オートレベルってなに?用途や使用方法を徹底解説!

オートレベル

引用:Amazon

道路や建物は、なんで狂わずに造ることができるの?言われてみればそう思う方も多いでしょうし、答えられる方も少ないと思います。

なぜ造れるのかというと、しっかりとした調査と計画があるから、正確に施工をすることができます。

そのために必要なもののひとつが、高さの計測です。高さを測れなければ、建物は水平に建てられませんし、道路も歪んでしまいます。

どうやって高さを測ったらいいのか?その答えがオートレベルです。

オートレベルは、高さや水平を測る測量機器です。その用途は、大きな建物や道路だけではなく、ガーデニングやDIYに使っても便利なんです。

ここでは

  • オートレベルの解説
  • オートレベルの使い方
  • おすすめ製品や活用法

をご紹介します。

なかなか一般的に使う機器ではありませんが、使い方がわかればご家庭で便利に使えるかもしれませんよ!

レベルとは?

トプコン オートレベル引用:Amazon

オートレベルは、レベルという機器の一種です。そのレベルとはどんな機器なのでしょう。

レベルはこんな測量機器

レベルという機械は、地面の高さを測る測量機器です。測点というポイントを決め、2点間の高低差を測り、それを各点でくり返すことでその土地の高低差や、海抜がわかります。

オートレベルとは

レベルというのは、本体を水平に据え付けなければ正しく測量できません。通常のレベルは、設置するときに本体を水平にしますが、オートレベルはある程度まで自動で水平に合わせることができます。

通常レベルは一か所に置くだけではなく、数か所を移動させながら測量をします。オートレベルは移動のたびに水平を合わせる手間が減るため、作業を効率化できます。レベルを使い慣れていない方でも、手軽に設置することができるんです。

レベルは何に使うの?

オートレベル引用:Amazon

レベルは高さを測る機器ですが、なんの目的で使うのでしょう?

レベルで測れるのは高さ

レベルで行う測量は、水準測量といいます。測点にスタッフという大きな定規を置き、2つの測点を測ることで2点間の高さの差を測ります。

基本的にレベルは、測点以外の任意の位置に設置しますが、測点に設置する場合もあります。

なにがわかる?

土地や道路の各測点を測量し、高低差を測ることができます。高低差を知ることで、建物を建てるときに地盤を水平にしたり、道路の勾配などもわかります。

建築・土木の現場では、建物の基礎や地面を水平に作るためレベルを使用し、高さを確認する使い方もあります。

基本的なオートレベルの使い方

それでは、オートレベルを使った基本的な水準測量の方法をご紹介します!

測点の確認

道路などには測点がありますが、個人で測量をする場合は、測りたい土地の任意の位置に測点を作りましょう。

家庭菜園などの整地を行うなら、四隅や中央に均等に測点を設定します。

三脚を据え付ける

土地を整地するのが目的の場合、すべての測点を見られる位置に設置しましょう。オートレベルは比較的に移動も簡単に行えますが、手間を増やさないためには一か所で測量できたほうがいいでしょう。

三脚を設置

三脚の天板が、なるべく水平になるように設置します。脚の長さや開き具合、地盤がやわらかくないかを確認しましょう。

オートレベルなら多少の誤差は補正しますが、可能な限り水平に設置できるようにしましょう。

オートレベルを三脚にセット・調整

オートレベルも、できるだけ本体は水平に設置してください。調整は、以下の方法で行います。オートレベルには水平を確認する気泡管と、調整のためのダイヤルが三ヵ所ついています。

  • 手前の二ヵ所のダイヤルを操作し、その間の気泡管が水平になるように調整する。
  • もう一ヵ所のダイヤルを操作し、垂直方向の気泡管を水平に調整する。
  • 気泡管が水平になったら、本体を一周まわして水平が保てているか確認する。
  • 望遠鏡を覗き、中の十字線がはっきりと見えるように調整する。

 

測点にスタッフを置く

もう一人が、測点に合わせスタッフを持ちます。その際、左右・前後が垂直になるよう気をつけてください。

オートレベルはミリ単位で計測するので、少しの傾きが大きな誤差になることもあります。

レベルを測点に向け数値を読む

レベルの十字に合わせ、スタッフの目盛りを読みます。計測ミスがないよう、スタッフの正面を向けてもらいましょう。

一連の作業をくり返す

各測点でくり返し、土地全体の高低差を算出します。

オートレベルにはこんな使い方も

建築・土木現場で使われることが多いオートレベルですが、こんなDIYでの使い方もあります!

