初心者もOK!業界のパイオニア「DJI」のドローン比較!おすすめ6選
ドローン業界のトップを走る「DJI」というメーカーをご存じですか? 最近のドローンは、初心者向けのものからプロ仕様のものまで、はば広い種類のモデルがそろっています。そして、ドローンはいろいろなメーカーから発売されていますが、「DJI」は世界中のドローンユーザーから支持されているメーカーなのです。そこで本記事では、DJIの魅力や、初心者でも操縦できるおすすめの機種をご紹介しましょう。
目次
ドローン業界でトップシェアを誇る「DJI」とは?
「DJI」は、どのようなメーカーなのでしょうか?その魅力をご紹介します。
ドローン業界でトップシェアを誇る「DJI」とは?
「DJI(ディー・ジェイ・アイ)」は、2006年に設立された、民生用ドローン(マルチコプター)およびその関連機器の製造会社です。本社は、「中国のシリコンバレー」と呼ばれている広東省深圳市にあります。
DJI は、2009年に自社初の製品となる「XP3.1フライトコントローラーシステム」をリリース、2012年にDJIの代名詞「Phantom」シリーズの第一弾を発売しました。日本では、2014年発売の「Phantom2」が爆発的ヒットとなり、その名を知られることとなったのです。
DJI は、2016年に日本初となる正式販売店を新宿にオープンしています。現在では、日本・米国・ドイツ・北京・上海・香港まで拠点を拡大し、民生用ドローン市場では「世界シェア7割」を誇っているメーカーへと成長したのです。
米国史上最大のドローンの緊急出動で活動に協力
2018年11月、カリフォルニア州過去最悪の山火事となった「キャンプ・ファイア」では、米国史上最大のドローン緊急出動を行う事態となり、DJIのドローンが使用されました。
同社の公共安全対応部門ディレクターによると、「マルチローターによる作図」としては、人類史上最大規模だったそうです。現場では、消防ヘリが高度150mで飛んでいるために、DJIのドローンは高度約90mに保たなければならず「神経がすり減る思い」だったとか。
また、DJIは、最近「行方不明者の捜索に、当社の最新鋭ドローン『Mavec Enterprise』が使える!」とPRしています。
「DJI」のドローンを使った空撮映像を見てみよう!
DJIは、世界最大規模の空撮写真・映像コミュニティサイト「SkyPixel(スカイピクセル)」を運営しています。さらに、空撮映像コンテストを開催し、定期的にプロの写真家・映像作家・空撮ファンなど広く作品を募集しているのです。
「SkyPixel」では、大自然・都市・スポーツシーンなど、壮大で美しい写真や動画を見ることができます!
SkyPixel↓
https://www.skypixel.com/
「DJI」ではどんな製品を作っているの?
DJIの製品や人気のドローンには、どのようなものがあるのかご紹介しましょう。
「DJI」の代表的な製品
DJIでは、主に、以下の製品を展開しています。
【一般向け製品】:折り畳みできる・コンパクト・多機能など、さまざまな特徴を持つドローンシリーズと、送信機などのアクセサリー類など
【プロ向け製品】:プロ映像制作者用のドローンや搭載型カメラ類・撮影をサポートするアクセサリー類など
【産業用製品】:業務効率化をサポートするドローンや搭載ツール、ソフトウエア、アクセサリー類など
「DJI」で 人気No.1!一般向けのドローンシリーズ
DJIの『一般向け ドローンシリーズ』をご紹介しましょう。
【MAVIC シリーズ】
「MAVIC シリーズ」は、コンパクトに折りたため携帯も楽にできるボディ・4K撮影・手頃な価格が特徴です。操作する際には、「DJI GO 4」というアプリをスマートフォンやタブレットにダウンロードしてください。ドローンに搭載しているカメラ映像が写り、操縦の設定もできます。「DJI GO 4」は、DJIのダウンロードセンターでダウンロードできます。
DJIダウンロードセンター↓
