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簡単!ドローン初心者でも使える人気の小型機種5選

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引用:pexels

初心者でも、ドローンを操作してフライトや空撮を楽しめるのはご存じですか? ドローンはたくさん機種があるため、いざ買おうと思っても、上手に操作できるか・何を基準に選べばいいのかなど、いろいろ不安になりますよね。

実は、最新のドローンは、初めての人でも気軽に操作でき、空撮を楽しめる機種が増えています。

そこでこの記事では、ドローンの選び方や使う際の注意点と共に、操作が簡単な人気の小型機種をご紹介しましょう。ドローン選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

そもそもドローンとは何か?

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ドローンを購入する前に、まずはドローンとは何か?どんな種類があるのかをまとめてみました。

ドローンの種類

ドローンは、ひとことでいうと「無人の飛行機・航空機」のことです。航空法ではもっと厳密な定義がされていますが、一般的には「遠隔操作・自動操作ができる無人の飛行機」という意味で使われています。

そして、ドローンは大きく分けると以下の3種類に分かれます。

【1】 トイドローン
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サイズが小さく、重さが約200g以下の軽量ドローン。1万円〜3万円程度のリーズナブルな価格で購入できるものが多く、性能よりも「手軽に使える」ことを重視しているタイプ。

【2】 空撮用ドローン
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カメラを搭載、空撮ができるドローン。初心者向けのものからプロ用のものまで幅広い機種がある。

【3】 産業用ドローン
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建築業界では、測量や点検、農業では農薬散布ほか、さまざまなビジネスシーンで活躍する高性能な機種

撮影できるドローンの選び方

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初心者でも空撮を楽しめるドローンはあります。ただし、ドローンが搭載しているカメラの性能もチェックしましょう。「カメラのセンサーサイズ」と「撮影可能な時間」を確認してください。製品のスペック表や取扱説明書に表記してあります。

カメラのセンサーサイズをチェックしよう

カメラのセンサーサイズとは、カメラから入った光を電気信号に変換する「撮像素子」のことです。人間の眼でいうと「網膜」にあたる部分で、センサーサイズは大きいほど、たくさんの光を受け止め色の情報を多く記憶できるため、「繊細で高画質」の映像を撮影できます。

【主なドローンカメラのセンサーサイズ】

  • 35mm判フルサイズ (36×24mm)→プロ向け1眼レフカメラレベル
  • APS-C (23.6×15.8mm)→エントリー向け1眼レフカメラレベル
  • 4/3、マイクロフォーサーズ (17.3×13mm)→ミラーレスカメラレベル
  • 1インチ (13.2×8.8mm)→高級コンパクトデジタルカメラレベル
  • 1/2.3 (5.9mmx4.4mm)→ハイスペックスマートフォンやコンパクトデジタルカメラレベル
  • 1/3 (4.8mmx3.6mm)→スマートフォンレベル

数字だけだと分かりづらいので、1/2.3サイズ〜フルサイズまでの大きさを比較してみました。(実寸を拡大したものです)

それぞれのセンサーサイズは、これくらい差があるのだとイメージしてください。

単純に空撮を楽しみたいなら、センサーサイズ「1/2.3」で十分でしょう。

カメラの撮影時間をチェックしよう

ドローンで空撮を楽しみたい場合は、最大飛行時間も確認してください。

機種によっても異なりますが、1万円以下のリーズナブルなトイドローンは約5分、5万円以上のドローンは約25〜30分と大きな開きがあります。購入する際、自分が求める撮影時間かどうかを確認してくださいね。

ドローンの操作方法

基本的なドローンの操作方法をご紹介しましょう。

送信機の操作方法

ドローンを操作する際には、「プロポ(プロポーショナル・システム)」と呼ばれる、コントローラーのような送信機を使用します。このプロポを左右から両手で包み、スティックを両方の親指で操作します。

プロポの操作方法は、「モード1」と「モード2」があり、操作方法が少し異なります。

【モード1】
左のスティックを動かすとドローンが「前・後」(エレベーターといいます)します。

【モード2】
左のスティックを動かすとドローンが「上・下」(スロットルといいます)します。

下の図をごらんください。モード1とモード2とでは、こんな風に少し異なります。

モード1は、昔ながらの国内ラジコンの操作と同じで、国際的に普及しているのはモード2です。

初歩的な操作を練習

初心者に必要なドローンの操作方法は5つです。操作をする前に、ご自分が購入したドローンの取扱説明書をきちんと読むようにしてください。

【離発着】

コツは、最初に思い切り機体を上昇させることです。次に、目線の高さまで上昇できるか調整しながら練習してください。そして、着陸はゆっくりとやさしく下降させ、地面に着いたことを確認してから停止しましょう。

【ホバリング】

一定の高さで安定して停止させることを「ホバリング」といいます。機種によっては自動的にできるものもあります。目線の高さで一定の時間ホバリングしてみましょう。

【前後・左右】

ドローンを前後左右に動かしてみましょう。機体を自分の方向に向けて飛ばす(対面)場合は、プロポの操作と機体の動きが逆になります。頭で考えず、直感的に動かせるようになるまで練習してください。

初心者におすすめのドローン5選

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ここでは、ドローン初心者でも空撮が楽しめる小型ドローンや、気軽に使えるトイドローンをご紹介します。

直感的な操作ができる!ハイテック ウィークエンダー MANO XVX39C

両手で持つ送信機ではなく、人さし指と中指をガードにはめて片手で持つマウス型送信機が特徴。手首を傾けることにより直感的に操作ができるので、ドローン初心者でも簡単です。

