのこは、製品によってサイズや板の数は異なりますが、基本的には長方形の同じサイズの板が等間隔で並び、裏で補強してあるのでそのまま棚が作れます。
作り方は簡単で、すのこを「縦」にいくつか並べて「コの字」型の側面と背面を作り、今度は「横」にしたすのこを利用して棚板を作ります。すのこをのこぎりで半分に切ったり、バールやカナヅチで1枚ずつに分解すれば、より組み合わせも自由にできるでしょう。
部屋やキッチンのデッドスペースにぴったりなサイズの棚を作ることも可能です。できた棚に好みのペンキを塗れば、より完成度は高くなります。インターネットやSNSで検索すると、DIY初心者から上級者までさまざまな人が作った「オリジナルすのこ棚」を見ることができるので、ぜひ参考にしてください。
簡単にできるウォールシェルフの作り方
引用:roomclip by marily
すのこを使ったウォールシェルフも、DIY初心者にはぴったりのアイテムです。まず、すのこを1枚お好みの色で塗ります。完全に乾いたらL字型の壁掛け用ミニ棚や、ウォールハンギングボックスなどをバランス考えながら取り付けます。壁に吊るせるように、上の部分にフックも付けてくださいね!
壁に掛けたら、おしゃれなアンティーク缶・ミニ観葉樹・雑貨などを飾り、空いたスペースにポストカードをピンナップしましょう!アートな壁飾りになります。また、L字型のミニ棚を並べて付ければ、キッチンでスパイス棚としても使えるでしょう。
DIY初心者でも大丈夫!おしゃれなフォトフレーム
引用:Instagram by tagmuse_official
壁に並べて飾ったり棚に並べたりするだけで、おしゃれな雰囲気を演出できるのが「フォトフレーム」です。小さくて作りやすいので、「初めてだから上手にできるかな」と不安なDIY初心者は、まずはフォトフレームから作り始めてはいかがでしょうか? 失敗しても大丈夫なように100円均一ショップの木材を利用する方法もあります。
ただし、100円の木材は「反り」が多いので要注意!ちょっと高くなりますが、ホームセンターに行ったほうが上質な木材が手に入ります。サイズや形状もさまざまなのでいろいろなフォトフレームが作れるでしょう。簡単な作り方をご紹介しましょう。
1.4本の長方形の板(長いサイズ2枚・短いサイズ2枚)を交互に並べて長方形の「ロの字」型の枠を作ります。(「追回し」といいます)
2.接着面は、最初は木工用ボンドでずれないように貼り付け、その上から、タッカー(大きなホッチキスのような道具)で針を打ち、固定します。タッカーも100円ショップで販売されていますよ。
3.裏にする側に「ロの字」を塞ぐように長方形の板を乗せ、両面テープで3方を貼ります。(写真を差し入れる場所として1か所は何も貼らない)
4.裏枠に1か所、「ダボ錐ビット」で丸穴を開け、丸棒を打ち込めばスタンド式になります。また、フックを付けて壁掛け式にしてもいいでしょう。お好みでカラーペンキや、漆喰塗り風に仕上がる「プラスターメディウム」を塗って仕上げるといい雰囲気に仕上がります。
DIY初心者がそろえたい道具とは?
引用:Instagram by aratai_24
DIY初心者の場合は、作り方が難しい家具からチャレンジすると、途中で挫折しがちです。そこで、今までの項でご紹介したように、すのこや、すでにある木材などを利用して簡単にできるものを作るほうがおすすめです。
作り方は簡単でも、工具を使って仕上げに色を塗って……と、それなりに気を使うので、仕上がったときの達成感が違います。市販のものをそのまま使うよりも、満足感を得られます。
DIYをスタートする前には、以下の道具をそろえましょう
・金属製のメジャー(一番先にL字金具が付いていて材料に引っ掛けられるようになっているもの)
・差し金(L字型の金属金具で定規のようになっているもの)
・電動ノコギリ
・大型カッター
・かなづち
・タッカー
・ドリルドライバーやインパクトドライバー(穴あけやネジしめ用)
・ジグソー(曲線のカットができる)
・サンダー(木材の表面を磨いたり滑らかにしたりする)
また、作業用の軍手やエプロンの用意もお忘れなく!
不要になった電動工具の処分方法
引用:工具男子
最初はDIY初心者でも、いくつか作品を作ると「大物に挑戦したい」と欲が出てくるものです。そうなると、新しい電動工具もほしくなります。でも、新しい工具を買うと古い工具の処分に困りますよね。
そんな時には「工具男子」の買取をご利用ください。工具男子では電動工具の買取を行っています。「中古だけれども、まだ使えるからもったいないな」と処分に悩んだら、ぜひお気軽にご相談ください。ほかのお店では断られたような電動工具でも、工具男子では買取が可能です!
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。