https://www.dji.com/jp/downloads/djiapp/dji-go-4
● MAVIC PRO:
ドローンブームの火付け役となった「DJIの名作」で、最初に発売されたベーシックモデルです。安定した飛行と4K撮影が可能で、一般人からプロカメラマンまではば広いユーザーに愛用されています。
● MAVIC2 PRO:
商業広告などに使われる高級中判カメラとして有名な、「Hasselblad(ハッセルブラッド社)」製のカメラを搭載、超高画質の映像撮影が可能になりました。
● MAVIC2 ZOOM:
24〜28mm光学ズームカメラでフレキシブルなズーム撮影ができます。MAVIC2 PROとは、機体自体は同じでカメラが違うだけです。
● MAVICAir:
折り畳むと手のひらサイズになるコンパクトさが特徴です。3軸ジンバル(※)が本体に格納された、DJI史上最も優れた携帯性を誇るドローンで、抜群に安定性のある撮影が楽しめます。
※ドローンの機体が傾いても、カメラを水平に保つ仕組みの部分。2軸ジンバルは、2方向の揺れを感知、3軸は3方向の揺れを感知する
● MAVIC PRO PLATINUM:
洗練された流線型のフォルムが特徴で、従来品と比べると飛行時間は30分伸び、飛行ノイズも60%制御。DIJ史上最高レベルのドローンです。
【SPARK シリーズ】
手のひらサイズの小さなボディながらも、便利な機能が満載の「SPARK シリーズ」。携帯性に優れ、障害物検知・パーム離陸・ジェスチャーコントロール・編集&シェアなど、多彩な機能が魅力です。背面のボタンを押すと、カメラがユーザーの顔を認識し、手のひらから離陸します。そして、SPARKに手をかざすことで直感的に制御できるのも特徴です。スマートフォンも送信機も使わずに撮影できるため気軽に使えます。
【PHANTOMシリーズ】
「PHANTOM シリーズ」は、プロ級の空撮が可能なフラッグシップモデルで、最新機は「PHANTOM 4」となっています。最初のモデルからコンセプトは大きく変わっていませんが、最新モデルは洗練されたデザインに進化しているのが特徴です。「PHANTOM4 PRO V2.0」「PHANTOM4 ADVANCED」「PHANTOM3 SE」(日本未発売)があり、操縦する際には専用の送信機を使用します。(PHANTOMシリーズは、現在生産を終了しています)
「DJI」のドローンを選ぶポイント
DJIのドローンは、いろいろな種類があるので、初心者は何を選んでいいのか迷ってしまいますよね。自分の目的にあった製品選びのポイントをご紹介しましょう! 参考にしてみてくださいね。
😊多機能かつリーズナブルで、持ち運びが楽なものがいい!
おすすめDJIドローン【MAVIC Air】
ハイスペックながらも、ほかの機種と比較するとリーズナブルです。また、機体が揺れても写真や動画がぶれない・なめらかな映像が撮影できる・スローモーションが可能など、初心者でも空撮を楽しむことができます。折りたためば、スマートフォンほどのサイズになり、旅先など気軽に持ち運びできるのも魅力でしょう。2020年にはスペックが大幅にアップしたMavic Air2が発売されています。
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😊どうせ買うなら長く使いたいから高性能のものがいい!
おすすめDJIドローン【MAVIC2 Pro】
「プロ」の名前が付いているものの、一般ユーザー向けに作られています。最新モデルは、旧モデルよりもバージョンアップし、1080pの動画を最大5kmの距離で伝送できるようになりました。ドローンを遠くに飛ばしても、大きく遅れることなく、撮影した映像を手元のスマートフォンで見ることが可能です。「映画のように美しい映像が撮影できるドローンがいい!」という人にはぴったりでしょう。
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😊操作が簡単で、旅行に持ち歩きできる軽くてコンパクトなものがいい!