送信機は軽いので、小学生くらいのお子さんでも楽に扱えるでしょう。高度センサーを搭載しているため、初心者でも安定した高さを維持できます。

また、スマートフォンにアプリをインストールすれば、Wi-Fi通信により「FPV」(※)操作が可能です。ドローンの正面に設置してあるカメラでリアルタイムの映像を楽しめ、撮影した写真はスマートフォンに保存できます。フライト時間は約6分です。

※FPV:「First Person View」を略語で、「一人称視点」のこと。

ハイテック ウィークエンダー MANO XVX39C ドローン
ハイテック ウィークエンダー MANO XVX39C ドローン

サイズ:190x190x50mm(展開) / 100 x 90 x 50mm(折りたたみ)
重量:58.4g(バッテリー含む)
カメラのセンサー:センサーサイズ非公開・解像度0.3MP(メガピクセル)

高画質な撮影ができる!DJI  MAVIC AIR

DJIの最高傑作とも呼ばれる「MAVIC AIR」。折りたたみが可能で、スマートフォン並みのコンパクトさが魅力です。ホバリングは自動にでき、「障害物回避機能」が付いているので、初心者でも安心してフライトを楽しめます。

DJIの中では、ドローン空撮の入門編機種として人気です。「メカニカル3軸ジンバル」(※)が搭載しているため、風で機体が揺れても映像がぶれません。最大で21分の飛行が可能です。

また、2020年にはMAVIC AIR2も発売されています。機能的にはグレードUPした製品ですので、こちらもチェックしてみてくださいね。

※メカニカル3軸ジンバル:パン(水平・左右)、ティルト(垂直・上下)、ロール(回転)の3軸があるジンバル(電子制御スタビライザー)で、2軸の物よりも安定度や制御精度が高い

【国内正規品】DJI ドローン Mavic Air (オニキスブラック)
【国内正規品】DJI ドローン Mavic Air (オニキスブラック)

サイズ:168×83×49mm
重量:430g
カメラのセンサー:1/2.3インチCMOS

MAVIC AIR2をDJI公式サイトでお得に購入する!

充実機能で安定飛行&高画質撮影が可能に!DJI Mavic 2 Pro

DJIの「MAVIC AIR」よりも値段は高くなりますが、「何回も買い換えるよりも、最初からいいものが欲しい!」という人におすすめです。

最先端の機能を詰め込んでいるのに、コンパクトなボディが人気の秘密。自動操縦機能や高画質撮影機能なども充実しているために、初心者でもいろいろな撮影を楽しめます。アマゾンでも、人気の高い機種です。最大飛行時間は、無風の状態で31分です。

【国内正規品】DJI Mavic 2 Pro
【国内正規品】DJI Mavic 2 Pro

サイズ(たたんだ状態):L214×W91×H84mm
離陸重量:907g
カメラのセンサー:20MP 1インチCMOS

リーズナブルなドローンがいいという人に!ESPADA FPVドローン

まずは、初めてだからリーズナブルな製品がいい!という人におすすめなのが、このESPADAです。148gと軽量なボディなので、航空法により規制が一部対象外になります。撮影可能な写真と動画は「JPG形式/1280×720」なので、高画質というわけにはいきません。

まずは、手軽なもので、ドローン操作や空撮の感覚に慣れたいという人にぴったりでしょう。飛行時間は8~9分ほどです。

ESPADA (エスパーダ) FPVドローン ホワイト GB101
ESPADA (エスパーダ) FPVドローン ホワイト GB101

機体サイズ:215×215×56 (mm)
重量:148g (バッテリー内蔵)
カメラのセンサー:センサーサイズ非公開・静止画:JPG形式/1280×720

自宅で公園で!手軽にドローンを飛ばしてみたい!Ryze トイドローン Tello Powered by DJI

ホームパーティーや公園など、いつでも手軽にドローンを飛ばしてみたいという人におすすめなのが、このトイドローンです。DJI とIntelから充実した機能を搭載、航空法規制外の約80gなので気軽に使えます。

トイドローンとはいっても、高品質映像プロセッサー搭載で、驚くような美しい写真と動画を撮影できます。初心者のファーストドローンにもぴったりでしょう。飛行時間は13分です。

Ryze トイドローン Tello Powered by DJI
Ryze トイドローン Tello Powered by DJI

カメラのセンサー:センサーサイズ非公開・解像度5MP(メガピクセル)

ドローンの規制について

引用:unsplash

ドローンの飛行は、プロ用・一般用に関わらずさまざまな法律やルールによって規制されています。

すべて覚えるのは大変ですが、以下に挙げる航空法上規制されている場所や、規制外でも「飛行NG」な場所は知っておきましょう。

  • 空港の周辺
  • 150m以上の上空
  • 人口が密集する地域
  • イベントやお祭りなど催し物会場の上空
  • 夜間の飛行
  • 目視外の飛行
  • 国の重要施設(皇居・首相鑑定・国会議事堂・五輪会場関連・防衛関係の施設)
  • 米軍施設の上空
  • 電波干渉が強い電波塔付近
  • 私有地(許可を取ればOK)

自分のニーズに合ったドローンを選ぼう!

引用:unsplash

最初から機能性が高い機種を買うか、まずは操作や感覚に慣れてから本格的な機種を買うか、人によって考え方はさまざま。

今回ご紹介した機種は、初心者でも使えるものばかりなので、予算も考慮しつつ、自分に合ったものを選んでくださいね。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。