ガーデニング・家庭菜園などで水平を出せる

ガーデニングや家庭菜園で、地盤を水平にしたいときもありますよね。

レベルで全体の高低差を測り、高い部分から低い部分へ土を持ってくれば、作業のしやすい平坦な土地を作ることができます。

DIYでブロックを積みたいとき

ブロックを積んで壁を作るには、ブロックの下の基礎と積んだブロックを水平に保たなければ綺麗には積めません。

基礎を水平に作るときはレベルで測り、ブロックを積むときもレベルで測って水平を出しておくと綺麗に積めますよ。

物置・カーポートなど設置の整地に

物置やカーポートは、水平に作らないと使い心地が悪くなってしまいます。地盤を慣らし、その上に水平にコンクリートを打てば、物置やカーポートに限らず、使いやすいスペースを作ることができます。

レンタルも活用

オートレベルはDIYで使用しても便利です。とはいえ、目的は地面の高低差を測るものなので、普段使いするものではありません。

測量機器のリースをする会社もありますので、うまく活用しましょう。

おすすめオートレベル6選

光学機器メーカーのお値打ちモデルを7選ご紹介します!

トプコン オートレベルAT-B4A 三脚付

医療機器も手がけるトプコンのオートレベル。素早く作動する自動補正機能と、耐久性に優れた本体は土木・建築に最適です。

オートレベルAT-B4A三脚付AT-B4ASET
オートレベルAT-B4A三脚付AT-B4ASET

倍率:24倍
質量:5kg

ニコン AC-2S 三脚付

光学メーカー大手のニコンが作る小型・軽量モデル。三脚も付属していて、一般建築や土木などのDIYに最適です。

ニコン・トリンブル オートレベル AC-2s 三脚付
ニコン・トリンブル オートレベル AC-2s 三脚付

有効径:30mm
倍率:24×
最短合焦距離:75cm
レベル用球面三脚・専用ケース付

ペンタックス AP-230

高精度を維持するマグネット式自動補正装置が付いた、安心のペンタックスブランド製品。30cmの近接でも測量可能なので、宅地内の測量にも困りません。

PENTAX オートフォーカスレベル24倍 三脚付 AFL-240A
PENTAX オートフォーカスレベル24倍 三脚付 AFL-240A

オートフォーカスレベルは、わずらわしいピント合わせを自動化した、世界初のオートフォーカス機構搭載のオートレベルです。

マイゾックス 大工レベルMA-20

明るめのレンズを採用し、目が疲れにくい設計。倍率低めの20倍モデルでは高倍率モデルよりも視準しやすくなっています。

マイゾックス 大工レベル MA-20
マイゾックス 大工レベル MA-20

倍率:20倍

シンワ測定 SA-24A 球面脚頭式三脚付

軽量・コンパクトボディに三脚が付属したエントリーモデル。土木工事や建築内装工事、DIYでの使用に最適です。

シンワ測定 オートレベルSA-24A 球面脚頭式三脚付
シンワ測定 オートレベルSA-24A 球面脚頭式三脚付

サイズ:全長178×直径66mm
重量:300g
用途:チョークラインでのライン打ちに

ライカ オートレベルNA524

カメラで有名なライカの高い技術で作られたオートレベル。防水防塵設計と3年間のメーカー保証が付いており、安心して使用することができます。

ライカ オートレベル 24倍 NA524 三脚付
ライカ オートレベル 24倍 NA524 三脚付

倍率 24×
重量 1.5kg
使⽤温度範囲 -20℃〜+50℃
防塵・防⽔性能 IP56

オートレベルを使うときの注意

SFC 基本的なオートレベルの使い方引用:Amazon

オートレベルは精密に作られた機器です。不具合からのわずかな誤差も、後に大きなミスにつながりかねませんので、注意して機器を扱いましょう。

逆さ・横にしない

保管のときはもちろんですが、三脚にセットしたまま移動するときも、オートレベルを横や逆さにしないで動かしましょう。

定期メンテナンスが必要

オートレベルは、機器に不具合や狂いが生じていると正確な測量ができなくなってしまいます。

取り扱いメーカーでメンテンナンスや修理を受けていますので、点検も兼ねて定期メンテナンスを活用しましょう。

大がかりなDIYや庭づくりにオートレベルを活用!

オートレベルと工事現場引用:Amazon

オートレベルは測量専門の機器ですが、目視では難しい整地や水平の確認も、測量することでしっかりと出すことができます。

せっかく作った庭や、積んだブロックが歪んでしまったら、DIYもやる気が起きなくなってしまいますよね。

少し特殊な機械ですが、綺麗な仕上がりにするために試してみるのもおすすめです。



※記事の掲載内容は執筆当時のものです。