おすすめDJIドローン【SPARK】
SPARKは、機体が軽く手のひらサイズのコンパクトさが魅力です。アウトドアはもちろん、海外旅行などにも気軽に持ち歩きできます。操作も簡単なために、初心者でも問題なく使いこなせるでしょう。「皆でBBQをやっている風景を撮影したい」など、手軽に空撮を楽しみたい人におすすめです。
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😊ズーム撮影を楽しんでみたい!
おすすめDJIドローン【MAVIC2 Zoom】
基本は、MAVIC2 Proと変わりませんが、こちらは光学2倍ズームレンズを搭載し、デジタルズームと合わせると最大4倍までズームすることが可能です。広角・中望遠写真撮影や超高解像度写真の撮影が可能で、繊細な画像が楽しめます。ズーム撮影を楽しみたい人におすすめの機種です。
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😊飛行時の安定性やカメラ性能に優れているものがいい!
おすすめDJIドローン【PHANTOM】
引用:dji
PHANTOMは、飛行時の安全・安定性やカメラの性能が優れています。「DJIといえばPHANTOM!」といわれるほどの人気シリーズで、最新の「PHANTOM 4」は、赤外線センサーによる障害物の探知もできます。
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😊まずは、ドローンというもので遊んでみたい!
初めてだし、とりあえずドローンってどんなものなのか、遊んでみたい! という人におすすめなのが「トイドローン」(※)です。高画質な映像撮影よりも、小型・軽量・リーズナブルさを重視したい人に向いています。まだ、ドローンに触ったことがない初心者にも向いているでしょう。そんな人に人気があるのが「TELLO」です。RYZE社の製品ですが、DJIが技術協力をしています。
※トイドローン:厳密に定義はないが、一般的には1〜3万円前後の値段で手軽に使えるタイプのドローンを指す
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アマゾンでも買える!「DJI」のドローン
アマゾンで購入できるDJIのドローンには、以下のようなものがあります。
離陸重量/907g
機体サイズ(たたんだ状態)/L214×W91×H84mm
機体サイズ(たたんでいない状態)/L322×W242×H84mm
離陸重量/905g
機体サイズ(たたんだ状態)/L214×W91×H84mm
機体サイズ(たたんでいない状態)/L322×W242×H84mm
初心者が知っておきたいドローンのマナーなど
ドローンを使う前に初心者が知っておきたいマナーやルールなどをご紹介しましょう。
航空法に定められているドローンの飛行NG区域
【200g以上のドローン】
● 人口密集地の上空
● 空港などの周辺上空
● 上空150m以上の高さの空域
いずれも、安全性を確保し、許可を受けたら飛行可能です。
【200g未満のドローン】
航空法の適用外なので、どこでも飛ばすことが可能ですが、私有地・公園などは管理者の許可が必要になります。
飛行禁止区域以外で飛ばすために許可・承認が必要になるとき
● 目視外飛行
● 夜間飛行
● イベント会場付近や上空の飛行
● 建物や人物の30m未満の飛行
● 危険物の飛行
● 物の投下
上記のようなときにドローンを飛ばすときには、申請・許可が必要です。申請については、こちらをごらんください。
https://www.dips.mlit.go.jp/portal/
皆が楽しんでいるDJIのドローン!
DJIのドローンを楽しんでいる皆さんの様子を覗いてみましょう。
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DJIのドローンで世界を広げよう!
「DJI」のドローンは、簡単に楽しめるモデルや、プロ並みの動画撮影などを楽しめるモデルなど、いろいろな種類があります。それによって価格も異なるので、「どんな遊び方をしたいのか」をはっきり決めてから選んだほうがいいでしょう。機械操作が得意だったり何度かドローンを操作したりしている人は、最初から性能の高いものを選んでもいいと思います。全く初めての人は、まずは操作が簡単でリーズナブルなものからスタートするのがいいでしょう。じっくり比較検討してみてくださいね。
また、もしドローンを使わなくなったり買い替えをしたりするようなら、ぜひドローン買取専門店「ドローンレンジャー」をご利用ください。ご不要になったドローンを高く買取します!
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。